建築構造設計べんりねっと   

 過去の会議議事録 No.64

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2006/07/07 13:40:32
皆様、書き込みさせていただきます。

先日、RC造の現場に構造の監理ということで行きました。
梁貫通スリーブ等は事前にチェックしてあったのですが、
驚いたのはスラブの中を網の目のように這い回るCD管です。
梁の上も平気で通過しまくっていました。

こういう断面欠損は設計ではまったく考慮していませんでした。
私の無知なのでしょうが、、ショックです。電気の配線図等は
ぜんぜん手元にも来なかったので、というのは言い訳ですね。

次回からはなんらかの方法で考慮したいと思いますが、皆さんはどのようにしていますか?
構造図に特記事項として記載とかしているのでしょうか?

もしくは、参考となる書籍などあったら教えていただきたいのです。よろしくお願いします。



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Re: CD管について
もぐら 2006/07/07 15:25:22
私も経験有ります。
現場へ行ったら..”ゲッ!”

通常の部屋でしたらそれほど問題は無いでしょう。
注意が必要なのは電気室。各部屋から電気室へCD管が集まってきます。
私の場合、スラブの下端筋が見えないくらい。

急遽現場でスラブ厚を50mm大きくするように御願いしました。
鉄筋屋さんはブ−ブ−でしたが。

それからは電気室周りの床は厚くするように心がけています。
書籍は無いと思います。強いて言うなら、現場監理関係?のほんでしょうか?

ゴミレスすみません
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Re: CD管について
2006/07/07 16:33:37
レスありがとうございます。

そうですよね。私も言いました「ゲッ!」って(笑)

やはりCDが集中するところはスラブを厚くするということでしょうか。結局は設計段階で先に電気配管図を入手して対応という感じですね。電気設計が遅れてて先に納品というときはほんとにやばいですね。特記に「CD管が集中する部分は変更を行う場合がある」とでも書いておきましょうか。。

どうも、実際150のスラブでは、気持ち悪いんですよね。

構造設計段階でもっと電気との横の連絡を取らないといけませんね。
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Re: CD管について
yamato 2006/07/07 22:43:59
私のときは言葉もでませんでした。
以前、構造監理は受けていない物件で意匠事務所から連絡があり現場に行って見ました。すると、大梁の端部の柱際にCD管が4本梁幅方向に並んでコンクリートが打設済みでした。
補強方法はという話になったのですが、有効な補強方法もなく(出来ない、したくない、やりたくない)の三ない主義になりそのまま工事は進んでいってしまいました。
教訓としては、設計の段階でCD管の配管スペースを確保するしかないと思うのですが提案しても未だに実現したことはありません。
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Re: CD管について
column 2006/07/08 08:09:32
毎回,CD管だらけを見ています....が,社内検査なのでどうすることも出来ません・・・.
住戸内もそうですが,共用廊下部分が一番,ひどいかと思います.
N不動産は二重天井が多かったので,スラブ上のCD管は無かったともいます.(ゴミレス)

スラブ厚さを増す以外に,なにかされたことがありますか?
ex.メッシュを入れるや倍ピッチなど.・・・
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Re: CD管について
toyochan 2006/07/08 10:21:53
ひどい現場を見ると構造計算など全く無意味だと思ってしまいますね。スラブはクラックが生じる程度?で済むかもしれないけれど、CD管が蛇のようにからみついた大梁は恐い...

学者さんもあまり現場を見ないのでこんな研究しないんでしょうね。梁貫通のように、きちんとした仕様を作らないといけないと思います。もし構造監理を請け負ったら、設備屋さんと事前に綿密な打合せをすべきでしょうね。
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Re: CD管について
無記名投稿 2006/07/08 11:12:38
>ひどい現場を見ると構造計算など全く無意味だと思ってしまいますね。

ひどい現場でなくても基礎など驚くほどのコンクリート増打ちが行われることがありますし、施工は線でできた図面どおりにはいきません。
細かく数字をいじくって落として経済設計だVE案などといってのがいると「馬鹿か」と思います。

CD管は構造仲間では「しでー菅」といわれています。管らない?
あまり集中しているスラブは開口とみなして開口補強しています。
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Re: CD管について
momo 2006/07/08 11:29:10
>ひどい現場を見ると構造計算など全く無意味だと思ってしまいますね。スラブはクラックが生じる程度?で済むかもしれないけれど、CD管が蛇のようにからみついた大梁は恐い...

しかし必要なものなので・・ボイドみたく軽量化に一躍にな・・(冗談です。^^;)
出来るだけバラけていただきます。
スラブは鉄筋と添うようなものは間ピッチにくくってもらいます。鉄筋交差するところは避けてもらいます。集中する箇所はスラブ開口とみなして周囲に補強筋を配置したりしました。大梁を渡る箇所は1/4スパンの箇所。
しかしどうしようもないところはどうしても出てきますね。^^;

集中する箇所というよりは鉄筋と添う場合が怖いのでその辺をよく見た方が良いです。あとはコンクリートよ、良くまわれと祈ります(^^;)
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Re: CD管について
ひろし 2006/07/09 16:14:27
CD管とは、Colgate Duct Tubeの略語だとは、調べてわかりました。
でも、Colgateはあのコルゲート社の名前とおなじですね。
何か関係があるのでしょうか。
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Re: CD管について
ホームズ 2006/07/09 21:18:21
電気の配管が躯体の中に配管されることはある程度はやむをえないですね。
20年くらい前までは、電線菅は薄肉鋼管でしたが躯体に打ち込まれることは同じでした。感覚的にはCD菅よりは不安感ありませんでしたが。

私は、梁、柱にはやむをえない限り配管しないよう指示しています。
壁、スラブはやむをえないので皆さんと同じように、菅の間隔、かぶりなどに気を使います。
現場では、配管は捨て筋を流して結束させたり、外壁の場合は、室内側へ寄せたり、と配筋検査で直してもらいます。

特にマンションなどで片持ちスラブの根元に平行して配管しているものがありますが、片持ち部分には入れないように、仕方ないときはなるべく中央付近まで迂回してもらいます。

また、壁からスラブへの曲がり部分で型枠に接したりしているときがあるので、配筋検査でチェックするようにしています。

とはいっても、あまり気分良くないですね。
壁構造のマンションで玄関脇の長さの短い壁にドッと入っていると冷や汗かきますもの。
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Re: CD管について
2006/07/11 16:31:35
皆様、ご意見ありがとうございます。

やはり、私だけではなかったのですね。ホッとしつつ、ゾッとしています。これは、どこぞで実験、研究していただいて何らかの仕様が必要ですね。それまでは我々が独自で対処していくしかないんでしょうね。

これだけの報告が出てるわけですから、まず意匠屋さんにこの状況を知っていただきたいですね。


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toyochan 2006/07/06 10:37:24
皆さんこんにちは。教えてください。
私は、長期が優勢となる大スパン構造でなければ、基本的に基礎梁で基礎を格子状にすべてつなぎます。

ところがゼネコンのVE案には、鉄骨造なら中層の重い建物でも必ずといってよいほど基礎梁の間引きが上がってきます。
設計事務所がその案を採られるときは、私はそれ以降関知しませんが、後で基礎伏図を見せてもらうと、抜けるものは全部抜きましたというような見るからにグロテスクなものになっていたりします。

確かに基礎梁の荷重も軽減され合理的であることはわかりますが、何か引っかかるものがあって私には抵抗があります。

特に大地震時、基礎が負担する水平力分布が一様でなくなることによって振動性状にあたえる影響はどうなのかと。
土間コンは基礎の一体化に有効に働くのでしょうか?
以前、土間コンは構造体でないため耐力上無視するよう指導を受けたことがあります。
土間コンがなくても、さっぱり基礎梁を抜いた例も見ますが...

