建築構造設計べんりねっと   

 過去の会議議事録 No.89

  [ホーム]  [前へ]  [次へ]  [現在の掲示板に戻る]

なにわ 2007/01/23 09:14:04
建築基準法では、
指定建築材料(建告1446号)以外のもの使用し、一般的な
構造方法(木造・RC造・鉄骨造など)で行わない建物を
建築仕様とする場合、時刻暦応答解析を行って、建物の
安全性を確認するとあります。

@時刻暦応答解析とは、どんな解析を行うのでしょうか?
 短期荷重(地震時)の解析方法で、長期荷重に対しての解析
 ではないのでしょうか?

Aこの解析方法で行う場合、どれくらい時間と手間がかかるの
 でしょうか?
 パソコンソフトで簡単にできるものなのでしょうか?

B時刻暦応答解析の文献などあれば、教えて頂けないでしょ
 うか?

よろしくお願いします。
▲ page top
時刻暦応答解析
ochaochag3 2007/01/23 10:00:36
なにわさん


>建築基準法では、
>指定建築材料(建告1446号)以外のもの使用し、一般的な
>構造方法(木造・RC造・鉄骨造など)で行わない建物を
>建築仕様とする場合、時刻暦応答解析を行って、建物の
>安全性を確認するとあります。
>
>@時刻暦応答解析とは、どんな解析を行うのでしょうか?
> 短期荷重(地震時)の解析方法で、長期荷重に対しての解析
> ではないのでしょうか?
>
>Aこの解析方法で行う場合、どれくらい時間と手間がかかるの
> でしょうか?
> パソコンソフトで簡単にできるものなのでしょうか?
>
>B時刻暦応答解析の文献などあれば、教えて頂けないでしょ
> うか?


質問の内容が構造初心者(?)さんが、するとは思えない内容です、30年構造やっていますが、「時刻暦応答解析」などする物件は依頼はありません(あっても出来ないが正解)。
もし構造の初心者であれば、こんな難しい(ややこしい、説明もこういったところでは出来ない)事を勉強するより基本を勉強するほうが先です、勉強の過程でい@〜Bとは何だろうとの回答が出てくると思います、勉強したいのであれば大手書店にありますので見に行かれたほうが早いです。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
喰えないラーメン屋 2007/01/23 10:36:37
>質問の内容が構造初心者(?)さんが、するとは思えない内容です、30年構造やっていますが、「時刻暦応答解析」などする物件は依頼はありません(あっても出来ないが正解)。

禿同。
1番は、こちらが質問したいところ・・・。

>もし構造の初心者であれば、こんな難しい(ややこしい、説明もこういったところでは出来ない)事を勉強するより基本を勉強するほうが先です。

2番、時刻応答歴の内容が分かってからソフトを使用しましょう。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
なにわ 2007/01/23 11:19:38
ochaochag3さん
食えないラーメン屋さん

早速のお返事ありがとうございます。

時刻暦応答解析をやった実績がないということは、

自社で開発した新素材を主要構造部に使用したり、
新しい構造方法で建物を建築したりすることは、
難しいってことですよね。

上記のような場合だと木造2階建ての建物でも、
時刻暦応答解析しないといけなくなるのですよね。

時刻暦応答解析をやらなくても、いい方法(例えば認定)
とか知っていれば教えてください。
▲ page top
そもそもこれは
ima 2007/01/23 11:32:34
>建築基準法では、
>指定建築材料(建告1446号)以外のもの使用し、一般的な
>構造方法(木造・RC造・鉄骨造など)で行わない建物を
>建築仕様とする場合、時刻暦応答解析を行って、建物の
>安全性を確認するとあります。

建築基準法のどこを読めば「時刻歴応答解析が必要」ということに
なるのでしょうか?
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
よんぶんのいち 2007/01/23 11:33:43
例えば木造耐力壁に用いる材料などは履歴応答関係なく単体で評定だか認定だか
とる制度がありますので、そちらを利用してみてはどうでしょうか。
何を開発しようとしているか、なにわさんがどんな
立場であるか具体的にかかれたほうが良いレスが付きますよ。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
muga 2007/01/23 11:37:03
>自社で開発した新素材を主要構造部に使用したり、
>新しい構造方法で建物を建築したりすることは、
>難しいってことですよね。

良くは分かりませんが、この当りでは。

http://www.bcj.or.jp/c02/a10/c02_a10.html
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
なにわ 2007/01/23 12:24:16
いろいろご意見ありがとうございます。

imaさんへ

<建築基準法のどこを読めば「時刻歴応答解析が必要」
<ということになるのでしょうか?

特殊な材料の場合 令第81条の2の構造計算により検証
とあります。

具体的には、下記のHPに書いてあります。

参考:国土交通省のHPより
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/kensetu.files/daijinnintei.pdf#search='%E6%8C%87%E5%AE%9A%E5%BB%BA%E7%AF%89%E6%9D%90%E6%96%99%20%E8%AA%8D%E5%AE%9A'
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
ぶたっこ構造 2007/01/23 12:36:34
>特殊な材料の場合 令第81条の2の構造計算により検証
>とあります。

超高層と同じレベルですね。

時刻歴応答解析はこれを専門にやっている人でなければ難しいと思います。

普通に高さ60mを超える物件なんて転がってないですからね。

なにわさんは最終的に何を目的としているのでしょうか。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
鉄骨屋 2007/01/23 12:39:20
>B時刻暦応答解析の文献などあれば、教えて頂けないでしょ
> うか?


とりあえず

性能設計のための建築振動解析入門 彰国社

新・地震動のスペクトル解析入門 鹿島出版会

建築の振動―初歩から学ぶ建物の揺れ 朝倉書店

建物と地盤の動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計 日本建築学界

2001年版 限界耐力計算法の計算例とその解説 工学図書(日本建築センター)

重複するところが多いですが、
この辺りに目を通しておけば、半年ぐらいで熱く語れるようになれます。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
鉄骨屋 2007/01/23 12:40:52
> 日本建築学界

しまった。こんな「学界」はありません。。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
2007/01/23 12:43:52
>建築基準法では、
>指定建築材料(建告1446号)以外のもの使用し、一般的な
>構造方法(木造・RC造・鉄骨造など)で行わない建物を
>建築仕様とする場合、時刻暦応答解析を行って、建物の
>安全性を確認するとあります。
>
>@時刻暦応答解析とは、どんな解析を行うのでしょうか?
> 短期荷重(地震時)の解析方法で、長期荷重に対しての解析
> ではないのでしょうか?

 振動理論に基づいて地震時の断面算定用の部材応力と変形を算定します。
 
>
>Aこの解析方法で行う場合、どれくらい時間と手間がかかるの
> でしょうか?

指定建築材料(建告1446号)以外のものを使用する場合はその材料の形状と接合形式等、使用実情を反映した振動理論に適用できる部材としての各種の性能を法律で定められた手順に従って認定される必要があります。
 

> パソコンソフトで簡単にできるものなのでしょうか?

パソコンソフトの機能の範囲のものであれば簡単です。
結果の評価は経験と知見が必要です。

>
>B時刻暦応答解析の文献などあれば、教えて頂けないでしょ
> うか?

http://www.kozosoft.co.jp/gijyutu/jisindou.html

>
>よろしくお願いします。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
なにわ 2007/01/23 13:03:30
<鉄骨屋さんへ
貴重なご意見ありがとうございます。
早速文献を調べてみます。

<雀さん
<振動理論に基づいて地震時の断面算定用の部材応力と変形を算定します。
地震時の応力と変形算定のための解析方法ですよね。
地震時の設計を静的解析じゃなくて、動的解析方法で行う方法ってことですよね。

<ぶたっこ構造さんへ
<なにわさんは最終的に何を目的としているのでしょうか。

この下のHPのように、特殊な材料を使用して、建築物を建てられるのか?を検討しています。
特殊な材料を使用する場合、その材料そのものの特性を明らかに
しないといけなかったり、耐久性、構造的に問題がないかを
検証しないといけないことはわかるのですが、法的には小規模
の建築物でも特殊な材料を使用する場合は、時刻暦応答解析に
なってしまうため、困っていました。

参考:国土交通省のHPより
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/kensetu.files/daijinnintei.pdf#search='%E6%8C%87%E5%AE%9A%E5%BB%BA%E7%AF%89%E6%9D%90%E6%96%99%20%E8%AA%8D%E5%AE%9A'

▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
(no name) 2007/01/23 13:41:43
その「特殊な材料」の強度・ヤング係数・剛性・履歴特性・etcを把握してパソコンでの振動解析は可能だと思います。
材料によって入力データ作成には苦労するでしょうが。

解析が初めてだとすると、
1 与える解析パラメータの意味合いを理解すること。
2 解析後はなんらかの結果は出ますが、妥当なものか判断出来る経験と能力が必要。
解析経験者の協力を得るのは如何でしょうか。

新材料にトライする姿勢は素晴らしいです。 頑張って下さい。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
よんぶんのいち 2007/01/23 14:56:47
何か特定の材料を使って特定の建物一軒だけを何とかしたいのでしょうか?
それとも自社開発商品を応答解析せずに世に広く使ってもらえる方法を探しているのですか?
その辺をはっきりしましょう。
個別に認定を取れば「応答解析」はおそらく必要ありません。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
なにわ 2007/01/23 15:20:24
よんぶんのいち さんへ

>何か特定の材料を使って特定の建物一軒だけを何とかしたいのでしょうか?
>それとも自社開発商品を応答解析せずに世に広く使ってもらえる方法を探しているのですか?
>その辺をはっきりしましょう。

最終的な目的は、後者です。

>個別に認定を取れば「応答解析」はおそらく必要ありません。

なぜ、個別認定をとれば「応答解析」が必要なくなるのでしょうか?
認定を取るためには、応答解析を行って、建物の安全性を確認
する必要があるのではないのでしょうか?
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
よんぶんのいち 2007/01/23 16:08:32
国交省資料の下段を想定されおられるのでしょうか。これは多分1棟ごとのルーチンかな。
んんん、なんかちょっと違うような気もしますが、うまく説明できません。すいません。

おそらく具体的にどんなものを開発されておられるのか書き込めないということでしょうから、
ここでこれ以上のアドバイスは無理だと思いますので、国交省か日本建築センターなどの評価機関へ
相談にいかれてはいかがでしょうか。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
2007/01/23 18:07:01
>>なぜ、個別認定をとれば「応答解析」が必要なくなるのでしょうか?
>認定を取るためには、応答解析を行って、建物の安全性を確認
>する必要があるのではないのでしょうか?

指定建築材料の認定を取得できれば、応答計算は不要と思います。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
(no name) 2007/01/23 18:58:21
まず、「時刻歴応答解析」というのを頭から外して考えた方が良いと思います。

なにわさんのコメント
@指定建築材料(建告1446号)以外のものを使用
A一般的な構造方法(木造・RC造・鉄骨造など)で行わない建物
B自社開発商品を応答解析せずに世に広く使ってもらえる方法を探している

これら3つの要件を聞くだけで、まず一般の確認検査業務で建築確認が下りないことは
明らかです。

どうすれば良いか?
性能評価(まあ旧38条認定のようなもの)受けて、大臣認定を取得すれば良い。

どこで評価してもらうか?
一般的に、関東なら日本建築センター。関西なら日本総合試験所でしょうか。
まず、次のページで、なにわさんの考えている材料、それを使った工法が、
どういう種類の審査になるのかを確認されてみてはいかがでしょうか。

■日本建築センター(BCJ)
 評価・評定 事業単位メニュー   http://www.bcj.or.jp/c02/c02_1.html
       カテゴリー別メニュー http://www.bcj.or.jp/c02/c02_2.html
■日本総合試験所(GBRC)
 性能評価  http://www.gbrc.or.jp/contents/building_confirm/index.html
(Bを視野に入れるなら、「型式適合認定」という選択肢もあるのかもしれないです)

通常、我々がやっている設計は静的設計。
それに対して動的設計(時刻歴応答解析による設計)は、実際に地震動波形を入力して、
構造体に予想外の損傷が起こらないことや、建物全体の変形を確認した上で、部材
断面を決定し、安全性を検証する設計のことを言います。
一般には、高さ60m超えの超高層建築物や、制震構造、免震構造(今は告示になった)
に対して採用します。。
もちろん、小規模建築物に対しても、研究レベルでは、普通に時刻歴応答解析を
しますが、別にそれが大前提ではなく、あくまで解析の一手法でしかありません。
むしろ、なにわさんが考えている材料を使用した構造物の安全性を証明するには、
何をすべきかをリストアップし、整理することを、まず第一に考えるべきです。

