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 過去の会議議事録 No.97

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USB切替機でHASPは使えるか
ホイホイ 2007/03/15 01:45:25
皆さん、どーもです。
USBのHASPですが複数のパソコンで切り替えて使えるのでしょうか。
USBの切り替え機はキーボードで切り替えできるのもあるようです。
これを密かに狙っているのですが。
切り替えて壊れると困るの、暇になってからとためらっています。
実行されている人居ますか?
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
(noname) 2007/03/15 08:38:05
>皆さん、どーもです。
>USBのHASPですが複数のパソコンで切り替えて使えるのでしょうか。
>USBの切り替え機はキーボードで切り替えできるのもあるようです。
>これを密かに狙っているのですが。
>切り替えて壊れると困るの、暇になってからとためらっています。
>実行されている人居ますか?
削除願いします。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
ビルネ 2007/03/15 11:26:08
使用許諾契約書で、所有する一台のコンピュータでしか使用できないのか、同時実行しなければ、
複数台のコンピュータにインストールして使用できるのかを確認する必要はあるでしょう。
もし、後者だとして、USB切替機でうまく行くか微妙ですね。結構、相性の問題もありますし、
少なくとも双方向通信に対応している必要があると思います。タイミングの問題もあるでしょうし、
ハードウェアキーを壊したら壊したで、決して安くない金を払って再発行してもらう必要があります
ので、あたりまえのことですが自己責任としか言いようがないです。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
(no name) 2007/03/15 12:38:14
”裏”の掲示板での話題でしたね。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
タモリ 2007/03/15 12:48:48
>>皆さん、どーもです。
>>USBのHASPですが複数のパソコンで切り替えて使えるのでしょうか。
>>USBの切り替え機はキーボードで切り替えできるのもあるようです。
>>これを密かに狙っているのですが。
>>切り替えて壊れると困るの、暇になってからとためらっています。
>>実行されている人居ますか?
>削除願いします。
なぜ削除要求するのか理由をのべよ
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
(no name) 2007/03/15 13:28:21
例えばBUSの契約書では
2台以上のPCで同時使用する場合は同時使用する台数分の製品を購入する
必要があると書いてあります。

USB切替機で切替えるのは同時使用に当らないのではないですか?
手で差替えるのを切替機で代用するだけでしたら。

以前のパラレルタイプは切替機を挟んでも動作してましたが、USBタイプは動作
しませんでした。やってみた事があります。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
Lion 2007/03/15 13:42:10
>例えばBUSの契約書では
>2台以上のPCで同時使用する場合は同時使用する台数分の製品を購入する
>必要があると書いてあります。

契約の要旨は多人数では使わない前提を言って
いるのだと解釈します、1台使用は困りますね
PCは何時壊れるか解らないです、私は同じ
環境を2台に必ずしております、ですから
2台にソフト導入です、HASP差し替え使用に
なります、最近はオンラインのHASPだったり
結構これは困りますが、チャート7は2台まで
許容してくれるようです(親切)

最悪は3Dマイホームデザイナーです、絶対に
1台しか動かない、ユーザー無視のHASPです。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
天婆〜さん 2007/03/15 13:46:46
>なぜ削除要求するのか理由をのべよ


これからの時代、言動も「構造技術者の品確」として

見られると思います。

ここでは、その様な事はコメントしない場であると思うが・・・


別にソフト屋の味方をするわけではないが、この時代「襟を正す」事が必要では・・・

そしてソフト屋に対して一言・・・

「今回の件の改正で必要以上に儲けたり、つまらないバグによって構造技術者に迷惑を掛けるな」


まあ、老いぼれ婆〜さんから見たら「どっちもドッチ」かな・・・
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
2007/03/15 14:40:08
その辺りは、当然そういう使い方もされるだろうと見越して、ソフト屋も対応とってあるんじゃないでしょうか?
私が知っているソフトで、ソフトを起動させてからHASPの抜き差しを行うと終了するソフトや、計算結果を破棄してしまうソフトもありますよ。

結局のところ、どのソフトでも言えることですが、使用者がソフトウェアの著作権をどう考えるかによると思いますが。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
ホイホイ 2007/03/15 15:56:19
同時にライセンスの保持は目的ではありません。
計算機でのUSBの差し替え手間をプリンター切り替え機の
ように考えているのですが。
パソコンの後ろにUSBがあるので手が届かないのです。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
B反建築士 2007/03/15 16:14:09
>同時にライセンスの保持は目的ではありません。
>計算機でのUSBの差し替え手間をプリンター切り替え機の
>ように考えているのですが。
>パソコンの後ろにUSBがあるので手が届かないのです。

自分は手元にUSB CABLEを引いています(ダイソー製コード伸縮型/¥315.-)
使いみちは違いますが・・・。
失礼しました。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
Lion 2007/03/15 16:52:49
>自分は手元にUSB CABLEを引いています(ダイソー製コード伸縮型/¥315.-)

同様、Shop99で¥103.−、1mコード
その先にUSBハブ付け・・・
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
ホイホイ 2007/03/15 17:02:59
>以前のパラレルタイプは切替機を挟んでも動作してましたが、USBタイプは動作
>しませんでした。やってみた事があります。

切替機で駄目でしたか。
ルータでUSBがついてるのがあるのですが
これも駄目そうですね。
HASPは頻繁に抜き差しすると折れるようです。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
ホイホイ 2007/03/15 17:15:37
>>自分は手元にUSB CABLEを引いています(ダイソー製コード伸縮型/¥315.-)
>
>同様、Shop99で¥103.−、1mコード
>その先にUSBハブ付け・・・

LIONさんところはHASPありすぎ、たくさん付けすぎ。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
Lion 2007/03/15 17:27:34
ホイホイさん

>LIONさんところはHASPありすぎ、たくさん付けすぎ。

4個しかおませんぜ、あとオンラインHASPが2個
CDプロテクトが2枚・・・
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
(no name) 2007/03/15 17:32:40
今や個人でPCを複数持ってるのは普通のこと。
キチンとした構造設計をしようとすれば複数のケースを同時解析するのが効率的です。
私はそう思っています。
一回だけ計算して、OKならまあいいか、なんて構造屋さんもいるみたいですが
計算ソフトを2本買えば半額なんてならないですかね?
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
2007/03/15 17:48:37
>計算ソフトを2本買えば半額なんてならないですかね?

商社を介して購入すると安くなる場合があります。
何か別の大物商品と抱き合わせにすると良いかも。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
鉄図くん 2007/03/16 13:14:31
haspは ソフト作成の時にどうやって作るのでしょうか。
客みんな同じIDを使うとは思えないし・・・。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
(no name) 2007/03/16 13:59:02
NET HASP
はどうでしょうか?
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
もぐら 2007/03/16 14:15:18
同時使用しないのなら、切り替え機で行けるんでは?
ソフトによっては時々チェックに行ってますので、同時使用だと駄目なケ−スも。起動時だけのチェックならOKですが。

ホイホイさん位のソフト通には”釈迦に説法”でしょうけど。
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
Lion 2007/03/16 15:42:21
>NET HASP
>はどうでしょうか?

最悪ですね、古くなったPCの機種を変えたら
使えなくなりんす、メーカーに言って一旦
リセットして貰わねば駄目・・・

USBの方がずっと便利でおます、ただ今後は
NET_HASPが多くなるでしょう・・・
アラジンの魔法社の方針らしい
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Re: USB切替機でHASPは使えるか
2007/03/23 15:49:51
>haspは ソフト作成の時にどうやって作るのでしょうか。
>客みんな同じIDを使うとは思えないし・・・。

確か、Haspはaladdin社から毎回毎回何本か単位で買うんだったと思います。
各メーカによってHasp内にメーカー独自のコードが登録されており、Hasp一本一本すべて固有のIDが振られていたと思います。

ソフト屋は、Haspにアクセスするために、そのメーカー専用に渡されている鍵を使ってアクセスするんだったと思います。
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基礎梁の補強筋入れ忘れ
ずんどん 2007/03/14 23:46:25
皆様、お知恵拝借願います。

自分が工事監理をしている現場で、基礎梁の貫通孔補強筋を入れ忘れているのがわかりました。
地下ピットの有る基礎梁(梁成2800)で、耐圧板の上に通水管(150Φ半割り)が有るのですが、これがスターラップを2本切ってそのままで補強筋が入っていませんでした。(ST:4-D13@100) 既にコンクリートを打ってしまっている梁も有り、もおこれは筏って補強筋を入れなおして作り直しするしか方法は無いのでしょうか?

外側の補強筋は側面被りを筏って鉄筋をあてがい再度コンクリートを打ち直せば見かけ上の手直しは出来ますが、中子筋まではそれもできません。自分としてはそんな見せ掛けの補強では返って躯体に悪い影響を残すのみで一度打ったコンクリートはいじらせたくはないのですが、このままでは梁のせん断耐力が落ちている事も事実。
なにか救いの手はありますでしょうか?
よろしくお願いします。

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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ビルネ 2007/03/15 02:31:57
通水管のサイズが基礎梁せいの1/10以下ですし、スターラップが4-D13@100なら、計算すれば
持ってそうな気がするんですけど。
メカニズム時の基礎梁のせん断力に対して有孔梁の検討をされてみてはいかがでしょうか。
梁下段の貫通孔になるので、資料としては、RC規準よりも、靭性保証型耐震設計指針・同解説の
6.7 有孔梁の設計の方が参考になるかと思います。
仮に今の配筋で持たなかったとしても、既存梁の貫通孔補強工法はありますし、起きてしまった
ことは仕方ないので、とにかく冷静に最善策について現場関係者で協議するしかないですね。
もし、構造設計者さんが別におられるのであれば、その方に相談するのが先ですよ。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
もぐら 2007/03/15 07:15:02
梁せい2800に対し150φならそんなに神経質にならなくても良い気がします。(図面に書いてあったのなら入れ忘れは問題ですけど)
何故打設前の配筋検査で見つけられなかったんですか?
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基礎梁の補強筋入れ忘れ
ochaochag3 2007/03/15 10:03:54
>地下ピットの有る基礎梁(梁成2800)で、耐圧板の上に通水管(150Φ半割り)が有るのですが、これがスターラップを2本切ってそのままで補強筋が入っていませんでした。(ST:4-D13@100)


少し文面がおかしいのでは、コンクリート打ってしまってからどうして
スターラップを2本切ったのが分かるのですか、打ってしまったら見えないでしょう(STの間を無理やり広げるか方もおられます)、他のところも同様なら打つ前に気付くということは、即補強すれば間に合うのではないですか。
基本的に2800の梁成150Φの穴は補強の必要ないですが、stを切ったと(?)事なら、不安ですがいまさらなので端部でなければそのままの方がいいのでは。(私見です)
はつって見たなら、stをつぎはぎ溶接すればいいのでは。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ビルネ 2007/03/15 10:24:27
上屋の規模、構造種別が不明ですが、2800の梁成ですから、もしマンションなら10階以上の
規模でしょう。
たぶん、ある工区の配筋検査で気付き、既に別の工区ではそれで打設してしまっている、という
ような状況ではないかと想像しています。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ぶたっこ構造 2007/03/15 12:26:42
よくわかりまっせんが
梁スターラップが4-D13なのに
なんで切断したスターラップが2本なんだ???
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ずんどん 2007/03/16 16:14:36
ビルネさま、もぐらさま、ochaochag3さま、ぶたっこ構造さま、レスありがとうございます。

その後計算上は終局も含めもっていることが確認できましたが、pw=0.2%以上については
守れていないのでこれをどうしたものかと思案中です。

なお、
私も、構造設計者の中の1人です。
図面というよりは、指示書で補強を入れる事になっていました。

打設前の検査で何で気がつかなかったかはお恥ずかしい限りですが、人通孔や設備スリーブ回りはしっかり入っているのを確認し、通気管回りも確認して、下の通水管は見落としていたようです。2線メッシュ工法の2線筋の下に通水管があるのですが、2線が入っているため見た目の鉄筋量は多く見えてしまい、それで見落としたんだと思います。

ここは大きな現場で9工区に分かれて順次施工していっているのですが、第1工区はしっかり補強が入っていたのですが(写真で確認しました)、2〜4工区の基礎梁では入っていないようで、5工区の配筋検査時に自分がそれに気づきました。2〜4工区も自分も見て回っていますが、自分は主たる検査者ではないし、タイムリーな時期に見れてもいないので見落としていたようです。(主たる検査者や現場の担当も全然気づいていませんでした)

建物用途は工場で地上3階建て延床20,000m2です。

基礎梁のSTは4-D13@100で、そのSTを2列、合計8本のSTを切断したままになっていました。

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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
もぐら 2007/03/16 16:58:44
>>その後計算上は終局も含めもっていることが確認できましたが、pw=0.2%以上については
>守れていないのでこれをどうしたものかと思案中です。

ST 4-D13@100でpw0.2%ってことは基礎梁巾=254cm!!?(ケイサンマチガエタカ?)

ということは存在応力から4-D13@100となったんですか?
だとすればSTカットは問題かも。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ずんどん 2007/03/16 20:10:52
>>>その後計算上は終局も含めもっていることが確認できましたが、pw=0.2%以上については
>>守れていないのでこれをどうしたものかと思案中です。
>
>ST 4-D13@100でpw0.2%ってことは基礎梁巾=254cm!!?(ケイサンマチガエタカ?)
>
>ということは存在応力から4-D13@100となったんですか?
>だとすればSTカットは問題かも。


いえいえ、本来@100のところを2本切ると@150になり、、、?
あ、ごめんなさい。
pw0.2%を確保できていないのは、別の梁で、
B*D=700*2800 ST 2-D16@200 のところでした。
200ピッチのところでSTを1本切るとその部分は@300となるので
2*1.99/(70*30) = 0.19%ですね。
4-D13@100の梁は、Stを2本切っても@150で、
4*1.27/(70*15)=0.48%で最小鉄筋量は大丈夫でした。

存在応力に対しては十分だと思いますが、最低限の規定が守れないのは、とかく問題だと思う次第です。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ビルネ 2007/03/16 22:40:02
とりあえず基礎梁の耐力としては大丈夫だったとのことなので何よりです。

細かいですが、
4-D13@100のを2本切ると200mm(=100/2+300/2)ですね。それでも0.2%以上なので問題ないですけど。

しかし、2-D16@200で、通水管がφ150半割りなんだから、別にStを切らなくても配置できたと思う
のですけど。4-D13@100の方も1本ではなく、何故2本も切ったのかが少し疑問です。

仮に、2-D16@200の方が0.2%以下になるとしても、0.19%はある訳ですし、安全側にα=1として
b・j・fsで長期及び短期のせん断力が持っていれば、OKとして良いのではないでしょうか。

確かにRC規準の計算外規定では、0.2%以上というのは外せませんが、例えば、ピッチに関しては
RC規準 P.149の一番下の行から解説されてあるように、条件付きで(1/2)Dあるいは450mmを超え
ない範囲で広げることができます。ですので、0.2%以上という規定についても、2800mmも成のある
基礎梁を想定したものとは思えないですし、局部的にStのピッチが大きくなるのは問題ないのでは
と思います。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ずんどん 2007/03/17 22:29:52
何度もありがとうございます。

>しかし、2-D16@200で、通水管がφ150半割りなんだから、別にStを切らなくても配置できたと思う
>のですけど。4-D13@100の方も1本ではなく、何故2本も切ったのかが少し疑問です。

2線メッシュ工法というのがあり、基礎梁などで上下にスラブがある場合、メッシュ筋(溶接組みされた鉄筋)でSTを組み上げる工法で大臣認定工法です。鉄筋工の負担が減り、鉄筋を組み上げるスピードがかなり速まります。構造屋から見るとすこし???な工法ですが、諸諸の実験結果などもあり、なにより大臣認定工法で工程的に大きな利点があるため、絶対にダメだという事が云えません。溶接した金網なので、通常の手組みの配筋と違い何かとぶつかるとメッシュ筋を切らざるをえません。

>確かにRC規準の計算外規定では、0.2%以上というのは外せませんが、例えば、ピッチに関しては
>RC規準 P.149の一番下の行から解説されてあるように、条件付きで(1/2)Dあるいは450mmを超え
>ない範囲で広げることができます。ですので、0.2%以上という規定についても、2800mmも成のある
>基礎梁を想定したものとは思えないですし、局部的にStのピッチが大きくなるのは問題ないのでは
>と思います。

これこれ。これです。このように局部的にSTのピッチが大きくなっても良いよというような根拠があると助かります。月曜に会社に行って直ぐに調べてみます。
本当にありがとうございます。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
ビルネ 2007/03/17 23:36:28
>これこれ。これです。このように局部的にSTのピッチが大きくなっても良いよというような根拠が
>あると助かります。

これは、あくまで私の見解ですので根拠とはならないです。
もっとも、法的には、令78条のはりの構造で、STは梁成の3/4(臥梁は30cm)以下で
配置しなければならないとされているだけですけど。
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Re: 基礎梁の補強筋入れ忘れ
(no name) 2007/03/18 23:30:14
>地下ピットの有る基礎梁(梁成2800)で、耐圧板の上に通水管(150Φ半割り)が有るのですが、これがスターラップを2本切ってそのままで補強筋が入っていませんでした。(ST:4-D13@100) 既にコンクリートを打ってしまっている梁も有り、もおこれは筏って補強筋を入れなおして作り直しするしか方法は無いのでしょうか?

矩形梁として考えた場合は心配かもしれませんが、耐圧判付きのT型梁と考えては如何でしょうか。せん断力は、計算外の耐圧版も負担してくれる。と。
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施行規則パブコメ&建築士処分
あーだこーだ 2007/03/14 20:13:52
各特定行政庁が定めていた建築士が設計した場合に
確認申請に一部添付不要なものの規定は削除となるらしい。
(こちらの地方では2階建かつ200m2以下は計算書添付不要等)

http://www.mlit.go.jp/pubcom/07/pubcomt48_.html

&あの方は取消処分らしい。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070314_2_.html
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
イー蛸 2007/03/14 21:41:18
元請設計者の処分が軽すぎる。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
2007/03/15 08:17:13
>元請設計者の処分が軽すぎる。

これを構造設計に対する責任の比率と考えれば良いのではないでしょうか。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
(no name) 2007/03/15 08:48:10
>各特定行政庁が定めていた建築士が設計した場合に
>確認申請に一部添付不要なものの規定は削除となるらしい。
>(こちらの地方では2階建かつ200m2以下は計算書添付不要等)

私の地元でも、↑の規模の建物に構造計算書を添付すると、審査員が『この規模では計算書は要りませんから、持って帰って下さい』なんて言う。

元請けの建築会社は、これを逆手に取って、このような規模の建物の場合、次からは正式な構造計算書まで要求しなくなり、『概算見積もりをしたいから仮定断面を教えて・・』と、こちらが教えた部材サイズを元に、新人社員に構造図を描かせて確認をおろす・・という、ひどい会社もあります。

そんな酷い会社とは取引きをこちらから打ち切りましたが。

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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
将来構造士? 2007/03/15 12:05:30
仕事を安請け合いしも、責任だけは思い構造設計者の立場ですかね。
6月以降は、責任に合った報酬を請求しましょう。
安く値切る会社や変更料を払わない会社からの仕事は請けない事と致しましょうか?