基礎梁を抜くのは常識なのでしょうか?
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Re: 基礎梁の間引きについて
momo 2006/07/06 11:33:24
>ところがゼネコンのVE案には、鉄骨造なら中層の重い建物でも必ずといってよいほど基礎梁の間引きが上がってきます。

>toyochanさん、どうもです。

安全上は盤の剛性を上げ、不同沈下や応力分散の意味からも出来るだけ入れる方が良いのでしょうけど、このご時世、何かと合理化を求められ基礎梁を抜くことは私、通常やってます。
かといって私の場合整形でスパンも均等な場合しかありませんが1スパンおきに抜いたりしてます。見た目もそうグロテスクでもないと・・・。

両方向ラーメンなど比較的応力均等な場合は有効かと。ブレースなど集中する場合は怖いです。
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Re: 基礎梁の間引きについて
Lion 2006/07/06 11:44:33
toyochanサン

>私は、長期が優勢となる大スパン構造でなければ、基本的に
>基礎梁で基礎を格子状にすべてつなぎます。

建築屋としては、昔から基礎は剛な地中梁で繋ぐのが
常識となっていますね、しかし土木の世界では地中梁は
無い場合が多いです、歩道橋、高速道路等ですね。。。

知人の関西で有名な方は、地中梁無しのS構造を開発
されて、これを売りにしてシステム販売しています、
以前にも私の設計した建屋がそのシステムにひっくり
返された経験があります(--;)

目下の一貫BUS基礎オプションでは、杭を一体として
建物解析が出来ます(地中梁無しも可)、正確な地盤を
把握出来れば今後はこういった構造も多くなるのではと
思っています。

長年地中梁は必須と考えていた頑固親父はどうすんの(笑)
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Re: 基礎梁の間引きについて
marcun 2006/07/06 11:56:51
toyochanさん、こんにちは。

私もスパンが大きめの建物の場合は、基礎梁を間引くことがあります。

土間コンは構造耐力上(基礎梁との合成効果)は無視しますが、通常のスラブ厚以上はあるので、剛床とみなせると判断しています。土間コン耐力は期待しなくても面内剛性はある、という判断です。
(最近はスラブコンによる剛床仮定も怪しいという知見もあるようですが…)

>特に大地震時、基礎が負担する水平力分布が一様でなくなることによって振動性状にあたえる影響はどうなのかと。

これは逆を言うと「基礎梁があれば基礎の負担水平力が一様になる」ということでしょうか?
だとすれば、「土間コンが無くても基礎梁によって剛床が成り立つ」ということになりますが、それもおかしいですよね?

土間コンが無い場合は、当然、剛床仮定は成り立たないでしょうから、解析上は最下部支点の水平方向支持をバネ支持とし、基礎梁に生じる軸力・弱軸曲げ等も評価すべきと思います。
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Re: 基礎梁の間引きについて
momo 2006/07/06 12:22:41
>marcunさん

>土間コンが無い場合は、当然、剛床仮定は成り立たないでしょうから、解析上は最下部支点の水平方向支持をバネ支持とし、基礎梁に生じる軸力・弱軸曲げ等も評価すべきと思います。

これは少々・・・。土間コンの有無に関わらず
地中部分なんだしみんな一緒に動くんじゃ・・怒られますか?^^;
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Re: 基礎梁の間引きについて
Lion 2006/07/06 13:03:34
momo サン

>地中部分なんだしみんな一緒に動くんじゃ・・怒られ
>ますか?^^;

地震力は地盤を通じ基礎から加力されるので、剛地盤と
考える・・・駄目???
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Re: 基礎梁の間引きについて
marcun 2006/07/06 13:07:47
momoさん、

>>土間コンが無い場合は、当然、剛床仮定は成り立たないでしょうから、解析上は最下部支点の水平方向支持をバネ支持とし、基礎梁に生じる軸力・弱軸曲げ等も評価すべきと思います。
>
>これは少々・・・。土間コンの有無に関わらず
>地中部分なんだしみんな一緒に動くんじゃ・・怒られますか?^^;

まぁ、そこは設計者判断ということで・・・
(私もやりたくないです^^;)
杭基礎はともかく、直接基礎の水平剛性評価はよくわかりませんしね。。。
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Re: 基礎梁の間引きについて
喰えないラーメン屋 2006/07/06 14:01:32
>これは少々・・・。土間コンの有無に関わらず
>地中部分なんだしみんな一緒に動くんじゃ・・怒られますか?^^;


底盤の摩擦が∞か側圧(側支圧?)が∞ならば、一緒に動きます。
ちょっと意味合いが違いますが・・・
側支圧が無かった被害がでたのが宮城沖地震で壊れた鉄骨倉庫。
田んぼを盛土(1m程度?)た地盤のため基礎が外側へ移動して股さきにあったらしい。
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Re: 基礎梁の間引きについて
toyochan 2006/07/06 14:37:14
momoさん、Lionさん、marcunさん、喰えないラーメン屋さん ご返事ありがとうございました。

 私も、奇数スパンの真ん中を交互に抜く程度のことはたまにしますが、それ以上となると...marcunさんの言われるように、きちんとモデル化すると言うことでしょうね。
そうなるとメカニズム時の基礎や杭の耐力(独立基礎の転倒など)も把握しないといけないでしょうね。
 VEの結果を見ると、柱脚モーメントの処理しか考えていないような気もしたので、皆様のご意見をお聞きしました。

 実は今ちょっと大きなブレース構造をやっていまして、水平力をブレースのない架構の杭に負担させてよいものか悩んでいたのです。
ブレースのある架構とない架構は基礎梁で繋がっていませんが土間コンはあります。
 基礎梁があれば土間コンの枠フレームのように働いて、それなりの水平力が伝達できるかと思ったのですが、ないと土間コンと柱脚の支圧抵抗くらいしか期待できないし、クラックや振動防止でスリットを切られたりするので、ブレース下の杭に水平力をすべて負担させるのが無難かな...でも杭が増える...回転や偏心も処理できるし基礎梁あった方が楽かな...と。

 本音は、基礎梁があれば柱脚の固定度も明確だし、不同沈下や液状化など不測の事態にも効くので付けときたいんですが、皆様のご意見を聞き安心して?間引きも検討いたすことにします。
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Re: 基礎梁の間引きについて
toyochan 2006/07/10 10:25:51
その後、いろいろ考えて少し整理してみましたが...

