トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
RCL型擁壁 断面設計
日時: 2010/10/19 16:45
名前: ごんぞう

いつもお世話になります。
初歩的な質問で恐縮ですがどなたかご教授下さい。
RCL型擁壁の断面設計で、通常かかと版付け根の曲げモーメントが、たて壁付け根の曲げモーメントを超える場合には、たて壁付け根の曲げモーメントを採用して良いことになっておりますが、これが逆の場合、つまりかかと版がたて壁より曲げモーメントが小さくでる場合はかかと版のモーメントをそのまま採用してよいという意味も含まれているのでしょうか?
たて壁に発生するモーメントが、かかと版へ伝達されると考えれば過少設計になる恐れもあり不安です。

Page: 1 |

Re: RCL型擁壁 断面設計 ( No.1 )
日時: 2010/10/23 08:22
名前: ss

(線材置換のモデルでは)同じ節点であるたて壁付け根とかかと版付け根の応力
は釣り合うはずです。それぞれの応力をフェイスで算定するのでたて壁の重量分
だけ差が出て、通常、かかと版付け根のほうが応力が大きくなるのでは。

 計算で出た応力で断面算定をすれば良いと思いますが、基本的にはたて壁付け根
とかかと版付け根で断面を揃えるほうが良いと思います。

形状が判りませんが、壁の両側に底版があるT型とかでないとかかと版付け根の方が
応力が小さくなる事はないと思いますが、その場合、たて壁付け根にかかと版付け根
の応力を採用するのはまずいと思います。
Re: RCL型擁壁 断面設計 ( No.2 )
日時: 2010/10/24 20:10
名前: ごんぞう

ssさんありがとうございます。
かかと版付け根の応力のほうが小さくなるのですが、それは地盤反力と上載荷重が相殺される為です。いずれにしてもおっしゃるように節点での釣り合いを考えれば片方の低い応力を採用するのはまずそうですね。ありがとうございました。

Page: 1 |