ある仕事を依頼しました。
"ロシア人"
1000万ドルで請けます
"ドイツ人"
2000万ドルで請けます
"日本人"
3000万ドルで請けます。
依頼人が日本人にナゼそんなに高いの?
"日本人"
1000万ドルは、私が頂きます。
もう1000万ドルは、あなたに上げます。
残りの1000万ドルでロシア人を雇います。

私達、構造設計者はロシア人なのでしょうか。
せめて、ドイツ人に成ろうでは有りませんか。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
ぶたっこ構造 2007/03/15 12:17:01
>>各特定行政庁が定めていた建築士が設計した場合に
>>確認申請に一部添付不要なものの規定は削除となるらしい。
>>(こちらの地方では2階建かつ200m2以下は計算書添付不要等)
>
>私の地元でも、↑の規模の建物に構造計算書を添付すると、審査員が『この規模では計算書は要りませんから、持って帰って下さい』なんて言う。
岩手県の場合、県条例で二級建築士が設計できる範囲を一級建築士が設計した場合は、計算書は不要・・・・・
(但し提出を求められた場合は提出しなければならない)
おもしろいでしょ(^^)
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
(no name) 2007/03/15 13:36:04
埼玉県では2階建かつ500m2以下は計算書添付不要です。
上には上がいます。笑い

仮定断面で図面を書く設計事務所、施工する業者多数あり。
耐震診断の審査は厳しいのにね・・・・笑い
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/15 19:41:06
一段落したようなので、

H19/01/27,H19/02/24の分も見れます。(パブコメ)
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/center/centernews.htm

H19/02/24の中の上から3番目の
(仮称)保有水平耐力計算及び許容応力度等計算の方法を定める件

・・・・・の中に、RC、耐力壁の開口周比が、
--------------------------------------
h 開口部を有する耐力壁の上下のはりの中心間距離(単位 メートル)
l 開口部を有する耐力壁の両端の柱の中心間距離(単位 メートル)
-------------------------------------

中心間距離・・・・・・・・・・・元に戻った・って事?。
(ネエ・・喰えないラーメン屋さん・・)
それとも複数開口は別かな?。

それにしても、今日は寒かったですね、地域によっては、桜吹雪どころか、本当の吹雪では在るまいか?。
構適判15日組は無事家路に着いたので在ろうか?。
風邪など召しませぬ様に、皆様お大事に!。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
喰えないラーメン屋 2007/03/15 22:35:30
>中心間距離・・・・・・・・・・・元に戻った・って事?。

ナンタラ委員会の案では内法でしたが、施行令では構造芯のようですね。
内法だと梁から上階梁までの開口があれば耐震壁にならないのですが・・・。
地元の構造屋さん(知っている範囲)は、タテ開口が大きかったり柱際の開口が有る場合は耐震壁にしていないと思います。複数開口もルート3の場合は包絡で判断。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
ホームズ 2007/03/15 22:56:32
>地元の構造屋さん(知っている範囲)は、タテ開口が大きかったり柱際
の開口が有る場合は耐震壁にしていないと思います。複数開口もルー
ト3の場合は包絡で判断。

姉さんと一緒に問題になった九州の構造屋さんのホテルは、2階以上
はすべて有開口震壁で設計しているのがありましたよね。
サンプリングでも、いくつかそういうのがあったようです。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/16 00:37:01
>>中心間距離・・・・・・・・・・・元に戻った・って事?。
>
>ナンタラ委員会の案では内法でしたが、施行令では構造芯のようですね。

・・・・・ナンタラ委員会の案では・・・・・以前読んで疑問だったのですが、
h・・・・・については内法(次の号も・・・・同様に読む?・・・)
l・・・・・については特に、書いて無かった。(hと同じ号だった)


「「複数開口の場合も包括とし・・・・、h0、l0、l、・・・・ナンタラ・・・・h」」

・・・・見たいな書き方で、”h0、l0、l”と”h”を分けて書いてあった様な気がする。


施行令では”複数開口の場合”まで、言及していないデスネ。


>内法だと梁から上階梁までの開口があれば耐震壁にならないのですが・・・。
>地元の構造屋さん(知っている範囲)は、タテ開口が大きかったり柱際の開口が有る場合は耐震壁にしていないと思います。複数開口もルート3の場合は包絡で判断。


追記
タテ開口が大きい・・・・・・梁せん断考慮ではダメ?。
柱際の開口・・・・・・・・短柱って事?、何処かのレスでも見掛けましたが、
個人的には開口の程度にもよると思うのデスガ、詳細な規定は有るのでしょうか?。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
喰えないラーメン屋 2007/03/16 01:47:48
不適格建物が大杉にならないように構造芯にしたのかも・・。

>タテ開口が大きい・・・・・・梁せん断考慮ではダメ?。

基礎が浮き上がらない限り梁で壊れるので袖壁+短スパン梁になると思われます。
カンタラ委員会案では有開口耐震壁と袖壁のうち小さい方を採用と書いてあったでつね。

>柱際の開口・・・・・・・・短柱って事?、何処かのレスでも見掛けましたが、
>個人的には開口の程度にもよると思うのデスガ、詳細な規定は有るのでしょうか?。

壁際の開口家部の4周が梁柱に接続していない。開口の大きさにもよるかもしれませんが、耐震壁を柱で拘束していないことになる賀茂。
RC基準の有開口耐震壁。壁の中央に小さな開口(相似形の開口で実験したらしい)がある場合を想定。その他の場合は慎重に検討すること。と、書いてありまする。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/16 02:36:29
喰えないラーメン屋さん
お手数を掛けさせてスミマセン。
そして有難う御座います。
私、又何か基本的な事を見落として居るのですかね?。

「・・・・・許容応力度等計算の方法を次のように定める。」

と書いて在ったので、ルート1〜ルート3の建物について共通だと思ったのですが?。

ルート1andルート2の1(もしかしたらルート2の2)位までは良いのでは?。


ルート2の3andルート3になると、喰えないラーメン屋さんの云われる通りだと思うのですが?。



>
>基礎が浮き上がらない限り梁で壊れるので袖壁+短スパン梁になると思われます。
>カンタラ委員会案では有開口耐震壁と袖壁のうち小さい方を採用と書いてあったでつね。
>
>
>壁際の開口家部の4周が梁柱に接続していない。開口の大きさにもよるかもしれませんが、耐震壁を柱で拘束していないことになります。
>RC基準の有開口耐震壁。壁の中央に小さな開口(相似形の開口で実験したらしい)がある場合を想定。その他の場合は慎重に検討すること。と、書いてありまする。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
サリー 2007/03/16 07:45:51
>「「複数開口の場合も包括とし・・・・、h0、l0、l、・・・・ナンタラ・・・・h」」
>・・・・見たいな書き方で、”h0、l0、l”と”h”を分けて書いてあった様な気がする。
>施行令では”複数開口の場合”まで、言及していないデスネ。

「構造計算適合性判定に関する講習会テキスト」の解説で、「複数の開口の場合は、全ての開口を包括する開口とみなすなど・・・」と記載されています。これから出る適合性判定の指針で詳しく解説されるのでしょう。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
喰えないラーメン屋 2007/03/16 08:33:15
>ルート1andルート2の1(もしかしたらルート2の2)位までは良いのでは?。

ルート1でも水平力を受けるとタテ剪断力が生じます。
有開口耐震壁が横せん断で壊れるかタテ剪断で壊れるか・・・です。横せん断とタテ剪断の比率は壁のおおよそタテヨコ比になります。
タテ・ヨコ筋を変えて配筋する場合は気を付けた方が良いかも。

分母が内法面積だと、梁〜梁の縦長開口は低減率が1となり強度0。構造芯面積なら少し算入できます。ただし、開口が柱や梁に近接している場合は耐震壁になら無いような気がします。(再)
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/16 15:50:41
サリーさん

>>「「複数開口の場合も包括とし・・・・、h0、l0、l、・・・・ナンタラ・・・・h」」
>>・・・・見たいな書き方で、”h0、l0、l”と”h”を分けて書いてあった様な気がする。

私が↑で云いたかったのは、”h”は内寸と明記、
”l”は内寸とも芯寸とも書かれていない、と云う事です。

>>施行令では”複数開口の場合”まで、言及していないデスネ。
>
>「構造計算適合性判定に関する講習会テキスト」の解説で、「複数の開口の場合は、全ての開口を包括する開口とみなすなど・・・」と記載されています。これから出る適合性判定の指針で詳しく解説されるのでしょう。

”包括”の考えは、RC基準にも有りましたが、実務では開口部の配置により、
開口の計(l0の計、h0の計、l0*h0の計)の採用も有りました、
全ての開口を包括する開口とみなす・と正しい剛性の評価から、かけ離れてしまう場合もアリソウ。・・・・適合性判定の指針を待ちます。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/16 16:28:40
喰えないラーメン屋さん
>>ルート1andルート2の1(もしかしたらルート2の2)位までは良いのでは?。
>
>ルート1でも水平力を受けるとタテ剪断力が生じます。

・・・・・当然ですね、でも耐震壁だと思う。(耐震壁イコール”付帯ラーメンの検討をしない事”では無い!。)

>有開口耐震壁が横せん断で壊れるかタテ剪断で壊れるか・・・です。横せん断とタテ剪断の比率は壁のおおよそタテヨコ比になります。
>タテ・ヨコ筋を変えて配筋する場合は気を付けた方が良いかも。
>

・・・・・そうですね!。

>分母が内法面積だと、梁〜梁の縦長開口は低減率が1となり強度0。

・・・・・分母が内法面積なら、低減率が1に成る場合もあるが、
それ以前にl0*h0/(l*h)>0.4なら耐震壁では無い。
h0/hの規定は無い、指針で出るのかなぁ〜。


>開口が柱や梁に近接している場合は耐震壁になら無いような気がします。(再)

これは、個人的には、耐震壁だと思う。

指針待ちですね。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
喰えないラーメン屋 2007/03/16 17:22:31
>h0/hの規定は無い、指針で出るのかなぁ〜。

告示案では無いですね。
階高2.8m、開口2m 低減約30%
影響が大きいです。

>>開口が柱や梁に近接している場合は耐震壁になら無いような気がします。(再)
>
>これは、個人的には、耐震壁だと思う。
>
>指針待ちですね。

事細かく決められそう。

包絡にするのは耐震壁かどうかの判定の時です。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/17 20:26:52
遅くなりました、スマソ
>
>包絡にするのは耐震壁かどうかの判定の時です。

了解しました
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
サリー 2007/03/17 22:44:22
>包絡にするのは耐震壁かどうかの判定の時です。

適判の講習会で、「耐震壁から耐力壁へ用語が変わる」と言ってました。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/17 23:28:53
サリーさん
いつも有難う!!。

>
>適判の講習会で、「耐震壁から耐力壁へ用語が変わる」と言ってました。
>

耐震壁、耐力壁、しょちゅう迷ってました。
呼称を統一した方が良いデスネ。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
喰えないラーメン屋 2007/03/18 07:39:28
>耐震壁、耐力壁、しょちゅう迷ってました。
>呼称を統一した方が良いデスネ。

デツネ・・・記号もTW1かKW1にしてます。一般壁はW1。
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Re: 施行規則パブコメ&建築士処分
だいくん 2007/03/18 08:00:18
>>呼称を統一した方が良いデスネ。
>
>デツネ・・・記号もTW1かKW1にしてます。一般壁はW1。

ちなみに私は今まで↓
G1、C1,CG1,S1,CS1,EW150,W150、、、、TB1、Z、V1
F1,WF1、FG1,FB1,FS1、・・・・・・・・
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noma 2007/03/14 16:01:21
日本住宅・木材技術センターテキストの
木造軸組工法住宅の許容応力度設計において、
スパンが飛んで両端以外に下部に柱がなく、
中間に耐力壁が載ることで曲げを受ける
木造横架材の検討についてお伺いしたいことがあり投稿します。
このテキストの詳細計算法による例では水平力に伴う
柱の軸力に対しての検討がなされていますが、
長期荷重による軸力が考慮されていないのではないかと思いました。
3階建て木造住宅の構造設計と防火設計の手引き(青本)
によるとその長期荷重の軸力による曲げとせん断が
加算されるように書いてありました。
より大きな力で検討するという意味では後者が安全側の
検討となり良いかと思うのですが間違いでしょうか?
前者のテキストの許容応力度計算の流れの
フローチャートを見ると、「水平力に対する検定」と
「鉛直荷重と局部荷重に対する検定」とで分けているからでしょうか?
そもそも分ける意味が理解できず悩んでいます。
もしご存じの方がいらっしゃいましたらご教示頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
ochaochag3 2007/03/14 16:20:34
>日本住宅・木材技術センターテキストの
>木造軸組工法住宅の許容応力度設計において、
>スパンが飛んで両端以外に下部に柱がなく、
>中間に耐力壁が載ることで曲げを受ける
>木造横架材の検討についてお伺いしたいことがあり投稿します。
>このテキストの詳細計算法による例では水平力に伴う
>柱の軸力に対しての検討がなされていますが、
>長期荷重による軸力が考慮されていないのではないかと思いました。



何ページのどの辺に書かれているのか、ご指示いただかないと、返答のしょうがありません。
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
noma 2007/03/14 17:14:22
ochaochag3 さま

ご指摘ありがとうございます。
不親切な質問で失礼致しました。
木造軸組工法住宅の許容応力度設計のテキストですと
P.328,P.329の内容になります。
その例の元になる一般モデルがP.87〜P.89に記載されています。
また、青本の方は、P.27中程〜P.29に記載されていまして、
P.28のa-イ-Bの、はりの上に耐力壁があるときにて
等分布荷重と長期荷重と短期荷重をくみあわせる、とあります。
以上、どうぞよろしくお願い致します。
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
天婆〜さん 2007/03/14 17:44:47
>木造軸組工法住宅の許容応力度設計のテキストですと
>P.328,P.329の内容になります。
>その例の元になる一般モデルがP.87〜P.89に記載されています。
>また、青本の方は、P.27中程〜P.29に記載されていまして、
>P.28のa-イ-Bの、はりの上に耐力壁があるときにて
>等分布荷重と長期荷重と短期荷重をくみあわせる、とあります。
>以上、どうぞよろしくお願い致します。

P.328,P.329 この内容は「壁のせん断剛性の評価」であり「梁の曲げ耐力」を検討しているのでは有りません。

青本の方は、P.27中程〜P.29に記載されている内容は、許容の本ではP.89に掲載されています。

よく見ていただければ「長期軸力による曲げ」と「水平荷重時の柱軸力による曲げ」とを加算した値を
Zで割った応力度に対し、各梁の曲げ許容応力度以下である事を検討する式になっています。

この本は一度や二度読んだだけでは理解できません。

ぜひ、10回以上必ず最初から最後まで通して読込まされては・・・
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
ビルネ 2007/03/14 17:47:04
http://www.howtec.or.jp/syoroku/syoroku121.htm
このページの上段の木造軸組工法住宅の許容応力度設計をクリックすると、
Q&Aが開きます。そのNo.13が同じ質問だと思います。
備考の正誤表、講習会Q&Aも見ておいた方が良いですよ。
(正誤表を反映させたものが増刷されたら無料で交換してもらえないものだろうか)
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
ochaochag3 2007/03/14 18:05:08
>木造軸組工法住宅の許容応力度設計のテキストですと
>P.328,P.329の内容になります。
>その例の元になる一般モデルがP.87〜P.89に記載されています。
>また、青本の方は、P.27中程〜P.29に記載されていまして、
>P.28のa-イ-Bの、はりの上に耐力壁があるときにて
>等分布荷重と長期荷重と短期荷重をくみあわせる、とあります。


お答えします(私の見解が正しいとは必ずしもいえませんのでご了承下さい)。

まず青本ですが、これは当然ですが、梁の断面を算定するに当たってこうしなさいと構造にあまり熟知していない人向けに書いてあります。

対しまして、許容応力度設計のテキスト(P328.329)は梁の断面を求めるためではなく,梁の上に載っている耐力壁の剛性が(壁の硬さ)どれぐらいあるかを求めているものです、よって長期の軸力等は必要なく(地震又は風による耐力壁が負担する水平力のみ載架すれば答えは出ます。

構造にあまり詳しくないと判断して少し付け加えますと、
同じ耐力壁でも(1Fは除く)壁の下に同じ壁がある場合と、梁の上に乗っている場合は、壁が負担する水平力は大幅に異なります(梁の上だと0.3〜0.5ぐらいに負担力は落ちます)。

S造であれば当然そういった考慮はしますが、木造では、柱、梁の数が多くてなかなか計算しずらいのでそこまでしなくて全て同じでいいのではないかと言うのが青本の考えです、でも実際は梁の上の耐力壁は、かなり剛性が落ちるので許容応力度設計で行う際は正確にいきましょうと言うことです。

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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
noma 2007/03/14 20:32:23
ochaochag3 さま、天婆〜さん さま、ビルネ さま

みなさまご丁寧にご返答頂きましてありがとうございます。
おかげさまで理解することができました。
当方主に2階建ての木造住宅の意匠設計を行っている者ですが、
従来ではなかった難しい構造形式の計画も出てくる現状で
建物の安全性を確保する意味では2階建てでも
許容応力度設計レベルでの検討を行うべきとの認識を持つようになりました。
天婆〜さんが仰られる通り、理解できるまで熟読して
是非ともマスターしたいと考えております。
また、細々とお尋ねさせて頂くこともあると思いますが
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
天婆〜さん 2007/03/14 21:55:06
>ochaochag3 さま、天婆〜さん さま、ビルネ さま
>
>みなさまご丁寧にご返答頂きましてありがとうございます。
>おかげさまで理解することができました。
>当方主に2階建ての木造住宅の意匠設計を行っている者ですが、
>従来ではなかった難しい構造形式の計画も出てくる現状で
>建物の安全性を確保する意味では2階建てでも
>許容応力度設計レベルでの検討を行うべきとの認識を持つようになりました。
>天婆〜さんが仰られる通り、理解できるまで熟読して
>是非ともマスターしたいと考えております。
>また、細々とお尋ねさせて頂くこともあると思いますが
>今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
>

無理しないで、専門の構造屋をご利用の程 節にお願い致します。

以後は当方アドバイス出来ませんので あしからず・・・

構造設計の依頼であれば 喜んで引きうけますが・・・

それか、有料のアドバイスかな・・・
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
天然 2007/03/15 09:51:43
>備考の正誤表、講習会Q&Aも見ておいた方が良いですよ。
>(正誤表を反映させたものが増刷されたら無料で交換してもらえないものだろうか)

まったくです。
ニ版以降正誤表が出てるのを知りませんでした。
(と言っても最近木造はやってませんが・・)
指針となる本がこんな状態の一方、構造図書に完璧が
求められるとは・・・

先日お客さんと適合審査について話していて
「再審査になったら費用負担は構造屋さんでしょ」
とあっけなく言われた・・・
何だかな〜。。

ゴミレスです。
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Re: 曲げを受ける木造横架材の検討について
ビルネ 2007/03/15 10:55:15
天然さん

レスありがとうございます。

>指針となる本がこんな状態の一方、構造図書に完璧が
>求められるとは・・・

まったく同感です。
昨日、アップされたパブコメの確認審査等に関する指針(仮称)案を読んでると、憂鬱に
なってきます。

これ以上ここでコメントしたらスレ違いになりますので、ここまでにしておきます。
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maru 2007/03/14 08:44:44
初めて投稿させていただいております。
先日木造平屋の倉庫最大スパンが7.5mの部分を一部鉄骨梁として計画する案件があり、構造計算無しで確認申請したところ、鉄骨梁の安全性について検討するよう指導がありました。
構造については素人同然ですのでよくわからないことが多いのですが、みなさまの知恵をおかり出来ないかと思いまして投稿いたしました。
構造計算関連の本をいくつか読み漁り、何項目か検討してみたのですが、チェック項目の指示がない為どこまでのチェックが必要かもわかりません。現在チェック項目として算定しているのは柱の圧縮応力度判定、梁の曲げ応力度判定、たわみの判定、横座屈の判定程度です。外力については軸組み計算。N値計算程度で確認しておりますが、鉄骨梁の安全性とのことでしたので水平力による確認はしておりません。
ここでよくわからないのですが、横座屈の横補剛材ですが、H鋼に木梁をかませることで横補剛材として有効と考えていいのでしょうか?
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 09:16:17
>初めて投稿させていただいております。
>先日木造平屋の倉庫最大スパンが7.5mの部分を一部鉄骨梁として計画する案件があり、構造計算無しで確認申請したところ、鉄骨梁の安全性について検討するよう指導がありました。
>構造については素人同然ですのでよくわからないことが多いのですが、みなさまの知恵をおかり出来ないかと思いまして投稿いたしました。
>構造計算関連の本をいくつか読み漁り、何項目か検討してみたのですが、チェック項目の指示がない為どこまでのチェックが必要かもわかりません。現在チェック項目として算定しているのは柱の圧縮応力度判定、梁の曲げ応力度判定、たわみの判定、横座屈の判定程度です。外力については軸組み計算。N値計算程度で確認しておりますが、鉄骨梁の安全性とのことでしたので水平力による確認はしておりません。
>ここでよくわからないのですが、横座屈の横補剛材ですが、H鋼に木梁をかませることで横補剛材として有効と考えていいのでしょうか?

SやRCの検討方法で無く、木部と鉄骨の接合部を正しく評価しないと予想外の撓みとなり
水平時には、その接合部の設計次第で脆性的な破壊の可能性が有ります。

>構造については素人同然ですのでよくわからないことが多いのです

老婆心ながらいつもの事ですが、構造設計者に依頼された方が賢明では・・・

どうも木造絡みでは「お姉さま」の恐れの可能性が有ると思うのだが・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
喰えないラーメン屋 2007/03/14 09:16:51
>ここでよくわからないのですが、横座屈の横補剛材ですが、H鋼に木梁をかませることで横補剛材として有効と考えていいのでしょうか?

いくらか効くと思いますが、施工精度・乾燥収縮など考えて有効ではないものとしています。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 09:19:33
 横補剛?
 終局時の鉄骨梁に曲げヒンジを想定するんですか?
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 09:26:26
 鉄骨梁は、小梁扱いのため、スパンが6m超えても、
ルート1。
 Lbを考慮した曲げ材の許容応力度にて長期を検討。
Lbについては、途中の木造小梁を無視して全スパン
(7.5m)とする。
 鉄骨端部の接合部の安全性を検討する。

 この程度でよいのでは?
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
2007/03/14 09:34:32
このような場合、鉄骨梁の検討だけで良いのだろうか?
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木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ochaochag3 2007/03/14 09:43:30
>先日木造平屋の倉庫最大スパンが7.5mの部分を一部鉄骨梁として計画する案件があり、構造計算無しで確認申請したところ、鉄骨梁の安全性について検討するよう指導がありました。



木造の中に一部鉄骨梁を設ける事はよくあることです、つまるところ木梁に置き換わる鉄骨梁(小梁扱い)の検討をすればいいだけと思いますが。
その場合、曲げ、タワミの検討をすれば十分と思います、そこで横補剛という項目がでてきますが、難しい横補剛(検査員さんのヒンジとかやらは無視して)単に曲げに対する補剛と考えて計算すればいいと思います。
曲げに対する補剛とはスパンが長くなると横方向にも曲がる(横座屈といいます)これを止めるものです、木でも多少効きますが
喰えないさんのおっしやる様、収縮があるので認められません、
ゆえに横座屈を考慮した曲げ、タワミで持てばOKです。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 10:30:30
>木造の中に一部鉄骨梁を設ける事はよくあることです、つまるところ木梁に置き換わる鉄骨梁(小梁扱い)の検討をすればいいだけと思いますが。
>その場合、曲げ、タワミの検討をすれば十分と思います、そこで横補剛という項目がでてきますが、難しい横補剛(検査員さんのヒンジとかやらは無視して)単に曲げに対する補剛と考えて計算すればいいと思います。
>曲げに対する補剛とはスパンが長くなると横方向にも曲がる(横座屈といいます)これを止めるものです、木でも多少効きますが
>喰えないさんのおっしやる様、収縮があるので認められません、
>ゆえに横座屈を考慮した曲げ、タワミで持てばOKです。

接合部を考慮せずピン支持の「単純梁」としてのタワミ?