1.基礎梁がある場合
土間コンが打たれていれば、枠梁としての効果により他の基礎との水平力伝達が可能。
土間コンがなくても、加力方向(軸方向)への伝達は可能。
加力方向と直交方向については、剛床としては多少無理があるが、大地震時における基礎又は杭降伏後の過大な変形は、基礎梁側面の受動土圧もあり軽減される。

2.基礎梁がない場合
土間コンを介しての水平力伝達は、柱脚と土間コンの接合部に頼るしかない。
加力方向に基礎梁がない場合、土間コンには「てこ反力」としての支圧力が加わる可能性がある。(支圧力=Q×基礎底より1階柱反曲点の高さ/基礎底より土間コンの高さ)
大地震時の交互加力により、土間コンとの接合部が健全であるか疑問。土間コン自体剛性を保持できるか疑問。ましてや土間コンがなければ...
孤立した基礎(群)や杭が終局耐力に達したとき、部分崩壊の可能性が恐いです。

>側支圧が無かった被害がでたのが宮城沖地震で壊れた鉄骨倉庫。
>田んぼを盛土(1m程度?)た地盤のため基礎が外側へ移動して股さきにあったらしい。

昔は柱脚の固定度を高めるため頑強な基礎梁が求められました。基礎梁がない場合は、柱脚ピンのような長期優勢の構造でした。これまで基礎部分の被害が少なく、基礎に対する二次設計が免除されているのは、このような理由かもしれません。
ところが最近は、柱脚の固定度も杭頭の固定度も高めた設計となっており、基礎や杭に対する負担がかつてよりかなり増大しているような気がします。

結局、基礎梁を排除したときの正確なモデル化は、今の私にとって荷が重すぎです。
安易に抜くのはもう少し勉強してからにします。

考えすぎでしょうか?何か参考になる文献等ありましたら教えてください。
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Re: 基礎梁の間引きについて
marcun 2006/07/10 21:52:24
toyochanさん、こんばんわ。

>2.基礎梁がない場合
>土間コンを介しての水平力伝達は、柱脚と土間コンの接合部に頼るしかない。
>加力方向に基礎梁がない場合、土間コンには「てこ反力」としての支圧力が加わる可能性がある。(支圧力=Q×基礎底より1階柱反曲点の高さ/基礎底より土間コンの高さ)

テコ反力は基礎梁の有無に関係なく、起こりそうですが…
そんな柱脚の設計したことないです^^;

>大地震時の交互加力により、土間コンとの接合部が健全であるか疑問。土間コン自体剛性を保持できるか疑問。ましてや土間コンがなければ...

これには同感です。
柱1本に対して、基礎梁は2方向設けるべきと思います。
ただ、ある方向に対して片側にあれば事足りるだろう、とは思います。
(隅柱がそうであるように)

>孤立した基礎(群)や杭が終局耐力に達したとき、部分崩壊の可能性が恐いです。
>

これを避けるためには、最低でも土間コンと各柱に2方向の基礎梁を設ける必要があろうかと思います。
さらには、基礎梁で囲まれる範囲が「島」にならないように間引く方が良いかもしれませんね。
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Re: 基礎梁の間引きについて
toyochan 2006/07/11 10:34:33
murcunさん ありがとうございました

>テコ反力は基礎梁の有無に関係なく、起こりそうですが…

柱脚(基礎底)の回転モーメントに起因する反力なので、基礎梁があれば基礎梁で回転モーメントを処理できるという考えです。

>これを避けるためには、最低でも土間コンと各柱に2方向の基礎梁を設ける必要があろうかと思います。
>さらには、基礎梁で囲まれる範囲が「島」にならないように間引く方が良いかもしれませんね。

私も通常の設計ではこのあたりが限度だと思っていました。
あとは見た目のバランスですね。
本意を得て安心いたしました。
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木造屋 2006/07/05 22:27:27
はじめまして。
どなたか分かる方いらっしゃったらご教授願います。
木造の耐力壁の仕様で建告1100号では合板や石膏ボードなどで耐力壁とできる規定がありますが、暖房の配管や換気ガラリなどがこの耐力壁のボードを貫通するとき、開口の大きさの規定や、補強方法などの規定があるのでしょうか?
多少の穴なら開けても問題ないように思うのですが(面内でせん断力を伝達できればokと思っているので)、じゃあ多少の穴ってどの程度の径?と聞かれると困ってしまいます。

すみませんが諸先輩方、よろしくお願い致します。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
Lion 2006/07/05 22:52:10
木造屋サン

>木造の耐力壁の仕様で建告1100号では合板や石膏ボード
>などで耐力壁とできる規定がありますが、暖房の配管や換気
>ガラリなどがこの耐力壁のボードを貫通するとき、開口の
>大きさの規定や、補強方法などの規定があるのでしょうか?

規定も補強方法も資料は無いと思います、工学的判断
でしょう、私見ですが、換気口の150φ程度なら問題
無いと思いますね、普通換気扇の300角はちょっと?
どないでしょうか。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
木造屋 2006/07/05 23:27:54
Lionさん>

ご指導ありがとうございます。
私も、100〜150φくらいの普通の穴1つくらいなら問題ないと思うのですが、最近他の件で「根拠は?準拠した資料は?」などと、絶対にないだろうと思う文献を求められたことがあったので、もし根拠となる資料があるのなら、掲示できるし、ないならないで「ありません」という回答でOKかなと思っていたので。

300φ開けると、さすがにすぐに間柱なので、それはちょっと・・・と思いますね。

雰囲気としては、間柱ピッチの半分くらいまでならOKかな?と思っていました。(1/3くらいなら尚good)
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
(no name) 2006/07/06 09:17:24
 昭和56年6月15日付けの建設省住指発第159号という通達では、、「昭和56年建設省告示第1100号の運用にあたっては、面材は軸組の全体にわたって設け、これを貼らない部分を残してはならない。」とされています。
 開口部のある耐力壁の評価について、施行令第82条の許容応力度計算については(財)日本住宅・木材技術センターの文献を参考にされること等によっていただければよいと思います。しかし、令46条の壁量計算のときは開口は不可であると旧建設省は見解を示しています。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
天婆〜さん 2006/07/06 09:17:21
>私も、100〜150φくらいの普通の穴1つくらいなら問題ないと思うのですが、最近他の件で「根拠は?準拠した資料は?」などと、絶対にないだろうと思う文献を求められたことがあったので、もし根拠となる資料があるのなら、掲示できるし、ないならないで「ありません」という回答でOKかなと思っていたので。
>
>300φ開けると、さすがにすぐに間柱なので、それはちょっと・・・と思いますね。
>
>雰囲気としては、間柱ピッチの半分くらいまでならOKかな?と思っていました。(1/3くらいなら尚good)
>

木造耐力壁(面材仕様)の穴あけの大きさにも注意は必要ですが、
穴あけ位置にも注意が必要です。

特に、パネルコーナー直近の穴あけは、木造屋さんの思っておられる
「間柱ピッチの半分くらいまでならOKかな?と思っていました。
(1/3くらいなら尚good)」

と言う事ですが、このようなの開口(換気扇の300角程度)では
上記のような位置での穴あけは、検討と補強が必要と思われます。

耐力壁の壁倍率や耐力らかの検討等が必要となる場合が有りますので
安易に「どこでもいい」と思わないようにした方が宜しいと・・・

(コンセントとかスイッチ程度のファスナーに影響しない開口であれば
問題は少ないと思いますが)
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
確認検査員A 2006/07/06 09:19:42
>
 昭和56年6月15日付けの建設省住指発第159号という通達では、「昭和56年建設省告示第1100号の運用にあたっては、面材は軸組の全体にわたって設け、これを貼らない部分を残してはならない。」とされています。
 開口部のある耐力壁の評価について、施行令第82条の許容応力度計算については(財)日本住宅・木材技術センターの文献を参考にされること等によっていただければよいと思います。しかし、令46条の壁量計算のときは開口は不可であると旧建設省は見解を示しています。

 先程、名前を入力するのを忘れていました。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
とかげのしっぽ 2006/07/06 10:02:46
>しかし、令46条の壁量計算のときは開口は不可であると旧建設省は見解を示しています。

「令46条の壁量計算のときは開口は不可」?