おそらく、材料試験や要素実験などの実験が必要になるでしょう。
次に実験で得られた物性データから、その材料を使用した構造体に生じる応力、
変形を得て、安全性を検証するには、どういう解析方法を採用すべきか、という
順序で一般的には考えていきます。

実験計画から委員会や部会で説明する技術資料までをまとめる必要があります。
ですので、できれば、そういったことの詳しい人(例えば母校の教授や助教授、
ゼネコンなどの技術研究所の所員)を紹介してもらって、相談にのってもらうのが
手っ取り早いと思います。そして、ある程度、考えがまとまったら、BCJや
GBRCへ事前相談に行かれてはいかがでしょうか。
▲ page top
Re: 時刻暦応答解析
なにわ 2007/01/23 19:39:08
>雀さん
>(no name)さん

ご意見ありがとうございます。
大変勉強になりました。

皆さんの貴重なご意見を参考にしたいと思います。

本当にありがとうございます。
▲ page top


RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
だいくん 2007/01/21 04:33:51
RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。

(1).梁巾ならB=30cm・35cm・40cmと5cm刻みにこだわりますか?。-----(昔はセパレーター(既製品)の関係「等」も在って5cm刻にこだわった?、と思うのデスガ。)

(2).配筋の関係で、梁巾B=32cm・38cm・42cm、等々、誘惑に駆られた事はありませんか?。

(3).梁丈については(1)とはチョット(・「等」の理由では同じ・・・)異なりますが、矢張り5cm刻みにこだわりますか?。

ご意見をお聞かせ下さい。

▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
ぶたっこ構造 2007/01/21 07:42:52
お世話になります。
>RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
私は現在構造設計をしておりますが、以前は現場監督をやっておりました。
私の場合は、5〜10cm刻みにしております。特別な理由はありませんが、現場監督時代に中途半端な数字ですと施工図をおこしたり、現場で指示するときに違和感を感じたことがありました。覚えにくい数字ですと現場で間違えることが多々ありますので出来るだけ簡素化するようにしております。
現場で間違えられるのが一番困りますからね・・・
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
Lion 2007/01/21 11:42:45
>>RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
>現場で間違えられるのが一番困りますからね・・・

その通りです、寸法は丸めが必要、50mmピッチが
最もポピュラーです・・・
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
ホームズ 2007/01/21 13:52:08
>>>RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
>>現場で間違えられるのが一番困りますからね・・・
>
>その通りです、寸法は丸めが必要、50mmピッチが
>最もポピュラーです・・・

同感です。
よほどの理由がない限り、50mmピッチが無難です。
官庁発注の設計物件で納まり上、梁の幅を○30、○80、と記載し、20mm増しコンするよう指示されたことがありますが、計算でも図面でも、現場でも間違えやすくて不評でした。
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
だいくん 2007/01/21 13:57:43
ぶたっこ構造さん

>・・・・・現場監督時代に中途半端な数字ですと施工図をおこしたり、現場で指示するときに違和感を感じたことがありました。覚えにくい数字ですと現場で間違えることが多々ありますので出来るだけ簡素化するようにしております。

確かに、違和感・・・勘違いの素、簡素化も大切ですね。
有難う御座いました。


Lionさん

>>>RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
>>現場で間違えられるのが一番困りますからね・・・
>
>その通りです、寸法は丸めが必要、50mmピッチが
>最もポピュラーです・・・

「ポピュラー」・・・意思の伝達には結構必要ですね。
有難う御座いました。


WRC造の時、壁梁丈は結構自由に設定されて居る様ですが、STR(スタラップ)等の加工時に間違い易い物なのでしょうか?。

一般のRC造でも、1棟丸ごと、規則的に統一された数値であれば、現場での違和感等は緩和され、「梁丈、梁巾」の選択肢が広がる様に思うのですが、如何でしょうか?。
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
だいくん 2007/01/21 14:51:02
ホームズ さん

>
>官庁発注の設計物件で納まり上、梁の幅を○30、○80、と記載し、20mm増しコンするよう指示されたことがありますが、計算でも図面でも、現場でも間違えやすくて不評でした。
>

昔、同様な事をして不評を買った事が有ります。

私の場合、気を利かせた積もりで行ったのですが?。(30年程前のことです。)


有難う御座いました。

梁丈については、どうでしょうか?。
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
ぶたっこ構造 2007/01/22 08:45:20
>梁丈については、どうでしょうか?。

おはようございます。

梁丈については、意匠のカラミが無ければ同じではないかと思いますが、意匠のカラミがあり、尚且つ断面を最大限とる場合にはやむを得ずということはありますね。

RC造はともかくWRC造は顕著じゃないかなと思います。
特にマンション関係が多々あるのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
▲ page top
Re: RC造の柱・梁断面寸法、どうされてますか?。
だいくん 2007/01/22 16:03:56
ぶたっこ構造さん


>>梁丈については、どうでしょうか?。
>
>おはようございます。

こんにちわ。
>
>梁丈については、意匠のカラミが無ければ同じではないかと思いますが、意匠のカラミがあり、尚且つ断面を最大限とる場合にはやむを得ずということはありますね。
>
>RC造はともかくWRC造は顕著じゃないかなと思います。
>特にマンション関係が多々あるのではないかと思われますが、いかがでしょうか。

私も其の様に思います。(過去も概ね其の様にしてきたつもりです。

現在計画中の物件も有り、流石に仮定断面では「ポピュラー」な
断面を提示しましたが、実設計の段階で「意匠のカラミ」等考慮し、慎重に且つ自在に採用したいと思います。

有難う御座いました。

蛇足です!
当然の事ですが、意匠は床仕上げ寸法and階高さを自在に(根拠ハアルノデショウケド)設定し、梁丈よりも、有効梁下寸法を指定してきます。
其処で小さな下がり壁等が出来て、余り美しく無いデス!。

▲ page top


応力図の描き方
学生1年目 2007/01/20 18:44:37
現在学校の宿題を片付けているのですが、応力図の描き方で疑問があるので教えてください。応力図を書く際に1kNを示す尺度等あるのでしょうか1kN=1m等・・・
尺度が無いと書く人によって形がぜんぜん違ってきてしまうようにおもうのですが、よろしくお願いします
http://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/up0017.pdf
▲ page top
Re: 応力図の描き方
喰えないラーメン屋 2007/01/20 19:14:38
>現在学校の宿題を片付けているのですが、応力図の描き方で疑問があるので教えてください。応力図を書く際に1kNを示す尺度等あるのでしょうか1kN=1m等・・・

CADで書くと数値を入れますので気になるかも知れませんが、手書きと同様にno-scaleで良いと思います。
2kNが3kNより大きくなってるとおかしい鴨・・・。
トラス図解法は正確に・・・(^^ゞ

▲ page top
Re: 応力図の描き方
ぶたっこ構造 2007/01/21 07:51:44
学生1年目さん
>尺度が無いと書く人によって形がぜんぜん違ってきてしまうようにおもうのですが、よろしくお願いします
喰えないラーメン屋さんのおっしゃる通り、トラスの場合は主力図が閉じなければいけませんので、きちっと相似形になるようにしなければなりませんが、通常の場合はあまり矢印の大きさを気にされる方はいないと思います。10kNと1kNで矢印の大きさが1kNのほうが大きければ、あれ?、で思うかもしれません。
極端な話をすれば、矢印の大きさがまったく一緒でも、数字が正解であればそれで良いかと思いますが・・・・・・
あとは学校の教員次第だと思います。
▲ page top
有難うございました
学生1年目 2007/01/21 12:58:18
喰えないラーメン屋さん・ぶたっこ構造さん、有難うございました。いつもは手書きで書いていますので、あまり気にしたことが無かったのですが、CADの数字入力で、ふと疑問に思ってしましました。これで納得です。有難うございました。
▲ page top


必要床倍率?
やま 2007/01/20 12:23:11
地震に対する
必要床倍率=壁線間距離xαx性能表示単位当りの必要壁量/200
の式はどのようにして出てきたのでしょうか?
もしよろしければ教えてください。
▲ page top
Re: 必要床倍率?
ki 2007/01/20 15:13:27
>地震に対する
>必要床倍率=壁線間距離xαx性能表示単位当りの必要壁量/200
>の式はどのようにして出てきたのでしょうか?
>もしよろしければ教えてください。

私が理解した本は、建築技術2001年3月号別冊6
木造住宅の構造設計です。

水平構面が耐力壁より先行破壊する状態には2つのパターンが挙げられる。
@.耐力壁線間隔が大きい、あるいは吹き抜けやくびれなど
 水平構面の奥行きが小さい場合に、水平構面の自重による
 地震慣性力および水平構面の負担する見付け面積に作用する
 風圧力によって、水平構面の剛性・耐力に比して過大な
 面内せん弾力が加わり、水平構面自身の
 損傷または破壊に至る。
A.重量と壁量の分布の違いや、上下階の壁量のずれなどによる
 建築物の不釣合い力の通り道にある水平構面(例:セットバッ クなどの下屋面)
 に加わる過大な面内せん断力のため
 水平構面が損傷または破壊に至る。
 
必要床倍率の算定式は、@の外力を必要壁量を用いて表した式を
ベースに、壁のない外壁線や上下階の壁線ずれなどに代表される
Aの不釣合い力が生じた条件を加味して導かれたものである。

水平力の必要壁量を面内方向の分布荷重和として考えたときに、
両側の耐力壁線が支持反力を負担できるかどうかの支持条件、
および上階からのせん断力を中間で受けるかどうかの条件によって、水平構面に流れるせん断力は変わってくる。
これをαとして考慮した上で、必要床倍率が導かれる。

と書かれています。
後の細かい事は本を読んでください。
▲ page top
Re: 必要床倍率?
やま 2007/01/21 13:47:18
ご返事有難うございました。

もう一度考えましたら、以下のようになりました。

地震荷重を等分布加重と考えて、その端点にかかるせんだん力QはW/2である。
Q=w/2
地震時に対する必要床倍率ΔQreを ΔQre=Q/Lとすると、上からの加重係数αを考えて
ΔQre=Q/L=α*W/2/L=α*W/(2*L)

ここでRe=ΔRe*l*L

またW=Reとすると

ΔQre=α*W/(2*L)=α*ΔRe*l*L/(2*100*L)=α*ΔRe*l/(2*100)

こんな考えでいいのでしょうか?
▲ page top
Re: 必要床倍率?
(no name) 2007/01/24 17:25:51
それで基本的に合ってますよ。

細かいところを言えば、

>地震荷重を等分布加重と考えて、その端点にかかるせんだん力QはW/2である。

これは、両側とも反力を十分負担できる耐力壁線の場合に限定されることなので、
できれば、Q=α*w/2 として、うまく説明しておきたいところですが、なかなか
文章にするのは難しいです。

ちなみにαは、簡単には「床剛性係数」と呼ばれり、「αとは、床区画が水平力を
完全に建物下部に伝えるために、床区画両側の通りの壁の量および上階の耐力壁線の
配置に応じて、どれだけ床を強くする必要があるかを表す係数である」と説明されたり
しますが、ピンと来ないですね。
kiさんの紹介にもあるように、建築技術2001年3月号別冊6での説明が理解し易いです。
▲ page top
Re: 必要床倍率?
禿げ頭 2007/01/24 23:02:03
こんにちは。

>kiさんの紹介にもあるように、建築技術2001年3月号別冊6での説明が理解し易いです。

これは建築技術2000年10月号と同じ内容でしょうか?
これが理解し易いと言われると、私にはつらいものがあります。
床倍率について、これよりもわかり易い参考書はないものでしょうか?
▲ page top
Re: 必要床倍率?
(no name) 2007/01/25 15:31:48
>これは建築技術2000年10月号と同じ内容でしょうか?

すみません。建築技術2000年10月号を持っていないので分からないです。
別冊にするにあたって、どの程度書き加えられたのか。
少なくとも、「床倍率規定の力学的根拠」のページは、そのままなのでは
ないかと思うのですけど。

>これが理解し易いと言われると、私にはつらいものがあります。

確かに、「理解し易い」という表現は、少し誇張し過ぎたかもしれません。
ただ、手元にある木造関係の資料の中で、床倍率規定の根拠について解説して
ある資料はこれくらいしか無かったので、つい、そういう表現になってしまいました。

>床倍率について、これよりもわかり易い参考書はないものでしょうか?