木材の特性を知らずに単なる計算のみで評価出来ると考えるのは・・・

まあ、他人の事だからこの程度のアドバイスでよいのかも知れないが・・・

貴方のためになるアドバイスは最初に申しあげた事ぐらいかも・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
hum 2007/03/14 10:32:39
>老婆心ながらいつもの事ですが、構造設計者に依頼された方が賢明では・・・

私も、率直なところ同感です。
ケースバイケースですが、単純に考えられる時とそうでない時があります。

地元の構造設計の専門家にご相談されたほうが早いです。

相談料などを気になさるかもしれませんが、相談だけでしたら私なら取りませんよ。
実際に構造チェック(正式な計算書作製なら別ですが)をしていただいたとしても、無料では気がひけるのでしたら、時給換算とか・・・?・・私の知り合いには、ビール数本(現物支給)で『ちょっとこれチェックしてよ』という依頼も受け付ける人も居ます(私は禁酒していますが)。

ちなみに、この掲示板をご覧の常連の皆様でしたら、「1時間程度の相談時間と部材チェック」でしたら、いくら請求しますか?・・また、「現物支給」でしたら、何がお望みですか?。

すみません・・真剣なお悩みなのに、おちゃらけてしまいました。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 10:50:07
 ochaochag3 さま



>難しい横補剛(検査員さんのヒンジとかやらは無視して)単に曲げに対する補剛と考えて計算すればいいと思います。
>曲げに対する補剛とはスパンが長くなると横方向にも曲がる(横座屈といいます)これを止めるものです、木でも多少効きますが
>喰えないさんのおっしやる様、収縮があるので認められません、
>ゆえに横座屈を考慮した曲げ、タワミで持てばOKです。


 けんかを売るつもりではありませんが、
私も『Lbについては、途中の木造小梁を無視して全スパン
(7.5m)とする。』と書いていますが。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/14 10:57:42
誰も質問されていないのであえてお尋ねしたいんですが、
このケース(全体は構造計算書不要の木造。その中に一部
鉄骨の梁がある)で、鉄骨梁の構造計算書提示を確認審査
機関が要求する法的根拠はどこにあるのでしょうか。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 11:18:20
>誰も質問されていないのであえてお尋ねしたいんですが、
>このケース(全体は構造計算書不要の木造。その中に一部
>鉄骨の梁がある)で、鉄骨梁の構造計算書提示を確認審査
>機関が要求する法的根拠はどこにあるのでしょうか。

法律に規定なし・・・

何をやっても自由であるならば責任は?

なにか問題が有れば「法律に規定が無いので、まあこの程度出いいかと、ついやってしまいました。」
となる恐れがある場合、審査員(構造技術者)として「そんな法規定の有無で安全を無視するような事のないようにしてね」

そんな指摘に聞こえるのが普通だが・・・

設計が難しいとか、メンドクサイ的な思いから「逃れたい」で不満が有るのであれば
依頼を受けるのを止めるか、出来る人に依頼するかどちらかだと思うのが普通のような気がするのだが・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 11:25:26
 ima さま

 法第6条の3により、法第20条についての確認を受ける
必要はありません。(ただし、法第20条の規定に適合しな
くてよいとは書いていないことには注意。)
 
 これは、建築士が設計した建築物は構造耐力上の考慮も十
分されていることが前提になっているように思います。
 
 今般の事件を受け、その前提がくつがえされることになり
ましたが。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
B反建築士 2007/03/14 11:25:58
>誰も質問されていないのであえてお尋ねしたいんですが、
>このケース(全体は構造計算書不要の木造。その中に一部
>鉄骨の梁がある)で、鉄骨梁の構造計算書提示を確認審査
>機関が要求する法的根拠はどこにあるのでしょうか。

とにかく、何か言わないとCheckした事にならないから?。
鉄骨という言葉に反応した(木造以外)
担当者は、主事(上司)から指示がありましたと言えばすむ事だが。
今までも、これからもこれらの正当?(難癖)な指導が一番の問題かと。
別に、木造だからと疎かにはしていない、逆に臆病になっています。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/14 11:40:07
確認検査員A さま

>今般の事件を受け、その前提がくつがえされることになり
ましたが。

性善説がなりたたず、性悪説で審査するということでしょうか。
そうすると、これまで審査機関でチェックする必要のなかった
ことがらに手を伸ばすことになり、「確認の責任」が審査機関
に発生することになりませんか。
法的に必要のないことには手を出さない、というのも審査機関
としてりっぱな姿勢と言えるんじゃありませんか。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ki 2007/03/14 11:43:48
鉄骨木造併用構造設計施工指針  鋼材倶楽部を
参考にされたらいかがでしょうか。
かなり古い本(1981年)なのですが、
接合部の取り合い等の参考にしています。

接合部は受け材を必ず入れるようにしています。
鉄骨との取り合いを細かく書かないと、
何をされるかわからないと思います。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ochaochag3 2007/03/14 11:45:56
確認検査員Aさま




>私も『Lbについては、途中の木造小梁を無視して全スパン
>(7.5m)とする。』と書いていますが。


「終局時の鉄骨梁に曲げヒンジを想定するんですか」

この件はA様の4番目のレスを見てから書いたものです、すぐに5番目をレスされていますが、私が書きこみ中にレスされたと思いますので、重複しましたが、他意はありません。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ホームズ 2007/03/14 11:54:55
確認検査機関の肩を持つつもりはないけれど、設計者がチェックできないから指摘しているのではないですか?

確認申請と構造計算は別物と考えれば、当然検討すべき内容だと思います。
※経験上「計算するまでもない」というケースは別の話としてください。

現実に、指摘されても何を検討してよいかわからない、という部分が問題なのではないかな。

もっと考えると、現場はどうなってるんだろう?と思います。
そもそも、「スパンを飛ばしたいから鉄骨梁にする」と安易に考えていいのだろうか、と思いますが。

あまり、木造手がけることがないのに余計なことを書いてしまいました。

>とにかく、何か言わないとCheckした事にならないから?。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 11:55:42
 ima さま

 imaさまのおっしゃるとおりですが、仮に審査した
からといって、交付する確認済証は、法に記載のある
部分だけを確認しましたという内容ですので、構造の
審査に対する責任があるとは考えていません。
 ですから、私はこのような場合、訂正したほうが良
いと判断した事項について、設計者さまに連絡はしま
すが、訂正を強要しません。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 11:56:21
>確認検査員A さま
>
>>今般の事件を受け、その前提がくつがえされることになり
> ましたが。
>
>性善説がなりたたず、性悪説で審査するということでしょうか。
>そうすると、これまで審査機関でチェックする必要のなかった
>ことがらに手を伸ばすことになり、「確認の責任」が審査機関
>に発生することになりませんか。
>法的に必要のないことには手を出さない、というのも審査機関
>としてりっぱな姿勢と言えるんじゃありませんか。
>


問題の恐れのある場合「この構造形式ではどのように安全を見ていますか?」と聞くのが一般的だが・・・

見ざる言わざる聞かざるの確認機構ではこれからの「訴訟社会」では個人が訴えられるので
ますます細かい所まで指摘(お願い?)が増えるかも・・・

それは設計者にとっても「責任逃れ」が出来いい事?「めんどくさい指摘」で悪い事?
施主等にとっては「そこまでやるのが当然だ」となりいい事?「審査期間が長くなる」ので悪い事?


なんだか構造技術以前の事かも・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 11:59:16
 ochaochag3 さま

 私の誤解でした。
 申し訳ありません。
 これからも、よろしくお願いいたします。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/14 12:36:50
確認検査員A さま

>ですから、私はこのような場合、訂正したほうが良
 いと判断した事項について、設計者さまに連絡はしま
 すが、訂正を強要しません。

 いつも確認審査機関に対してうとましく感じるのはこのような
瞬間です。訂正を強要しないとはいいながら、訂正なしですます
にはかなりのエネルギー(説明とか回答書の作成とか)を必要とし
ます。しかたなく、面倒だし大したことでもないから、言うこと
をきいておこうと妥協することもしばしばです。

 我々が確認審査機関に求めるのはあくまで法的なチェックで
あって、技術指導ではありません。確認検査員Aさんのような
高度な技術者はまれで、たいてい低レベルの、書類を審査した
というアリバイづくりのような指摘が多いのが実情です。その
たびにわずらわしい対応を余儀なくされているのです。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 12:55:15
imaさま  

> いつも確認審査機関に対してうとましく感じるのはこのような
>瞬間です。訂正を強要しないとはいいながら、訂正なしですます
>にはかなりのエネルギー(説明とか回答書の作成とか)を必要とし
>ます。しかたなく、面倒だし大したことでもないから、言うこと
>をきいておこうと妥協することもしばしばです。
>
> 我々が確認審査機関に求めるのはあくまで法的なチェックで
>あって、技術指導ではありません。確認検査員Aさんのような
>高度な技術者はまれで、たいてい低レベルの、書類を審査した
>というアリバイづくりのような指摘が多いのが実情です。その
>たびにわずらわしい対応を余儀なくされているのです。


仕方有りませんね。

当方も、すこし変った木造をすると同様な事を指摘されます。

もう歳なのでぶつかるより「教育してあげよう」的な対応をすると相手も次第に分ってくれるようになります。

それが数年以上続と「この構造屋はきちんとしているので細かい所の指摘は不問」となり
重箱の隅を突付くような指摘は無くなりますよ。

以前は行政の移動等で、やっと話が通るようになった人が変り構造初担当の若手の人に同様の指摘をされ
「せっかく分ってもらった人が居なくなりまた最初からかぁ〜」
となり大変だった頃に比べ少しはマシカナ・・・

なんだか「構造格差(人の技術的)」の時代が鮮明になって来たのかな・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 13:20:08
 ima さま

> いつも確認審査機関に対してうとましく感じるのはこのような
>瞬間です。訂正を強要しないとはいいながら、訂正なしですます
>にはかなりのエネルギー(説明とか回答書の作成とか)を必要とし
>ます。しかたなく、面倒だし大したことでもないから、言うこと
>をきいておこうと妥協することもしばしばです。
> 我々が確認審査機関に求めるのはあくまで法的なチェックで
>あって、技術指導ではありません。

 私が審査するときは、法的なチェックより、設計者が理解を
されて設計していることを感じ取れるか否かというところが大
きいです。図面をめくってき、その建築物特有の部分に対して、
設計に対処が反映されているかどうかをチェックします。
 先日の設計例では、木造の1階柱が2・3階より後退してい
ました。どう設計されているかを更に見ていくと、方杖で2階
軸力を受ける形状でした。これだけでは、1階柱中間部に方杖
から大きな水平方向の力が生じ、柱に曲げが生じますが、大き
な添え柱を設け、構造計算による検討もされていました。設計
者さまによる特殊な形状についての対処法が明確であると判断
いたしましたのでので、計算の検算もしないで、確認いたしま
した。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/14 13:21:50
天婆〜さん さま

>それが数年以上続と「この構造屋はきちんとしているので細かい
所の指摘は不問」となり
重箱の隅を突付くような指摘は無くなりますよ。

 おっしゃることはよく分かります。ある検査機関の構造担当
者と、ある時期、私もそんな関係を築くことができたことがあ
りましたが、いつかその人はどこかへ行ってしまい、かわって
入ってきたのが新人で、また一からやり直しということになり
ました。
 それにして、あの業界も人の動きが激しいなーと最近つくづ
く感じます。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
B反建築士 2007/03/14 13:38:53
>以前は行政の移動等で、やっと話が通るようになった人が変り構造初担当の若手の人に同様の指摘をされ
>「せっかく分ってもらった人が居なくなりまた最初からかぁ〜」
>となり大変だった頃に比べ少しはマシカナ・・・

そうだと宜しいのですが・・・。
でも、新たなる火種が、ピアチェックなる制度で下手に権限をもった適判員の暴走に危惧を抱いています。
確認申請なる舞台にて家○劇場ばりに、我が世の春とばかりイエローカード、レッドカード乱発になっては、これ又メチャクチャ。
審査機関は選べても、適判機関は選べません。
悩み尽き無し。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 13:42:39
> 私が審査するときは、法的なチェックより、設計者が理解を
>されて設計していることを感じ取れるか否かというところが大
>きいです。図面をめくってき、その建築物特有の部分に対して、
>設計に対処が反映されているかどうかをチェックします。
> 先日の設計例では、木造の1階柱が2・3階より後退してい
>ました。どう設計されているかを更に見ていくと、方杖で2階
>軸力を受ける形状でした。これだけでは、1階柱中間部に方杖
>から大きな水平方向の力が生じ、柱に曲げが生じますが、大き
>な添え柱を設け、構造計算による検討もされていました。設計
>者さまによる特殊な形状についての対処法が明確であると判断
>いたしましたのでので、計算の検算もしないで、確認いたしま
>した。
>

確認検査員A さま

それは少し危険かも・・・

せめて重要な接合部の検算だけでもしておいたほうが良いのでは・・・

そのような物件こそ最も注意が必要では?

あとで何か有れば「どうしてあんな物を詳細なチェックなしで確認したのだ云々」
となる恐れが有ると思われますので・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 13:54:46
 天婆〜さん

 ありがとうございます。
 そうですね。もう一度チェックはしておきます。

 構造図と構造計算書を1分もみれば、慎重に審査
すべきか、およその計算のながれだけをチェックす
ればよいか、判断がつきます。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
2007/03/14 14:11:38
B反建築士さま
>ピアチェックなる制度で下手に権限をもった適判員の暴走に危惧を抱いています。

スレの趣旨から外れますが
適判は2人一組で行われますのでそれほどのご心配は無いのではないかとおもいます。
それから適判機関には適判委員会なるものも置かれるようですので暴走
するようなことは滅多にないとおもいます。(私見)
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
B反建築士 2007/03/14 14:13:32
> 構造図と構造計算書を1分もみれば、慎重に審査
>すべきか、およその計算のながれだけをチェックす
>ればよいか、判断がつきます。

すばらしい、審査員の鏡ですね(皮肉ではありません)
向学、今後の為に差し支えない限り、ポイントをお教えいただけませんでしょうか。
以前、某機関にて同じ事を聞いた事があるんですけど、自分の食い扶持だから教えられないと言われた事が、ケチですね、お互い話が早いのに。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 14:36:13
>> 構造図と構造計算書を1分もみれば、慎重に審査
>>すべきか、およその計算のながれだけをチェックす
>>ればよいか、判断がつきます。
>
>すばらしい、審査員の鏡ですね(皮肉ではありません)
>向学、今後の為に差し支えない限り、ポイントをお教えいただけませんでしょうか。
>以前、某機関にて同じ事を聞いた事があるんですけど、自分の食い扶持だから教えられないと言われた事が、ケチですね、お互い話が早いのに。


まあまあ、そこはグット堪えて我慢し「指摘回数が増えればどこを見てるか分る事」だし
出し惜しみしてもおのずと見えてきますよ。(つまらない指摘か、ありがたい指摘か)


しかし、コメントしないレス主さんはどう見ているのか・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
B反建築士 2007/03/14 15:22:29
>まあまあ、そこはグット堪えて我慢し「指摘回数が増えればどこを見てるか分る事」だし
>出し惜しみしてもおのずと見えてきますよ。(つまらない指摘か、ありがたい指摘か)

つまらない指摘だったら、未だマシ、ろくに見ていないのです?。
世の中には色々な人がいて、チャント検討して計算書に書き添えてあるのに見ていないのか解らないのか。それが不備指摘事項として意匠屋からグチグチガンガン言われるのです、そういうところもあるのです。
お馬鹿な自分は、グット堪えて我慢しますか。
またまた、本スレからかけ離れてしまってすみません。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 15:40:28
>つまらない指摘だったら、未だマシ、ろくに見ていないのです?。
>世の中には色々な人がいて、チャント検討して計算書に書き添えてあるのに見ていないのか解らないのか。それが不備指摘事項として意匠屋からグチグチガンガン言われるのです、そういうところもあるのです。
>お馬鹿な自分は、グット堪えて我慢しますか。
>またまた、本スレからかけ離れてしまってすみません。

まだそんな事しか出来ない機関があるとは・・・

昔のように「ここ(行政)しかない」と言う事は無く

今では「選べる」のですから。

そんな構造審査能力しかない「民間検査機関」ならば申請激減で自ずと淘汰されますよ。

しかし、構造設計者にもそれは及びます。

能力の差が「指摘の差」と意匠側から思われるようになる恐れがあり大変かも・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
匿名 2007/03/14 16:21:25
>先日木造平屋の倉庫最大スパンが7.5mの部分を一部鉄骨梁として計画する案件があり、構造計算無しで確認申請したところ、鉄骨梁の安全性について検討するよう指導がありました。

スパンが7.5m→木では無理→じゃぁ鉄にしよう
これって木造(4号建物)なんでしょうか?
混構造(3号建物)になりません?
普通に計算書の添付が必要な気がしますが・・・。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
喰えないラーメン屋 2007/03/14 16:57:09
自分の知らないところでこんなに盛り上がっていることを知ったら、スレ主さんはビックリするでしょうね。

>これって木造(4号建物)なんでしょうか?
>混構造(3号建物)になりません?
>普通に計算書の添付が必要な気がしますが・・・。

昔の木造の筋交いの計算表に、鉄骨梁を使用するときは詳細図を書くことだったか、梁の計算をすることだったかが・・・有ったような気がします。
木造アパート鉄骨造外廊下が屋根(母屋と一体)を鉄骨柱で支えているので構造計算をするように指摘されたと仕事が来たことがあります。
屋根が無くて外階段だけだったら計算不要との解釈。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/14 17:53:05
 B反建築士 さま

 ありがとうございます。

 私の場合、通常の建築物とは違う部分について、
設計上の配慮や設計方針が明確にされているかが
ポイントと考えています。まあ、特別なことでは
なく、もし自分が設計するなら、注意が必要だと
考えるところです。特別な技術があるわけではあ
りません。
 大きな吹き抜けのある場合、短スパ梁を有する
場合、偏心が大きそうなプランの場合等、適切な
モデル化によって計算されているか等です。
 こういった部分について、設計方針で記載があ
ると、非常に設計者のセンスが感じられます。


 匿名 さま

 非木造平屋建ては、200uまでは、4号ものです。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 18:07:05
> 私の場合、通常の建築物とは違う部分について、
>設計上の配慮や設計方針が明確にされているかが
>ポイントと考えています。まあ、特別なことでは
>なく、もし自分が設計するなら、注意が必要だと
>考えるところです。特別な技術があるわけではあ
>りません。
> 大きな吹き抜けのある場合、短スパ梁を有する
>場合、偏心が大きそうなプランの場合等、適切な
>モデル化によって計算されているか等です。
> こういった部分について、設計方針で記載があ
>ると、非常に設計者のセンスが感じられます。
>

おお、それは素晴らしい。

出来れば、そちらの機関で「この人の構造設計方針は00点」「この人は0点」とか
内内的に評価して、指摘もその点数に応じて増減して見てはどうかな・・・

それを各機関が持ちよって、構造屋さんの人により審査が細かくなったり・・・ 
こちらも「あそこの機関のあの人は、あさっての方向の指摘だけできちんと見ていないので0点」
とか「ここの機関はうっかり見落していた重大な点を指摘してくれるので00点」

また、ある機関では「あその機関は、その上現場でのチェックで不備な点を簡単に性能を担保する手直しも教えてくれるので000点」

などと、本当の意味でのピアチェックになればおもしろい架も・・・

もっと「構造設計」って楽しいはずなのだが・・・(理想かな)
 
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ホームズ 2007/03/14 19:24:58
地元の耐震評価委員会では、数人のブラックリストありますよ。
その設計者の耐震診断物件は、どこの機関も遠まわしに断ってます。

>出来れば、そちらの機関で「この人の構造設計方針は00点」「この人は0点」とか
>内内的に評価して、指摘もその点数に応じて増減して見てはどうかな・・・
 
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/14 19:47:04
>地元の耐震評価委員会では、数人のブラックリストありますよ。
>その設計者の耐震診断物件は、どこの機関も遠まわしに断ってます。
>
>>出来れば、そちらの機関で「この人の構造設計方針は00点」「この人は0点」とか
>>内内的に評価して、指摘もその点数に応じて増減して見てはどうかな・・・
> 

和はっはっは〜   本当にあるんだ。(すこしびっくりかな)

どこの機関も遠まわしに断っているのを、その人理解しているのかな・・・


今日は一段落ついたので多投稿杉かも・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/14 22:35:51
確認検査員A さま

 仮定の話で恐縮ですが、もとに戻って、もしこのスレの話が確
認検査員Aさんのかかわる物件だったとして、鉄骨梁の計算書の
提示を求めたところ、法的根拠がないとして拒否されたら、どの
ように処理されますか。

 上のほうの一般論としてのご回答で、連絡はするが強要はしな
いとおっしゃっていますので、他に問題がなければ、結局、確認
済証を交付されることになりますか。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
鉄図くん 2007/03/15 08:42:59
>
>地元の耐震評価委員会では、数人のブラックリストありますよ。
>その設計者の耐震診断物件は、どこの機関も遠まわしに断ってます。
>
>>出来れば、そちらの機関で「この人の構造設計方針は00点」「この人は0点」とか
>>内内的に評価して、指摘もその点数に応じて増減して見てはどうかな・・・
> 

ブラックリストは 構造屋さんだけでなく、
全ての分野にも存在します。
建築、設計、建設、土木など。
点数でなく ABCランク付けで作成されているのを
みた事があります。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/15 09:07:03
>>
>>地元の耐震評価委員会では、数人のブラックリストありますよ。
>>その設計者の耐震診断物件は、どこの機関も遠まわしに断ってます。
>>
>>>出来れば、そちらの機関で「この人の構造設計方針は00点」「この人は0点」とか
>>>内内的に評価して、指摘もその点数に応じて増減して見てはどうかな・・・
>> 
>
>ブラックリストは 構造屋さんだけでなく、
>全ての分野にも存在します。
>建築、設計、建設、土木など。
>点数でなく ABCランク付けで作成されているのを
>みた事があります。