この場合の開口は配管スリーブや電線の通過穴、釘穴までも含まれるのでしょうか。
そんなことはありえないはずです。
開口が不可ではなくて、「一定以上の開口」が不可なはずです。
それがどの程度なのか、あるいはその検討方法ほどのようなものか。

面材耐力壁のせん耐力と剛性は釘の径・本数・配置で決まる訳ですから、合板の耐力には余裕があるはずです。多少の開口を設けても耐力は変わらないと予想されます。その範囲をどう検討するのか?
例えば、無開口面材耐力壁の耐力を算出し、開口面材耐力壁では開口を除いた合板断面積で割って、それが短期許容せん断力以下となればokとするとか。
開口廻りには下地を廻し合板を補強するのは言うまでもないと思いますが。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
確認検査員A 2006/07/06 10:25:00
 とかげのしっぽ さま

>「令46条の壁量計算のときは開口は不可」?
>
>この場合の開口は配管スリーブや電線の通過穴、釘穴までも含まれるのでしょうか。
>そんなことはありえないはずです。
>開口が不可ではなくて、「一定以上の開口」が不可なはずです。
>それがどの程度なのか、あるいはその検討方法ほどのようなものか。
>
>面材耐力壁のせん耐力と剛性は釘の径・本数・配置で決まる訳ですから、合板の耐力には余裕があるはずです。多少の開口を設けても耐力は変わらないと予想されます。その範囲をどう検討するのか?
>例えば、無開口面材耐力壁の耐力を算出し、開口面材耐力壁では開口を除いた合板断面積で割って、それが短期許容せん断力以下となればokとするとか。
>開口廻りには下地を廻し合板を補強するのは言うまでもないと思いますが。

 とかげのしっぽさまのおっしゃることは、工学的にごもっともです。しかし、令第46条では、壁量を満足しない場合に構造計算で安全を確かめればこの限りでないといった適用除外規定はありません。通達は技術的基準という位置づけで法令ではありませんが、通達どおり解釈すれば、計算で安全を確認しようがダメはダメです。法令と工学的判断とは、ズレが生じる部分があるものです。重箱の隅をつっついて申し訳ありません。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
確認検査員A 2006/07/06 10:35:27
 先程の文章の一部訂正です。

(誤)通達は技術的基準という位置づけで

(正)通達は技術的助言という位置づけで
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
とかげのしっぽ 2006/07/06 10:48:26
確認検査員A さま。

>> しかし、令第46条では、壁量を満足しない場合に構造計算で安全を確かめればこの限りでないといった適用除外規定はありません。

う〜ん。
壁量を満足しない場合に構造計算で安全を確かめればこの限りでない  とは思っとりません。
単に「開口」と言われると、どんな小さな開口でもダメなのかと疑問におもいますが、「ある規模以上の開口」のあいた面材は耐力壁として壁量に参入できないと言っているのではないかと言っているのでございます。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
確認検査員A 2006/07/06 11:33:36
 とかげのしっぽ さま

>壁量を満足しない場合に構造計算で安全を確かめればこの限りでない  とは思っとりません。
>単に「開口」と言われると、どんな小さな開口でもダメなのかと疑問におもいますが、「ある規模以上の開口」のあいた面材は耐力壁として壁量に参入できないと言っているのではないかと言っているのでございます。

 どの程度ならよいか、判断がむずかしいですねぇ。一応通達では、「貼らない部分を残してはならない」とありますが、通達(技術的助言)に従うかは設計者さんでご判断ください。

 そうは申しても、当方は、面材耐力壁に換気扇が付いている計画でも訂正を求めたことはありません。ご安心を。
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
Lion 2006/07/06 19:01:39
法令は当然、厳守なのですが・・・

木造の実態は難しいです、合板耐力壁は計算分以外にも
計算外の小壁、垂れ壁、腰壁が有ります、壁量としては
算定されないが、多分これも耐震には効果有りと思われ
ます、ですから換気口程度の小開口は無視出来ると私は
考えています。

また、以前より不思議に思っているのは、合板厚みです
規準にはt=7.5mm以上の耐力で決められています
実際にはt=9mmを使う方が多いと思います、私は
t=12mmを常用しています、9mmなんぞ薄くて
絶対嫌です、で、これはRCで言う耐震壁の壁厚相当です
から本来厚みに寄っては耐震強度が上がる筈(勿論釘の
耐力も影響しますが)、厚みを増やし、釘ピッチも
考慮して倍とは言わないですが+1程度のオマケを付けて
貰えないのでしょうかねぇ。。。>木構造研究学者様
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Re: 木造耐力壁(面材仕様)の穴あけ
天婆〜さん 2006/07/06 19:36:13
Lion さん 今晩は。

>また、以前より不思議に思っているのは、合板厚みです
>規準にはt=7.5mm以上の耐力で決められています
>実際にはt=9mmを使う方が多いと思います、私は
>t=12mmを常用しています、9mmなんぞ薄くて
>絶対嫌です、で、これはRCで言う耐震壁の壁厚相当です
>から本来厚みに寄っては耐震強度が上がる筈(勿論釘の
>耐力も影響しますが)、厚みを増やし、釘ピッチも
>考慮して倍とは言わないですが+1程度のオマケを付けて
>貰えないのでしょうかねぇ。。。

当方も、釘打ち機の圧力によるめり込みで耐力低下等を考慮し
t=12mmを常用しています。

特に針葉樹合板ではラワンに比べ、抜節等の欠陥が存在し
カット使用による特殊構造とする場合は、3プライより5プライ
の方が安全を確保し易いから。

また、許容応力度設計の詳細法で釘ピッチ等により壁倍率は
Max7.0倍として設計できるからです。

この様な高耐力にする場合はt=9mmよりt=12mmを推奨します。

上記のような事を考慮して床倍率の2.4倍での仕様がt=24mm以上
N75@150以下となっているのです。

それと同時に釘の縁距離、端距離が重要となりますので注意が必要です。
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momo 2006/07/05 17:35:21
みなさんこんにちは。

前にも似たスレがあったような気がしましたが検索に引っかかりませんでした。

最近、一般事項に記述してある「鉄筋の長期の許容応力度」がおかしい。とのご指摘が審査機関から上がってきました。
??と思い、訊いてみると当方の表記は学会のRC規準の値を採用してまして告示の値に直せとのことでした。違いは知ってましたが・・。

皆さん計算書につける表記はどの値ですか?
この際、文句を言われない書式に書き換えようと思います。
大きく変わらないので気にしてませんでしたが、今回見比べてみると結構違いがある項目が多い事に今更ながら気がつきました^^;

大まかには

単位(N/mm2) RC規→告示
引張 SD295  200→195
    SD345  220→215

コンクリート
せん断の算定式(の片方) 
0.5+FC/100(RC規)
0.49+FC/100(告示)

付着(旧の付着)
短期=長期の1.5倍(RC規)
短期=長期の2倍、Fc22.5で式を分けている(告示)

また、一般事項に謳う付着はRC規(1999)の新しい許容付着応力度にしていましたが皆さんどうですか?