私の手元にある資料で、床倍率について参考にしたものとしては、

■ 実際の計算例等が載っている資料
 ○わかりやすい木造設計の手引  新日本法規出版
 ○建築技術 2001年6月号 特集 木造軸組住宅[性能表示]の構造チェック

■ インターネットで見られる資料としては
 ○木耐協 安斎先生の技術通信(まだ連載中のようです)
  第4回 「品確法」1654号の中に規定される"耐力壁線"の定義
      http://www.mokutaikyo.com/monthly/04.htm
  第5回 床組等(必要・存在床倍率)(1)
      http://www.mokutaikyo.com/monthly/05.htm
  第6回 床組等(必要・存在床倍率)(2)
      http://www.mokutaikyo.com/monthly/06.htm
  第7回 床組等(必要・存在床倍率)(3)
      http://www.mokutaikyo.com/monthly/07.htm
▲ page top
Re: 必要床倍率?
ki 2007/01/25 18:16:04
やまさん (no name)さんすみません。
書きっぱなしでした。

(no name)さんの方がわかりやすく説明してくださるので、
私の出番がありませんが。

私自身も詳細計算までやった事がないので
わかった気がしただけかも。
最近は吹き抜けの建物が多いので、せめて火打ちの床倍率位は、
求められるようにしたいと思っています。

枠組壁工法の指針や 枠組壁工法の構造の安定に関する基準解説書なども参考になるかと思います。

在来の場合は、根太に合板、合板直張り、火打ちなど
床の仕様がある上、梁の上に耐力壁があったり、
組み合わせが多すぎて、床倍率といった形まで持ってくるのに
大変だったろうと推測します。

2x4は根太に合板だけの単純な仕様である上、
耐力壁線の考え方が最初からあるので、
床下張りの検討で釘の本数の検討するだけで良いので、
比較的わかり易いかと思います。(存在応力ですが)

その考え方にいろいろな条件が加わったと理解していますが。
間違ってたら教えてください。
▲ page top
Re: 必要床倍率?
天婆〜さん 2007/01/25 19:21:04
>やまさん (no name)さんすみません。
>書きっぱなしでした。
>
>(no name)さんの方がわかりやすく説明してくださるので、
>私の出番がありませんが。
>
>私自身も詳細計算までやった事がないので
>わかった気がしただけかも。
>最近は吹き抜けの建物が多いので、せめて火打ちの床倍率位は、
>求められるようにしたいと思っています。
>
>枠組壁工法の指針や 枠組壁工法の構造の安定に関する基準解説書なども参考になるかと思います。
>
>在来の場合は、根太に合板、合板直張り、火打ちなど
>床の仕様がある上、梁の上に耐力壁があったり、
>組み合わせが多すぎて、床倍率といった形まで持ってくるのに
>大変だったろうと推測します。
>
>2x4は根太に合板だけの単純な仕様である上、
>耐力壁線の考え方が最初からあるので、
>床下張りの検討で釘の本数の検討するだけで良いので、
>比較的わかり易いかと思います。(存在応力ですが)
>
>その考え方にいろいろな条件が加わったと理解していますが。
>間違ってたら教えてください。


教えてもらってからの実務でなく、理解した上での実務でありたいのだが・・・

また、ここでは「参考」であり、本当に木質構造を理解した人が教えているのでは無い
たとえ、ここの参考を元に実務上の不備が発生しても、すべては自己責任の意識がどこまであるのか?

老婆心ながら・・・
▲ page top
Re: 必要床倍率?
禿げ頭 2007/01/25 23:43:48
(no name) さん、

ありがとうございました。

no name ではなくて適当にハンドルを付けられると親しみが沸きます。
余計なお世話でした。
▲ page top


喰えないラーメン屋 2007/01/20 11:29:37
午前中は生コン打ちでした。
質問されました。
+3Nと気温補正の+6Nは土間コンにも適用されるのでしょうか。ご教授くだされたし。
一応不要と返事したのですが発注元の役所からは必要と言われたらしい。
建築工事共通仕様書6章6.2.1(a)に、構造体コンクリートの強度は・・・と書いてあります。ので、不要かと。

現場を回っていて、耐震物件(2月末提出(;_;))がすすまない。
▲ page top
Re: +3N
naa 2007/01/20 11:52:40
久々に投稿します。
私の場合、RC造でコンクリート柱に止め枠を入れずにに土間コンクリートを打設する場合、柱の下部に土間コンクリート分がかぶるので土間コンクリートでも補正をしています。
▲ page top
Re: +3N
Lion 2007/01/20 14:27:29
喰えないサン

>質問されました。
>+3Nと気温補正の+6Nは土間コンにも適用されるので
>しょうか。ご教授くだされたし。
>一応不要と返事したのですが発注元の役所からは必要と言われたらしい。

民間ならば不要でつっぱねますが、多分お役所ならば考慮
する方が無難でしょうね、構造体では無いからFc15位で
十分です(+3N+6NしてもFc24)

役所物件のSN400使用と同じ、民間では使わぬ材料!
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/20 16:12:52
naaさん、Lionさん あいがと。

>民間ならば不要でつっぱねますが、多分お役所ならば考慮
>する方が無難でしょうね、構造体では無いからFc15位で
>十分です(+3N+6NしてもFc24)

説1(自説)、土間コンはヒビが入らなきゃ良い。強度は関係ないので+3N、+6Nとも不要。
説2、本に構造体コンクリートは+3Nすること。と書いてあるので、3Nだけ省ける。気温補正は必要。
説3、良くわからないので取り敢えず3N+6N。
Fc18で設計しているので、+9NでFc27になり流動化剤が必要らしい。
F8T・HTB締め付け検査に行ってきました。トルクレンチが壊れていた・・トホッ。
▲ page top
Re: +3N
ぶたっこ構造 2007/01/21 07:33:53
>+3Nと気温補正の+6Nは土間コンにも適用されるのでしょうか
お初です。
私も以前に同様の質問を現場からうけ、構造体ではないので適用にならないのではないかと解答したのですが、最後の施主検査(役所ではないのですが独立行政法人なので役所とほぼ同じ)で指摘を受けました。
「構造体」とは、彼らかは言わせれば建物の形状を形成しているもののようです。土間は、バラつき補正3Nと温度補正3〜6Nについては、適用除外という文が仕様書で記載がないので適用すべきではないかとの事でした。
こちらから言わせれば土間コンクリートは、計算上影響が無いところなので、よっぽど地盤が悪いとか出なければ関係ないとは思いますが・・・・・

このようなことがありましたので、参考までに。
▲ page top
Re: +3N
とかげのしっぽ 2007/01/21 11:11:47
> こちらから言わせれば土間コンクリートは、計算上影響が無いところなので、

naa さん が言われるようにのように
基礎梁→土間コン→壁 と打設されるので、耐力壁と基礎梁の間に土間コンが入りますので、計算上影響が無いとは言えないと思います。
一度壁手前で枠を止めて土間コンを打ってもらい基礎梁→壁となるようにしてもらいましたが、溝ができ水や木屑や泥の溜まり場になりました。以後辞めました。

ですから、構造体の一部として+3Nしています。
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/21 11:30:03
>基礎梁→土間コン→壁 と打設されるので、耐力壁と基礎梁の間に土間コンが入りますので、計算上影響が無いとは言えないと思います。

最近は壁の前に土間コンを打つのですか。

土間コンは駆体が打ち終わってから一番最後に打ってます。
埋め戻し後、なるたけ期間をあけたいし、土間配管もしますので・・・。
特に今回は、地中梁も壁もない建物なのです。

土間コンが構造体ならば、捨てコンも構造体・・・
▲ page top
Re: +3N
とかげのしっぽ 2007/01/21 11:41:41
>最近は壁の前に土間コンを打つのですか。
>
>土間コンは駆体が打ち終わってから一番最後に打ってます。
>埋め戻し後、なるたけ期間をあけたいし、土間配管もしますので・・・。

RC構造物を想定していました。
1階床は作業床や材料置き場や2階スラブのサポート設置床となり壁の前に土間コンを打ちます。


>特に今回は、地中梁も壁もない建物なのです。
そうですか。では状況がちがいますね。
▲ page top
Re: +3N
ぶたっこ構造 2007/01/21 17:46:11
>基礎梁→土間コン→壁 と打設されるので、耐力壁と基礎梁の間に土間コンが入りますので、計算上影響が無いとは言えないと・・・

確かにRC造の場合はおっしゃるとおりですね。

私はこの時牛舎で鉄骨造平屋でしたので、そのつもりで話しておりました。すいませんでした。

鉄骨造ですが、別の設計事務所で行なったもので、土間が下がってしまって補償問題になったことを聞いたことがあります。構造設計をどこで行ったかはわかりませんが、実はまだ進行形で、大変な事になっているようです。構造図には土間下も地盤改良をするようになっていたのですが、意匠設計担当者と現場担当者の間でどのようなやり取りがあったかは、議事録として残されていなかったようです。
現場は現在土間の補修が完了し引き渡され、現在は使用しているようです。(店舗です。)

その話を聞いてから、特に土間が構造体かそうで無いかは別として扱いには十分注意するようになりました。
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/21 19:14:06
>私はこの時牛舎で鉄骨造平屋でしたので、そのつもりで話しておりました。すいませんでした。

地盤は岩山の造成地ででかい岩がゴロゴロ・・・施工業者さんが苦心惨憺・・・。
土間コンクリートは構造体ではなくて、床仕上げ材と認識してるのですが・・・。
▲ page top
Re: +3N
naa 2007/01/21 20:37:44
>地盤は岩山の造成地ででかい岩がゴロゴロ・・・施工業者さんが苦心惨憺・・・。

実際に現場を見てないですが、これなら土間コンクリート扱い(補正なし)でいいと思いますが

>土間コンクリートは構造体ではなくて、床仕上げ材と認識してるのですが・・・。


土間コンクリートは構造体ではないと考えています。鉄筋が入っているのはひび割れ防止の目的であり、土間コンクリートは無筋コンクリート扱い(非構造体)としています。
ただし、土間に応力負担を期待する場合は、捨コンクリートを全面にしてダブル配筋としています。(金のかかる設計事務所といわれてる?)
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/21 21:14:47
>土間コンクリートは構造体ではないと考えています。鉄筋が入っているのはひび割れ防止の目的であり、土間コンクリートは無筋コンクリート扱い(非構造体)としています。
>ただし、土間に応力負担を期待する場合は、捨コンクリートを全面にしてダブル配筋としています。(金のかかる設計事務所といわれてる?)

条件小出しでスマソ。
無筋→溶接金網6φ−150だす。
土間にヒビが入ると屎尿が地中にしみこみます。浸透防止のための0.15ポリフィルム敷き。
重量鉄骨35kg/m2(モノHもどき)です。
▲ page top
Re: +3N
熊五郎 2007/01/22 01:21:38
溶接金網で思い出しました。
最近、某国立大学病院の土間で使っていましたが、
写真を撮るとこだけ、重ねをとって、他は
2CMも、重なっていなかったです。
施設課の役人がいるのに???何してるのかな?
完全な手抜きでした。

では、眠るでゴワス。
▲ page top
Re: +3N
ざくっと 2007/01/22 12:24:24
テストピースを採取して強度管理をするのであれば+3Nは必要です。
JASS5の解説には+3Nの意味としてテストピースと実際の構造体の強度補正分です。JASS5に準拠してなければ要らないかも?
(共仕に+3Nは書いてあったか未確認です)

>現場を回っていて、耐震物件(2月末提出(;_;))がすすまない。

月曜はやる気が沸かなくて仕事ががすすまない。。。。
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/22 16:59:23
>テストピースを採取して強度管理をするのであれば+3Nは必要です。

18+3+6のコンクリートが1週で24Nでるズラ。
+しなくて浮いた予算は他に廻したいのですが・・・。
明日の工程会議で役所側と相談してみます。
▲ page top
Re: +3N
家庭 2007/01/23 01:18:27
>喰えないラーメン屋さん

>建築工事共通仕様書6章6.2.1(a)に、構造体コンクリートの強度は・・・と書いてあります。ので、不要かと。

同意見です
不要と思います
役所の人は構造床と土間コンの
区別がつかないのでは?だったりして・・・
▲ page top
Re: +3N
家庭崩壊型 2007/01/23 01:29:06
>喰えないラーメン屋さん
 
>>建築工事共通仕様書6章6.2.1(a)に、構造体コンクリートの強度は・・・と書いてあります。ので、不要かと。
>
>同意見です
>不要と思います
>役所の人は構造床と土間コンの
>区別がつかないのでは?だったりして・・・

補足ですが
上レスでもありましたが、土間が施工上サンドイッチ状態
になるのでしたら(施工業者から同時に打たせてくれの申し出があったのなら)躯体と同様の強度が必要ということですかね・・・

▲ page top
Re: +3N
ぶたっこ構造 2007/01/23 12:27:28
>役所の人は構造床と土間コンの
>区別がつかないのでは?だったりして・・・