ええでんなぁ〜

士施主の為 善良な構造屋さんのため 是非公開して欲しいのだが・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
匿名 2007/03/15 09:18:24
>
> 匿名 さま
>
> 非木造平屋建ては、200uまでは、4号ものです。
>
>
 確認検査員A さま

スパン7.5mの倉庫で200u以下とは
考えてもいなっかたもので。
ご指摘ありがとうございました。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
喰えないラーメン屋 2007/03/15 11:33:31
imaさん

>性善説がなりたたず、性悪説で審査するということでしょうか。
>そうすると、これまで審査機関でチェックする必要のなかった
>ことがらに手を伸ばすことになり、「確認の責任」が審査機関
>に発生することになりませんか。
>法的に必要のないことには手を出さない、というのも審査機関
>としてりっぱな姿勢と言えるんじゃありませんか。

窓が無くて明らかに採光が取れない住宅でも建築確認は降ります。そのまま建築すると違反建築物になり設計者は処分されることになります。
鉄骨梁の構造計算書を提出する義務は有りませんが、安全性を確認する義務はあります。
審査期間から問い合わせが有れば、安全性は確認してありますの返事でよいです。
していませんと返事をしたので、計算しなさいと言われて計算中なのでは。計算に必死で質問しっぱなしのようです。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
喰えないラーメン屋 2007/03/15 11:37:11
>ブラックリストは 構造屋さんだけでなく、
>全ての分野にも存在します。
>建築、設計、建設、土木など。
>点数でなく ABCランク付けで作成されているのを
>みた事があります。

ブラックリストではありませんが資格審査を受けるとABCDにランク付けされます。点数もあります。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/15 16:13:27
 ima さま

 すいません。
 今日は時間がないので、明日には回答させていただきます。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/15 19:46:53
喰えないラーメン屋さん

>審査期間から問い合わせが有れば、安全性は確認してあります
 の返事でよいです。
>していませんと返事をしたので、計算しなさいと言われて計算
 なのでは。

 私もそのような状況なんだろうなと推察します。

 ただ、そこで私があえてしつこく疑問を呈しているのは、検査
機関は法的根拠なしに、どんな権限があってそんな「問い合わ
せ」ができるのか、さらにどんな権限があって「計算しなさい」
と言えるのか、ということなのです。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/15 20:26:15
>喰えないラーメン屋さん
>
>>審査期間から問い合わせが有れば、安全性は確認してあります
> の返事でよいです。
>>していませんと返事をしたので、計算しなさいと言われて計算
> なのでは。
>
> 私もそのような状況なんだろうなと推察します。
>
> ただ、そこで私があえてしつこく疑問を呈しているのは、検査
>機関は法的根拠なしに、どんな権限があってそんな「問い合わ
>せ」ができるのか、さらにどんな権限があって「計算しなさい」
>と言えるのか、ということなのです。
>


それはね、街ちで「むっ、少し怪しい・・・まっ、いいか」

で見逃し、後で「ナニ見てたんだ!怪しいの見逃して!訴えてやる!」

が怖いんですよ。


その辺を、汲んであげて頂ければ「角が立たない」のでは・・・

審査係の社員は臆病なんだなぁ〜ってぐらいに見てあげたらどうかな・・・

その内変な確認会社は潰れるよ。「あそこは全くダメだ。今度は他の会社にしよっと」


ただし、木造との取りあいの接合部の設計はホント難しいのだが、なかなか「ハイ分りました。これが計算書です」

って出す人は少ないのでは・・・

分らなくて不安な者ほどその根拠を出したくないから・・・By 東京地検 検察官 
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/15 21:25:12
天婆〜さん さま

 分かりやすいたとえ話をありがとうございます。
 ただ、ちょっと違うのは、私が今問題にしているのは、

>その辺を、汲んであげて頂ければ「角が立たない」のでは・・・

 というような話ではなく、
「リーガルマインド」と呼ぶべきものです。

 すなわち、建築確認が法に基づく行為であるなら、法的に何が問題
なのかを発見し明確に区別しなければならない、ということなのです。

 角が立つか立たないかというような話ではないことをお分かりいた
だければ幸いです。
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
喰えないラーメン屋 2007/03/15 23:06:53
> すなわち、建築確認が法に基づく行為であるなら、法的に何が問題
>なのかを発見し明確に区別しなければならない、ということなのです。

法第1条・・・。
計算をしなさいと強制は出来ません。
安全性を確認しないで設計しているのか・・・とスレ主さんは指摘されたのですよね。設計者として疑問視されたのでは?
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天佑 2007/03/16 01:39:27
>「リーガルマインド」と呼ぶべきものです。
>
> すなわち、建築確認が法に基づく行為であるなら、法的に何が問題
>なのかを発見し明確に区別しなければならない、ということなのです。

いわんとする事は正論かと思います、が、果たして我々の周りを見渡して見た場合どうでしょう、つい先日の朝刊はお詫び広告だらけ、悲しく情けなくなりました。
さて、話を戻しまして今回の法改正で仮に適判員になったとしましょう、どんな対応をなさるのでしょうか。
前にも書き込みましたが、くそ真面目で従順な日本人(更に輪をかけて実直な構造屋?)がやると、法律的(個人的見解)に隅から隅まで見て今まで以上にチェックを厳しくやられると思いますし、自分もそうします(おっと、受講していなかった)
仕事となったら、手を抜けない悲しいサガです、本来ならこんな事は程度問題で、自分の考えと違うなと思ったら前後、全体を見れば解りそうなものだと思うのですが、なかなか何も問題ありませんでしたとはいえないのです。

 「着眼大局、着手小局」

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/16 09:21:29
 ima さま


> 仮定の話で恐縮ですが、もとに戻って、もしこのスレの話が確
>認検査員Aさんのかかわる物件だったとして、鉄骨梁の計算書の
>提示を求めたところ、法的根拠がないとして拒否されたら、どの
>ように処理されますか。
>
> 上のほうの一般論としてのご回答で、連絡はするが強要はしな
>いとおっしゃっていますので、他に問題がなければ、結局、確認
>済証を交付されることになりますか。
>

 返事が遅くなりまして、申し訳ありません。

 4号ものであれば、構造審査はしないため、質疑をしませんが。

 もし、私が質疑をして、法的根拠がないとして拒否されたら、
鉄骨梁の計算書の提示は求めませんが、少なくとも、設計者か
ら安全を確認していると、口頭で確認し、その旨を記録すると
思います。
 今回の物件(木造建築物に鉄骨梁)は、木造の梁では耐力又は
たわみに支障があることが想定されるために鉄骨梁を採用される
わけです。鉄骨梁の端部を木造梁の端部同様に考えて鉄骨断面精
一杯の性能を期待されては、危険であろうと思われます。当然、
設計者として検討があるはずだと思います。それを提出できない
と回答されれば、おもわしい計算結果が出ないか、検討方法が分
からないと憶測されても仕方がないのでは。
 
 みなさんも、構造計算適合性判定員としての業務に携われば、
他人の設計図書が非常に見づらいことに気付かれると思います。
しかし、審査する側の見たい部分が明確に記載され、設計者の構
造センスが感じられる設計図書であれば、多少の疑義があったと
しても、つまらない質疑はしません。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
ima 2007/03/16 10:18:26
確認検査員A さま

 懇切なご回答ありがとうございました。

 確認審査の法的な取り扱いについて私の出した疑問に端を発し
なりゆき上執拗な質問を繰り返したことをお詫びします。
 お答えによって、納得しました。

 これは一種の思考実験でありました。

 実際の現場では互いに人間同士であるため、法とは無関係に、
感情の行き違いでうまくいかなかったり、逆に信頼感の醸成でう
まくいったりすることがあると思います。

 確認検査員A さんの所属は大阪とのことなので、いつかそれと
は判らず私の構造設計を審査されることがあるかもしれません。
おっしゃるような、設計者の構造センスが感じられる設計図書を
つくるように心がけたいと思います。

 
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/16 10:46:02
 ima さま

 たいして知識も無いにもかかわらず、わかったような口の
ききかたで、申し訳ありませんでした。
 質疑にも快くご協力いただけるよう、設計者さまからの信
頼が得らる確認検査を心がけたいと思います。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 11:30:39
>質疑にも快くご協力いただけるよう、設計者さまからの信
>頼が得らる確認検査を心がけたいと思います。
>

これからの確認検査会社の営業方針は

「構造設計内容であまり指摘の多い物件は、審査期間も長くなり利益率が下がるので割増料金」

「逆に、構造設計内容が確認検査会社の手間を煩わせる事の無い物件ならば割引」

として営業展開をしてみたら Aさん(でも上司が許さないかも・・・)


どちらにもメリットが有ると思うのだが・・・

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 11:32:41
>「逆に、構造設計内容が確認検査会社の手間を煩わせる事の無い物件ならば割引」

この場合 物件=構造設計内容と読替える
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 11:49:01
>>「逆に、構造設計内容が確認検査会社の手間を煩わせる事の無い物件ならば割引」
 

ついでにもう一言「その割引いた料金は構造設計者に対し直接振りこまれる」

って具合になれば理想だが・・・ 国交省様どう
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/16 13:20:18
 
 天婆〜さん さま
 
 ほんとにそうですよねぇ。
 設計者さんが汗をかけば、審査側が楽になるのですから。
 汗をかかずに確認申請の訂正をあてにして設計する設計者も
多いです。私が構造検討を作成し、設計者印を押してもらい、
申請書に添付していただくケースもあります。設計料の一部を
いただきたい気分です。天空率では更に多くの無償設計下請け
をさせていただいています。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 13:35:04
> 設計者さんが汗をかけば、審査側が楽になるのですから。
> 汗をかかずに確認申請の訂正をあてにして設計する設計者も
>多いです。私が構造検討を作成し、設計者印を押してもらい、
>申請書に添付していただくケースもあります。設計料の一部を
>いただきたい気分です。天空率では更に多くの無償設計下請け
>をさせていただいています。


それも 民間としての営業と思ってください。(普通の会社ではあたりまえです・・・よ。)

構造設計者なぞは「そんなもん日常の茶と飯」ですな・・・

出す方、見る方 お互い愚痴を言えば切りがない・・・

それこそ一種の「宗教的対立」の如くとなる恐れ有りなので・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 14:06:35
>それも 民間としての営業と思ってください。(普通の会社ではあたりまえです・・・よ。)
>構造設計者なぞは「そんなもん日常の茶と飯」ですな・・・
>出す方、見る方 お互い愚痴を言えば切りがない・・・
>それこそ一種の「宗教的対立」の如くとなる恐れ有りなので・・・


Aさんの会社方針で「ここまではサービス」ここからは「有料」といった具合に

審査営業メニューを作られては・・・

設計者の設計範囲の重要な部分に当る場合のアドバイス等のサービスは「梅=相手にしません。」

設計者の設計範囲の軽微な部分に当る場合のアドバイス等のサービスは「竹=有料で割り増しです。」

設計者の設計範囲のつまらないミスのアドバイス等のサービスは「松=無料です」

などと 各種のメニューを出しておけば「この物件の設計料は多いから竹コースで行こう」

となり双方が納得?するかな?・・・
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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
確認検査員A 2007/03/16 17:18:45
 天婆〜さん さま

 わが社のために、いろいろご提案いただきまして
ありがとうございます。

 しかし、人気のある確認検査機関ほど、素通しで
あると聞きます。究極のサービスは、審査しないで
決まりでしょう。

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Re: 木造一部鉄骨梁の安全性の確認
天婆〜さん 2007/03/16 18:41:03
> しかし、人気のある確認検査機関ほど、素通しで
>あると聞きます。究極のサービスは、審査しないで
>決まりでしょう。
>


究極の確認検査機関=地震(地盤揺らし機関とでも言うか)

手緩い審査・検査 =震度6弱 (まじめな構造屋に対しての揺らし審査・検査)

普通の審査・検査 =震度6強 (ふつうの構造屋に対しての揺らし審査・検査)

手厳しい審査・検査=震度7  (いつも指摘ばかりの構造屋に対しての揺らし審査・検査)


こんなのがあれば、まじめな構造屋さんの生活が安定するのだが・・・

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6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 10:08:41
みなさんこんにちは。

先月RC造7階(20m越え)マンションを着工し、
完成は10月頃になると思うのですが、6月の改正で耐力壁
(開口の取り扱い)等々の規定が施行されて適合していない場合
既に販売時には既存不適格になってしまうのでしょうか。

矩形の一般的なマンションで妻側耐力壁ですが開口部が2箇所
離れて設けています・・・・。

また、何らかの理由で6月以降に計画変更をした場合
一体どの様な扱いになるのでしょうか。→適合判定?
(未だに意匠屋はチョコチョコいじくり回してる・・・)

もし、既存不適格ならこれを販売時に説明しないと宅建法違反?
新築で不適格なら売れる訳ないですよね。
かと言って今から計画変更で修正しても詳細が分らないし、
6月まで待ってたらどんどん工事は進んでしまうし・・・。

最近気になって仕方有りません。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
(no name) 2007/03/13 10:17:22
まったくですよね

全国の相当数が該当するんじゃないですか?

ああゆう法律が乱暴なんですよ。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
2007/03/13 10:19:19
>(未だに意匠屋はチョコチョコいじくり回してる・・・)

影響のある部分と、影響のない部分を分類整理したら良いと思います。
私なら、ダメなものはダメと言います。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
将来構造士? 2007/03/13 10:32:53
変更箇所の確認整理は、したら良いと思います。
改正以後の変更は、適合判定に廻る可能性が有る様に思えます。
マンション等の設計や変更の多い意匠事務所への対応をしっかり取らなくては為らないかと思います。
第二の水落氏に為らない様に・・・・
これからのマンションの設計は遠慮したいものです・・・・
それなりの報酬が得られないと出来ません。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 10:46:25
濱さん、将来構造士?さん

>影響のある部分と、影響のない部分を分類整理したら良いと思います。
>私なら、ダメなものはダメと言います。

早速有難うございます。
まあ二次壁の開口変更等でさほど影響の無い範囲ですから
今月中位まではOKを出してますが、一応計算書全部差換えで
計画変更ですから大変です。正直マンション意外でしたら
そこまで気を使わないのですが。。。
出来ればその際改正法に適合できるものならそうしたいのですが。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 10:51:48
 法改正施行に伴う影響が大きいにも関わらず、それに対処する
方法がよく分からず、施行時期が差し迫っています。

 さて、私の現段階の感覚では、この事例の場合は、構造計算適
合性判定も不要で、新基準法に適合する必要もないと考えていま
す。
 まちがってたら、すいません。
 一応、構造計算適の合性判定と新基準法への適合を覚悟してお
いてください。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
hum 2007/03/13 10:59:47
>
> 法改正施行に伴う影響が大きいにも関わらず、それに対処する
>方法がよく分からず、施行時期が差し迫っています。


6月20日、新規受付け分から適用されると聞きましたが?。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
よんぶんのいち 2007/03/13 12:00:10
問題なのは意匠的にたとえ5mmでも壁の位置をずらしてしまう場合、
今までならすぐに申請降りたんでしょうけど、改正時期にまたがると
旧基準で確認降りている⇒面積増減⇒再申請⇒構造新基準に適合せず確認降りない
というパターンですね。
意匠設計担当者が何処まで危機感を持っているかによると思います。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
将来構造士? 2007/03/13 12:01:07
>6月20日、新規受付け分から適用されると聞きましたが?。

東京のある一部の区役所と民間機関に尋ねたところ、6月からの受付については、基準法改正に従うと言っていました。
何処まで従うかの詳しい内容は聞きませんでした。
改正後の混乱が予想されます。
5月の連休を6月に変更して様子見しようかな?
 いざ、適合判定物件が来て、どれだけの人が適合判定員を請けて審査するのでしょうか。
日本建築センターの基本料金で請けられるのか?
責任だけを自分から買って出て請ける様に思えます。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 12:20:20
みなさんどうもです。

>旧基準で確認降りている⇒面積増減⇒再申請⇒構造新基準に適合せず確認降りない
>というパターンですね。

最悪のパターンですね。。
さっさと計画変更した方が良いですね。

しかし、既存不適格が気になるな・・・
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Re: 6月改正後、既存不適格?
pie 2007/03/13 13:52:51
法律不遡及の原則とは、「新たに制定されたり、改正された法律
が、その施行以前の関係にさかのぼって適用されないという原
則」であり、「そうでなければ、既得権を害したり、過去にされ
た予測を裏切ったりして、法的安定性が害される」ことがその根
拠である(いずれも、法律学小事典第3版)。
建築基準法も然りだと思いますので、違法性は無いもの思われ、
既存不適格には当たらないと思うのですが…。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 14:00:33
pieさま

 建築基準法第3条第2項に該当する場合を一般に
既存不適格といい、現行の法律等は適合されません。
 pieさまがおっしゃる「法律不遡及の原則」の
とおりです。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
喰えないラーメン屋 2007/03/13 14:31:31
>6月20日、新規受付け分から適用されると聞きましたが?。

先日の会議でそのような意識の構造屋さんがいました。
6月20日以降着工の建物に適用されます。
3週間前の受付分は、着工が20日以降になるでしょうから新基準に適合しないといけないのジャマイカ。(法3条2項)
適判審査は除く・・・申請料を払っていませんので。

工事中の設計変更で構造の再審査を受ける場合は、新基準・適判になのではないかと思っています。勘弁して貰いたいのですが・・・。
設計変更部分が「減に建築」に該当するかどうか・・・。新基準適用のつもりでいるほうが無難賀茂。

国立のマンションの例はどうなったんだっけ。?
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Re: 6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 15:05:10
pieさん、確認検査員Aさん、喰えないさん

>既存不適格には当たらないと思うのですが…。

既存不適格には当らないと理解しておきます。
目下現変更分をさっさと片付けるとします。

みなさん有難うございました。

>国立のマンションの例はどうなったんだっけ。?
最高裁判決で住民側の敗訴だったと思いますよ。確か・・
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Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 15:40:42
 しつこいようですが、もう一度。

 【既存不適格】
   現行法等に適合しないため、工事着手時の法令等に
   適合すればよい。現行法等を遡及適用しない。

 【既存不適格に当たらない】
   現行法規に適合するため、現行法規の適用を受ける。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
喰えないラーメン屋 2007/03/13 16:03:16
追加。
  【既存不適格に当たらない】
  基準時の法令等に適合しないうえに、現行の法規にも適合
  しない違法建築物を既存不適格と言わない。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 16:21:44
 Lion さま

>追加。
>  【既存不適格に当たらない】
>  基準時の法令等に適合しないうえに、現行の法規にも適合
>  しない違法建築物を既存不適格と言わない。
>

 そのとおりです。
 これを勘違いされているかたも、多いです。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
だいくん 2007/03/13 17:07:09
確認検査員A さん
喰えないラーメン屋さん
>
> 【既存不適格】
>   現行法等に適合しないため、工事着手時の法令等に
>   適合すればよい。現行法等を遡及適用しない。

どんなに新しい建築物でも、現行法等に適合しなければ、【既存不適格】(違法建築物を除く)。


> 【既存不適格に当たらない】
>   現行法規に適合するため、現行法規の適用を受ける。
>

どんなに古い建物でも【既存不適格に当たらない】建築物がある。
1)現行法規にも適合する建築物。
2)違法建築物

・・・・・・・・・と云う事で宜しいですか?。


以下ごみレス
そして、重要なキーワードと為る”現行法等”は、この国の”短い建物の寿命”から見ても、ころころと変わってゆく。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 17:23:27
確認検査員A さん

> しつこいようですが、もう一度。
>
再度有難うございます。
勝手な解釈はご法度ですね。

喰えないさん
追加をどうもです。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 17:43:27
 だいくん さま

 説明が下手ですいません。

 【既存不適格】
 工事の着手後に法律等が施行(制定又は改正)された
ことにより、(新しい)法律等に適合しなくなった建築物
については、(新しい)法律等の適用はしない。つまり、
旧の法律等を適用してよい。これが、既存不適格。
 また、法律等に適合しなくなった時期を基準時という。

 【既存不適格に当たらない】
 上記の既存不適格以外をいう。例えば、次の例。
@ 工事の着手後に法律等が施行されたが、
 (新しい)法律等にも適合する。
A 工事の着手時の法律等に適合してない。
B 既存不適格として工事を進めたが、検査済証の交付
  を受けずに使用している。
C 法律等の施行前から違反している。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
喰えないラーメン屋 2007/03/13 18:07:21
> また、法律等に適合しなくなった時期を基準時という。

しつこくてすみません。
基準時:法第3条2項の規定により引き続きそれらの規定の適用を受けない期間の始期をいう。
適用しないのだから「適合しなくなった時期」はない。アゲ口。
以上は既存建築物に関して。工事中の建築物には当てはまらない。既存不適格建築物では無い。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
だいくん 2007/03/13 18:24:41
確認検査員A さま

ご丁寧に、有難う御座いました。

普通の日本語として勝手に解釈しようとしてました。
立派な専門用語(法律用語)なんですね。

私は本当に無知でご迷惑、お手数をお掛けします。
これに懲りずに、これからも宜しくお願い致します。


ガウディのサグラダ・ファミリアって、今も建築中で、凄いですね!。
(”サクラ”ダファミリアだとずっと思ってました。)
スペインも結構、地震ありましたよね?。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/13 19:13:50
 Lion さま

 ありがとうございます。

>基準時:法第3条2項の規定により引き続きそれらの規定の適用を受けない期間の始期をいう。
>適用しないのだから「適合しなくなった時期」はない。アゲ口。

 おっしゃるとおりです。



>以上は既存建築物に関して。工事中の建築物には当てはまらない。既存不適格建築物では無い。

 私は、工事中でも既存不適格であるとおもうのですが。

 まあ、どちらでも、実務には関係ありませんが。
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
Lion 2007/03/13 19:33:53
> Lion さま

私このスレには出ていないけんど(^_=)
▲ page top
Re: 6月改正後、既存不適格?
天然 2007/03/13 19:46:06
>> Lion さま
>
>私このスレには出ていないけんど(^_=)

大ウケです。
今ご指摘申し上げようかと思っていたとこで・・・

確認検査員Aさんは、ずっと喰えないさんをLionさんだと思ってたのかな??
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Re: 6月改正後、既存不適格?
ochaochag3 2007/03/13 19:47:29
Lion さま



>
>私このスレには出ていないけんど(^_=)



あまりにも有名なので、有名税でしよう。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
Lion 2007/03/13 21:00:38
>確認検査員Aさんは、ずっと喰えないさんをLionさんだと
>思ってたのかな??