私の読み間違いがあるかもしれませんのでその辺のご指摘もお願いします。(どこか整理された比較表ないかな〜)
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Re: 許容応力度の違い
もぐら 2006/07/05 18:15:38
>momoさん
告示が出たときに気づき、某一貫設計ソフトメ−カ−に問い合わせた事があります。
某ソフトはRC基準の値を使っていました。

告示は法律。RC基準は学会基準。
当然法律優先です。学会基準は参考です。

この理論から、告示に書いていないものは全て設計者の判断です。
過去スレにありましたが、ル−ト3時のせん断力割り増し
QD=QL+nQEの話。n=1.0でも告示上ではokなのです
(確認機構はイロイロ言ってくるとは思いますが)
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Re: 許容応力度の違い
富久朗 2006/07/05 18:20:29
>私の読み間違いがあるかもしれませんのでその辺のご指摘もお願いします。(どこか整理された比較表ないかな〜)

 改訂版「実務から見た鉄骨構造設計」/上野嘉久 著
 の中の定数・許容応力度・材料強度の項に詳しく整理されたものが
掲載されています。
 今まで、深く考えていませんでしたが、一連の中で使用されている
許容応力度等の数値もcheckしておかなくちゃ。
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Re: 許容応力度の違い
momo 2006/07/05 18:48:21
>もぐらさん、富久朗さん
ありがとうございます。

>告示に書いていないものは全て設計者の判断です。

最近おかしな質疑は大分無くなってきたかなという印象・・
しかし、あれせよこれせよとグレーゾーンを突いてきます。が・・まあ妥当カナ。
意匠図とのすりあわせなど逆に助かることも多くなってきました(汗

> 改訂版「実務から見た鉄骨構造設計」/上野嘉久 著
> の中の定数・許容応力度・材料強度の項に詳しく整理
> 今まで、深く考えていませんでしたが、一連の中で使用されている
>許容応力度等の数値もcheckしておかなくちゃ。

私もその本持ってますが、重力単位で古い(泣。
丸め方とかでも違ってるので苦慮してます。

計算(電算)でどの値を使ってるかということでしょうけどね。
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Re: 許容応力度の違い
toyochan 2006/07/05 19:03:13
>??と思い、訊いてみると当方の表記は学会のRC規準の値を採用してまして告示の値に直せとのことでした。

コンクリートの短期許容せん断力は告示(施行令)通り、長期の2倍でよいのでしょうか?
「学会の耐力式を使う場合は学会の許容応力度(と告示を比較して小さい方)を使用する」という認識でいたのですが...
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Re: 許容応力度の違い
momo 2006/07/05 19:35:23
>コンクリートの短期許容せん断力は告示(施行令)通り、長期の2倍でよいのでしょうか?
>「学会の耐力式を使う場合は学会の許容応力度(と告示を比較して小さい方)を使用する」という認識でいたのですが...

>toyochanさん、どもです。

現状そういう事なんでしょうね。指摘も長期引張のみでしたし。
当方にいくつか他の事務所の計算書があるので見てみましたら
旧付着(短期)を長期の2倍(告示)で表記さているものが・・・。

考えてみると
許容応力度なんて大事なとこかとおもいますが、
採用値がはっきりしてないのも不思議ですね。
今や指摘が「安全ならよし」では無いだけにはっきりしてほしいです。
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Re: 許容応力度の違い
toyochan 2006/07/05 20:41:59
>momoさん

>考えてみると
>許容応力度なんて大事なとこかとおもいますが、
>採用値がはっきりしてないのも不思議ですね。

そうですね。1.5倍と2倍ではかなり違うと思うのですが...
コンクリートの許容せん断応力度については、長期は告示の方が小さくなり、短期は学会の方が小さくなるのもややこしいところです。
細かいことですが、SD295(D25以下)の長期許容引張応力度は施行令に従うと 196.6..?

ま、構造設計はそれだけ細かい数字を追っても意味ないということでしょうか?大局をみて判断すれば大丈夫ということで...
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Re: 許容応力度の違い
定年無し 2006/07/05 21:42:22
toyochanさん

こんばんわ

>細かいことですが、SD295(D25以下)の長期許容引張応力度は施行令に従うと 196.6..?
>
>ま、構造設計はそれだけ細かい数字を追っても意味ないということでしょうか?大局をみて判断すれば大丈夫ということで...

私も重力単位からSI単位に移行する時も役所や客先から細かい事を言われて思いましたが、大局的にみて判断すれば問題ないと思いました。

9.80665という数値が地球上のどの緯度での数値かは知りませんが、極の位置での値だとすれば、日本はそんなに高緯度に位置してるわけでもない(人工衛星打ち上げてるので)ので、地球の自転による遠心力が働いて、9.80665は9.70000位でもいいんじゃないかと勝手に思っていました。(逆に赤道での数値だと危険側になりますが。。。)

変な話ですみません。
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Re: 許容応力度の違い
momo 2006/07/05 22:02:35
>toyochanさん、定年無しさんこんばんは。

>>細かいことですが、SD295(D25以下)の長期許容引張応力度は施行令に従うと 196.6..?

私の持っている黄色い本(2001構造規定)には施行令90条の2項に括弧書きでF/1.5が195を超えるときは195と明記されているようです。

>大局的にみて判断すれば問題ないと思いました。

そうなんですよね。安全には関係ないところで指摘を受けるのもやっぱり手間がかかるので出来るだけ重箱の隅を減らしてやろうと思った次第です^^;
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Re: 許容応力度の違い
toyochan 2006/07/06 09:38:54
momoさん
>私の持っている黄色い本(2001構造規定)には施行令90条の2項に括弧書きでF/1.5が195を超えるときは195と明記されているようです。
>

私の持っている黄色い本(2001構造規定)には施行令90条の2項に括弧書きでF/1.5が215を超えるときは215と明記されているようです。
第1版、第1刷、古いのかな?

径28mm以下、せん断補強筋以外に用いる場合、
スラブ筋はF/1.5=196.66、壁筋は長期でせん断を受けると195?

それこそ大局に関係ないことでした。すみません。
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Re: 許容応力度の違い
逆境構造屋 2006/07/06 10:11:03
はじめまして。

「建築技術2001年12号」に同様の話があり
「許容応力度とこれを用いた検証方法は不可分なものですから、許容応力度だけ施工令の値を用いることはできません」とありました。
参考にしてみてはどうでしょうか。

ちなみに掲載されていた内容は建築センターのhttp://www.bcj.or.jp/c06/02/src/010413-3.pdf
の内容を整理した感じでした。
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Re: 許容応力度の違い
momo 2006/07/06 10:19:05
>toyochanさん

構造の本質をズレた議論、
おつきあい感謝です。

>径28mm以下、せん断補強筋以外に用いる場合、
>スラブ筋はF/1.5=196.66、壁筋は長期でせん断を受けると195?

