【アンケート】至上最強の高性能の一貫構造計算プログラムは?

平成29年9月7日

アンケートにご協力ありがとうございました。
至上最強の高性能の一貫構造計算プログラムは
BUILD.一貫Ⅴ(構造ソフト)に決定!

 私達、構造設計者の仕事において、無くてはならない一貫構造計算プログラム。優れた構造物を産み出すには、クリエイティブな発想に対応できる高機能な構造計算プログラムが必要。  しかし、構造計算プログラムの選択においては機能よりも操作性やシェア(データ遣り取りの利便性)で決定している事が多いと思います。  さて、これらを考慮せずに構造設計者が最も高性能、最もクリエイティブな構造設計が出来ると思う至上最強の高性能な一貫構造計算プログラムはどのプログラムでしょうか?

 以下のアンケートにご協力お願いします。



  1. あなたが使用しているプログラムは?(複数回答可)

  2. Super Build(ユニオンシステム)
    BUS(構造システム)
    BUILD.一貫(構造ソフト)
    SEIN(NTTファシリティーズ総研)
    ASCAL(アークデータ研究所)
    Midas(マイダスアイティジャパン)
    ACE許容(東京デンコー)
    BRAIN(TIS株式会社)
    自社開発プログラム
    その他

    -Mini Vote-
    【アンケート結果】
     プログラム名票数所有率
     BUILD.一貫(構造ソフト)15884%
     BUS(構造システム)9550%
     ACE許容(東京デンコー)6735%
     SEIN(NTTファシリティーズ総研)6635%
     Super Build(ユニオンシステム)6032%
     ASCAL(アークデータ研究所)74%
     Midas(マイダスアイティジャパン)63%
     その他53%
     自社開発プログラム42%
     BRAIN(TIS株式会社)00%
     合 計4682.5


     次の設問の投票数189票より、各プログラムの所有率を算出しました。アンケート結果によると平均2.5本の一貫構造計算プログラムを 所有している事になります。
     最も多かったのはBUILD.一貫(構造ソフト)。続いて、BUS(構造システム)。Super Build(ユニオンシステム)はなんと、第5位。最初に 大臣認定を取得したSEIN(NTTファシリティーズ総研)がある程度、予想できましたが、意外だったのは4位のACE許容(東京デンコー)。 Super Buildユーザーは他のソフトを併用しないユーザーが多いのかもしれません。


  3. あなたがメインで使用しているプログラムはどれでしょうか?

  4. Super Build(ユニオンシステム)
    BUS(構造システム)
    BUILD.一貫(構造ソフト)
    SEIN(NTTファシリティーズ総研)
    ASCAL(アークデータ研究所)
    Midas(マイダスアイティジャパン)
    ACE許容(東京デンコー)
    BRAIN(TIS株式会社)
    自社開発プログラム
    その他

    -Mini Vote-
    【アンケート結果】
     プログラム名票数シェア
     BUILD.一貫(構造ソフト)7941.8%
     Super Build(ユニオンシステム)5127.0%
     BUS(構造システム)3820.1%
     SEIN(NTTファシリティーズ総研)136.9%
     その他31.6%
     ASCAL(アークデータ研究所)21.1%
     ACE許容(東京デンコー)21.1%
     自社開発プログラム10.5%
     BRAIN(TIS株式会社)00.0%
     Midas(マイダスアイティジャパン)00.0%
     合 計189  


     過去二回のアンケートによる一貫構造計算プログラムのシェアは、第1回目アンケート:Super Build(ユニオンシステム)38%、 BUILD.一貫(構造ソフト)30%、BUS(構造システム)23%。第2回目アンケート:Super Build(ユニオンシステム)32.9%、BUS(構造システム)23.4%、 BUILD.一貫(構造ソフト)23%でした。
     今回のアンケートの開始当初は同じような比率でしたが、途中からBUILD.一貫ユーザーの反撃がありました。多少、今回結果には偏りがあるかもしれませんが、私の廻りを見回してもBUILD.一貫ユーザー が増えている感じはします。


      

  5. あなたが最も高性能であると思うプログラムはどれでしょうか?