じゃぁ「喰えないLion」にでも改名します(笑)
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Re: 6月改正後、既存不適格?
喰えないLion 2007/03/13 21:43:55
> 私は、工事中でも既存不適格であるとおもうのですが。
>
> まあ、どちらでも、実務には関係ありませんが。

そうなんざんす。
更に更にひつこく言えば
未完成の工事中の建築物は「既存」不適格ではありません。
工事中の建築物には適用しない。
既存建築物には適用しない。ダス。

ただ、確認の取り直しになるような大きな設計変更は、よくワカランので気をつけておくほうがよいのじゃアルマイト。

先週の検診で、心臓が冠動脈が・・(゚o゚)だったが、今日は肝臓良好と言われ、肝臓の実物大実験酎。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
だいくん 2007/03/13 23:32:43
喰えないLionさん
始めまして、

このスレ、読めば読むほど訳が判らなく為りました。
そこで、既存不適格---->検索、して見ました。


>先週の検診で、心臓が冠動脈が・・(゚o゚)だったが、今日は肝臓良好と言われ、肝臓の実物大実験酎。
休肝日、嗅閑日、休官日、お大事に!。
私も、休煙日を設けようかな?。
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Re: 6月改正後、既存不適格?
確認検査員A 2007/03/14 09:14:50
 喰えないラーメン屋さま

 
 たいへん失礼いたしました。
 なぜか、勝手に、Lionさまと思い込んでいました。
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kota 2007/03/12 23:19:40
こんばんは。

普通の3階建の基礎梁の設計において、せん断の検討を行う場合、

短期せん断力を1.5〜2.0に割り増しする必要はあるのでしょうか?

RC規準や木造軸組許容応力度設計にはその旨記載があるのですが、

枠組壁工法計算指針にはありません。

また、fsbj>Qであればせん断補強筋の端部にはフック不要と思うのですが、

木造軸組許容応力度設計には3階建の場合はフックありと記載があります。

割増やフックはあったほうが良いのは当たり前ですが、実際どんなもんなんでしょうか?

適切のご意見いただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。
▲ page top
Re: 基礎梁の検討において
2007/03/12 23:27:00
>また、fsbj>Qであればせん断補強筋の端部にはフック不要と思うのですが、

フックは必要と考えています。
フックが無いものは、鉄筋コンクリートではなく、
鉄筋入りコンクリートではないでしょうか。
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基礎梁の検討において
ochaochag3 2007/03/13 10:04:11
>
>普通の3階建の基礎梁の設計において、せん断の検討を行う場合、
>
>短期せん断力を1.5〜2.0に割り増しする必要はあるのでしょうか?
>



RC基準にはその旨記されていますが、あくまでも梁の短期(地震時)せん断力は柱、梁の架構状態があってこそ生じるもので、地中梁単独では生じません(モーメントが存在する場合は除く)よって基礎単独では地震時のせん断力は柱梁のメカニズムによって生じるものではないので、1.5倍等は不要と思われます。
又基礎に生じる地震力はCo=0.1なのでその辺も不要の一因です。


>また、fsbj>Qであればせん断補強筋の端部にはフック不要と思うのですが、
>



これは濱さんと全く同意見です、何のためにフックが必要なのか
は現場を見れば、分かると思います。
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Re: 基礎梁の検討において
確認検査員A 2007/03/13 10:25:05
 せん断力割増は、学会規準では必要となっていますし、
6月20日施行予定の建築基準法でも、同様でしょう。

 せん断補強筋のフックは法には明記されていませんが、
何のために配筋しているのですか?計算ではコンクリート断面
だけでOKだとしても、せん断力に対して補強するのでしたら、
端部にフックがなければ、端部付近では鉄筋が有効に効かない
のではないでしょうか。
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Re: 基礎梁の検討において
ビルネ 2007/03/13 10:58:48
RC造を学んだ者にすれば、フック無しは気持ち悪いのですが、
住宅基礎については、結構、微妙なところなんです。
また、大手ハウスメーカーの基礎は、組立鉄筋を採用しているところが
が多く、もちろんフックなしです。(センターで評価を受けていますが)

参考になりそうなURL、文献を紹介しておきます。

枠組壁工法における住宅性能表示制度(構造)講習会質問・回答 質問No.6
http://www.2x4assoc.or.jp/builder/technology/faq/file/204_20060720.pdf

住宅金融公庫トップ > よくある質問 質問(13)
http://www.jyukou.go.jp/yusi/koukojutaku/faq/faq_taikyu.html

住まいづくりの知識上手/施工品質
http://www.house-support.net/kekkan/kouzou_sekou.htm
●鉄筋端部のフックは必要か?

日経アーキテクチュア 2001年8-20号 P.88
法令の疑問 住宅の基礎のせん断補強筋にはフックがいるのか?
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Re: 基礎梁の検討において
ochaochag3 2007/03/13 11:29:51
確認検査員A様



> せん断力割増は、学会規準では必要となっていますし、
>6月20日施行予定の建築基準法でも、同様でしょう。



これは一般のRC造の事ですね、木造の基礎ののことではないですね?
もし木造の基礎での見解なら、私の前レスに対してのご意見をお願いしたいのですが。
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Re: 基礎梁の検討において
とかげのしっぽ 2007/03/13 12:18:03
こんなのもあります。

木造軸組工法住宅の許容応力度設計「講習会Q&A」からの抜粋です。

*********************************************************
Q.95
せん断補強筋について
p.111で、せん断力に対してコンクリートで負担できる場合は、フックなしですが、p.114(フロー)で、
3階建ては、フックありのみと表記されているのははぜでしょうか。

A.3階建ての場合、構造計算が法的に必要となります。
基礎に関しては、構造計算とは鉄筋コンクリート造の構造計算を意味します。そのため、せん断補強筋
は0.2%以上必要となります。その際の算定式は、梁のせん断補強筋の算定式ではなく壁式構造の算定
式を用います。式は同じ形をしていますが、梁のせん断補強筋は、閉鎖型のダブル配筋なので、シング
ルの場合は壁のせん断補強筋扱いとなります。それらの算定式では、せん断補強筋端部はフックを付け
ることになっています。従って、フック無しの場合はせん断補強筋としてカウントできません。
2階建ての場合は、構造計算が免除されているので、最小壁筋比0.2%は適用されませんが、コンクリ
ートのみでせん断力に対して持つように設計する必要があります。公庫の仕様書や建築基準法ではフッ
ク無しで緊結するように示されていますが、緊結とは、結束線で留める(結束と緊結は違う)のではな
く、スポット溶接による組立鉄筋をイメージして書かれたものです。従って、結束線で留める場合は、
フックが必ず必要です。また、スポット溶接による組立鉄筋では、主筋を溶接熱による悪影響を避ける
ため、溶接強度は1/3〜2/3σyとして全強度溶接にしていません。そのため、そのよう定着を持
つせん断補強筋は、壁式構造の端部にフックを持つ壁筋とは異なり、算定できません。従って、2階建
てでは、構造計算免除であるためフック無しの組立鉄筋を用いることが出来ますが、3階建てではスポ
ット溶接であってもフックを付けないといけません。

*********************************************************

3階建ては構造計算が必要。→RC梁はせん断補強筋が0.2%必要→その算定式はフックを付けることになっている。→だからフックが必要。

構造計算が必要で算定式のせん断補強筋はフックを付けることになっているから必要との説明はあまり説得力のあるものとは思えません。
こんな説明ではなるほどと思って守ろうとはおもいませんね。
法令順守のためにも、ぜひ実大実験をやってその必要性を検証して欲しいものです。
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Re: 基礎梁の検討において
天婆〜さん 2007/03/13 12:43:10
>普通の3階建の基礎梁の設計において、せん断の検討を行う場合、
>
>短期せん断力を1.5〜2.0に割り増しする必要はあるのでしょうか?
>
>RC規準や木造軸組許容応力度設計にはその旨記載があるのですが、
>
>枠組壁工法計算指針にはありません。
>
>また、fsbj>Qであればせん断補強筋の端部にはフック不要と思うのですが、
>
>木造軸組許容応力度設計には3階建の場合はフックありと記載があります。
>
>割増やフックはあったほうが良いのは当たり前ですが、実際どんなもんなんでしょうか?
>
>適切のご意見いただけたら幸いです。
>
>よろしくお願い致します。


kota さん  まだこんな事を言っているのですか?

過去に同様の事を質問されたはずでは・・・


ここや、リンク先の所でもそれに近い事のやり取りが有りますが・・・


フックの有無については限界及びFEM等で弾性域から塑性域まで、安全が確保されている事を確めて
評価機関に持ちこめば可能では・・・

本当にそれで安全なのか?どうかは「確認」ではなく「御自身の構造設計」に対する責任だと思います。

そんな事をあれこれ言っても「誰の為の構造設計なのですか?」
そこを御自身で良く考えて見られては・・・

ここでのアドバイス等は、あなたの身になってのアドバイスでなく各個人の「思うことなのです」

構造設計本来の目的を思い出されたほうが良いのかも・・・

終局時の脆性破壊に繋がる接合部でなく、靭性的破壊をいつも心がける事を・・・ 
▲ page top
基礎梁の検討において
ochaochag3 2007/03/13 12:52:09
>
>ここでのアドバイス等は、あなたの身になってのアドバイスでなく各個人の「思うことなのです」
>



いい意見です、「全て各個人の「思うことなのです」」。
私はこう思う、他の人の意見はどうでしょうか、と言うところが
正解ですね。
▲ page top
Re: 基礎梁の検討において
2007/03/13 13:37:27
やりたくないから質問しているのでしょう。
やりたくないことに対する論理的裏づけが欲しいのではないでしょうか。
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Re: 基礎梁の検討において
確認検査員A 2007/03/13 13:47:13
ochaochag3 さま


>これは一般のRC造の事ですね、木造の基礎ののことではないですね?
>もし木造の基礎での見解なら、私の前レスに対してのご意見をお願いしたいのですが。

 すいませんでした。
 『木造住宅のべた基礎の地中梁の設計』というスレ内の
ochaochag3さまの

>木造の場合は10〜20kN/平米程度ですので、
>実質問題は無いかと思います。

>でも、スラブ中央は土間コン的な扱いとして布基礎で
>解析すると言うことには疑問を感じます

というご意見に対して、私のレスが無いということでしょうか。

 ochaochag3さまの同じスレ内の違うレスで、【この行変更済み】
>土台がある(柱が乗る)所の基礎は、最大柱間隔を1.8m
>としていますので、基礎配筋はスパン1.8mの単純梁として
>1−D13が普通です

と書かれていましたので、ochaochag3さまがどっちのお考えか
よく分からなかったもので。
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基礎梁の検討において
ochaochag3 2007/03/13 15:10:52
確認検査員Aさま

分かりにくくて申し訳ありません。

A様の回答に「せん断力割増は、学会規準では必要となっていますし」
この件に関して私が同レスの上の方に書いている、
「柱、梁の架構状態があってこそ、梁に地震時せん断力が生じる....」木造の基礎だけの考えならこのことに対して、せん断力割増が必要ですか、もし必要ならなぜでしょうかとお伺いしたわけです。
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Re: 基礎梁の検討において
kota 2007/03/13 15:31:44
こんにちは。

割増やフックについては学会基準などに記載はありますが、それは純粋なRC造(マンションなどの規模の建築物)を想定しているのではないかと思うんですよね。
なので、それを住宅の基礎に適用するのは少々抵抗を感じます。

ご紹介頂いたサイトなどから判断すると、構造計算を行なう場合はフック必要と踏まえたほうが正しそうですね。
有識者のご意見伺えて大変参考になりました。

ありがとうございました。


>ここでのアドバイス等は、あなたの身になってのアドバイスでなく各個人の「思うことなのです」

上記コメントは当然ですね。
こちらの常連の方々のご意見は大変参考になります。
また根拠となる書籍などを知る事もできたりします。
しかし最後は自分の判断によるのは十分踏まえております。
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Re: 基礎梁の検討において
確認検査員A 2007/03/13 15:32:47
 
 ochaochag3さま

 お手数おかけして、申し訳ありません。

 学会規準には、柱、梁の架構状態があった場合のみ
せん断力割増が必要であるとは、書いてないように
思います。
 実際に生じるせん断力が微少で検討の必要すらない
かもしれませんが、せん断力割増は、学会規準では必
要となっていると思います。
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Re: 基礎梁の検討において
ochaochag3 2007/03/13 15:44:35
確認検査員Aさま


ご回答有難うございます。
「学会規準には、柱、梁の架構状態があった場合のみ」
これは確かにありません、私の私見です。

落ち着く所
「実際に生じるせん断力が微少で検討の必要すらない」
ですね、木造なのにちょっと大げさでした。
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BUS-3
Lion 2007/03/12 19:38:11
構造システムのソフト改正の説明会、案内が来ました
大阪は4/5日のようです、V.UP費用はいかほどの
ものか? BUS−4にでもなるのでしょうか???
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Re: BUS-3
2007/03/12 19:52:25
> V.UP費用はいかほどのものか? 

毎月、1万円程度のメンテナンス料を払うようになるようです。
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BUS-3
ochaochag3 2007/03/12 19:58:29
>構造システムのソフト改正の説明会、案内が来ました
>大阪は4/5日のようです、V.UP費用はいかほどの
>ものか? BUS−4にでもなるのでしょうか???


来ました、早速申し込みました、事務所からチャ凛呼の距離なので楽です、Lionさんに会えるかな。
BUS−4はなかろうと思いますが、国土交通省の分が翌日ですね、構造システムの方が短時間で実のある講習みたいですね(法改正も説明あるし)。
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Re: BUS-3
hum 2007/03/12 21:00:45
>構造システムのソフト改正の説明会、案内が来ました
>大阪は4/5日のようです、V.UP費用はいかほどの
>ものか? BUS−4にでもなるのでしょうか???

自分もBUS-3です。
案内はまだ届きません。
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Re: BUS-3
サリー 2007/03/12 21:57:25
>自分もBUS-3です。
>案内はまだ届きません。

私も同じです。
HPに案内がありました。
http://www.pivot.co.jp/event/index.html
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Re: BUS-3
ホームズ 2007/03/12 22:00:32
>BUS−4にでもなるのでしょうか???

先日、ある講習会で営業の方にうかがったら「名称はまだなんです。BUS2007という案もある」なんて言ってましたよ。
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Re: BUS-3
Lion 2007/03/12 23:20:05
>先日、ある講習会で営業の方にうかがったら「名称はまだ
>なんです。BUS2007という案もある」なんて言ってましたよ。

ジャストシステム一太郎の真似でしょうか(笑)
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Re: BUS-3
喰えないラーメン屋 2007/03/13 00:41:38
>ジャストシステム一太郎の真似でしょうか(笑)
年号を付けると古いバージョンだと意識しやすいですからね。
お客さんも、5年前の古いバージョンを使っている・・・と判りやすいので、vuの回転が速くなります。
弥生は2003のまま。
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Re: BUS-3
hum 2007/03/13 06:32:15
サリーさん

ありがとうございます。

>私も同じです。
>HPに案内がありました。
>http://www.pivot.co.jp/event/index.html

東京2回、大阪1回、合計定員300名。
日時も場所も・・無理だーーー!。
その他の会場、または受けられない者への正式な文章説明は当然ありますよね??。

濱さん
>毎月、1万円程度のメンテナンス料を払うようになるようで
す。

あーーあーー、なんとなくその線で落ち着くのかな?と想像していましたが・・決定ではないですよね?。
酒・タバコを止めて経費節減して、外注費をゼロにし、車の買い替えも控え・・愚痴るなと言われてもつい・・。

「構造屋の 愚痴とため息 出るばかり」 
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Re: BUS-3
もぐら 2007/03/13 07:31:38
>http://www.pivot.co.jp/event/index.html

当方も案内がまだ来ていませんが、内容はBUSというよりも
新しい制度の事みたいですね。
適判の講習で聞いたような内容ならば、行かなくて良いかな?

気になる言葉 ”会員制度”..これが1万/月の話かな?
とうとう構造システムも禁断技を使うのか?
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Re: BUS-3
よんぶんのいち 2007/03/13 07:32:53
サリーさん情報ありがとうございます。


・・・・・・また名古屋とばしかー!!
どなたか、行かれたら情報ください。
お願いします。
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Re: BUS-3
2007/03/13 09:09:44
>あーーあーー、なんとなくその線で落ち着くのかな?と想像していましたが・・決定ではないですよね?。

壁麻呂のメンテナンス料 2625yen/月 に比べたら割安です。
壁麻呂から別のソフトに乗り換えようと考えているところです。
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Re: BUS-3
将来構造士? 2007/03/13 09:14:01
>壁麻呂のメンテナンス料 2625yen/月 に比べたら割安です。
>壁麻呂から別のソフトに乗り換えようと考えているところです。

同感です。
出力や入力にもう少し工夫をしてもらいたい。
非常に解りにくい・・断面算定と検討項目
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Re: BUS-3
Lion 2007/03/13 09:37:27
>出力や入力にもう少し工夫をしてもらいたい。
>非常に解りにくい・・断面算定と検討項目

賛同、発売から長年使ってますが、使いにくいです、
デンコーの人で実際使って設計してみたの?と思いたく
なりますね、¥2625/月のメンテ料も高いです、
全く何もしてくれる訳では無し、V.UPは別に料金を
取られるし・・・
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壁麻呂
ochaochag3 2007/03/13 15:22:31
Lion さん


>発売から長年使ってますが、使いにくいです、
>デンコーの人で実際使って設計してみたの?と思いたく
>なりますね、¥2625/月のメンテ料も高いです、
>全く何もしてくれる訳では無し、V.UPは別に料金を
>取られるし・・・


昔はこれしかなかったので、仕方なしに買いましたが(確か100万)VP通知以外何もしてくれる訳では無し、¥2625/月のメンテ料は高いですね、特に断面算定分かりにくいです、壁柱等10年使っても何が何やら、おまけに地震力算定に当たって各階階高入れているのに、地震時高さ入れないと全てCo=0.2
のままとは、ちょっとひどいのではないでしょうか。
思いつくまま愚痴です。

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miyaji 2007/03/12 09:59:55
柱脚の断面算定で、保有水平耐力時に基礎の回転によって決める為に曲げ耐力を直接入力して決めたいのですが軸力はどこの値を採用していいのでしょうか?(一時設計時の一番小さい短期軸力?保有水平耐力時の一番小さい短期軸力)
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Re: 基礎の回転によって決める方法
ochaochag3 2007/03/12 10:24:05
>柱脚の断面算定で、保有水平耐力時に基礎の回転によって決める為に曲げ耐力を直接入力して決めたいのですが軸力はどこの値を採用していいのでしょうか?(一時設計時の一番小さい短期軸力?保有水平耐力時の一番小さい短期軸力)



保有水平耐力時なら、保有水平耐力時に短期軸力と言う言葉は出てこないでしょう、メカニズム軸力だと思いますが。
あくまでも私の意見違っていればごめんなさい。
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Re: 基礎の回転によって決める方法
お節介 2007/03/12 14:18:23
> 柱脚の断面算定で、保有水平耐力時に基礎の回転によって決める為に曲げ耐力を直接入力して決めたいのですが軸力はどこの値を採用していいのでしょうか?(一時設計時の一番小さい短期軸力?保有水平耐力時の一番小さい短期軸力)

質問内容を推定してみました。
1.S造である。
2.基礎固定として保有耐力計算を行ったので、その結果での軸力がでている。
3.露出柱脚なので、柱脚の曲げ耐力を別途計算して直接入力して、再度保有耐力計算を行いたい。
4.柱脚の曲げ耐力を計算するのに軸力が必要になるが、基礎固定として計算した保有耐力計算の値を用いるか短期軸力を用いるか迷っている。

間違っていたら修正してください。
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Re: 基礎の回転によって決める方法
(no name) 2007/03/12 15:38:39
またきた質問放置厨
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Re: 基礎の回転によって決める方法
ochaochag3 2007/03/12 15:51:48
>またきた質問放置厨



本当ですね、この方どういう事情があるのか以前のレスも、放置ですね、そのうち消えるでしょうが、せっかく皆さんいい回答をしてくれているのに、失礼かなと思います。
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Re: 基礎の回転によって決める方法
喰えないラーメン屋 2007/03/12 16:09:26
>>またきた質問放置厨

2レス削除しました。
保有耐力時の断面算定をしたことのある人は居ないと思いますので答えは得られないと思われます。
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Re: 基礎の回転によって決める方法
(no name) 2007/03/12 16:27:35
朝、釣り針にえさつけて海に投げ込み
夕、手繰り寄せたら良いぐらいにしか考えてないのでは?