私が牛舎の土間で指摘を受けたときはそのような状態でした。

何でもかんでもコンクリート=構造体のようでした。

何回説明してもコンクリート=構造体でした。

寝てもさめてもコンクリート=構造体でした。

ステコンもそのうち構造体に昇格するかも・・・
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/23 17:09:32
>私が牛舎の土間で指摘を受けたときはそのような状態でした。

まさか・・まさか・・・北の方ですよね。

コンクリート工事に分類しないで、左官工事か内装工事に入れ解けば良かったかな・・・。
今日の物件は打ち合わせ会議で、温度補正をすることになりました。
明日の牛舎の打ち合わせでは?です。

役所に確認書を貰いに行って、お喋りしていたら忘れてきた。(´・ω・`)ショボン
▲ page top
Re: +3N
ぶたっこ構造 2007/01/23 17:46:45
喰えないラーメン屋さん

>まさか・・まさか・・・北の方ですよね。

そのまさか・・・・まさか・・・です。
但し、本州ですが・・・・・・・

寒くなる前に竣工するように進めたいとのことで、
設計期間も決まってくるのですが、なぜかいつもこちらからの
質疑に対しての先方からの回答が、延び延びになって着工は、いつも秋の終わりからで、土間コン打設は、真冬になります。

ちょうど真冬の打設した直後の養生時に-16℃になって、
ついに土間全体が凍ってしまいました。
養生してたシートが風であおられて吹きさらしになってしまったのです。

いくら施工屋の不注意だとしても、こんな真冬に工期を設定するのはおかしいだろうと思いました。

土間全面凍害は初めての経験でした。
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/23 19:12:09
ぶたっこ構造サン

>そのまさか・・・・まさか・・・です。
>但し、本州ですが・・・・・・・

同じ役所の発注かと思いましたが違うようですね。
私は北の方では有りません。北の方と書いてみただけです。(^^;
壁無し、土間屋根柵だけの牛舎です。(^^;

>ちょうど真冬の打設した直後の養生時に-16℃になって、
>ついに土間全体が凍ってしまいました。

(゚o゚) (゚o゚)

>いくら施工屋の不注意だとしても、こんな真冬に工期を設定するのはおかしいだろうと思いました。

肉牛だと出荷時期の問題があります。
需要期だと、1頭当たり10万円以上の差が出ます。
100頭出せば1000万円・・・。
▲ page top
Re: +3N
ぶたっこ構造 2007/01/24 08:34:51
喰えないラーメン屋サン

>私は北の方では有りません。北の方と書いてみただけです。(^^;
やってしもーたー(x_x)

>肉牛だと出荷時期の問題があります。
>需要期だと、1頭当たり10万円以上の差が出ます。
>100頭出せば1000万円・・・。

こちらでは乳牛ですが、今まで入れていたところが老朽化し、新築したものですが、建物が出来てから引越しするので、ある意味時期の調整は可能かと思います。
▲ page top
Re: +3N
(no name) 2007/01/24 11:07:48
土間コンに対する+3Nの話題からは、少し逸れますけど、
「建築基準法改正に基づく構造設計Q&A集」(日本事務所協会連合会)
より抜粋します。
--------------------------------------------------------------------------
6.7.5 ΔFと発注強度との関係について
[質問]鉄筋コンクリートの発注強度に必ずΔFを加えて発注しなければならないか?

[回答](長いので省略します)

[解説]本補正値を、発注強度に加えるかどうかについては、設計時に性能を要求する
   場合に考慮しておくべきではあるが、地域や使用プラントにより発注強度に対し
   各供試体の強度がどのような分布になるのか、またそれを考慮に入れて、設計者
   が現場水中養生あるいは現場封かん養生した供試体の強度について管理値を
   設けるかによっても左右される。
   もし、発注時にΔFを強度に加えないのであれば、JASS5の解説文等を参考に
   慎重な検討が必要になる。
--------------------------------------------------------------------------
実務者にとって大きいのは、呼び強度に+3Nを反映するかどうか。

私の場合、プラントの実績次第では、呼び強度に+3Nを考慮しないけれど、
テストピースの4週圧縮強度についてはFc+3Nであることを確認する
という方法を採用しています。冬場でしたら予備に現場封かん用のテスト
ピースを採っておくこともあります。
▲ page top
Re: +3N
喰えないラーメン屋 2007/01/24 17:39:38
みな様、有り難うございます。

>実務者にとって大きいのは、呼び強度に+3Nを反映するかどうか。
>
>私の場合、プラントの実績次第では、呼び強度に+3Nを考慮しないけれど、
>テストピースの4週圧縮強度についてはFc+3Nであることを確認する
>という方法を採用しています。冬場でしたら予備に現場封かん用のテスト
>ピースを採っておくこともあります。

工程会議で、
駆体コンクリートでは無いけれど、設計図書にFc18と書いてあるのだから、現場と水中養生の差の分として+3Nしておく・・・となりました。気温補正の+6Nは不要。

午後から現場調査3個所。
修理したばかりの80−300ズームを助手(=家人)が落として、軸が曲がってしまった。(;_;)
先週はトーチャン(自分)が18−35ズームを落として、ヤフで買ったばかりなので、強く叱れなかった・・・(;_;)(;_;)

▲ page top


杭間隔の最小寸法について
構造は? 2007/01/19 15:35:15
初めて参加させていただきます。
1箇所の基礎に杭を2本以上使用する場合の杭間隔はどこまで許容できるのでしょうか。
2Dにて設計されているのですが、公共建築工事標準仕様書による施工の精度は100o以下となっていますので2D−200まで問題は無いのでしょうか。
よろしくお願いします。
▲ page top
Re: 杭間隔の最小寸法について
Lion 2007/01/19 16:36:10
構造は?サン

>1箇所の基礎に杭を2本以上使用する場合の杭間隔はどこまで
>許容できるのでしょうか。

設計はあくまで埋め込み杭2D、打ち込み杭2.5Dでしょうね
だが相手が地盤、何が有るか解らないのが実情で、転石に
当たって打ち終われば2D以下もあり得る、偏心100mm
以内も推奨値、どの程度ずれれば打ち直すのか???

構造屋に杭偏心のチェックをフィードバックされる時点では
大概現場は終わっておりまする(>_<)
▲ page top
杭間隔の最小寸法について
ochaochag3 2007/01/19 17:56:40
構造は?サン


>
>>1箇所の基礎に杭を2本以上使用する場合の杭間隔はどこまで
>>許容できるのでしょうか。
>
>設計はあくまで埋め込み杭2D、打ち込み杭2.5Dでしょうね
>だが相手が地盤、何が有るか解らないのが実情で、転石に
>当たって打ち終われば2D以下もあり得る、偏心100mm
>以内も推奨値、どの程度ずれれば打ち直すのか???
>
>構造屋に杭偏心のチェックをフィードバックされる時点では
>大概現場は終わっておりまする(>_<)


チェックをフィードバックの時点では、それは終わっているから
偏心チェックとなります(くい打ち途中で言うてくる監督さんはおらんでしょう)ボケでないようなボケかたですんません。

私の場合はPHCは必ず偏心(埋め込み誤差)は起こるものと
思っていますので(事実今まで誤差0は見たことありません、大手であろうと下請けの下請けですから堂々と偏心しましたと言ってくる)杭間2.5d、縁空き1.25dでやっています、これだと、よほど下手な杭やさんでもない限り、偏心しても杭間2.0dは残ります、規定はないですが、埋め込みの場合2.0dのー10%ぐらいはいいのではないかと思います(軟弱地盤等の条件もありますが)。
▲ page top
Re: 杭間隔の最小寸法について
定年なし 2007/01/19 18:07:45
少しスレッドの内容から外れてしまいますが、

>構造屋に杭偏心のチェックをフィードバックされる時点では
>大概現場は終わっておりまする(>_<)

皆さんは、施工による杭偏心の追加検討が必要な場合は、どの様に検討されていますか?地中梁で応力を負担する場合です。

1.一貫計算で再検討して、必要であれば鉄筋増。
2.到達モーメントを1/2と仮定するなど、手計算で再検討して、必要であれば鉄筋増。
3.元の応力は考慮せず、応力が大きくなった箇所はその分、全て鉄筋増。
4.その他

私は、2番で検討することが多いのですが、1箇所だけの場合(偏心量にもよりますが)3番にする場合もあります。

▲ page top
Re: 杭間隔の最小寸法について
Lion 2007/01/19 19:12:50
定年なしサン

面倒だから(1)です、手計算よっか早い!
▲ page top


スパイウエア
ki 2007/01/19 09:51:39
この掲示板に良く関連する事柄について
ホームページのアドレスを載せて頂いてあるのですが(大変参考になっています。)
時々、スパイウエアが検知されブロックされてしまう事があります。
無理やりHPに入っていくと感染している事もあるのですが、
皆さんはどうされているのでしょうか。
▲ page top
Re: スパイウエア
Lion 2007/01/19 10:57:50
Kiさん

>時々、スパイウエアが検知されブロックされてしまう事が
>あります。

スパイウェアーとして検索されるのは大概 Cookie だと
思いますが? セキュリティが固すぎるのでは?
▲ page top
Re: スパイウエア
ki 2007/01/19 16:25:10
Lionさん いつもすみません。

>
>スパイウェアーとして検索されるのは大概 Cookie だと
>思いますが? セキュリティが固すぎるのでは?

やはり、気にしすぎですか。
企業のHPに入ろうとすると、結構ブロックしてしまいます。
その程度は仕方ないのでしょうか。

もう少しレベルを落としたほうがいいのでしょうね。
ありがとうございました。
▲ page top
Re: スパイウエア
中山忍命 2007/01/20 02:05:42
>Kiさん
>
>>時々、スパイウエアが検知されブロックされてしまう事が
>>あります。
>
>スパイウェアーとして検索されるのは大概 Cookie だと
>思いますが? セキュリティが固すぎるのでは?
>
ソギャンで御座います。特に、ソースネクストのウイルスセキュリティは、頻繁に言ってきます。煩わしいですね。
▲ page top
Re: スパイウエア
ki 2007/01/20 21:10:02
パソコン自体を良く理解していない私には、
どこまでセキュリテイをあげて良いのかわかりません。
ウイルスで痛い目にあって迷惑もかけたトラウマが
あるもので・・・。
最近は迷惑メールが山のように入ってきます。
初めてスパイウエアにトロイの木馬なんて感染を見たときには
驚きました。
私のような者は万全を期するしかないのかもと思っています。
▲ page top
Re: スパイウエア
2007/01/20 23:28:32
>最近は迷惑メールが山のように入ってきます。

プロバイダの『迷惑メール ブロックサービス』を利用しています。
ほとんど全ての迷惑メールが処理されます。
▲ page top
Re: スパイウエア
もぐら 2007/01/21 10:32:57
>プロバイダの『迷惑メール ブロックサービス』を利用しています。
>ほとんど全ての迷惑メールが処理されます。
>
私も利用していますが、仕事メ−ルまで処理されたことがあり、一応タイトルだけは目を通すようにしています。
メ−ルが1日に200通、そのうちスパムが190通..orz
▲ page top
Re: スパイウエア
Lion 2007/01/21 14:14:08
もぐらサン

>私も利用していますが、仕事メ−ルまで処理されたことが
>あり、一応タイトルだけは目を通すようにしています。
>メ−ルが1日に200通、そのうちスパムが190通..orz

同様にスパム攻撃を受けていますが、私はメーラーで
自動仕分けです(Shuriken−Pro)、時折
必要なのが迷惑メールに入っていたり(>_<)

プライベートドメインなので、アドレス変更は簡単なの
ですが、得意先とNET銀行、NET会員などの変更が
煩わしいので目下放置しています・・・
▲ page top


技術的構造的な問題はないのでしょうか
ど素人 2007/01/18 13:39:10
みなさん、いろいろとご回答ありがとうございます。法制面では建築基準法その他関連法令、移転補償マニュアルなどにもあたり、曳家は妥当ではないと交渉している最中なのですが、なかなか決定打がありません。

そこで、除却・曳家に伴う構造への影響、軟弱地盤に移動することの是非など、技術的構造的な問題やリスクがあれば、改めてご教授いただけないでしょうか。最悪の場合、施行者による直接施行も視野に入れていますが、施行者はなぜか2×4工法の家は曳家できないと思い込んでいるようなので、曳家できない、もしくは危険が大きいということであれば、考え直すと思っています。
2×4工法も当家も同じ剛構造で、壁式である点は素人の私からすると、似たようなものなのですが…。
▲ page top
Re: 技術的構造的な問題はないのでしょうか
Lion 2007/01/19 10:02:49
ど素人サン

>そこで、除却・曳家に伴う構造への影響、軟弱地盤に移動
>することの是非など、技術的構造的な問題やリスクがあれば、
>改めてご教授いただけないでしょうか。

下スレと同じご質疑のように思うのですが、それほどに
ご心配ならば、ご近所のプロ(構造設計屋)を探されて
相談される事をお勧めします、地盤はプロでも判断は
かなり厄介です。