  6. SS7(ユニオンシステム)
    BUS-6(構造システム)
    BUILD.一貫Ⅴ(構造ソフト)
    SEIN La CREA(NTTファシリティーズ総研)
    ASCAL(アークデータ研究所)
    Midas e Gen(マイダスアイティジャパン)
    ACE許容(東京デンコー)
    BRAIN(TIS株式会社)
    自社開発プログラム
    その他

    -Mini Vote-
    【アンケート結果】
     プログラム名票数比率
     BUILD.一貫Ⅴ(構造ソフト)4835.6%
     BUS-6(構造システム)2820.7%
     SS7(ユニオンシステム)2216.3%
     SEIN La CREA(NTTファシリティーズ総研)139.6%
     Midas e Gen(マイダスアイティジャパン)128.9%
     ASCAL(アークデータ研究所)53.7%
     その他32.2%
     自社開発プログラム21.5%
     ACE許容(東京デンコー)10.7%
     BRAIN(TIS株式会社)10.7%
     合 計135 


     ここでもBUILD.一貫Ⅴ(構造ソフト)強い!尚、アンケート開始当初より、一位を独走。高性能と言えば、SEIN La CREA(NTTファシリティーズ総研)、Midas e Gen(マイダスアイティジャパン)、 ASCAL(アークデータ研究所)を予想していましたが、1位から3位は三大一貫構造計算プログラム。
     SS7(ユニオンシステム)は3位。BUILD.一貫ユーザー、BUSユーザーは最新版を使用しているのにSuper Buildユーザーは未だにSS3を使用している事からもSS7を至上最強とは思っていない 事だと思います。次の設問では第2位に「入力の簡便さ」が入っており、インターフェイスが変わった事がSS7が伸び悩む原因かもしれません。
     また、BUILD.一貫Ⅴ(構造ソフト)は各種設計指針の改定にも一番対応が早いのがユーザーの満足度を上げている要因と思えます。


       

  7. 至上最強プログラムに必要だと性能は何でしょうか?(複数回答可)

  8. グリッドフリー(立体任意形状解析)
    複数設計条件によるシュミレーション機能
    新大臣認定取得
    計算条件の充実度
    オプション計算の充実度
    解析スピード
    入力の簡便さ
    解析結果出力の充実度
    BIM機能
    自動作図機能
    上部構造と杭との一体解析
    高度解析対応(振動解析等)

    -Mini Vote-
    【アンケート結果】
     項目票数比率
     グリッドフリー(立体任意形状解析)5029.2%
     入力の簡便さ2615.2%
     計算条件の充実度169.4%
     上部構造と杭との一体解析137.6%
     オプション計算の充実度116.4%
     複数設計条件によるシュミレーション機能116.4%
     解析スピード116.4%
     高度解析対応(振動解析等)116.4%
     解析結果出力の充実度105.8%
     自動作図機能63.5%
     BIM機能42.3%
     新大臣認定取得21.2%
     合 計171 


     一位は「グリッドフリー(立体任意形状解析)」。どんな形状でも補正なしで入力できるのは魅力です。そして、二位は「入力の簡便さ」。やはり、使いやすいのが 一番という事ですね。


  9. 現在、メインで使用するプログラムを切り替える予定はありますでしょうか?

  10. 近々、切り替える予定
    切り替える予定はないが複数導入をする予定
    シェアが増えれば切り替えを考える
    圧倒的な高性能プログラムが出れば切り替えを考える
    切り替える予定はない

    -Mini Vote-
    【アンケート結果】
     項目票数比率
     切り替える予定はない6457.1%
     圧倒的な高性能プログラムが出れば切り替えを考える2421.4%
     切り替える予定はないが複数導入をする予定108.9%
     近々、切り替える予定87.1%
     シェアが増えれば切り替えを考える65.4%
     合 計112 


     「切り替える予定はない」を57.1%を占めています。BUILD.一貫ユーザーは現状に満足しているとして、やはり、ユーザーが求めているのは「入力の簡便さ」、「使いやすさ」。 使い慣れているプログラムを変えるというのはなかなか壁があると言う事です。意外なのはシェアは重視していないということ。
     高性能で入力が判りやすいプログラムが出れば切替えも増えるのではないかと思います。