こういうのをネット用語で「厨房」っていうんだね
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no name
miyaji 2007/03/13 17:14:57
質問の答えがわからないなら入ってこないでください。(もう二度と)
悪口をいいあう場ではないと思いますので、
基礎の回転だとM/N=1/2が転倒の限界だといわれています。
一次設計ではM/N=1/3に抑えて設計をしているのですが、保有水平耐力時では柱脚でヒンジをおこしたくない為、基礎の回転できめたいと思っております。その時に採用する軸力を保有耐力時か短期の軸力にするかで迷っております。短期軸力だと過少評価だし・・・困ったものです
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Re: no name
(no name) 2007/03/13 17:21:23
質問内容が誰も理解できなかった..
あの質問の仕方だと誰でも保有時の柱脚の断面算定と受け取るわな。
しかも指摘されている事さえ本人気づく様子無し

>困ったものです
ホント、困ったものです(笑)
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Re: no name
work 2007/03/13 17:42:26
保有水平耐力時では柱脚でヒンジをおこしたくない為、基礎の回転できめたいと思っております。その時に採用する軸力を保有耐力時か短期の軸力にするかで迷っております。

二者択一であれば、少なくとも保有時でしょう。
しかし、設計者の意思で、基礎の回転で決める訳にもいかないと思います。
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Re: no name
miyaji 2007/03/13 18:00:04
いちいち返信してくるな

>質問内容が誰も理解できなかった..
>あの質問の仕方だと誰でも保有時の柱脚の断面算定と受け取るわな。
>しかも指摘されている事さえ本人気づく様子無し
>
>>困ったものです
>ホント、困ったものです(笑)
>
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質問内容
ochaochag3 2007/03/13 18:10:36
あなたの質問の仕方が悪い。


<<質問の答えがわからないなら入ってこないでください。(もう二度と)

これはないでしょう、せっかく皆さん回答してくださっているのに、まず回答に対する答えを出せなかった理由等、非礼を先にわびるべきでしょう。

それにしても最初の設問と今回の質問の内容書き方が全然違うではないですか、あなたは他人にこういった質問で自分の意図する回答を求められると思っているのですか。
最初から質問の内容、自分がほしい答えを細かく伝えるべきです。
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Re: 質問内容
no name2 2007/03/13 18:57:05
反省の色がない
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Re: 質問内容
とーりくんこ 2007/03/13 19:42:52
基礎の転倒モーメント

Mf=df*Min(N,3.0Rf)

Mf=0.5*ND(1-N/3qs*B*D)なんかどうか・・・。
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”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/11 23:19:28
先日指定講習会を受講しました。
流石に20年間の無研鑽(むけんさん)が功を奏し、余り退屈せずに時を過ごす事が出来ました。
そうは言ってもどれも新鮮な話題と云う訳では有りません、様々な事を、思い出させてくれた程度です。
今講習会テキストを見ているのですが、疑問が甦って来ました。

1)・阪神・淡路大震災の直後(数年後?)、性能表示制度?の導入に拠り、防音?(遮音?)上、
公社物件でスラブ厚を無駄(構造的に無駄)に厚くさせられた事が有りました。
今思い返しても、不本意で腹立たしい。(当時も耐震に対し構造計画(平面、立面のバランス)以外、
無策でしたので、せめて二次部材の軽量化に心掛けていた折の事でした。)

2)・建築物にとって、保有水平耐力とは?。建築主にとって、保有水平耐力とは?。
どの程度の物なのか?。

”昔、人命は地球より重い”なんて馬鹿な事を云った政務次官が居りましたが。”
(人間の驕り、余りに不遜な発言。今でも、全人類の人命より地球は重い(質量じゃないよ)!!。)
人命を軽んじようと言うのでは有りません。
極まれに起こる地震に拠って、人的被害が無ければ、
その後の建物の解体!、建て直し!、
運が良ければ大規模な補修!。
建築主は、それで納得しているのでしょうか?。

3)・贅(ぜい)の限りを尽くした、建築物(新聞のチラシ)を目にする度に何故
骨組みにもっと金を掛けないのか?。
”人命は地球より重く、贅沢より軽い”??。
絶対に壊れない建物にしろ!、とは言わないが、
せめて100年、200年の寿命を目指したい。

4)・”損傷エネルギーの累積で地震入力エネルギーの大半を吸収すると説明されよう。”
(建築士のための講習会テキスト2007年版P-247の左下)
これがどうして
耐震性能=終局強度*f(靭性)----(1)
f(靭性)---->なのか?。
そして”1/f が必要保有耐力のDs”----に成った?。
”損傷エネルギーの累積”と”靭性”とでは、語感が全く違うではないか。(私ダケ?)
まだ、塑性化による減衰率増加云々のほうが解り易い。
私は日本語が不自由ですが(外国語も皆目ダメ)、この手の、
言葉の置き換え(表現)はやめて欲しい!。

5)・日本初の超高層ビル(霞ヶ関ブル?)の話しで、柔構造なる構造で
これは日本の五重塔の様な構造?(発想)、”柳に風”的な物。
こんな様な説明で、そのまま、そうなんだ!と思っていました。(40年程前から、ついさっきまで、)

五重塔は塑性変形したのでしょうか?。
重たい瓦を振り落とし身軽に為って耐えた・・・・?、
仮に塑性変形したとしても,
比較的軽微な補修で済んでいたのではないか(私の勝手な想像です)。

柳の木にしても、塑性変形しているのでしょうか?。
塑性化した部分は、葉は落ち、枝も落ち、根っこもちぎられ、
塑性化しなかった部分が生き残っているのでは?。

それに引き換え、
現在の高層or超高層建物は”損傷エネルギーの累積で地震入力エネルギーの大半を吸収する。”
との前提ですから、きっと、致命的な”損傷の累積”だと思う(勿論倒壊はしない!?)。
五重塔とは似ても似付かぬ代物。
五重塔が五重塔たり得るのは、数百年の歳月に耐えたからですよね。

折角暇に為ったのに、絶望寸前です。
・・・・・・・・・、又、掲示板を汚してしまいました。スミマセン。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/12 03:31:18
超高層建物はチョットちがうのかな〜。

文面から、20年間の無研鑽のハンディは矢張り大きいでしょうか?。
(書き出すとだらだらと長文に為り、又暗記力、国語力に乏しくご迷惑をお掛けしてます。)
1)〜5)と書いてみましたが、これは違う!、認識不足!等、有りましたら
ご指摘戴けると有難いです。
宜しくお願いします。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
かゑる 2007/03/12 07:43:40
同感ですね。
故馬鹿政治家の為に、日本は多大な損害を蒙りましたね。
現在の建築構造設計界も、事情は異なれ、本質的な病根は同じだと感じています。
稀に起こる地震での死者の数は、交通事故の死者と比べて非常に少ない。
人命尊重も程度問題です。
飛行機は他の交通機関と比較して、安全であるが、稀には事故を起こし幾ばくかの人命は失われます。
建築物の安全性も同じように考えるべきなのです。
この世に完全な安全性というものはありません。
構造設計者の程度も然ることながら、地形・地盤・建設会社・職人等々諸々の要素が建築物の安全を左右します。
施主はある程度の諦観を持って望むべきものなのです。
無知な人間が、神の如き態度はとれません。
しかし、この「民主主義」の世の中では、現状は行きつく所まで行くのでしょうね。
所謂、衆愚政治の齎す弊害でしようか。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
確認検査員A 2007/03/12 10:08:10
 同感ですが・・・

 建築基準法は最低限の基準です。

 お金に余裕があり、頑丈な家に住みたければ、
もっとお金をかければよいのです。

 お金に余裕が無い人も家に住む必要はあります。
お金持ちだけが家に住めて、貧乏人は柳の木の下にしか
住めない世の中をご所望ですか? 

 米国産の牛肉を食べなくても和牛を食べられる人もいる一方、我が子に吉○家の牛丼を食べさせる人もいます。

 リスクをどのように考えるかは、人それぞれと思います。

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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
アメリカ牛 2007/03/12 10:18:14
> 米国産の牛肉を食べなくても和牛を食べられる人もいる一方、我が子に吉○家の牛丼を食べさせる人もいます。

吉野家の牛丼はきちんとした基準に基づき販売されています。
誤解を招く言動であると思いますので早めの消去をお願いします。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
2007/03/12 10:35:04
建築も経済活動の一つですから・・・・・・・・・
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
(no name) 2007/03/12 11:01:07
>> 米国産の牛肉を食べなくても和牛を食べられる人もいる一方、我が子に吉○家の牛丼を食べさせる人もいます。
>
>吉野家の牛丼はきちんとした基準に基づき販売されています。
>誤解を招く言動であると思いますので早めの消去をお願いします。

いや、こんな事もあったんですよ
http://news.livedoor.com/article/detail/3062403/
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
柳のしたより 2007/03/12 11:09:57
>お金持ちだけが家に住めて、貧乏人は柳の木の下にしか
>
>
大阪にはカラ残業する人と、サービス残業をする人がいます  
 
・・・こんなことで地球温暖化を防げるのか。。。世捨てられ人の寝言です。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
アメリカ牛 2007/03/12 13:06:27
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
天婆〜さん 2007/03/12 14:51:10
>五重塔は塑性変形したのでしょうか?。
>重たい瓦を振り落とし身軽に為って耐えた・・・・?、
>仮に塑性変形したとしても,
>比較的軽微な補修で済んでいたのではないか(私の勝手な想像です)。
>
>柳の木にしても、塑性変形しているのでしょうか?。
>塑性化した部分は、葉は落ち、枝も落ち、根っこもちぎられ、
>塑性化しなかった部分が生き残っているのでは?。
>
>それに引き換え、
>現在の高層or超高層建物は”損傷エネルギーの累積で地震入力エネルギーの大半を吸収する。”
>との前提ですから、きっと、致命的な”損傷の累積”だと思う(勿論倒壊はしない!?)。
>五重塔とは似ても似付かぬ代物。
>五重塔が五重塔たり得るのは、数百年の歳月に耐えたからですよね。

五重塔の地震時の動的挙動は学会等で発表されているが、倒壊まで至るような地震での
挙動は無いかもしれないが、台風での倒壊は過去に多数記録されているのではあるが・・・

純粋に動的挙動の対比では五重塔と超高層建物ではエネルギー吸収のメカニズムが違うのだが・・・

言うなれば「ガタガタ抵抗」とユラユラ抵抗」か・・・?
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/12 16:54:21
かゑるさん
>
>施主はある程度の諦観を持って望むべきものなのです。
>
"
”ある程度”----どの程度ですかね?。
設計者の説明責任なんでしょうね?。

有難う御座います。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
2007/03/12 18:00:09
>>
>>施主はある程度の諦観を持って望むべきものなのです。
>>

諦観には『悟りあきらめること』という意味もあります。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/12 18:18:54
確認検査員A さん
>
> 同感ですが・・・
>
> 建築基準法は最低限の基準です。
>
御尤も!。

> お金に余裕があり、頑丈な家に住みたければ、
>もっとお金をかければよいのです。
>
個建で、数億円も掛けて欠陥住宅なんてのもTVで話題になってましたね!。
ローコスト住宅でも良いのです、要は予算の配分!。
木造住宅であれば、建物予算の1〜2%を構造に増額すれば、免震までとは云いませんが、
可也頑丈な家が出来ると思う!。(間違なら、スミマセン)

> お金に余裕が無い人も家に住む必要はあります。
>お金持ちだけが家に住めて、貧乏人は柳の木の下にしか
>住めない世の中をご所望ですか? 
>
チョット論点がずれましたが、
本来私達は、相互扶助の目的で税金を納める、と考えて居ります、拠って
この国にはホームレスなんて居ない筈ですが国はホームレスとヒッピーを
混同しているのですかね?。
今どきヒッピーなんて、居ません!!。

建築主が期待しているであろう、構造的性能と、
分譲住宅購入者の期待しているであろう、構造的性能、
構造設計者が想定して居る構造的性能とに、乖離はないのか?。
これは、騙す騙さないの問題以前の問題として、設計者の説明責任と建築主or
住宅購入者の説明を聞く責任と言うか、
意思疎通の問題、社会的コンセンサスに問題が有る!、等と思う。
殆どの人が、一生に一度の買い物なのに。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/12 18:35:51
天婆〜さんサン
>
>純粋に動的挙動の対比では五重塔と超高層建物ではエネルギー吸収のメカニズムが違うのだが・・・
>
>言うなれば「ガタガタ抵抗」とユラユラ抵抗」か・・・?

この”ユラユラ抵抗”って、まさか”損傷エネルギーの累積で地震入力エネルギーの大半を吸収する。”
・・・・・では無いデスヨネ!。
それともまさか、塑性変形ですか?。

(私このスレで、高層と超高層建物をごっちゃにして書いてしまいましたが、別物で在って欲しい。)
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
天婆〜さん 2007/03/12 18:58:25
>天婆〜さんサン
>>
>>純粋に動的挙動の対比では五重塔と超高層建物ではエネルギー吸収のメカニズムが違うのだが・・・
>>
>>言うなれば「ガタガタ抵抗」とユラユラ抵抗」か・・・?
>
>この”ユラユラ抵抗”って、まさか”損傷エネルギーの累積で地震入力エネルギーの大半を吸収する。”
>・・・・・では無いデスヨネ!。
>それともまさか、塑性変形ですか?。

ユラユラ挙動としては塑性変形ってことは無いでしょうね。

>
>(私このスレで、高層と超高層建物をごっちゃにして書いてしまいましたが、別物で在って欲しい。)

了解致しました。
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/12 22:41:26
天婆〜さんサン
度々すみません。
私が勝手に問題をすり替えてしまった様です。

現在想定されている、極まれに起こる地震(巨大地震Co=1.0)に対して、

1).超高層建物は弾性範囲内で耐えると云う事でしょか?。

2).RCの高層建物(H<31m、H=60m)は弾性範囲を越えてますよね?。
(高層建物の定義は詳しく知りませんが)

3).弾性範囲を越えれば、塑性域に入った、と云う事ですよね?。

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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
確認検査員A 2007/03/13 10:14:07
 だいくん さま

 いつもお世話になっています。

>建築主が期待しているであろう、構造的性能と、
>分譲住宅購入者の期待しているであろう、構造的性能、
>構造設計者が想定して居る構造的性能とに、乖離はないのか?。
>これは、騙す騙さないの問題以前の問題として、設計者の説明責任と建築主or
>住宅購入者の説明を聞く責任と言うか、
>意思疎通の問題、社会的コンセンサスに問題が有る!、等と思う。
>殆どの人が、一生に一度の買い物なのに。

 そのとおりですね。
 ア○リカのBSE対策、雪○乳業、不○家、
○菱自動車、ガス器具による一酸化炭素中毒、薬害エイズ、
粉飾決算、談合・・・。
 利益をあげるために、公正安全を犠牲にする企業も多く
存在します。消費者の厳しい目で商品・サービスを見極める
必要があります。資格者が設計、施工しているから安全
であろうと過信してはいけません。牛乳も自動車も資格者が
生産したものです。

 政治が悪いと嘆きつつ、選挙に行かない。
 安全な住宅を買いたいが、みてくれや安さで住宅を選ぶ。
 政治家選びが国民の責任なら、住宅選びも消費者の責任です。

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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
天婆〜さん 2007/03/13 13:22:11
>天婆〜さんサン
>度々すみません。
>私が勝手に問題をすり替えてしまった様です。
>
>現在想定されている、極まれに起こる地震(巨大地震Co=1.0)に対して、
>
>1).超高層建物は弾性範囲内で耐えると云う事でしょか?。
>
>2).RCの高層建物(H<31m、H=60m)は弾性範囲を越えてますよね?。
>(高層建物の定義は詳しく知りませんが)
>
>3).弾性範囲を越えれば、塑性域に入った、と云う事ですよね?。
>

ここでの当方の話は塑性化した場合のユラユラは当方も分りません。

ですので、木造の塔の挙動と超高層の挙動と違いがあるのではないかと言う事を話したのですが・・・

当方の話もいい加減な話なので、うまくつながらなかったようですみません。

本題の「人命は地球より重く、贅沢より軽い」国は、経済的先進国ではあるが、精神的には「後進国」と言った方がよいかも・・・

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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
ビルネ 2007/03/13 14:26:40
>1).超高層建物は弾性範囲内で耐えると云う事でしょか?。
設計のクライテリアをどこに設定するかによりますが、一般的には超高層も極まれに起こる地震
については、ある程度の塑性化は許容するという考え方でしょう。

>2).RCの高層建物(H<31m、H=60m)は弾性範囲を越えてますよね?。

1)と同様、超えますね。

>3).弾性範囲を越えれば、塑性域に入った、と云う事ですよね?。

そういうことになりますね。倒壊はしないですけど、損傷は免れないでしょう。

超高層は、今、長周期地震動に対して懸念されています。
長周期地震動:超高層ビルで6割が耐震性検証されず(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070304k0000m040118000c.html
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Re: ”人命は地球より重く、贅沢より軽い”国
だいくん 2007/03/13 15:39:29
確認検査員A さん
天婆〜さんサン
ビルネさん
そして皆さん
有難う御座いました

基本的な部分での再認識は結構辛いデス、楽観的には為れない。
辛いのは、私の修行が足りナインですね。

ソクラテスじゃ無いけれど、”無知は罪”・・・・これは辛いです。
知れば知るほど、己の無知が増えてゆく・・・・・、何一つ本当の事が解らない。
解ってゆくのは、己の無知だけ!。

>
>超高層は、今、長周期地震動に対して懸念されています。
>長周期地震動:超高層ビルで6割が耐震性検証されず(毎日新聞)
>http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070304k0000m040118000c.html

↑噂には聞いてましたが、参考に為りました。
有難う御座いました。
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木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/11 12:06:42
地方の小さな個人事務所です。
構造設計に関係する情報の入りが遅いので、ベテランの皆様にお尋ねいたします。

今までの流れと今後のこの社会の流れを考えて、私は木造2階建てでも構造計算による精査が必要になるのではないかと思います。
とは言っても、現況では私自身の設計料の中から構造設計さんに支払えるものには限界があります(私の力不足という事ですね)。

そこで、皆様はどう思われますか?。

1)木造2階は精細な構造設計は必要か?。

2)設計に見合う、構造設計料「木造2階建て、標準的なプランで、延べ40坪程」は、正直なところいくら位が妥当でしょうか?。
  条件として、構造計算のみと、計算+図面(梁伏図+軸図+金物+基礎関連図)など、計算のみと図面込みなどで分類して教えて欲しいです。
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/11 12:48:26
>1)木造2階は精細な構造設計は必要か?。

仕様規定を守っていれば、計算の必要なしと考えています。

>2)設計に見合う、構造設計料「木造2階建て、標準的なプランで、延べ40坪程」は、正直なところいくら位が妥当でしょうか?。

インターネットで宣伝している事務所があるので、参考にされたらいかがでしょうか。
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木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/11 13:10:20
>
>1)木造2階は精細な構造設計は必要か?。
>
>2)設計に見合う、構造設計料「木造2階建て、標準的なプランで、延べ40坪程」は、正直なところいくら位が妥当でしょうか?。
>  条件として、構造計算のみと、計算+図面(梁伏図+軸図+金物+基礎関連図)など、計算のみと図面込みなどで分類して教えて欲しいです。
>
>


精細な構造設計が必要かどうかは、工務店(大工さん)の技量によります、私は大都会のど真ん中で仕事していますが、木造2階建ては全ての計算、図を作成しています、でないと梁柱のサイズ等は工務店で決める技量がありません、(地方ならしっかりした大工さんがいらっしゃると思いますので、壁量の検討のみ(申請に必要な程度)でいいと思います。
でも6月より変わりそうなので今の所の見解です。
費用はどこまで見るか(監理、打ち合わせ等)で全く異なりますので一概に言えませんので、濱さんのおっしゃる様ネット検索がいいです。
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/11 13:24:02
年に2〜3棟ですが、地元の木造2階建ての設計をします。
そのときは構造計算書を付け、在来工法であれば自動作図の簡単な構造図も付けています。
4分割法というやつ、嫌いなんです。

隙間の仕事に木造も良いものですね。
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Re: 木造構造計算の今後について
hum 2007/03/11 14:43:55
>でも6月より変わりそうなので今の所の見解です。

知り合いの設計事務所さんが、独立後間もないので他社との違いとして、「構造計算書を2階建てでも作ります」として仕事を確保しています。
モノによって設計料は違いますが、図面は意匠事務所さんがこちらからの必要データからおこして、私が一度確認する形を取っています。
構造計算書と図面のための資料作りで、1日〜3日分の手数料(時間給)として決めている時もありますが・・その時々で変わります。

>費用はどこまで見るか(監理、打ち合わせ等)で全く異なりますので一概に言えませんので、濱さんのおっしゃる様ネット検索がいいです。
>

そうですね、ネットで検索すれば各社の木造住宅の構造設計料というものを調べられますよ。
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Re: 木造構造計算の今後について
hum 2007/03/11 14:56:03
連続書き込みスミマセン。

2階建ての令46条の壁量の値と、実際の地震・風圧によって必要となる壁量の数値の違いが大きいです。
逆転する場合はないし、時には46条の値の1.5倍以上も必要になったり・・・

4分割法・・・N値法・・より、実際の引き抜き力で金物を決めています。

層間変形角1/150も、実際の地震力で求めなければとも思っていますが・・・。

私も「隙間仕事」として、工務店の親方から依頼され「領収書なしで安くやって」と言われ、
一晩で結果を出し、5万円をポケットに・・あ、やべーー、税務署の人が覗いていたらマズイ。
めったに、めったにこんな事はしていません、過去の話です・・汗、汗)・・・地方では、こんなもんです(私の周りだけかな?)。

っま、税務署につつかれても、税務署員から「この業界も大変ですね〜」と言われ、華で笑われた経験があるほど低収入の私です・・、はーー、なさけねーー。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/11 16:00:43
皆様へ、ご回答ありがとうございます。

ネットで何社か検索してみました。
木造の設計料も、色々なケースがあるものだと実感いたしました。

10万以下でしたら、施主の希望を聞いて構造設計を正式に依頼するのも有りかなと思います。
今年の6月から、大きく変わるそうで、全国的なのでしょうか?。
その点の、詳しい情報とか、公開されているHPがございましたら、いつでも構いませんので教えていただきたいです。
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木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/11 16:19:41
>
>10万以下でしたら、施主の希望を聞いて構造設計を正式に依頼するのも有りかなと思います。
>今年の6月から、大きく変わるそうで、全国的なのでしょうか?。
>その点の、詳しい情報とか、公開されているHPがございましたら、いつでも構いませんので教えていただきたいです。


え------!!!!!!!
地方の方そういった法律改正もあまりご存知ではないのですか、
このサイトが一番そういった情報源の源です、構造界(建築設計業界)がひっくり返るほどの大改正ですが........