それと、鉄骨構造は壁式ではありません、多分お宅は柱梁
にて構成された「ラーメン構造」だと思います、念のため。
▲ page top
Re: 技術的構造的な問題はないのでしょうか
喰えないラーメン屋 2007/01/19 11:58:53
>下スレと同じご質疑のように思うのですが、それほどに
>ご心配ならば、ご近所のプロ(構造設計屋)を探されて
>相談される事をお勧めします、地盤はプロでも判断は
>かなり厄介です。

3m下に砂礫層が有れば良い地盤なのでは・・・。表層を除いて。
地盤が悪いなら悪いなりに、しっかりした基礎を設計すればよいです。現在の建物の地耐力も推定かも知れません。

基礎との接続部分は施工次第です。

バルコニーはカッターを入れてから、斫りのみで壊します。
本体に影響のあるような壊し方はしませんデス。
▲ page top


ど素人 2007/01/18 08:03:39
以前にも投稿した門外漢です。区画整理により「除却を伴う曳家」と説明されていますが、不安で仕方がありません。当家は築19年の重量鉄骨3階建て、建築面積240平方メートルです。剛構造(壁式)の二重スラブで1.7メートルの地中梁があり、地耐力がu/5t程度の地盤強度の関係から中空になっています。

不安は以下の点です。
1、換地先はもともと水田で軟弱地盤の低地。近くに小さなどぶ川が流れ、換地先付近で遊水地工事をしている人に聞くと、3メートル掘削したところで関東ローム層を抜け礫層と地下水位が表出したそうです。換地先は遊水地の工事箇所よりさらに低地のため、地下水位が浅いと予想でき、曳家に際しては地盤改良、基礎工事が必要と思いますが、いかがでしょうか。現場を知る構造設計の専門家は「曳家も無謀だし、建物重量からして地盤が弱すぎる」というので、余計に不安です。ちなみに換地先の地盤強度は調査していないため不明ですが、当家の敷地より軟弱なのは明らかです。もともと水田だった上に、2メートルの盛土をして半年足らずですから。

2、曳家に際しては東南角に配置したベランダせり出し部分(30cm×5メートル)を除却しますが、工事でハンマー等の打撃の衝撃で、梁と柱の接合部に変形などの恐れはないでしょうか。上記の専門家は剛接合部が5ミリでも狂うと中規模地震でもせん断しかねないといっています。

以上の点につき、ご教授いただけないでしょうか。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
Lion 2007/01/18 10:27:15
ど素人サン

>以前にも投稿した門外漢です。区画整理により「除却を伴う
>曳家」と説明されていますが、不安で仕方がありません。

私も阪神大震災で区画整理の経験が有りますが、説明会では
やはり原則は曳家との説明でしたが、実際は補償による
新築でした、多分費用的にも曳家は不可能だと思います。

もしも曳家ならば、私ならば、区画整理事業者に移設後の
保証をさせると思います、貴方が悩む必要は無いのでは?
移設で傾いたり被害が出れば、それは事業者の責任で、
建て替えせねば駄目です。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
もぐら 2007/01/18 10:45:03
>ど素人サン
心配ならば納得いくまで説明を求めるべきです。
地盤のこと、ベランダ撤去に関すること..
地質調査をしていない?調査を求めるべきです。

相手の都合での移転です。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
喰えないラーメン屋 2007/01/18 11:25:14
>地質調査をしていない?調査を求めるべきです。

建築工事は所有者が行いますので、調査費は補償額に含まれると思います。項目に無ければ要求。

>相手の都合での移転です。

区画整理は居住者のために住民の同意を得たうえで行います。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
Lion 2007/01/18 11:33:55
喰えないサン

>区画整理は居住者のために住民の同意を得たうえで行います。

・・で無い場合もありんす>震災などの場合、強制的でしたよ。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
喰えないラーメン屋 2007/01/18 11:46:32
>・・で無い場合もありんす>震災などの場合、強制的でしたよ。

強制的に同意を求めるばあいもあります。
区画整理をしない方がよい人、必要がない人も多いです。
地元でも反対がありました。田んぼの上にいろんな建物が立ってます。田んぼと言っても川底には岩盤が見えてるところです。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
ホームズ 2007/01/18 12:17:56
>以前にも投稿した門外漢です。区画整理により「除却を伴う曳家」と説明されていますが、不安で仕方がありません

昔、移転補償の仕事をやったことがあります。(自治体の入札で)

地域によって事情は異なると思いますが、当時の経験では移転補償費が曳家で算出されることと実際に曳屋することは違うと考えてもいいと思います。
移転補償費の算出は、まずその家の新築価格を積算し、老朽度や余地の形状などによって「建替え」「曳き屋」などを決めます。それぞれの工法によりなにやらいろいろな係数などを掛け合わせて補償費を算出していました。

今回のような場合は、当然曳家先の地盤調査や地盤改良(場合によっては杭など)費用なども加算されるはずです。
そうして算出した費用が現存の建物の償却後の費用を上回れば、補償費用は建替えでも曳き屋でも変わらずmaxになるはずです。

なので、不安な条件をいろいろ附加して補償費用を交渉してはいかがでしょう。

曳き屋で補償してもらっても、こじんまりと新築しておつりが来たとしても「返却」はないはずです。

要は交渉術ということですね。

そのために、構造や建築の専門家のアドバイスを受けることは大変有効だと思いますよ
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
喰えないラーメン屋 2007/01/18 13:20:50
>曳き屋で補償してもらっても、こじんまりと新築しておつりが来たとしても「返却」はないはずです。

有ります。
年度内に使い切らなかった金額は所得として課税されます。全額返却ではありませんが。
補償金には課税されないはずなのに税金が来た・・と。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
ホームズ 2007/01/18 13:47:32
>年度内に使い切らなかった金額は所得として課税されます。

あ、そうなんですか。所得になるんですね。
当事者になったことがないので知りませんでした(^_^;)

関係ないけど、水害でクルマが全損になったとき、保険が出たんですがそれが雑所得になって、税金払ったことあります。
同じようなもん?
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
Lion 2007/01/18 16:22:54
>関係ないけど、水害でクルマが全損になったとき、保険が出たんですがそれが雑所得になって、税金払ったことあります。
>同じようなもん?

年金貰っても所得になる、長年払い込んで貯めたのに・・・
世の中オカシナ事ばかり。。。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
喰えないラーメン屋 2007/01/18 16:54:55
>年金貰っても所得になる、長年払い込んで貯めたのに・・・
>世の中オカシナ事ばかり。。。

昨年に続き、もうすぐ生保が満期になります。
掛け捨てタイプなので、満期お祝い金程度。
一度も入院せず、一度も死ななかったので元は取れません。
国民年金だけでは食べていけないので畑でも買おうかなと思ってみたり・・・。でも、草むしりも肥田子担ぎは嫌だし・・・。
▲ page top
Re: 鉄骨造を曳家する際の問題点を教えてください
サリー 2007/01/18 17:20:29
本題から外れますが、木造の曳家って、「新しい基礎の上にただ木造部分が載っているだけ(アンカーボルトなどを介して繋がっていない。横移動なのでアンカーボルト取り付け不可?)」と聞きました。その方は心配なので、基礎・土台をシートで貼り付けた(ジャブラ工法)そうです。
驚きました。そういうもの?
▲ page top


FcとσBの違い
るい 2007/01/17 16:38:16
コンクリートのFcとσBの違いってなんですか?
▲ page top
Re: FcとσBの違い
青虫 2007/01/17 20:59:34
Fc:設計基準強度
σb:曲げ応力度
▲ page top
Re:FcとσBの違い
ピーチ 2007/01/17 23:32:26
耐震診断の話となると
Fc:コンクリートの設計基準強度
σB:コンクリートの圧縮強度
じゃなかったでしょうか。
ちなみにσBD:診断で用いたコンクリート圧縮強度
でDはデザインのD。
▲ page top
Re: FcとσBの違い
(no name) 2007/01/17 23:34:34
Fcは設計基準強度で、構造物の設計において、計算の基準とするコンクリートの強度。
一般には材齢28日の圧縮強度を設計の基準として採用します。

σBは、添え字が大文字のBの場合、実際に出来上がった構造体コンクリートの
圧縮強度を表す記号として使われることが多いと思います。
また、耐震診断基準では、推定強度としてσBが使われています。
▲ page top
FcとσBの違い
るい 2007/01/19 09:37:55
皆さん本当にありがとうございました☆

胸の引っ掛かりが取れました。
▲ page top


タカヤス 2007/01/17 15:04:42
山形ラーメンを一貫計算で検討する場合、
剛床を解除して検討するかと思います。
その場合、水平荷重時はどのように考えていますか。

私は、BUS-3を使っているのですが、
ほとんどの場合、水平荷重時も剛床を解除しています。
ただ、一部に中間層があるような場合に、1次設計は
それなりの応力と変位(感覚論ですが)である場合に、
保有耐力計算では、理解し難い結果(変位)になることがあります。
そういった場合に、水平荷重時は剛床として解析させているの
ですが、いまひとつ納得出来ません。

皆さんはどう思われますか。
▲ page top
山形ラーメンを一貫計算で
ochaochag3 2007/01/17 18:41:12
>山形ラーメンを一貫計算で検討する場合、
>剛床を解除して検討するかと思います。
>その場合、水平荷重時はどのように考えていますか。
>
>私は、BUS-3を使っているのですが、
>ほとんどの場合、水平荷重時も剛床を解除しています。
>ただ、一部に中間層があるような場合に、1次設計は
>それなりの応力と変位(感覚論ですが)である場合に、
>保有耐力計算では、理解し難い結果(変位)になることがあります。
>そういった場合に、水平荷重時は剛床として解析させているの
>ですが、いまひとつ納得出来ません。
>
>皆さんはどう思われますか。


当方もBUSですが、どうして、床剛性を解除するのか不思議に思います、山形ラーメンであっても、水平(小屋)ブレースがあれば立派な剛床です、1次及び保有耐力とも特に解除する必要はないと思います、逆になぜ解除しようと思うのですか、教えてください。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/17 18:55:56
ochaochag3サン。

>当方もBUSですが、どうして、床剛性を解除するのか
>不思議に思います、山形ラーメンであっても、水平
>(小屋)ブレースがあれば立派な剛床です、

FCDコマンドにて、肩部分の変位をフリーにせねば
山形の応力にはなりませんぜ(BUS、Q&A、
P.63〜参照)、ご注意あれ・・・

小屋物の場合BUSで解析すると、不可解な結果に
なる場合が有りますね、ブレースの保耐では、立体
解析でエラーが出たりします、その場合は解析方法を
変えて対処しています、BUSでは解析方法は
9種類から選べますので、どれを選んでもそれは
設計者判断です(決して偽装ではない)。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
もぐら 2007/01/17 19:20:08
>保有耐力計算では、理解し難い結果(変位)になることがあります。

理解しがたい結果とは例えばどのような?