あ、ここにはSD295、345の区分けが無いのですね・・^^;
F値のみか。なるほど、やっと意味が分かりました(汗汗。

法規は嫌いでした^^;(←イイワケ)


>逆境構造屋さん。

情報ありがとうございます。

>
>「建築技術2001年12号」に同様の話があり
>「許容応力度とこれを用いた検証方法は不可分なものですから、許容応力度だけ施工令の値を用いることはできません」とありました。
>参考にしてみてはどうでしょうか。

要するに両方のminをとりなさいと言うことですね。
電卓たたくときもft(kn/cm2)を20ではなく19.5とたたく癖をつけねば・・・。
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Re: 許容応力度の違い
けい 2006/07/13 15:47:11
>> 改訂版「実務から見た鉄骨構造設計」/上野嘉久 著
>> の中の定数・許容応力度・材料強度の項に詳しく整理
>
>私もその本持ってますが、重力単位で古い(泣。
>丸め方とかでも違ってるので苦慮してます。

新版出てますよ。一式改定したみたい。
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KIMU 2006/07/05 10:49:56
ダイアフラムの件についてお教えください。

冷間成形角型鋼管設計・施工マニュアルで通しダイアフラム形式で板厚28mm未満の場合25mmのダイアフラムの出となっていますが溶接熱による影響で設定していることは理解できるのですが、たとえば板厚6mmの角型鋼管等で突合せ溶接をしている場合など溶接量が少ない場合などは同様に25mm必要とするのでしょうか。
(日本建築センタ−に記載されている以上守る必要はあるとは認識していますが)
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Re: ダイアフラムの出寸法について
Lion 2006/07/06 19:06:14
KIMUサン

RESが付かないようなので、、、

冷間成形角形鋼管ならばやはり25mmでしょう、
昔(STKR時代)は20mmで書いていましたが、
目下は、板厚には関係無く25mmで私は通しています。
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Re: ダイアフラムの出寸法について
鉄骨屋 2006/07/07 08:59:42
「マニュアル」の規定は規定として、
かつてSTKR材を用いていて、特に出寸法の
規定が無かった頃の話ですが、ファブに尋ねたことが
あります。
答えは、板厚にもよるのでしょうが最低でも20mm以上に
してくれとのことでした。
Lionさんの寸法と一致していますね。。
理由は、出寸法が小さいと突き出た部分の変形が大きくなり
その矯正が難しい、とのことだったと思います。

残留ひずみの原因は、おっしゃるように溶接による入熱
ですから、溶接する板厚が小さければ入熱も小さくなり
出寸法も小さくしても良いのでは、と想像できます。

他の要因としては、柱、梁フランジ双方の溶接の熱影響部
を考慮した最小限の寸法というものもありそうです。

さらに考えすぎかもしれませんが、ダイヤフラムの切断面
に微小なノッチがあるでしょうから、その断面の欠陥が
熱影響部や応力伝達部まで影響しない距離とか。。

まあ、総合的に勘案して25mmという寸法に
気持ちよい響きがあるというところでしょう。
米国なら1インチになるんでしょうねぇ。。

しかし、例えとは言え、6mmの角型鋼管の突合せ溶接という
現実的ではない条件で考えるのは少々無理がありますね。
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Re: ダイアフラムの出寸法について
KIMU 2006/07/07 09:19:42
Lionさん 鉄骨屋さん ありがとうございます。

>しかし、例えとは言え、6mmの角型鋼管の突合せ溶接という
>現実的ではない条件で考えるのは少々無理がありますね。

鋼管6mmの溶接の話ですが、設計では完全溶込み溶接では考えていなかったのですが、実際に鉄工所のほうから裏あてを使用して溶け込み溶接を行いたいとの申し出があり(Mグレ−ドです)今回の例とさせて頂いたのですが、やはりほとんど無い事例ですよね。
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Re: ダイアフラムの出寸法について
喰えないラーメン屋 2006/07/07 10:01:09
むか〜しの話で。
連続精錬するようになり、不純物が残りことがあり(現在はない)柱に引っ張られて裂けた(ラミネーション)例が有ったようです。
板の端部を引っ張ると裂けやすいので、25〜30mmぐらい出すと裂けにくくなるとで本に載っていました。
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くい 2006/07/04 19:15:23
初歩的な質問ですが、杭の水平力の計算で、杭長が違う場合の水平力の分担の仕方を教えていただけないでしょうか?杭径の違う場合はわかるのですが・・・。参考文献でも結構です。単純に杭の長さ比の逆なのでしょうか?
宜しくお願い致します。
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Re: 杭長の違う杭の水平力の分担
ホイホイ 2006/07/05 00:37:23
有限長のくいで計算して
D=Q/δでD値を求めてこのD値でせん断力を分ければいいと
おもいます。
杭先端の境界条件を自由にして計算すれば短い杭の影響も計算できます。

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Re: 杭長の違う杭の水平力の分担
くい 2006/07/06 10:15:07
返事おそくなってすみません。
ありがとうございました。
やってみます。
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Re: 杭長の違う杭の水平力の分担
Lion 2006/07/06 19:23:46
混合の杭の場合、剪断割合は杭頭の変形量を揃えれば良いと
言う事でしょう、私もD値相当の式でふり割っています。
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M&S 2006/07/04 17:07:44
地耐力(ベタ基礎)の場合なんですが、即時沈下と圧密沈下
の検討を、皆さんはどのようにやられているのでしょうか?

1.即時沈下はするが圧密沈下はしない場合。
2.両方する場合。
3.基礎梁の補強方法。

など、検討しなくてはいけない項目をわかりやすくお願いします。

素人ですみません。
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Re: 即時沈下と圧密沈下
ホイホイ 2006/07/05 00:28:37
最近は確認だけの簡単なのはやってないです。
面積のある基礎は地耐力を計算すると幅に比例して大きく
なるので即時沈下から逆算して地耐力を決めています。

粘土でも即時沈下は計算できるので計算しています。

即時沈下は生コンクリートで沈下してから硬化するので
即沈の応力は無いよとずるく考えています。

圧密沈下による基礎梁の補強ですが、圧密沈下が確実でその
仕事でお金がもらえる場合だけですが。
沈下計算をしてから支点バネを計算して変位法で応力を計算
しています、市販されてる変位法の支点バネでは変形が隣の支点
まで影響しないので簡単なプログラムを作って計算しています。
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Re: 即時沈下と圧密沈下
M&S 2006/07/05 03:56:39
ホイホイさん、ありがとう御座います。

設計中の物件がありまして、即時沈下の検討のみを行ったのですが、
デベロッパーの品質管理部の担当者に圧密沈下の検討を行うように指摘され、
地盤調査会社にお願いしたところ、圧密沈下は生じないとの
検討書をいただきました。そこで、その検討書を添付しました。
沈下に関する検討は、”即時沈下のみの検討でOKです”とした
かったのですが、担当者が納得していない状況でして・・・
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Re: 即時沈下と圧密沈下
momo 2006/07/05 10:19:56
>M&Sさん

>地盤調査会社にお願いしたところ、圧密沈下は生じないとの
>検討書をいただきました。

簡単に根拠示したいなら
即時沈下>砂質
圧密沈下>粘土質
ですよね。サスガに粘土無いのに圧密を言われたことはありません。
下部に粘土でもあったのでしょうか。

最近は小さい物件でも根拠付けや、結局安上がりになることが多いので物理試験は必ずやるようにしています。
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Re: 即時沈下と圧密沈下
M&S 2006/07/05 15:25:46
momoさん、ありがとうございます。

おっしゃるように、上から、ローム→粘土→砂レキ です。
粘土層の圧密沈下の事です。
具体的にどこがダメなのかを話してくれないので困っているところです。
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kazkaz 2006/07/04 14:36:30
建築設備耐震設計・施工指針では、埋込みアンカーのJA形の短期許容引き抜き荷重は Ta=6*π*L2*P という事になってます。
L:埋込み長さ 6d<L<30 という要素があるので、M16とすると
6*16=96mm とわずかしか埋め込まれない状況で、かなりの引抜き耐力が得られます。 建築のアンカーでは通常40dとか云いますから、大丈夫なのかなと思いますが、詳しくわかる方がいらしゃれば教えて下さい。
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Re: 機械基礎アンカー
ホイホイ 2006/07/04 23:57:44
機械屋さんのアンカーは短いですね。
ケミカルアンカーもよく使っています。
今日計算した架台基礎は20d+フック代わりにアングル
にしてもらいました。
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Re: 機械基礎アンカー
米松 2006/07/05 08:21:21
耐力はコーン状破壊のほうで決まるのでは?
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Re: 機械基礎アンカー
muga 2006/07/05 10:21:21
>詳しくわかる方がいらしゃれば教えて下さい。