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Re: 木造構造計算の今後について
Lion 2007/03/11 16:29:36
>10万以下でしたら、施主の希望を聞いて構造設計を正式に
>依頼するのも有りかなと思います。

10万以下、図面共でしたら、私ならお断りしますです(--;)
描かれて見れば解りますが、木造図面は鉄骨より手間です。。。
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木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/11 16:43:36
>
>10万以下、図面共でしたら、私ならお断りしますです(--;)
>描かれて見れば解りますが、木造図面は鉄骨より手間です。。。
>


木造図面は鉄骨より2倍手間がかかります、でも「木造り」の図面作成機能を利用できる範囲ならそれ相当に値段は下げています(分譲住宅がほとんどなので、そんなに詳しい図は不要のためと、件数が多のでパターン化が出来るゆえ)。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/11 17:36:35
>え------!!!!!!!
>地方の方そういった法律改正もあまりご存知ではないのですか、
>このサイトが一番そういった情報源の源です、構造界(建築設計業界)がひっくり返るほどの大改正ですが........
>

す・・・すみません。
法改正で、6月から木造2階でも構造計算書添付が義務付けという意味でしょうか?。
早めに構造設計屋さんを探して仕事依頼の予約準備しなければ・・。
情報、ありがとうございます。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/11 17:39:28
>>10万以下でしたら、施主の希望を聞いて構造設計を正式に
>>依頼するのも有りかなと思います。
>
>10万以下、図面共でしたら、私ならお断りしますです(--;)
>描かれて見れば解りますが、木造図面は鉄骨より手間です。。。
>

10万というのは、構造計算書を作っていただく予算では無理ですか?。
図面は、当方が描くとして。

すみません、これから4時間ほど外出します、レスが遅れるかもしれませんが、ご容赦願います。
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Re: 木造構造計算の今後について
サリー 2007/03/11 18:01:05
>法改正で、6月から木造2階でも構造計算書添付が義務付けという意味でしょうか?。

構造計算適合性判定に関する講習会テキストによると木造に関しては、

(1)大規模な建築物(高さ13m超又は軒の高さ9m超)
許容応力度計算+層間変形角、剛性率、偏心率の確認等

(2)中規模な建築物(上記以外で、3階以上又は延べ面積500u超)
許容応力度計算

(3)小規模な建築物(上記以外のもの)
構造計算不要
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Re: 木造構造計算の今後について
焼肉屋 2007/03/11 18:29:19
現在はサラリーマン構造担当となりましたが
以前、事務所関係で小規模住宅をしておりました。

主に3階建てでしたがお付き合いの長い工務店さんや意匠屋さんの方とお仕事する場合でしたら規模にもよりますが6〜10万以内で
計算書+図面+役所対応はしておりました。(当方、大阪です)

ただ皆さんが仰られる通り作成する図面の精度や工務店さんの
力量によってはお互いに負荷が多くなって「割りに合わない感」が
出てくると思われます。
(勿論、私の方が図面の精度で突っ込まれる事もあります(汗

明確なレスは出来ませんでしたがご参考になればと思います。
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木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/11 18:37:57
サリーさん
木造に関して、少し改正の要点が分かりにくいのですが。




>(1)大規模な建築物(高さ13m超又は軒の高さ9m超)
>許容応力度計算+層間変形角、剛性率、偏心率の確認等


これは今までどおりですね。


>
>(2)中規模な建築物(上記以外で、3階以上又は延べ面積500u超)
>許容応力度計算



これも今までどおりですね。




>(3)小規模な建築物(上記以外のもの)
>構造計算不要


(2)で行けば2階建は構造計算不要になってしまいます。
壁量計算も不要になるのでしょうか、それとも今までどおりでしょうか。


今まで通りなら木造に関してはなんら変わりがないと言うことですね。
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/11 18:48:47
>法改正で、6月から木造2階でも構造計算書添付が義務付けという意味でしょうか?。

現在でも見逃されていることがあります。
2X4工法の場合、構造規定を満足しない場合、偏心率(0.15)のチェックと許容応力度計算が必要になります。
偏心率(0.15)を満たさない場合は、保有水平耐力の計算も必要になります。
構造規定を満たしていなければ計算不要になりません。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/11 23:03:55
>今まで通りなら木造に関してはなんら変わりがないと言うことですね。

皆様へ、よく分りました。
通常の規模の木造2階建て住宅では今までと変わりなくて安心しました。

ただし、構造計算書の添付の義務がなくても、細密な計算をしていますよと、建て主に安心感を持っていただけるためには、今後は計算をしていただくような方向で仕事を進めて行きたいです。
もちろん、構造設計料は別請求で建て主に持ちかけて、それでも良いと言われた時に限りますが。
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Re: 木造構造計算の今後について
天婆〜さん 2007/03/12 08:37:43
>
>>今まで通りなら木造に関してはなんら変わりがないと言うことでね。
>
>皆様へ、よく分りました。
>通常の規模の木造2階建て住宅では今までと変わりなくて安心しました。

安心とは施主? 設計者? なんだか、どちらが都合が良いのか・・・


>ただし、構造計算書の添付の義務がなくても、細密な計算をしていますよと、建て主に安心感を持っていただけるためには、今後は計算をしていただくような方向で仕事を進めて行きたいです。
>もちろん、構造設計料は別請求で建て主に持ちかけて、それでも良いと言われた時に限りますが。
>

ソフトを利用した確認用の計算だけで、建て主に安心感を持っていただけると思うのは・・・

また、木造の「お姉さま」が出ない事を願うのだが・・・ 
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木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/12 09:36:47
>
>ソフトを利用した確認用の計算だけで、建て主に安心感を持っていただけると思うのは・・・
>
>また、木造の「お姉さま」が出ない事を願うのだが・・・ 


ソフトを利用した確認用の計算だけでと言われますが、ここが一番大事です、(もちろん手計算が出来ない人は論外ですが)やはりそれなりに、手間ひまかけてソフトは開発してバージョンもそれなりに上げていいものになっています(ソフト会社の回し者ではありません)言いたいのは手計算では、(ソフトで出来る全部材計算等においては)、そこまで計算できませんある程度のところで折り合いをつけないと商売になりません。
ですから、いいものを作ろうとするとソフトと言うものは、構造設計者にとって最大の武器(シュミレーション計算機)であり商売の要であります(もっとも使い方を誤るとどんないい車でも凶器になるのと同じです)
これは木造だけでなく、S造、RC、SRC、壁式等に共通して言えることです、特にコンクリート造などは、ソフトがなければシュミレーションが出来なくなり、時代に逆行してしまいます、それだけ、重要な役割を持っていると思います。
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Re: 木造構造計算の今後について
サリー 2007/03/12 09:56:22
ochaochag3さん

>木造に関して、少し改正の要点が分かりにくいのですが。

申し訳ありません
木造は今まで通りと思います

>2階建は構造計算不要になってしまいます。
>壁量計算も不要になるのでしょうか、それとも今までどおりでしょうか。
>今まで通りなら木造に関してはなんら変わりがないと言うことですね。

今まで通りと思います。

講習会テキストの「建築物の規模による構造計算の方法、審査の方法等の分類」表を下記に用意しましたのでご覧下さい。
http://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/up0024.pdf
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/12 10:26:45
>ソフトを利用した確認用の計算だけでと言われますが、

構造計画も重要です。
普通はエスキースの段階から設計に関与するのですが、木造の場合は、プランが確定した後に構造計算を行うことが多いようです。
デザインしたいのなら、早めに構造設計者に相談したほうが良いと思うのですが・・・・・・アトリエ系の方たち、如何でしょうか。
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Re: 木造構造計算の今後について
天婆〜さん 2007/03/12 10:27:17
>
>>
>>ソフトを利用した確認用の計算だけで、建て主に安心感を持っていただけると思うのは・・・
>>
>>また、木造の「お姉さま」が出ない事を願うのだが・・・ 
>
>
>ソフトを利用した確認用の計算だけでと言われますが、ここが一番大事です、(もちろん手計算が出来ない人は論外ですが)やはりそれなりに、手間ひまかけてソフトは開発してバージョンもそれなりに上げていいものになっています(ソフト会社の回し者ではありません)言いたいのは手計算では、(ソフトで出来る全部材計算等においては)、そこまで計算できませんある程度のところで折り合いをつけないと商売になりません。
>ですから、いいものを作ろうとするとソフトと言うものは、構造設計者にとって最大の武器(シュミレーション計算機)であり商売の要であります(もっとも使い方を誤るとどんないい車でも凶器になるのと同じです)
>これは木造だけでなく、S造、RC、SRC、壁式等に共通して言えることです、特にコンクリート造などは、ソフトがなければシュミレーションが出来なくなり、時代に逆行してしまいます、それだけ、重要な役割を持っていると思います。
>

あえて言うなら、S造、RC、SRC、壁式等に共通して言えることだが
それらの構造は建築学にカリキュラムとして組みこまれているが、木造の構造を教えている所は極僅かしかない・・・

現在 実務の構造設計をしている中で木造の構造をきちんと習った人はいったい何人程度いるのやら・・・

そして それらのソフトを利用すれば営業職でも可能となるが・・・


あえて言うならば、「参考書を熟知した上での利用法」であるが、本には全てが載っている訳が無く
木造軸組構法住宅の許容応力度設計法が出来た背景が載っている、学会の論文等を少しでも理解する事が良いと思うのだが・・・

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Re: 木造構造計算の今後について
ochaochag3 2007/03/12 10:30:20
サリーさん


>講習会テキストの「建築物の規模による構造計算の方法、審査の方法等の分類」表を下記に用意しましたのでご覧下さい。
>http://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/up0024.pdf


貴重な情報源有難うございます、施主、意匠事務所に提示する、この分かりやすい図表がほしかったのです。
やはり、このサイトは構造設計者にとっては最高ですね、重ねがさね御礼を申し上げます。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/13 07:51:52
>現在 実務の構造設計をしている中で木造の構造をきちんと習った人はいったい何人程度いるのやら・・・
>
>そして それらのソフトを利用すれば営業職でも可能となるが・・・
>
>
>あえて言うならば、「参考書を熟知した上での利用法」であるが、本には全てが載っている訳が無く
>木造軸組構法住宅の許容応力度設計法が出来た背景が載っている、学会の論文等を少しでも理解する事が良いと思うのだが・・・
>


本当に質問ばかりで申し訳ありません。
施工令第46条の壁量の数値についても、根拠は理解しないまま、「国が決めているのだから」と、深く考えないままでした。

先日、施主から『我が家は地震の震度で言えば、震度6でも大丈夫なのか?』と質問され、即答できずに困りました。
勉強不足なのは承知です。

倒壊の有無?、部分的損傷(復旧可能?)、家具の転倒、仕上げ材の損傷の有無・・等々。

私の想像では、基準や施工令は「最低限の規定」であって、「大地震発生時、人命を守るための倒壊だけは防ぐ」だと思います。

ただ、それだけでいいのでしょうか?。
半倒壊で、瞬間的に人命を守れたとしても復旧に何百万円も掛かってしまっては、ものすごい負担になりますよね?。

地震は自然のものだから・・で、くくれる話しではないと思います。

仕上げ材のどこにも損傷がないという建物まで望まなくても、致命的な構造の損傷が生じないためには、品確法の等級を上げて設計施工をすればと分っています。

すみません、質問がまとまらなくて・・

要点は「施行令に則っていれば、どの程度まで安心なのか?」を、施主にわかりやすい言葉でどのように説明するのいいか、教えて欲しいのです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
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Re: 木造構造計算の今後について
ビルネ 2007/03/13 11:06:25
去年の日経アーキテクチュアに構造計算再入門(RC造編と木造編)という連載シリーズが
ありました。それの木造編が読み易く書かれてあって、ちょうど良いのではないかと思います。

木造編
第1回 2006.01.23 P.108
第2回 2006.02.27 P.82
第3回 2006.04.24 P.76
第4回 2006.05.22 P.92
第5回 2006.06.26 P.96
第6回 2006.07.24 P.97
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Re: 木造構造計算の今後について
天婆〜さん 2007/03/13 13:03:47
>施工令第46条の壁量の数値についても、根拠は理解しないまま、「国が決めているのだから」と、深く考えないままでした。



設計ってそんな門ですか? 人命は? 法とは・・・ 



>先日、施主から『我が家は地震の震度で言えば、震度6でも大丈夫なのか?』と質問され、即答できずに困りました。
>勉強不足なのは承知です。



それでお金をもらって居られたのですか。 まあ全国そうなのでしょうね。
おそらく・・・



>倒壊の有無?、部分的損傷(復旧可能?)、家具の転倒、仕上げ材の損傷の有無・・等々。
>
>私の想像では、基準や施工令は「最低限の規定」であって、「大地震発生時、人命を守るための倒壊だけは防ぐ」だと思います。
>
>ただ、それだけでいいのでしょうか?。
>半倒壊で、瞬間的に人命を守れたとしても復旧に何百万円も掛かってしまっては、ものすごい負担になりますよね?。
>
>地震は自然のものだから・・で、くくれる話しではないと思います。
>
>仕上げ材のどこにも損傷がないという建物まで望まなくても、致命的な構造の損傷が生じないためには、品確法の等級を上げて設計施工をすればと分っています。
>
>すみません、質問がまとまらなくて・・
>
>要点は「施行令に則っていれば、どの程度まで安心なのか?」を、施主にわかりやすい言葉でどのように説明するのいいか、教えて欲しいのです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。



専門技術者に責任を持ってやらせる事が、一番手っ取り早いのでは・・・

その代りに相手の要求金額に答えるとか・・・ まず無理かな。
それが理想と現実の構造か・・・
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/13 13:46:10
>要点は「施行令に則っていれば、どの程度まで安心なのか?」を、施主にわかりやすい言葉でどのように説明するのいいか、教えて欲しいのです。

ご自身が理解し、納得されることが先です。
そうすれば、施主に対して、自分の言葉で説明することが可能になります。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/13 14:16:14
>去年の日経アーキテクチュアに構造計算再入門(RC造編と木造編)という連載シリーズが
>ありました。それの木造編が読み易く書かれてあって、ちょうど良いのではないかと思います。

ビルネさんへ

ご丁寧にありがとうございます。
たまたま数年前から定期購読をやめてしまったので、知り合いに見せてもらい再勉強をいたします。
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Re: 木造構造計算の今後について
i_syo(意匠設計事務所) 2007/03/13 14:19:05
天婆〜さん、濱さん。

>ご自身が理解し、納得されることが先です。
>そうすれば、施主に対して、自分の言葉で説明することが可能になります。

はい、まさしくその通りですね。
今後も、努力・勉強を怠らないようにします。
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Re: 木造構造計算の今後について
天婆〜さん 2007/03/13 20:04:28
>天婆〜さん、濱さん。
>
>>ご自身が理解し、納得されることが先です。
>>そうすれば、施主に対して、自分の言葉で説明することが可能になります。
>
>はい、まさしくその通りですね。
>今後も、努力・勉強を怠らないようにします。


老婆心として一言

勉強しながらの実務とは「泥縄的」設計だと思うが・・・
依頼者がこの事(木造の構造の勉強に対し努力・勉強を怠らないよう)を知って、それでも頼むのか・・・

ソフトを利用し計算した所で、構造計画、モデル化、ソフトの限界等を理解して
木造軸組構法住宅の許容応力度設計法を熟知しないと、知らぬ間に「お姉さん」の二の舞かも・・・
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Re: 木造構造計算の今後について
ビルネ 2007/03/13 23:12:47
>勉強しながらの実務とは「泥縄的」設計だと思うが・・・

日々勉強しながら実務をやってますけど・・・
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Re: 木造構造計算の今後について
2007/03/14 05:19:21
>>勉強しながらの実務とは「泥縄的」設計だと思うが・・・
>
>日々勉強しながら実務をやってますけど・・・

小生も泥縄的設計です。
設計基準や参考書を読んで理解できる人は良いのですが、一歩手前の人もいるようです。
各個人がもっている実力と参考書の間のギャップを埋めることが必要です。
教えていて感じることですが、構造力学から教えなければならないことも多々あります。
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保有水平耐力比の計算
だいくん 2007/03/11 03:52:39
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演習予想問題
3月15日受講者 2007/03/10 15:10:07
3月15日受講者ですが、演習予想問題として、
今度はS造で、
1.柱脚アンカーボルト
2.ブレース構造
3.仕口部の詳細

について問う問題だと思うのですが、いかがでしょうか?
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Re: 演習予想問題
サリー 2007/03/10 15:38:09
>3月15日受講者ですが、演習予想問題として、
>今度はS造で、
>問う問題だと思うのですが、いかがでしょうか?


「構造計算適合性判定に関する講習会」テキストにある例題は、10階建共同住宅(X方向8スパン、Y方向1スパン)の1棟のみです。
S造の例題はありません。
3/8の講習会では、演習の前の2時間にその例題の説明がありました。
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Re: 演習予想問題
将来構造士? 2007/03/10 15:59:19
皆さん、貴重なご意見有り難う御座います。
適合判定員の講習を受ける者にとって、大変に参考になります。

"追伸"
3月15日は、確定申告最終日です。
休み明けに提出し様と思っています。
それが終えたら消費税の申告です・・・・・
適合判定員の講習は、申告が終わらないと落ち着いて出来ません。
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Re: 演習予想問題
3月15日受講者 2007/03/10 17:18:01
>「構造計算適合性判定に関する講習会」テキストにある例題は、10階建共同住宅(X方向8スパン、Y方向1スパン)の1棟のみです。
>S造の例題はありません。
>3/8の講習会では、演習の前の2時間にその例題の説明がありました。

と言うことは、3/8と同じ例題で設問が異なる。

どうもありがとうございました。
▲ page top
Re: 演習予想問題
(no name) 2007/03/10 20:34:13
>>「構造計算適合性判定に関する講習会」テキストにある例題は、10階建共同住宅(X方向8スパン、Y方向1スパン)の1棟のみです。
>>S造の例題はありません。
>>3/8の講習会では、演習の前の2時間にその例題の説明がありました。
>
>と言うことは、3/8と同じ例題で設問が異なる。

計算書仕様は姉歯仕様(SS-2)なの?
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Re: 演習予想問題
こ〜ちゃん 2007/03/10 22:03:45
>「構造計算適合性判定に関する講習会」テキストにある例題は、10階建共同住宅(X方向8スパン、Y方向1スパン)の1棟のみです。
>S造の例題はありません。
>3/8の講習会では、演習の前の2時間にその例題の説明がありました。

おそらくあの講習会のテキストはすべての日程で共通でしょうね。
今回の偽装の根源であるマンションを例題にチェックすべき点を
設問としてくるでしょうから、その点を頭にいれて置けばいいのでしょうね>と、今頃気づく私(^^;)

設定荷重の妥当性。都合の良い剛性評価。
雑壁の剛性評価(fes)。保有耐力の判定(DS.QUD.QUN)、設定。
あと図面と計算書の違いを指摘しろなんて。。。のはないか。

午後一番からの講習ではその例題や実際の確認等での指摘事項
(技術的助言とか言ってたかな)についての話がありますので
要注意鴨。
演習という言葉をナメテタ私、人柱になります(^^;)
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Re: 演習予想問題
喰えないラーメン屋 2007/03/11 01:42:34
>と言うことは、3/8と同じ例題で設問が異なる。

例題は同じで無いと作成が大変。
RCでピロティ無しの問題がでないハズはない・・・
1問目は同じ、2〜4の内1問は同じ
と予想しています。
落とすための試験ではなくて、世間体マスコミのための対策だと思っています・・・・。判定員は足りないんだから落とさないよ・・・なんて書いてて不合格だったりしたら恥ずかしい。落ちても、責任は一切取りません。

今日の会議の参加者で、適判で不適合だと再提出、申請料を構造設計者が負担させられる可能性が高い・・・を認識していない人が半数以上いた。ココのHPを見るように・・・言っておきました。
お〜い、見てまっか。
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Re: 演習予想問題
締切り際 2007/03/11 02:14:42
適半申込者が予想より多かったので、多少はシボリにかかるのでしょうか?
4問中 2問正解で合格? 3問なら間違いないでしょう!(自己予想)

>今日の会議の参加者で、適判で不適合だと再提出、申請料を構造設計者が負担させられる可能性が高い・・・を認識していない人が半数以上いた。ココのHPを見るように・・・言っておきました。

意匠審査の間の時間を使って 構造の差し替え出来ないのが辛いです。
申請提出日は今までの感覚ではダメです! と今から意匠を洗脳しています。
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Re: 演習予想問題
サリー 2007/03/11 07:18:53
>意匠審査の間の時間を使って 構造の差し替え出来ないのが辛いです。

横浜市のHPにあるのですが、確認申請を提出する前に構造審査があります。(法改正後だそうですが)
構造審査とは、意匠図と構造図の食い違いを見るそうです。
やさしい行政庁もあるのですね。
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Re: 演習予想問題
喰えないラーメン屋 2007/03/11 12:02:37
>横浜市のHPにあるのですが、確認申請を提出する前に構造審査があります。(法改正後だそうですが)
>構造審査とは、意匠図と構造図の食い違いを見るそうです。
>やさしい行政庁もあるのですね。

おかしぃんでなぁい。そりは設計者がすべきこと・・・。
ノーチェックで申請する設計者が増えそう。
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Re: 演習予想問題
2007/03/11 12:50:30
>>やさしい行政庁もあるのですね。

暇だから・・・・・・・ゴメン
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Re: 演習予想問題
仙人 2007/03/11 20:35:25
15日の問題が分からないと、22日の問題は、予想できないですね。似たようなことしか出ない気がしますが・・・・
経歴を誤魔化してないか、基本的なことを出してる気もしますが・・・・・

税金の申告、何もやっていないです。
やる気が起こらない。
遅れて、出す予定です。
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Sabai 2007/03/10 12:35:46
杭の帯筋等の鉄筋継ぎ手としてフレアー溶接を使ってもよい旨、特記仕様の詳細図等に表現がありますが、通常片側10dでその位置は1箇所である表現です。

杭の帯筋の場合、重ね長さを多めに取って、その両端を仮付け溶接し、所定の10dは重ねの中央で確保していることが多いのですが、帯筋に仮付け溶接を残したくない為(特に上部2D、溶接長4cmとっても)、仮付け溶接の上から本溶接で溶け込ませた方がよいと考え、本溶接5dを2箇所にしたいと考えます。

片側5dでその位置を2箇所としては構造耐力上、不都合が生じますか?