ブレ−ス上の軽微なフレ−ムなんかの場合は”逆せん断”が起きている場合もありますね
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
ochaochag3 2007/01/17 20:59:59
Lionさん


>
>FCDコマンドにて、肩部分の変位をフリーにせねば
>山形の応力にはなりませんぜ(BUS、Q&A、
>P.63〜参照)、ご注意あれ・・・
>
>小屋物の場合BUSで解析すると、不可解な結果に
>なる場合が有りますね、ブレースの保耐では、立体
>解析でエラーが出たりします、その場合は解析方法を
>変えて対処しています、BUSでは解析方法は
>9種類から選べますので、どれを選んでもそれは
>設計者判断です(決して偽装ではない)。
>



わざわざ有難うございます、全く気が付きませんでした、BUSは現在のところRC造のみしか使っておりません(S造は1件のみ)「アーキプロ1」は棟を「鉛直変位」指定すれば解法できましたので、ソフトにより環境が変わるのですね、次物件より気をつけます。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
喰えないラーメン屋 2007/01/18 10:31:47
>保有耐力計算では、理解し難い結果(変位)になることがあります。
>そういった場合に、水平荷重時は剛床として解析させているの
>ですが、いまひとつ納得出来ません。

一部酎2階が有るならば外力分布が違うのでは。?
節点振り分け法で計算してみたらどうでしょうか。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
MADA 2007/01/18 15:31:17
横からすみません。
BUS Q&A P63〜ってどこにあるのですか。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
とーりくんこ 2007/01/18 15:58:18
BUSを使われておられる方にお聞きしたいのですが。

BUSの場合傾斜梁となった場合、軸力もプログラム内で考慮してくれるのでしょうか?。
私ビルディングエディターの場合は傾斜15度超えは評定外となりますが、長期荷重時に剛床を解除して、正しい曲げ応力に近づけますが、軸力は考慮無しです。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/18 16:26:34
MADAサン

>BUS Q&A P63〜ってどこにあるのですか。

今は呉れるかどうか?ですが、BUS−2.5の
時に貰った黄色表紙のQ&A集です、1と2と
2冊有ります、建築ピポットに問うてください。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/18 16:31:32
とーりくんこサン

>BUSの場合傾斜梁となった場合、軸力もプログラム内で
>考慮してくれるのでしょうか?。

デフォでは考慮しませんが、MC1コード24の制御で
考慮出来ると思います。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
MADA 2007/01/18 16:34:07
Lionさん

>今は呉れるかどうか?ですが、BUS−2.5の
>時に貰った黄色表紙のQ&A集です、1と2と
>2冊有ります、建築ピポットに問うてください。


有難うございました。
そういえばあったような・・本棚の奥を探してみます。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
とーりくんこ 2007/01/18 16:44:32
>Lionさんありがとうございます。

BUS3いいですね、欲しいです・・・・。
BUSの壁式は買ったんですが。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
タカヤス 2007/01/19 08:57:10
Lionサン。

>小屋物の場合BUSで解析すると、不可解な結果に
>なる場合が有りますね、ブレースの保耐では、立体
>解析でエラーが出たりします、その場合は解析方法を
>変えて対処しています、BUSでは解析方法は
>9種類から選べますので、どれを選んでもそれは
>設計者判断です(決して偽装ではない)。

別な解析方法にする方法良いですね。
確かに、立体解析で不可解な結果が多いです。
今回は、ほぼ整形な建物なので、平面でも良いかも
しれません。


もぐらさん。

ちなみに、今回の「理解しがたい結果」とは、
1次設計の層間変位が1/250ほどで
保有耐力の終了層間変位を1/250とすると
変位図に大きな違いがでるというものでした。
ほぼ整形なのに、保有耐力では非常にねじれた結果に
なりました。
サポートの話では、剛床解除の影響のためといわれ、
水平荷重時の剛床解除を止め、今回のスレをたてました。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
もぐら 2007/01/19 09:21:44
>タカヤスさん。
>
>ちなみに、今回の「理解しがたい結果」とは、
>1次設計の層間変位が1/250ほどで
>保有耐力の終了層間変位を1/250とすると
>変位図に大きな違いがでるというものでした。
>ほぼ整形なのに、保有耐力では非常にねじれた結果に
>なりました。

1次設計が1/250で保有が1/250で止めるんですか?
もう少し押した方が..私は1/50まで押してます(S造)
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/19 10:08:16
もぐらサン

>もう少し押した方が..私は1/50まで押してます(S造)

BUSのデフォルトは1/20ですね、デフォでやると
時折審査からクレームが・・・そんなんわての勝手やんと(笑)
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Kotoh 2007/01/19 11:13:03
始めてなのですがいつも楽しく拝見させて頂いています。

>山形ラーメンを一貫計算で検討する場合、
>剛床を解除して検討するかと思います。
>その場合、水平荷重時はどのように考えていますか。
>
>私は、BUS-3を使っているのですが、
>ほとんどの場合、水平荷重時も剛床を解除しています。

これをよんで一言(と、いうより失敗談に近いので)

山形ラーメンを形状入力する場合、棟を節点とさせますが
この柱抜け節点からみの床剛性解除指定の有無には注意が
必要です。

方向と位置にもよりますが床剛性解除の指定があると、
棟部分の水平荷重が消失してしまう場合があります。
(誤差として不平均衡です)

一貫計算でも数字のチェックは本当に必要ですね(笑)
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
タカヤス 2007/01/19 11:36:19
もぐらさん。

>1次設計が1/250で保有が1/250で止めるんですか?
>もう少し押した方が..私は1/50まで押してます(S造)

1/250ではなく、
1/20程度まで押して崩壊形を確認した上で、
最終的には1/100としています。
ただ、今回、非常にねじれた結果になったので、
1次設計との比較用に1/250としたまでです。

立体解析は、入力は簡単ですが、検証が難しいです。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
タカヤス 2007/01/19 11:39:42
Kotohさん。

>方向と位置にもよりますが床剛性解除の指定があると、
>棟部分の水平荷重が消失してしまう場合があります。
>(誤差として不平均衡です)

すみません。もう少し詳しく教えて頂けますでしょうか。
水平荷重の消失とは?
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Kotoh 2007/01/19 14:13:58
>
>>方向と位置にもよりますが床剛性解除の指定があると、
>>棟部分の水平荷重が消失してしまう場合があります。
>>(誤差として不平均衡です)
>
>すみません。もう少し詳しく教えて頂けますでしょうか。
>水平荷重の消失とは?

具体例としては、Y方向が山形ラーメンの場合に
X方向に床剛性解除指定の有無を入力した場合です。

@屋根面全節点、A軒の柱全節点、B棟だけの全節点など
床剛性解除の指定を行うと、棟節点に掛かっている水平
荷重の行く先がなくなり、結果として誤差として消失する
ようです。
Y方向はG梁を伝わって柱に流れますが、棟は床面のみなので
このようになるようです。

これは山形ラーメン特有の現象ではなく、柱抜けの節点に
床剛性解除の指定有無を行うと起こるようです。
このことは昨年のBUSのアップでメッセージが出るように
なりました。

ただ、気になるのは一貫計算が正常に完了しまので注意が
必要と思います。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
ホイホイ 2007/01/19 14:54:43
節点の有る部分をわずかでも移動させると
剛床部分の剛性を持ったバネが斜めにつくので
その角度分の鉛直成分が支点バネになります。
梁が斜めで中に節点が有る場合普通に計算する
と後から怖いです。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/19 16:39:54
ホイホイさん、どうもです

>節点の有る部分をわずかでも移動させると
>剛床部分の剛性を持ったバネが斜めにつくので
>その角度分の鉛直成分が支点バネになります。
>梁が斜めで中に節点が有る場合普通に計算する
>と後から怖いです。

山形を一貫で計算した結果と、単独解析した
結果は大概数値が合わないです、一貫の場合は
単独解析でもチェックしておく必要が有ります。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
中山忍命 2007/01/20 02:58:24
一貫3じゃ、出来ないです。
山形を平面解析に近く解析するためには、スラブ厚=0 床剛性=精算にして、
1節点のみを除いて、剛床解除してやる必要があります。
これを知らないで、山形をやると、梁の剛性が大きくなって、応力が変になります。
長期は良いとして、地震時も剛床解除ですから、ゾーニングになってしまいます。
これ、BUSのように、地震時は、剛床を指定とか出来るように、要望を出しましたが
無視されています。
山形平屋の場合は、FS4とかで、追加解析していますが、2階建以上となると
面倒なので、無視しています。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
ホイホイ 2007/01/20 09:59:20
確認申請を出すとわずか100mmの勾配分でも入力が抜けて
いると言ってきます、スキルが無いようです。
モデル化は単純な方が良いです。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/20 11:02:23
ホイホイさん、どうもです

>確認申請を出すとわずか100mmの勾配分でも入力が抜けて
>いると言ってきます、スキルが無いようです。
>モデル化は単純な方が良いです。

超低機能?な民間審査官が多いようで、ぼつぼつ審査官の
ブラック&ホワイトリストでも作ってHPにUPしようかと
思っています、民間審査機関も淘汰の時代です。。。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
タカヤス 2007/01/22 09:53:23
Kotohさん

>具体例としては、Y方向が山形ラーメンの場合に
>X方向に床剛性解除指定の有無を入力した場合です。
>
>@屋根面全節点、A軒の柱全節点、B棟だけの全節点など
>床剛性解除の指定を行うと、棟節点に掛かっている水平
>荷重の行く先がなくなり、結果として誤差として消失する
>ようです。
>Y方向はG梁を伝わって柱に流れますが、棟は床面のみなので
>このようになるようです。
>
>これは山形ラーメン特有の現象ではなく、柱抜けの節点に
>床剛性解除の指定有無を行うと起こるようです。
>このことは昨年のBUSのアップでメッセージが出るように
>なりました。

剛性の無い箇所(一貫ソフトはねじり剛性なし)の
剛床解除はまずいですよね。


>ただ、気になるのは一貫計算が正常に完了しまので注意が
>必要と思います。

変位図での確認が、簡単で有効だと思います。
おかしなモデル化は、極端な変位になることがほとんどです。
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
ぶたっこ構造 2007/01/22 12:09:08
>>確認申請を出すとわずか100mmの勾配分でも入力が抜けて
>>いると言ってきます、スキルが無いようです。
>>モデル化は単純な方が良いです。

私は、意匠図と(柱芯)構造計算書のスパンが5oずれているだけで計算書を差し替えろといわれました。(はあ?)

>超低機能?な民間審査官が多いようで、ぼつぼつ審査官の
>ブラック&ホワイトリストでも作ってHPにUPしようかと
>思っています、民間審査機関も淘汰の時代です。。。

別なところでは、電波塔(単純なポール)において、粗度区分の指定地域ではないのですが、山の上に建てるので、区分Uで計算していたら、ここは粗度区分Vなので差し替えてくださいといわれました。

あきれます。

私は事務所でAce許容を使用しておりますが、山形ラーメンとは限らないとは思いますが、モデル化次第ではとてつもない変形があわられたりします。
少数派でスミマセン
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/22 17:01:01
>私は、意匠図と(柱芯)構造計算書のスパンが5oずれている
>だけで計算書を差し替えろといわれました。(はあ?)
>別なところでは、電波塔(単純なポール)において、粗度
>区分の指定地域ではないのですが、山の上に建てるので、
>区分Uで計算していたら、ここは粗度区分Vなので差し替
>えてくださいといわれました。

そお言うヤカラは二つに畳んでゴミ箱行きです、
二度とその民間機関には申請を出さない事です・・・
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
ぶたっこ構造 2007/01/23 12:39:46
>二度とその民間機関には申請を出さない事です・・・

2物件ともお役所(建築指導課)だから困るのですよ・・・・

こちらはまだ民間のほうがましかも・・・・・
▲ page top
Re: 山形ラーメンを一貫計算で
Lion 2007/01/23 14:32:57
ぶたっこ構造サン

>2物件ともお役所(建築指導課)だから困るのですよ・・・・

アラヤァ、役所でしたか、我が地方では役所に出す方は
殆ど居ないもので。。。
▲ page top


WO 2007/01/17 14:50:09
KIZUKURIソフトをご利用の方で3類のめり込み耐力初期値(2.6N/mm2)
を採用されておりますでしょうか。又は、青本(2.0N/mm2)を採用され
ておりますでしょうか。(KIZUKURI初期値については木造Blogに説明が
あります。)ちなみに青本を見ていた私は2.0N/mm2としておりますが。
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
Lion 2007/01/17 19:01:52
WOサン

>KIZUKURIソフトをご利用の方で3類のめり込み耐力
>初期値(2.6N/mm2)を採用されておりますでしょうか。
>又は、青本(2.0N/mm2)を採用されておりますでしょうか

私はデフォルトです、2.6N、特に問題無いのでは?
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
WO 2007/01/18 14:10:30
Lionさん、こんにちは。
手計算(青本参考)でめり込み検討には苦労してましたが、KIZUKURIを
使用してからほとんどNGとならず不思議に思い耐力を確認して違いに
気が付きました。(後に木造Blogに説明がありましたが。)
違う材種(集成材は別として)でめり込み耐力が同じことに疑問を感じた
ことと、このまま2.0N/mm2を使い続けるか悩みましたので皆さんは
どちらを選択されているのか質問させて頂きました。有難う御座いました。
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
喰えないラーメン屋 2007/01/18 16:09:54
>私はデフォルトです、2.6N、特に問題無いのでは?