詳しくはないですが、たまたま雑誌がありましたので。


地震で機器類の定着部が破損し機器の転倒を招く事態が多く発生したため、当時84年に設備設計指針、85年に各種合成構造設計指針の改正が行われた。その成り立ちから、あくまでも機器類及びその支持構造物に限定されるものであり、その仕様上、定着長が短いアンカーに対応した計算式と考えるべきだと思います。

84年当時のコンクリート工学に機器アンカーの引き抜き耐力の特集がありましたので、以下要約

頭付きアンカー、180°フックの支持耐力

コンクリート部分の破壊モードとして、下記の3種類が考えられる。

@ コーン破壊
A 支圧破壊 (頭部、フック部の支圧)
B 付着破壊

ここでBに関して、例えば90°フックの場合のようにストレート部の付着が失われた後にフック部が伸びてアンカーが抜け出す破壊が起こる可能性がある場合は別として、逆に十分な折り曲げがあり、抜け出す可能性が少ない(支圧で負担)この手のアンカーでBの付着耐力で終局的な支持耐力を評価するのは避けるべき。(もともと小さいので抵抗要素として期待していない)
後は@とAの比較ですが、30cm程度以下であれば、コーン破壊が先行するとして良い。

従って、コーン破壊の式のみになったのでは。

詳しくは、1984年のコンクリート工学を参照してください。
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静岡県条例
喰えないラーメン屋 2006/07/03 12:42:26
KIZUKURI(V4.85)出力、2.2令46計算で、
地盤種別 2種 (入力)
表の中に、地盤種別 1.0 と表示されます。
この1.0の説明を求められました。
マニュアルを見ながら審査するわけではないので、出力ページに書いてあると良いのですが・・・。
枠内の種別は静岡県条例ですと説明したところ、2種地盤は条例種別の1.0で有ることをしめすように審査機関から言われました。トホッ (´・ω・`)
どなたか資料の在処HPをお教え下さい。
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Re: 静岡県条例
もぐら 2006/07/03 13:21:29
>食えないさん
倍率の事かしら?
外していたらごめんなさい

http://www.pref.shizuoka.jp/toshi/tj-28/sisin2002021202.pdf

6−12ペ−ジ
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Re: 静岡県条例
猿知恵 2006/07/03 14:36:36
 喰えないラーメン屋 さん
>1.0の証明
 添付していると思いますけど、主事や申請機関と6-16を用いて説明・確認してみるというのはどうでしょうか?
 もぐらさんと同意見で6-12の表6.1-6で十分証明されると思いますが。
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Re: 静岡県条例
喰えないラーメン屋 2006/07/03 14:45:43
もぐらサン

>倍率の事かしら?
>外していたらごめんなさい
>
>http://www.pref.shizuoka.jp/toshi/tj-28/sisin2002021202.pdf
>
>6−12ペ−ジ

当たりでした。有り難うございます。

地盤種別    2
表で 地盤種別 1
おかしい・・・審査機関。
確かにおかしい・・・静岡県条例?による地盤種別ごとの割増
と書いてあれば審査する方も分かりやすいのでしょうが・・・。

審査に合わせて、説明書きを沢山付けなくてはいけませんね。
今日も計算書の脇にカキコ(DOCUWORKS)しましたが、偽装と言われないように朱書きにしました。黒コピーなら同じ?
計算書にRC基準書他、ソフトマニュアルを付けないといけなくなるかも。
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Re: 静岡県条例
喰えないラーメン屋 2006/07/03 16:10:25
もぐらサン
猿知恵サン

OKだったようです。有り難うございました。
最近まで4号建築のみの審査機関だったため、構造は念入りにチェックしているようです。
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thy 2006/07/03 10:08:00
アンテナ鉄塔で使用されている7Tというボルトについて調べているのですが資料を探すことが出来ません.強度等の機械的性質を知っていましたら教えて下さい.
ボルトの表面に、「○」の中に「H」があり、「98」「7T」の刻印もあります。
宜しくお願いします
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Re: 7T ボルトについて
猿知恵 2006/07/03 18:07:47
 私の記憶に間違いがなければ『7T』なる表記はもう廃止されたと思うのですが…
 7Tの意味自体は最低70sまでの引張荷重には耐え切れるという意味だったと思います。こちらも資料がないので記憶だけですみません。
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Re: 7T ボルトについて
ホームズ 2006/07/03 23:20:09
20年ほど前の鉄骨造の書籍にも、HTBはF8T.F10T,F11Tしか掲載されていませんでした。JISにあるのはこれだけのようです。

F8Tというのは、Frictin(摩擦) 80kg/mm2 Tension Strength のことだそうですから、7Tは 70kg/mm2 ということになるのではないでしょうか。

鉄骨の体育館の断耐震診断をしていると、F9Tと書かれたボルトに出くわすことがあります。JIS品ではなく出回っているものなのでしょうか?
このときは900N/mm2で引っ張り強度を算定しました。
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Re: 7T ボルトについて
(no name) 2006/07/04 08:51:14
1964年のJIS B1186では
F7T、F9T、F11T、F13Tだったそうです。
学会の「高力ボルト接合設計施工指針」のP1
に経緯がのっています。
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Re: 7T ボルトについて
muga 2006/07/04 12:31:32
日本鋼構造協会「鋼構造接合部設計演習」(1971)に7Tの機械的性質が参考としてありましたので

引張強さ   70 kg/mm2 以上
降伏点    50 kg/mm2 以上
かたさHB   201〜277
伸び      15 以上
適用材料の例 S45C、S50C

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Re: 7T ボルトについて
ホームズ 2006/07/05 10:38:41
>1964年のJIS B1186では
>F7T、F9T、F11T、F13Tだったそうです。

JISが改定されてたんですね。納得しました。
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法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
サリー 2006/07/02 12:26:45
記事によると、都道府県では一級建築士の名簿を保管していない。従って、確認検査機関は申請書類上の設計者が建築士資格を本当に保持しているのかは確認していないという。それなら、建築士事務所の登録番号も確認しないのだろうか。

http://www.janjan.jp/living/0606/0606276820/1.php
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
青虫 2006/07/03 09:07:23
一級建築士の証書のコピーを添付しろとか言ってきそうですね。
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
喰えないラーメン屋 2006/07/03 10:27:43
>一級建築士の証書のコピーを添付しろとか言ってきそうですね。

スキャナーで読み取って、docuworksとpdfファイルにしてあります。
カラーインクで出力して事務所登録、指名願いなどに添付。
国土交通大臣の免許でないと一級建築士と名乗れない(士法第4条)ので、ソフトを使って建設大臣→国土交通大臣に書き換えてあります。(uso)
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
ホームズ 2006/07/03 10:57:47
>国土交通大臣の免許でないと一級建築士と名乗れない(士法第4条)ので、ソフトを使って建設大臣→国土交通大臣に書き換えてあります。(uso)

!!なるほど、気づかなかった!
これって笑い事じゃなくって、後何年かたったら建設省なんって知らない若い行政担当者にまじで「建設省?なんすか?それ」とか言われそうですね。