ある物件の構造設計者は、どんな応力が帯筋にかかるか分からず、図面通りでなければならない、との見解です。

私は、せん断応力を受ける帯筋の応力は一定と仮定すれば(一定と仮定せざるを得ない?)、10dを1箇所でも5dを2箇所でも良いように思います。引張試験をすれば分かり易いのでしょうが・・。

皆さんは、どのように対応されますか?

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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
だいくん 2007/03/10 17:24:23
溶接の事は分かりませんが。
私は次の様に考えます。

10dを1箇所なら5dを2箇所でも良い----->?
10dを1箇所なら2dを5箇所でも良い----->?
10dを1箇所なら1dを10箇所でも良い----->?

5dを2箇所の時の間隔が100cmなら?
5dを2箇所の時の間隔が50cmなら?
5dを2箇所の時の間隔が10cmなら?
5dを2箇所の時の間隔が1cmなら?

私なら、敢えてしません。

そもそも
>帯筋に仮付け溶接を残したくない為
何故ですか?。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
Sabai 2007/03/10 19:19:55
>そもそも
>>帯筋に仮付け溶接を残したくない為
>何故ですか?。

仮付け溶接は、断面欠損等不具合になることが多いためです。
JASS3/4では、4cm以上の溶接長を求めています。

RC杭の帯筋の場合、フック付き重ね継手かフレア溶接片面10dとすることが一般的?で、配筋する時及び運搬する時に形状維持の為に、溶接することが多いと思います。この配筋手順としてまず帯筋で形を決める時に、鉄筋の両端を仮付けすることが多いようです。

>10dを1箇所なら5dを2箇所でも良い----->?

通常、片面しか溶接出来ない場合は10d、両側なら片面5dで両面合わせて10dとすることが多いはずです。(実験によらない場合)

>10dを1箇所なら2dを5箇所でも良い----->?
>10dを1箇所なら1dを10箇所でも良い----->?

2dや1dというショートビードは、仮付け程度になってしまい、通常の溶接長さとは考えないと思います。

>5dを2箇所の時の間隔が100cmなら?
>5dを2箇所の時の間隔が50cmなら?
>5dを2箇所の時の間隔が10cmなら?
>5dを2箇所の時の間隔が1cmなら?

私が問題にしているのは、このように極端なことではなく、皆さんも直面しているはずの現実のRC杭のことを問題にしています。現場打ちの杭の帯筋を重ね合わせた両端ですから、せいぜい間隔は50cmくらいでしょう。

>私なら、敢えてしません。

あえてしたい訳ではなく、現場の作業性と出来上がりの性能を秤にかけての選択であると考えています。私は民間の工事監理部門ですが、たまたま自社設計の図面なので、品質改善の為の図面改善は当然と考えています。職人の作業の難易度は、品質に大きく影響します。その元を図面で指示しているのは、設計者です。

問題が見えなくなってきました。問題は、RC杭の帯筋の溶接継手で、溶接長10dを1箇所である場合と溶接長5dを2箇所(間隔は50cm程度)の場合とで、実施設計上問題が生じるか、ということです。また、その性能がどのように異なるのか、ということも知りたいところです。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
だいくん 2007/03/10 21:18:03
Sabaiさん、失礼致しました。
私にも、質問の背景が解りましたので、
適切な、レスを期待しましょう。


>
>私が問題にしているのは、このように極端なことではなく、
>皆さんも直面しているはずの現実のRC杭のことを問題にしています。
>現場打ちの杭の帯筋を重ね合わせた両端ですから、せいぜい間隔は50cmくらいでしょう。
>

50cmですか、杭径(曲率)とかにも拠るのかな〜?。
同じ杭径でも、せん断応力度に拠って重要度も違ってくるでしょうし?。

>JASS3/4では、4cm以上の溶接長を求めています。
(これは3cmを2箇所(6cm)では、ダメなんでしょうか?。)
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
Lban 2007/03/10 22:13:25
>杭の帯筋等の鉄筋継ぎ手としてフレアー溶接を・・・


教えてください・・・フレアー溶接の記号は知っているのですが
必要な強度を得るための のど厚、サイズ、余盛、検査、記号の書き方、計算はすみ肉溶接ですか? 普通の記号で現場は分かるのでしょうか? 

間隔は50cm程度・・・すみ肉溶接なら断続溶接のきまりがありますがその場合、引張材の厚の30倍以下らしいです
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
ビルネ 2007/03/11 08:38:55
明確な回答を持ち合わせていませんが、私は次のように考えます。

まず、
1)溶接長について
例えば帯筋をD13(SD295A)、脚長λを小さめに5mmとして、必要片側溶接長Lを計算すると、
L=ra*rf/((λ/√2)*sfs) + 2*λ
 ここに、溶接部の短期許容せん断応力度fsを安全側に現場溶接の品質と考え0.9掛けすると、
 sfs=235/√3*0.9=122.1 N/mm2
=127*295/((5/√2)*122.1) + 2*5=96.8mm → 96.8/13≒7.5d となる。
脚長、溶接部強度を安全側に設定しましたが、フレア溶接長をトータル10dを確保すれば、まず
問題ないと言えます。
で、それを10dの1箇所とした場合と、5dの2箇所にした場合についてですが、
2)有効溶接長は、10dの場合、2*λを差し引くだけで良いが、5dの2箇所の場合は4*λ分を
  差し引くことになるので、溶接部強度の計算上は、5dの2箇所の方が不利になる。
3)しかし、1)の計算通り、もともと溶接長には十分余裕があるので、設計上、問題とは
  ならない。
4)高力ボルト等の継手なんかでは、一番端のボルトに応力集中するというような問題が
  あるが、帯筋の場合、5dのどちらか一方に応力集中するというようなことはない。
5)溶接作業性からみれば、大して差はないと思いますが、どちらかと言えば10dの1箇所の方が
  楽かなと思われます。
6)確かに仮付けの問題はあると思います。
7)しかし、場所打ち杭の短期せん断力の検討式が、4/3*Q/A≦fs というように、帯筋は
  考慮されておらず、コンクリートのせん断耐力のみで持つように設計している。
8)また、一般的に杭断面は(軸力+曲げ)で決まることが多く、せん断で決まることは
  少ない。

以上から、10dの1箇所とした場合と、5dの2箇所にした場合で、実施設計上、両者で
特に問題はないと思います。まあ、溶接作業的に通常の10dの1箇所で良いかなというのが
私の見解です。

しかし、話は少しそれますが、鉄筋籠の溶接については問題点が指摘されていますので
URLを貼っておきます。

3.場所打ちコンクリート杭の主筋に溶接するのは止めましょう
http://www.geocities.jp/vy6k/fes/topic/yosetu1.htm
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
Sabai 2007/03/11 13:01:29
ビルネさん、詳細にありがとうございました。

私の場合、同じ組織にいる構造設計者なんだから、現状をよく認識した上で図面を描いてもらいたい、との思いが強調されているかもしれません。

お知らせ頂いたURLは、以前から構造設計部門に問題提起していますが、あまり気にしていないようです。気にしていれば詳細図がもう少し変わるのでは、と思います。現実は、皆さん目先の仕事をこなすのに精一杯なんですけどね。

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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
だいくん 2007/03/11 16:17:08
ビルネさん

詳細な検討ご苦労様でした。
元々、”フレア溶接長を両側5d、片側10d”は何処から来たのですか?。

RC20m超え、下層階溶接hoopとする・・・・、辺りからですかね?。
今では慣用値(?)として定着していると思いますが?、如何でしょうか?。

ビルネさんの検討ですと、柱フープにも適用されそうですね?。
両側5dも、千鳥配置も可or断続溶接も可、と云うことでしょうか?。

又、下記、4)・7)・8)も気に為ります。

> 4)高力ボルト等の継手なんかでは、一番端のボルトに応力集中するというような問題が
> あるが、帯筋の場合、5dのどちらか一方に応力集中するというようなことはない。
> 7)しかし、場所打ち杭の短期せん断力の検討式が、4/3*Q/A≦fs というように、帯筋は
>  考慮されておらず、コンクリートのせん断耐力のみで持つように設計している。
>8)また、一般的に杭断面は(軸力+曲げ)で決まることが多 く、せん断で決まることは少ない。

杭頭部平均N値<5、支持層N値>>50の場合、せん断で決まる事が、かなり有ります、コンコリート強度UPやHoop補強で処理します。


私の場合、慣用値等、変更する場合、可也臆病に成ります。
慣用値のルーツ(根拠)が明確な場合でも慎重で有りたいです。

ビルネさんも”10dの1箇所”をお薦めの様なので、

以下は、一人ごとです。
今回の5d+5dで、施工し、事後に検査機関から指摘を受けたら、私も同様な検討書を提出しクリアーさせるでしょう。

しかし、事前に同様の検討書を提出されても標準図?(仕様?)としては認めない(矛盾!??)。

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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
ビルネ 2007/03/12 10:31:31
>元々、”フレア溶接長を両側5d、片側10d”は何処から来たのですか?。
>RC20m超え、下層階溶接hoopとする・・・・、辺りからですかね?。
>今では慣用値(?)として定着していると思いますが?、如何でしょうか?。
>ビルネさんの検討ですと、柱フープにも適用されそうですね?。

どこで最初に謳われたのかは分からないです。
例えばRC規準1988の付録に柱帯筋の配筋として、両側5d、片側10d”という
記載がありますし、RC規準を辿っていけば分かるのかもしれませんね。
予測としては、十勝沖地震ないしは宮城県沖地震の後の改定が契機ではないかと
思うんですけど。

フレア溶接長は、上で検討してみたような簡単な検討と、切りの良い数字として
”両側5d、片側10d”が採用されたとか程度ではないかと想像します。
もちろん、それで引張試験もして確認済みだと思います。

>両側5dも、千鳥配置も可or断続溶接も可、と云うことでしょうか?。

両側5dについては配筋標準図等にもあるので、採用に際しては問題ないでしょう。
千鳥配置、断続溶接についても可能だとは思いますが、もし、採用するならば、
少なくともサンプルを取って引張試験で確認しておきたいです。

>杭頭部平均N値<5、支持層N値>>50の場合、せん断で決まる事が、かなり有ります、
>コンクリート強度UPやHoop補強で処理します。

表層N値が小さい程、引き抜き側の杭の(軸力+曲げ)で決まることが多いような記憶が
ありましたのでそう書いてみたわけなんですけど、私の場合、最近は、杭頭部については
鋼管巻きとすることが多いので自信はないです。場合によってはせん断がキツいこともあるか
と思います。
7)8)については、自分でも後から読み返してみて、ちょっとどうかなと思いました。
10dの1箇所とした場合と、5dの2箇所にした場合で、特に両者で問題がないという理由と
して、そもそもせん断には余裕があるというストーリを考えてみたわけですが、ちょっと
強引だったと思います。
しかも、7)8)は短期のレベルの話であって、帯筋のフレア溶接云々については、フックの
折り曲げ角度や折り曲げ長さ同様、終局時までを通して論じるべきだと思います。帯筋には
主筋の座屈防止や、内部コンクリートのコンファインドといった効果もあるわけで、それらに
ついても有効に発揮できることを考慮して、10dの1箇所とした場合と5dの2箇所にした場合を
比較する必要があると思います。となれば机上だけで結論付けることはできず、やはり、何らか
の実験によって確認する必要があるでしょうね。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
ビルネ 2007/03/12 10:32:30
話は戻りますが、本来、杭の帯筋をフレア溶接する場合、片側溶接ですから、鉄筋の重ね長さは、
10dの両端に2dを確保して14dあれば良いんです。しかし実際にはSabaiさんが言われたように、
作業上、重ねを多めに取って溶接されています。そこで5dを二箇所という提案なんですが、
私は、それは一理あると思っています。
例えば、針金で輪を作ることを想像してみてください。重ね部分の両端2箇所を紐やテープで
巻いて作ると思うんです。重ね部の真ん中一箇所をぐるぐる巻きするよりも、効率よく、
しっかりとした針金の輪が作られる思います。
構造って、そういう子供の頃から体験してきた感覚みたいなところに意外と真実が隠されている
ことが多いと思いますし、大切にしたいと私は思っています。
ですので、実験で確認する必要があるかと思いますが、重ね部分の両端をフレア溶接というのは
私は有りだと思います。

そもそも、杭基礎の研究者は杭体自体には興味がないですし、一方、RCの研究者は、
フーチング以下の下部構造のRCに興味が無いのが問題ですね。
場所打ち杭の杭体の設計は、柱を参考に設計することとなっていますが、円形柱用の設計式が
整備されていないわけで、長方形断面に等価置換して設計するなんて、そこからして、おかしな話
だと思います。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
喰えないラーメン屋 2007/03/12 10:55:48
>ですので、実験で確認する必要があるかと思いますが、重ね部分の両端をフレア溶接というのは
>私は有りだ思います。

先端から溶接してる場合があるようです。孔があきますので先端を少しよけてスタートしませう。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
だいくん 2007/03/12 21:44:14
ビルネさん

>
>どこで最初に謳われたのかは分からないです。
>例えばRC規準1988の付録に柱帯筋の配筋として、両側5d、片側10d”という
>記載がありますし、RC規準を辿っていけば分かるのかもしれませんね。
>
RC規準1971に”相互に溶接するかして完全に閉鎖形とし・・・・・、"
”・・・・・末端どうし溶接するか・・・・”、この頃はフレア溶接では無い様。

東京都のオレンジ本、1985年には”・・・・・鉄筋の末端を重ね溶接にする”
”・・・・・溶接長を両面5d以上、片面10d以上とする。なお、溶接は工場溶接とする事が望ましい)

何時からかは?、はてな?でした。

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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
Sabai 2007/03/13 00:07:10
ビルネさんの意見に同感です。

>構造って、そういう子供の頃から体験してきた感覚みたいなところに意外と真実が隠されている
>ことが多いと思いますし、大切にしたいと私は思っています。

感覚と数字や式がリンクしてくると、構造は面白くなるように思います。

フレア溶接については、昔の本に多いように思います。会社にあったかもしれませんが、中々調べる時間がなくてすみません。
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Re: 帯筋のフレアー溶接長と位置
だいくん 2007/03/13 04:54:26
私の様な知識の無い者が、敢えて書く必要は無いのですが。

スレ主さんの意見に賛成です、ただ、実験で確認する必要があるかと思いますが・・・・と書いた方が良かったかな?。
わざわざ、見知らぬ人から嫌われる様な事は書かない方がよい?。

>
>私は、せん断応力を受ける帯筋の応力は一定と仮定すれば(一定と仮定せざるを得ない?)、10dを1箇所でも5dを2箇所でも良いように思います。引張試験をすれば分かり易いのでしょうが・・。
>

1・円形の帯筋の応力は一定では無い.(アラ一定カナ??、この場合い余り関係無い))。
2・円形の帯筋の引張試験はチョット難しそう。
3・実験で確認する必要が・・・・・此れには賛成。
だが、私が個人的に実験で確認しても、誰も認めない、もし認めて採用しても、
検査機関から指摘を受けたら、冷や汗物、
頑固な人なら再実験、実験のモデル化の指摘・・・・、結果杭体の帯筋(実物大の杭での試験)での実験・・・・。
途方も無い、時間と費用。

安易に引張試験とか考えるより、””思考実験をしましょう””
スレ主さんの、提案と説明に開きを感じます。
R加工した端部とモオ一方の端部は本当に同じ曲率ですか?、そしてそれは、帯筋の曲率と同じですか?、
チョットでも違っていれば、5dと5dが離れていれば居る程、片方の5dに応力集中ですよ。
(チットも違ってなければ、10dでも良いのでは。)
だからと言って、即危険とも思わないが、安全側ではない。
極論すれば、10dを9d+9dでもだめ!!。(極論です)

””思考実験の進め””
最悪の結果の煩雑さ、重大さを考えれば・・・・私は上記です。
一事が万事です。
””思考実験をしましょう””
何事に於いても、
そしてどんなに、意地悪く考えても正しければ、他者の意見を聞きましょう、
そして説得しましょう。
それから、実験しても遅くない。

まだ続きますが、もおやめて、寝ます。
スレ主さんには大変失礼しました。
私の頑迷さの証明です。
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Re: 帯筋のフレアー溶接は危険
ビルネ 2007/03/13 10:40:00
>上記の素晴らしいレポートは、杭のフープを異形鉄筋でフレアー溶接をするのは『不可』だと
>読めませんか。フラッシュバット溶接とか他の方法を探りませんか。

レポートにも書いてあったように、住都公団で主筋への溶接が禁止されたのを契機として、
一時、無溶接工法の開発が進みましたが、
(例えば、http://www.katittocon.co.jp/3koho/muyosetu/muyosetu.html )
如何せん、当然コストへ跳ね返ってきますので、民間物件では、ほとんど採用されていないのが
現状です。

で、フープのフレアー溶接についてですが、確かに溶接による悪影響は否定できませんが、
主筋ほど伸びに期待するわけではないので、母材の規格強度を満足すれば使用しても
良いのではないかと思います。
場所打ち杭のせん断に対しては、基本は軸径を上げるなり、拡頭するなり、またはFcを上げて、
余裕のある設計を心掛けるべきであって、せん断補強筋に過度に期待すべきではない
(もちろん、仕様以下となるピッチで配筋します)というのが私の考え方です。
もし、何か対策を講じるとすれば、コスト的に考えれば、スパイラル筋の採用が現実的な気がします。
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構造小僧 2007/03/10 12:28:33
いつも拝見して、参考にさせていただいております。昨日の本サイトで、RC造接合部についてのレスがありました。基本的なことで大変恐縮ですが、接合部について検討するとして、ルート3の場合、一次設計時、保有時共に検討しないといけないのでしょうか。皆様、教えて下さい。
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Re: 続・RC造接合部
仙人 2007/03/10 12:39:41
保有時だけです。
許容時は、セン断力の値が違うだけ。
保有時は、終局時のセン断力を使いますです。
構造規定で、検討の場合ですが「・・・・
一貫3のHP見れば書いてありますよ。
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Re: 続・RC造接合部
構造小僧 2007/03/10 13:39:02
>保有時だけです。
>許容時は、セン断力の値が違うだけ。
>保有時は、終局時のセン断力を使いますです。
>構造規定で、検討の場合ですが「・・・・
>一貫3のHP見れば書いてありますよ。

仙人さん、大変申し訳ございません。
一貫3のHPと言うのは、構造ソフトのHPから製品情報
のページに行って、製品紹介のBUID一貫Vのページ
のことですか?。
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Re: 続・RC造接合部
将来構造士? 2007/03/10 16:10:38
今までは全ての物件で柱梁仕口の検討をしていませんでした。
言われたらチェックして提出したり、審査側も強制力が無かったので口頭で話して終わりに致しました。
ただし、担当者には仕口のチェックをしても全てokに為らないと素直に言ってました。それで確認は通してくれました。
これからは、柱梁仕口の検討は必修に為るのでしょうね。
カットオフの検討も必修ですかね。
これからのRC造は、化け物の様な柱,梁断面に為るのでしょうか。
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Re: 続・RC造接合部
とかげのしっぽ 2007/03/10 21:47:10
>いつも拝見して、参考にさせていただいております。昨日の本サイトで、RC造接合部についてのレスがありました。基本的なことで大変恐縮ですが、接合部について検討するとして、ルート3の場合、一次設計時、保有時共に検討しないといけないのでしょうか。皆様、教えて下さい。

RC規準書P159に「建物の崩壊メカニズム時の接合部せん断力に対して終局強度設計を行う場合は、短期許容応力度設計を省略してよい」とあります。

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Re: 続・RC造接合部
仙人 2007/03/11 13:33:05
>仙人さん、大変申し訳ございません。
>一貫3のHPと言うのは、構造ソフトのHPから製品情報
>のページに行って、製品紹介のBUID一貫Vのページ
>のことですか?。

Q&Aです。このことが書いてありますよ。
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