50%増ししか知らなかった。(^^;
木1計算中。
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
たかお 2007/01/18 18:27:59
WOさん
たしかめりこみ強度は告示1024で材種ごとに
決まっていたと思います。
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
Lion 2007/01/19 10:42:09
たかおサン

>たしかめりこみ強度は告示1024で材種ごとに
>決まっていたと思います。

1.1*Fcv/3 で、3類だとFcv=6 ∴2.2???
見間違いか?
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
なまずっこ 2007/01/19 13:21:27
こんにちは。
 1月18日のkizukuriのバージョンアップで3類のめり込みが2.0に変更になっています。今後は2.0のほうが良さそうです。
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
Lion 2007/01/19 15:15:22
なまずっこサン

> 1月18日のkizukuriのバージョンアップで3類のめり込み
> が2.0に変更になっています。今後は2.0のほうが良さそうです。

ふむふむ変わっていますね、3〜4類は2.0N・・・
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
SHIN 2007/01/19 15:29:52
>KIZUKURIソフトをご利用の方で3類のめり込み耐力初期値(2.6N/mm2)
>を採用されておりますでしょうか。又は、青本(2.0N/mm2)を採用され
>ておりますでしょうか。(KIZUKURI初期値については木造Blogに説明が
>あります。)ちなみに青本を見ていた私は2.0N/mm2としておりますが。

話は外れますが、3類は梁や土台に使ったことが無いです。米松・EW・ひのきが多いです
▲ page top
Re: 木材のめり込み耐力について
たかお 2007/01/22 11:25:12
>たかおサン
>
>>たしかめりこみ強度は告示1024で材種ごとに
>>決まっていたと思います。
>
>1.1*Fcv/3 で、3類だとFcv=6 ∴2.2???
>見間違いか?
lion さん

一般的には短期で決まる場合が多いので
2/3*Fcv 4.0 となる。よって入力値は2.0で良いのでは?
▲ page top


日々修行 2007/01/17 11:36:11
あまり本を読んでもわかりにくいため投稿させて頂きました。「あと施工アンカー」についてですが、どこまで使用を適用できるのでしょうか?例えば鉄骨造で柱脚のアンカーボルトをあと施工アンカーで設計された事ある方いらっしゃいますでしょうか?「各種合成構造設計指針・同解説」のメカニカルアンカーボルトの要項によって設計を行ってよいものかと思っています。(あと施工の業者に聞いたら現実にあり。自分自身、構造上主要な部分をあと施工アンカーんんん???)
今現実に直面しているのが、1階壁式造で2階が鉄骨造(ブレース構造)となっています。その壁式と鉄骨部分の接合をあと施工アンカーで接合しようとしています。わかりやすくいえば、木造に置き換えると、地中梁(=壁式)の上に木造の土台(=鉄骨の土台)の接合をあと施工アンカーで行う方法です。(補足:鉄骨ブレースは木造の筋交いのような架構です。)アンカーを地中梁に先打ちだと鉄骨の穴とアンカーボルトの穴が合わないため、あと施工ではと考えてみた次第です。みなさんの経験豊富な知識を御教示頂けたらと思います。
▲ page top
Re: あと施工アンカーについて
ochaochag3 2007/01/17 12:45:04
>あまり本を読んでもわかりにくいため投稿させて頂きました。「あと施工アンカー」についてですが、どこまで使用を適用できるのでしょうか?例えば鉄骨造で柱脚のアンカーボルトをあと施工アンカーで設計された事ある方いらっしゃいますでしょうか?「各種合成構造設計指針・同解説」のメカニカルアンカーボルトの要項によって設計を行ってよいものかと思っています。(あと施工の業者に聞いたら現実にあり。自分自身、構造上主要な部分をあと施工アンカーんんん???)
>今現実に直面しているのが、1階壁式造で2階が鉄骨造(ブレース構造)となっています。その壁式と鉄骨部分の接合をあと施工アンカーで接合しようとしています。わかりやすくいえば、木造に置き換えると、地中梁(=壁式)の上に木造の土台(=鉄骨の土台)の接合をあと施工アンカーで行う方法です。(補足:鉄骨ブレースは木造の筋交いのような架構です。)アンカーを地中梁に先打ちだと鉄骨の穴とアンカーボルトの穴が合わないため、あと施工ではと考えてみた次第です。みなさんの経験豊富な知識を御教示頂けたらと思います。



後施工アンカーをは建築の部位に用いることは全てダメです(法的にも全く認められていません)。
質問者のような建物も多数手がけましたが、後施工アンカーなんぞは論外です。
ただ、行政審査検査等とは無関係の部分については、自己の責任において使用するならば適切な耐力を確保すれば自由でしょう。
▲ page top
Re: あと施工アンカーについて
KIMU 2007/01/17 17:29:07
ochaochag3がおっしゃられているとうりだとおもわれます。
後施工アンカ−は建築物のアンカ−ボルトとして認められていないことから使用は難しいと思われます。
国土交通省告示第1024号に基づき指定された許容応力度及び材料強度の数値を使用して
既存鉄筋コンクリ−ト造等の耐震補強工事などに用いられるのが一般的です。
▲ page top
Re: あと施工アンカーについて
(no name) 2007/01/18 04:29:42
>アンカーを地中梁に先打ちだと鉄骨の穴とアンカーボルトの穴が合わないため、
>あと施工ではと考えてみた次第です

気持ちは良く分かります。しかし、基本は、
1)アンカーボルトを如何に精度良くセットしてもらうか。
2)もし、アンカーボルトの精度が悪い場合には、ルーズホールにする等、柱脚側で
  施工誤差の吸収を図る。
という順序で考えるべきですね。
小規模な鉄骨造であれば、型枠からガイドを取ってもらえば、十分、精度は出ると
思います。もっと大規模なものになれば、ベースパックやハイベースのように
アンカーフレームでもって精度を確保しています。

で、あと施工アンカーについてですが、私もその法的な位置付け等を色々調べて
みたことがあります。もしかしたら誤解しているところがあるかもしれませんが、
記しておきます。

あと施工アンカーは法37条に示す指定建築材料として位置付けられていないので、
建築物の基礎や主要構造部に使用できない。
(それ以外の構造部材(小梁、支柱、増設壁、増設鉄骨ブレース)、非構造材
(内装剤、外装材、間仕切り、手すり等)の建築材料としては、法37条の規制を
受けることなく、使用できる。)
一方、耐震改修では普通に使用している。それは、耐震改修促進法に基づいて
限定的に使用している。
さらに、平成18年に告示1024号の一部が改正されて、あと施工アンカーの号が追加された。
ただし、長期許容引張力や長期許容せん断力については、規定されておらず、
あくまで対象は、既存建築物に改修工事に対してである。
詳細は、日本建築あと施工アンカー協会(略称:JCAA)http://www.anchor-jcaa.or.jp
にある、「平成13年国土交通省告示第1024号の一部改正を受けてJCAAとしての活動報告」
http://www.anchor-jcaa.or.jp/01_whatsn/31TOPICS2.pdfを参照してください。
▲ page top
Re: あと施工アンカーについて
(no name) 2007/01/18 04:33:54
また、あと施工アンカーには、金属系アンカーと接着系アンカー、いわゆるメカニカル
アンカーとケミカルアンカーがありますが、メカニカルアンカーについては例外なのか
法的には矛盾しているということなのか不明なんですが、
1)テント倉庫建築物における膜面と基礎又は土台との接合
2)薄板軽量形鋼造建築物における耐力壁と基礎の接合
に、その使用が認められています。

で、薄板軽量形鋼造建築物について、日本鉄鋼連盟のサイトのQ&Aから一部転載します。
http://www.jisf.or.jp/business/tech/thin/qa/index.html

----------------------------------------------------------------------------------
Q.10 アンカーボルトの設計においては「あと施工アンカーによるものを含む」となって
いますが、以下の問題があり、標準的に扱うにはいかがなものでしょうか。

(1) 軸方向鉄筋、あばら筋に干渉する恐れがある。当然、配筋時にアンカー位置から
  ずらすべきであるが、当初からあと施工アンカーとしておくと施工時に見逃す可能性がある。
(2) メカニカルアンカーにしても接着系アンカーにしても、施工者の技量、施工環境による
  ところが大きい。また、それを施工後に確認するすべがない。
(3) 設計規準として、日本建築学会の「各種合成構造設計指針・同解説」があるが、世間的には
  まだ認知されていないように思われる。
(4) ユーザー(施主)側からすると、不具合補修的なイメージが強い。

A.10
旧法第38条の規定に基づく大臣認定の実績によるもので、これによれば、短期に生じるせん断力
のみに対して有効であるとしています。ただし、ここではメカニカルアンカーのみ対象とし、
接着系アンカーは対象としていません。また、ご指摘の(1)、(2)は施工管理の問題であり、
たとえば、社団法人日本あと施工アンカー協会の指針等が参考になると思われます。
----------------------------------------------------------------------------------

この質問Q.10の(1)〜(4)は、設計者として至極真っ当な意見だと思います。
▲ page top


懺悔の1.17
天婆〜さん 2007/01/17 09:08:22
毎年1.17は木造の構造屋として、懺悔の気持がします。

今から20年前に京阪神の意匠事務所等へ
「木造2階は壁量計算だでは大地震に対して安全とは言えず、せめて質量からのせん断力に対する抵抗機構を
考慮した構造設計必要で当方その構造設計が出来ます」

と言って営業をしたが、当時はまるで〇けら扱いのごとくあしらわれて5年程無収入に近い状態で
「真実が理解してもらえないなら、どうにでもなれ」
と思っていた自分がいました。

その後「1.17」で直後に現地に出向いて自分の考えが、間違いで無い事が実証され、その後の木造住宅の
耐震性向上において懺悔の意味も込めて、実務等に当てっているのが現状です。

当時の惨状が、今も目に浮びます。

つまらないゴミレスですが、当方の懺悔の気持が今日なのです。
▲ page top
Re: 懺悔の1.17
マータ 2007/01/17 11:24:31
技術者としての”こころざし”だけでは世の中は受け入れてくれません。技術者の理論がどれだけ正しくても、地震がきて家がつぶれたら死んじゃいますよと言っても世の中の人、まして業界の人は行動を起こしてくれません。

どうしたら、世の中の人たちが行動を起こしてくれるかを考え、工夫をしなければ良い建物を世の中に提供するのは不可能です。

構造技術者は基準書ばかり読んで、そういう受け入れられるための工夫の勉強をしなさすぎです。

これはいつも自分にも言っている事であり、私自身独立した当初から、少しづつではありますが、そういう工夫を考える様になりました。
▲ page top


オイラーの座屈荷重Pkの考え方
構造の小僧 2007/01/16 19:44:01
Pkについて色々調べました。

オイラーの座屈荷重Pkの定義
「圧縮力を受ける部材が、弾性域(λ>120)で座屈する荷重」
だと思いますが、

応力解析によって求められたN(軸力)が、
Pk>Nの時、部材が座屈しないと判断するのは、
間違っていないと思います。

がしかし、この時のNというのは、
長期荷重時のNなのか、
短期荷重時のNなのか、
判断つきません。

また、Pkから安全率νを用いて、
長期の許容圧縮応力度fcが導かれます。

このfcを用い(σc/fc等)検討を行うと、
これまた検討結果が変わってくると思います。

つたない文章で、伝わりにくいかもしれませんが、
皆さん、どのような考えをお持ちでしょうか??
▲ page top
Re: オイラーの座屈荷重Pkの考え方
(no name) 2007/01/16 21:33:43
▲ page top
Re: オイラーの座屈荷重Pkの考え方
構造の小僧 2007/01/17 08:44:45
no nameさん

マルチポストというのですね。
失礼いたしました。
すいませんでした。
▲ page top
Re: オイラーの座屈荷重Pkの考え方
構造の小僧 2007/01/18 17:01:29
マルチポストの反省を踏まえ、
他のサイトでご助言いただいた内容を
私なりに整理し、自分に対する回答としたいと思います。

λ>120のとき、
Pk=100(N)とすると、
長期許容圧縮軸力PL=100/2.17=46.09(N)
短期許容圧縮軸力PE=46.09*1.5=69.14(N)

長期軸力N=50(N)とすると、
N>PLより、断面算定はNGとなる。

しかし、これによって座屈するかというと
そうではなくて、安全率νを確保できていない状態だと言うこと。

つまり、実際に弾性座屈する荷重に対して
余裕度が低いと言うこと。

鋼材強度でいう、FuとFyの違。

no nameさん、また他サイトでご助言してくださった○○○さん、
この掲示板をご利用の皆様、ご迷惑をお掛けしました。
サイト上のルールを知らなかったといえ、
いい訳になりません。反省しています。

これからも日々努力していきたいと思います。
ありがとうございました。

構造の小僧
▲ page top


SA●●-RC
2006 2007/01/16 17:42:35
RCの耐震診断ソフトでの裏技を教えてください。
第2種構造要素の検討で直行壁が有る場合で、その壁を検討したくない場合どのようにしていますか?ソフトではその壁も検討してしまうため、その壁でNGの場合、例えばFu=1.0でNGとなった場合、Fu=1.0の検討で終了してしまうため自動的にFu=0.8となってしまいます。
ようするにソフト上で直行壁の柱無視するにはどうしたらよいかということです。わかりずらくて申し訳ございませんがよろしくお願いします。
▲ page top
Re: SA●●-RC
ホームズ 2007/01/16 21:33:13
>第2種構造要素の検討で直行壁が有る場合で、その壁を検討したくない場合どのようにしていますか?ソフトではその壁も検討してしまうため、その壁でNGの場合、例えばFu=1.0でNGとなった場合、Fu=1.0の検討で終了してしまうため自動的にFu=0.8となってしまいます。

どのようなことなのか、いまいち理解できていないのですが・・。
直交壁がある場合は第二種構造要素にしたくない、ということですか?
プログラムによる計算結果を元に手で修正すればよいのではないですか?
▲ page top
Re: SA●●-RC
ぶたっこ構造 2007/01/22 08:55:45
>プログラムによる計算結果を元に手で修正すればよいのではないですか?

