いつも皆さんのご意見たいへん参考にさせてもらっています。
また、皆さんに質問です。
告示1113号になって、荷重の傾斜角が付いたのは知っていたのですが、
今まで、一度も考慮していませんでした。
(斜めから荷重がかかることなんてないだろう。と思っていた)
それが、「平成16年版の国交省の建築構造設計基準及び同解説p199」に
片側土圧や地震時等、水平荷重が作用する場合は斜め荷重を考慮する。
となっているのを見つけました。
また、「学会の基礎指針第2版」の計算例にも、地震時の傾斜角が考慮
されているではないですか。(告示式とは少し違いますが。)
皆さんは、地耐力基礎において、荷重の傾斜角を考慮していますか?
その場合、具体的にどのように計算していますか。
また、擁壁においては、どうしていますか?
長期の水平力が通常の建物と違いかなり大きいですが、
通常は、モーメントによる地反力の偏分布しか考えていなかったのですが、
さらに、傾斜角を考慮しなければならないのでしょうか?
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| Re: 地耐力基礎の荷重の傾斜角 締切り際の魔術師 - 04/22(金) 23:24 |
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荷重の傾斜角は考慮しています。
具体的には 「建築技術」のバックナンバーにて国交省の方が解説してたんですが、建物全体の水平力と軸力にて角度を算出です。
(基礎位置個別の一個一個ではありません)
地震時軸力は結局プラスマイナス0=全体のΣ長期軸力となります。
自分は、地耐力算出のフリーソフトが有りQとNを入力すると傾斜角から求められる諸数値が自動算出されるものを愛用しています。
尚 学会式と告示式は微妙に違いますが、学会のは法的強制力が無いので こちらの地元審査では告示式を要求されています。
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| Re: 地耐力基礎の荷重の傾斜角 未熟者 - 04/25(月) 09:08 |
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ありがとうございます。
「建築技術」のバックナンバーはいつのものでしょうか?
調べてもわからなかったので、具体的な号番号を教えてもらえると
ありがたいです。
あと、擁壁の場合も考慮していますか?
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| Re: 地耐力基礎の荷重の傾斜角 WA - 04/25(月) 16:14 |
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私は特に考えず、例えば土圧ないとき(長期水平力なし)短期のみ考えてました。
全N(上と同じ様に長期になる)と全地震時水平力Hよりθだしてiで単純に補正してました。昔は根入れ効果に1/2かかっていたので(今はない)結果として短期は
根入れ考えている場合あまり変わってこない。単純すぎますか?なんか不安になります。 |
| Re: 地耐力基礎の荷重の傾斜角 締切り際の魔術師 - 04/25(月) 20:19 |
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「建築技術」のバックナンバーは,
2002年3月号 「新基準法に基づく基礎設計の検討例」です。
擁壁の例も出ております。←執筆:都市基盤整備公団の方。
パッと斜め読みですけど擁壁の許容支持力として告示式を用いています。
( というか 法を無視した記述は出来ないでしょうね (笑 )
自分は擁壁の場合(も)、未熟者さんと同じ様に「さらに?・・・」と思っていましたが
・モーメントによる編分布は擁壁自体から発生する応力
・支える地盤側の斜め方向に力を受ける鉛直支持力
と分けたイメージとして頭ん中を整理した 今日この頃です。
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| Re: 地耐力基礎の荷重の傾斜角 WA - 04/27(水) 11:21 |
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建築技術読ませていただきました。その中で教えていただけますでしょうか。
擁壁の設計例部分p130で地盤の許容支持力を偏心考慮した支持力式で算出するので地反力としては有効幅B-2eとして確認している。これはあくまで許容支持力の
確認だけで底版の設計応力としては台形分布で行うのでしょうか。また「支持力式は合力作用点が1/3以内であれば以下の式」とありますがこれを超える場合の式
と分けるのでしょうか。
またべた基礎の場合同じように底版全体から有効幅算出して支持力確認するのでしょうか |
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