RCの耐震診断で、柱の補強ってどうゆう状態のときに行いますか?
IsをF=1.0だと第2種構造要素となる為、F=0.8で評価した場合などは
補強はいるのでしょうか?(F=0.8の時は第2種構造要素無い)
また極脆性柱などもスリット切ったりしたほうが良いのはわかるんですが
Qmu>Qsuの場合って結局極脆性になってしまうのでスリットの意味ある
のでしょうか? |
| Re: 柱の補強について もぐら - 05/02(月) 14:30 |
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F=0.8にて第2種構造要素も無く、IsもCTSDもクリアしているのならF=0.8にて決定し、柱補強無しで良いと思います。
極脆性柱の定義はせん断破壊し、かつ、H0/D<=2の柱なのでスリット切ればH0/D>2となり、それはせん断柱となるのでは?
現在、私もRCのゾ−ニングを検討中(真中に大きな吹抜けが...) |
| Re: 柱の補強について サニーズ - 05/02(月) 14:55 |
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たしかに、ho/D≦2以下が極脆性柱になるので、ソフトに入れる方法がわるいのかな
加力方向によっても異なる場合がありますよね |
| Re: 柱の補強について 喰えないラーメン屋 - 05/02(月) 21:49 |
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RCの耐震診断で、柱の補強ってどうゆう状態のときに行いますか?
>IsをF=1.0だと第2種構造要素となる為、F=0.8で評価した場合などは
>補強はいるのでしょうか?(F=0.8の時は第2種構造要素無い)
F=0.8で評価して、IS値OKならば相当強度が高い(CtSd値も大)建物なので補強は必要ないでしょう。
>また極脆性柱などもスリット切ったりしたほうが良いのはわかるんですが
>Qmu>Qsuの場合って結局極脆性になってしまうのでスリットの意味ある
>のでしょうか?
Qmu<Qsu?
剪断柱が短柱でなければ、極脆性柱にはならないのでは。?
剪断柱の第2種構造要素になる可能性はあります。
下階壁抜け柱の場合は、長期荷重を受けるときだけではなく、高軸力を受けるときのQmu,Qsuを計算して判断します。
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| Re: 柱の補強について 喰えないラーメン屋 - 05/02(月) 22:01 |
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すみません。もぐらサンとダブってしまいました。
>F=0.8にて第2種構造要素も無く、IsもCTSDもクリアしているのならF=0.8にて決定し、柱補強無しで良いと思います。
第2種構造要素があっても、クリアしていれば補強無しでよいのでは・・・。
ただ、「建物の倒壊の可能性は低いが、この柱は大きな損傷を受ける可能性がある。」と、コメントを書いておく方がよいかも。(^^ゞ
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| Re: 柱の補強について 猿知恵 - 05/03(火) 11:04 |
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ここでの書き込みは初めてですので、今後ともよろしくお願いします。
>極脆性柱などもスリット
建物の形状にもよりますが、私はスリットを入れない方針で補強等を検討しま
す。それは袖壁等に軸力負担、回転壁における梁の曲げ戻し効果で有効な部分
があるかもしれないからです。
どうしようもなかったらやはりスリット入れてしまいますが、クライアントに
よっては地震時の変形による外装材脱落の検討も行っています。 |
| Re: 柱の補強について 喰えないラーメン屋 - 05/03(火) 11:40 |
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猿知恵サン
>建物の形状にもよりますが、私はスリットを入れない方針で補強等を検討しま
> す。それは袖壁等に軸力負担、回転壁における梁の曲げ戻し効果で有効な部分
> があるかもしれないからです。
原則としてスリットは切らない。切るのはどうしようもない場合の最終案と言うことですね。
軸組図をじーっと眺めてみると、梁ヒンジになりそうな極脆性柱が有ります。
メカニズムを解いて、「梁降伏形となるので極脆性柱に該当しない。」と判断することもあります。 |
| Re: 柱の補強について サニーズ - 05/18(水) 12:34 |
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>(F=0.8の時は第2種構造要素無い)
とかきましたが、ソフトは1.0,1.27,2.0,3.0でしか検討していない
ことに気が付きました。0.8をFuとする場合は0.8での検討が必要でしょうか? |
| Fu=0.8 喰えないラーメン屋 - 05/18(水) 15:26 |
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の残存軸耐力計算用のηの数値が表にないので計算しなくて良いのでは・・(^_^;
@Fu=1.0の時、F=0.8の鉛直部材が第2種構造要素でない。→F=0.8の部材がないものとして(5)式集計する。
A第2種構造要素に該当する場合。F=0.8でグルーピングし(5)式集計する。
旧規準と同じでは無いでしょうか。
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| (4)式 喰えないラーメン屋 - 05/18(水) 15:32 |
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旧基準との違いは、
(5)式F=1.0のとき曲柱の残存軸力をチェックする。
(4)式で曲柱が第2種構造要素に該当してしまうような大きな変形まで耐力を期待しない。該当しない範囲のFu値でグルーピングする。
です。 |
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