私はこのソフトを使用しているわけではないのですが、私が使っているソフトも言うことを聞かないので、計算結果を元にExcelでシートを作成し、手集計を行いました。変にソフトで結果を出そうと思うよりもはるかに思うように出来ますね。

手集計したほうが手っ取り早いと思います。

▲ page top


だいくん 2007/01/16 13:55:45
鉄骨造平屋建て、屋根折版(天井付き)スパン≒29m、桁行@11m、片流れ(勾配1/25)
撓み≒6〜7cm、この場合「ムクリ」をつけますか?。

昔はスパン≒30m位でも、「ムクリ」をつけたと思うのですが、

大梁Joint3箇所、<---この部分を工夫して「ムクリ」もどきを設けようか?、とも思うのですが。

皆さんなら、どうしますか。

また、「ムクリ」の功罪、留意事項等有りましたら、教えて下さい。

▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
もぐら 2007/01/16 14:20:42
つい先日同じような物件やりました。
ムクリはつけました。ムクリ量はDLのみで算定し図化しました。

http://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/up0016.gif
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
鉄骨屋 2007/01/16 15:51:53
>昔はスパン≒30m位でも、「ムクリ」をつけたと思うのですが、

必要に応じてキャンバーを設定するのは今も昔も変わらないと思いますが、「昔は」としているのは特に意味するところがあるのでしょうか。
強いてあげれば、昔→大スパンはトラスが多い→製作キャンバーを取りやすい。
今→ロール又はBH鋼のため製作キャンバーは躊躇する
よって、建て方時のキャンバー等でごまかす、などなど。

変形の大きい大スパン構造では鉛直変形はキャンバーで処理したとしても
柱頭や、(置屋根の場合の)支承部の水平変位の処理、納まりも
留意する必要がありますね。
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
だいくん 2007/01/16 16:50:00
もぐら さん

>つい先日同じような物件やりました。
>ムクリはつけました。ムクリ量はDLのみで算定し図化しました。
>
>http://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/up0016.gif

参考に為ります、図の方法は初めて見ました(勉強不足)。

スパン中央部のJoint部分を折り曲げて・・・と漠然と思って居たのですが、中央部の(曲げ応力検定値0.5程)なので・・・??。

有難う御座いました。
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
だいくん 2007/01/16 17:19:30
鉄骨屋 さん
始めまして、宜しくお願いします。

>>昔はスパン≒30m位でも、「ムクリ」をつけたと思うのですが、
>
>必要に応じてキャンバーを設定するのは今も昔も変わらないと思いますが、「昔は」としているのは特に意味するところがあるのでしょうか。
>強いてあげれば、昔→大スパンはトラスが多い→製作キャンバーを取りやすい。
>今→ロール又はBH鋼のため製作キャンバーは躊躇する

他意は有りません、昔「ムクリ」をR(曲線)で処理(勘違い鴨知れさせん・・・・、当時R(曲線)屋根を設計した際、小部材は可能だが大きい部材は他所に発注せねば云々・・・、仕様を変更した事が有り・・・。)


>よって、建て方時のキャンバー等でごまかす、などなど。
>
>変形の大きい大スパン構造では鉛直変形はキャンバーで処理したとしても
>柱頭や、(置屋根の場合の)支承部の水平変位の処理、納まりも
>留意する必要がありますね。

建て方時のキャンバー等でごまかす、<----出来るんデスカ?、出来たとしてもそれはしませんデス。

前のレスでも書きましたが、柱との仕口で「ムクリ」分の角度を付け、かつ、中央部Joint位置にて折り曲げようか?、等等と漠然と思ってスレした次第です。

この方法は、「鉄骨屋 さん」どうでしょうか?
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
鉄骨屋 2007/01/16 17:52:33
私も製作、建て方を直接関知していないので
正確なことは申し上げられませんが、
ブラケットの溶接と、接合部での建て方キャンバーの併用
もしくは、接合部の数によっては建て方キャンバーだけで対応できると思います。接合部にキャンバー分の仕込をして製作するのは聞いたことがありません。
30m程度なら「適切なキャンバーを考慮のこと」と特記しておくだけでどうでしょうか。原寸検査なりで製作側と協議したほうが
私は良いと思います。
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
もぐら 2007/01/16 18:46:33
>だい さん
>参考に為ります、図の方法は初めて見ました(勉強不足)。

Rでやるのが正解なんでしょうけど、曲げ代が...

>鉄骨屋さん
>30m程度なら「適切なキャンバーを考慮のこと」と特記しておくだけでどうでしょうか。

なんとかなっちゃうんですか?(驚)
「適切」って具体的に何ミリですか〜〜?って言われちゃいそう..>当方
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
鉄骨屋 2007/01/16 20:49:20
>なんとかなっちゃうんですか?(驚)

>「適切」って具体的に何ミリですか〜〜?って言われちゃいそう..>当方

当然、「計算書を見てください」と応えれば良いと思います。
設計としては、変位値を示すだけであって、キャンバーをどう処理するかは施工側の仕事ではないでしょうか。
それによって構造的な問題があるとしたらアドバイスなり必要かと思います。
キャンバーで納まらないような変位があるとしたら、
それは設計の仕事かと思います。
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
だいくん 2007/01/16 20:51:56
鉄骨屋 さん

>
>ブラケットの溶接と、接合部での建て方キャンバーの併用。<-------ブラケット部は容易に可能かと思います?デス。

接合部(梁中央部Joint)でのキャンバーは、某メーカーの○○○フレームで見た事が有ります(初見、エ!!、へ〜エ〜?!。デス)


>もしくは、接合部の数によっては建て方キャンバーだけで対応できると思います。接合部にキャンバー分の仕込をして製作するのは聞いたことがありません。
>30m程度なら「適切なキャンバーを考慮のこと」と特記しておくだけでどうでしょうか。原寸検査なりで製作側と協議したほうが
>私は良いと思います。

良いですね!、餅は餅屋、良いアイデアが在るかも?。


もぐら さん、

参考図は梁フラットですね!。

先ほど入力し終え解析したところ、片流れ(大スパン)だと・・・・?。<--------水上側に水平変位が気に為ります。
分っては居たのですが(本当ハ余リ解ッテナカッタ)、チョット見間違って(大アワテ)????。
▲ page top
Re: 今でも、大スパン梁に「ムクリ」を付けますか?。
tetuko73 2007/02/27 00:25:32
むくり=キャンバーは必要と思います。勾配がゆるければ尚更必要と思います。簡単な方法は接合部のボルト孔のガタを利用して折ってむくりを設けると良いです。1カ所折ると3cm位です。幸いジョイント2カ所ですから計算上の6〜7cmになると予想できます。経験豊かな鉄骨屋サンでしたら経験から製作長さや施工方法もアドバイスしてくれると思います。
今後の参考に・・・・・。
▲ page top


Vista
Lion 2007/01/16 13:03:24
Windows Vista が月末にリリースされます、私もPCは
スタンバイOKですが、さて構造関係のソフトは動くのか?

チャート7関係はXだとアナウンスされていますが
他社の対応は?
今、美素多にする必要は何も無いのですが、時代の流れ・・・
▲ page top
Re: Vista
ホームズ 2007/01/16 13:25:18
>Windows Vista が月末にリリースされます、私もPCは
>スタンバイOKですが、さて構造関係のソフトは動くのか?

心配ですね。
しかも一貫プログラムは大幅変更になりそうだし。
タイミングが微妙だなぁ・・。
▲ page top
Re: Vista
もぐら 2007/01/16 14:10:22
>心配ですね。
>しかも一貫プログラムは大幅変更になりそうだし。
>タイミングが微妙だなぁ・・。
>

今年6月?に大バ−ジョンアップ必至ですので、暫く様子見です。
さすがLionさん、新し物好きですね(笑)
私、メインはXPですが未だに95も現役.....
▲ page top
Re: Vista
(no name) 2007/01/16 14:22:08
>今年6月?に大バ−ジョンアップ必至ですので、暫く様子見です。
>さすがLionさん、新し物好きですね(笑)
>私、メインはXPですが未だに95も現役.....

私はまだWin 2000 Proです。安定してます。
▲ page top
Re: Vista
Lion 2007/01/16 15:14:48
もぐらサン

>さすがLionさん、新し物好きですね(笑)

ハイ、大好きです(笑)、ワイフは古いけど・・・

最近GETしたもの:
ワンセグ付電子辞書、ワンセグチューナー、
ロデオボーイ、DSライト、地デジTV、
HDDレコーダー、ナビ付PDA、etc
Wiiが欲しいが、入手困難(--;)
▲ page top


ほつかいのくま 2007/01/15 19:20:04
初めての投稿です。新規建物で土地の関係から2棟の建物となり、柱割りが合わなくて途中にEXP.Jを入れました。これって基礎もEXP.Jを入れなくちゃだめですか。2本の別棟の柱を1つの基礎で支持しては駄目でしょうか。
▲ page top
Re: エキスパンションジョイント
ochaochag3 2007/01/15 21:00:20
>初めての投稿です。新規建物で土地の関係から2棟の建物となり、柱割りが合わなくて途中にEXP.Jを入れました。これって基礎もEXP.Jを入れなくちゃだめですか。2本の別棟の柱を1つの基礎で支持しては駄目でしょうか。


基礎は一体にしてもかまいません、これは法的にも問題ありません。
▲ page top
Re: エキスパンションジョイント
青虫 2007/01/16 23:00:36
>初めての投稿です。新規建物で土地の関係から2棟の建物となり、柱割りが合わなくて途中
にEXP.Jを入れました。これって基礎もEXP.Jを入れなくちゃだめですか。2本の別棟の柱を
1つの基礎で支持しては駄目でしょうか。

ochaochag3さんの言う通り、上部構造をEXP.Jとした場合でも基礎は繋いでもかまいません。
何の基準に書いてあるかは忘れましたが。

理由は基礎部分では相互の変位の差が少ないため、繋いでもかまわないと言うことです。

でも計算が面倒になるので私はなるべく、基礎も縁を切るようにしています。
▲ page top
Re: エキスパンションジョイント
サリー 2007/01/16 23:50:23
>何の基準に書いてあるかは忘れましたが。

日本建築センター「構造計算指針・同解説 1991年版」P73に書いてあります。

エキスパンションジョイント等の取り扱い
「・・・なお、基礎については一体とし、上部構造のみエキスパンションジョイントを設けた場合においても、別個の建築物として上部構造の計算を行ってよい。・・・」

その後改訂された「建築物の構造規定 平成6年」からは、その記載がありませんでした。
▲ page top


KIMU 2007/01/15 17:28:25
皆様お疲れ様です、久しぶりの投稿です。

自走式駐車場の転落防止についてご教授ください。

日本建築センタ−の技術基準の指針で衝撃力250kNで床面より60cmで・・・・とあります。
この内容では動的荷重で検討を行う為、変形等も考慮して検討を行っていかなければならないと思われるのですが、
かなり難しい設計になりうる事から、静的荷重に置き換えて純粋に許容応力度計算を行い必要部材の検討を行いますと、
かなり大きな部材が必要となり、有効駐車スペ−スをつぶしてしまいます。
皆さんは転落防止を在来で行う場合どのように検討されていますでしょうか。(ちなみに鉄骨造の屋上駐車場です)
▲ page top
Re: 自走式駐車場における転落防止について
column 2007/01/15 18:15:08
建築技術の2004.11号のQ&Aに掲載されているので,ご参考にされてみれば,如何でしょうか?

概要
フラット型デッキ+合成スラブを設けて,有効幅Bを求め・・・.
もしくは,大梁にスタッド鉄筋を溶接し,大梁のねじれモーメントで抵抗し,大梁を小梁で補強するなどなど
▲ page top
Re: 自走式駐車場における転落防止について
KIMU 2007/01/15 18:31:45
>建築技術の2004.11号のQ&Aに掲載されているので,ご参考にされてみれば,如何でしょうか?

ありがとうございます。

建築技術は目をとうしていたのですが、鉄骨間柱等を溶接して転落防止をつけた場合に、どうされているのかと思いまして。
説明不足で申し訳ありません。
(当たり前に計算すると荷重が大きいものですから)
▲ page top