逮捕された大臣の名前じゃだめとか・・^_^;
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
KM 2006/07/03 13:28:33
お役人様は何を言出すかわかりませんし、常識論は通用しませんから
十分ありそうですね。 私は例の再試験素案以後、お役人様を気持悪い目で見るようになってしまいました。
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
亀山耕造 2006/07/03 20:41:55
ある設計事務所の用紙に

一級建築士 国土交通大臣登録 16○○--- 
               (16万台の番号)
と書いてありましたが、これってどうなんでしょう?
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Re: 法の穴!無資格でも建築確認が取れた!という記事
MSD 2006/07/03 22:08:28
>一級建築士 国土交通大臣登録 16○○--- 
>               (16万台の番号)

 まあ厳密に言えば建設大臣登録でしょうけど、どのような扱いになっているのでしょう、うちの事務所では何も考えず、一級建築士 登録番号 第○○----としています。
 審査する方でも、別に気にしていないんじゃないですか。
 でも、これからは訂正しろといわれそうですネ。
 真顔で、言われてみたいです。
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Lion 2006/06/29 18:46:57
北国の設計をしていますが、一般に凍結深度と言われる
数値は行政で指導されるものなのでしょうか、それとも
実情で決めて良いのでしょうか? 分かる方お教え下さい。
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Re: 北の国様
へなちょこ構造や 2006/06/29 19:00:25
>北国の設計をしていますが、一般に凍結深度と言われる
>数値は行政で指導されるものなのでしょうか、それとも
>実情で決めて良いのでしょうか? 分かる方お教え下さい。

いつも拝見させていただいております。
凍結震度ですか?以前、札幌の仕事をしたときには、
役所のほうから凍結震度は 60cm と言われ・・・
言われるがままに設計をしてしまいました。

参考になりますかね?
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Re: 北の国様
HT 2006/06/29 19:09:25
行政で指導されるというよりも、決まっているといいますか、一覧表があってそれを見ています。
見ているものは北の国が発行している法規の解説本なので、結局行政が決めているということになりますね。
念のため、「凍結深度」で検索したら表がでてきました。
もちろん、表を見た上で行政に確認するのが間違いないと思います。

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Re: 北の国様
喰えないラーメン屋 2006/06/29 19:13:04
>行政で指導されるというよりも、決まっているといいますか、一覧表があってそれを見ています。

理科年表に載っていた記憶が・・・現在持っていない。(高校地学で買わされた)
南酎時刻、降雨量なども載っています。
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Re: 北の国様
一目散 2006/06/29 19:30:31
それはたしか水道局で調べがつくと
どなたかから聴いたことがあります。

あっ、それはご存じなのですよね。
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Re: 北の国様
北の国より 2006/06/29 19:31:43
当方札幌の事務所勤務の若手です。
いつもここには勉強させていただいてます。
ぼくが教えられそうなことなので、たまには恩返し(?)
させていただきます!

凍結深度ですが、北海道の場合は行政庁より指導があります。
札幌の場合は60cmですが、釧路など100cmを超える場所もあり、
看板基礎などいわゆる雑モノを設計するときには
特に注意が必要と思われます。

建設地の行政庁に確認してみてはいかがでしょうか?
若手がでしゃばってしまい、恐縮ですが・・・
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Re: 北の国様
サリー 2006/06/29 19:35:09
下記に北海道の凍結深度表がありました。

http://www.h-be-fac.com/bebottom08_4_1.html
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Re: 北の国様
とかげのしっぽ 2006/06/29 20:10:17
> 北国の設計をしていますが、一般に凍結深度と言われる
> 数値は行政で指導されるものなのでしょうか、それとも
> 実情で決めて良いのでしょうか? 分かる方お教え下さい。


凍結深度は建物の安全性に大きく影響を与える事項なので、確認審査が建物の安全性のチェックを行う行為であるならば、審査機関のチェック対象になるべきだと考えます。

確か、基準法のどこかに基礎は凍結震度より深くせよとあったような。

なにを持って「実情」と考えるのかわかりませんが、行政指導値と設計者の得た数値が異なった場合は、審査側を説得できる資料を提示して説得することになると思います。

積雪値も、最近の暖冬傾向で大き過ぎるのではないかと思うことがありますが、たまに大雪になる年があるとなるほどと思ったりします。

現在、八戸の仕事をしています。行政で凍結深度を教えてくれるのはありがたいと思っています。
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Re: 北の国様
SHIN 2006/06/29 21:15:27
>北国の設計をしていますが、一般に凍結深度と言われる
>数値は行政で指導されるものなのでしょうか、それとも
>実情で決めて良いのでしょうか? 分かる方お教え下さい。

わからないですが、実情で決めていいと思います。ただその実情は通年、又は数年の測定が必要じゃないでしょうか.
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Re: 北の国様
締切り際の魔術師 2006/06/30 03:17:24
余談ですが、建物の凍結深度と水道管等の凍結深度の2種類ある様です。

>積雪値も、最近の暖冬傾向で大き過ぎるのではないかと思うことがありますが、たまに大雪になる年があるとなるほどと思ったりします。
積雪深さはH12年法改正で50年(だったかな?)再現値になり、性能表示だとさらに1.6倍・・・
そんなに積もるのか?(笑

診断掛けたら現行法で長期NGかも(爆
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Re: 北の国様
PP 2006/06/30 08:45:35
北海道の建築指導課のホームページに
参考値としてデータを公開していました。

http://www.pref.hokkaido.jp/kensetu/kn-ksido/kijun/touketsushindo.html
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北海道は
マータ 2006/06/30 10:33:45
北海道は積雪100cm未満も長期荷重扱いとしていますのでご注意を。

凍結震度は建物の凍結震度一覧が行政より発行されていますのでそちらで。

建物外に出るエプロンの土間外周などにも垂れ壁を凍結震度以深まで設置したりもする。
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Re: 北海道は
ガラパゴス 2006/06/30 17:07:03
東北でやってますが、田舎や小規模行政庁だと資料や細則の入手
が困難なことがあります。なので初めてな地域や不安な場合は直
接行政に問合せするようにしてます。
各種規制値だけでなく、実情や地域特性、申請手続きなんかも教
えてもらえて勉強になります。できれば現場にも行きたいのですが‥
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Re: 北の国様
Lion 2006/06/30 17:37:24
みなさん、RESありがとうございました、
本州を渡って北側までは行かないのですが
寒冷地の設計は慣れないもので・・・

長期積雪2.1mとかで、部材の勘が全く
狂いますね、分トンも結構行きそうです、
凍結深度は北海道一般で60cm程度の
ようなので、根入れは約1m有るから
大丈夫だと判断しました。。。
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Re: 北の国様
ぴょん吉 2006/07/02 11:33:56
熊本の阿蘇でも、そう山奥じゃないですが、
打設した犬走が、翌朝には、跳ね上がっていたそうです。
熊本は、短期扱いですが・・・・・
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らいま 2006/06/28 16:27:20
杭及び柱状改良について意見をお聞かせ下さい。
ボーリング報告書により地盤支持層が傾斜していると予想される場合、杭長や改良長の決定に困ってしまいます。
現場では支持層到達を確認しながら施工するのだとは思いますが、設計時の長さで常に迷っています。
あくまで想定なので、ある程度の誤差はあると思いますが、
どの程度の誤差ならば許容範囲だと思いますか?
±50cm〜1m程度は傾斜しているので仕方ないと思いますが、
誤差としては許容範囲外でしょうか?
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Re: 杭長及び柱状改良の改良長
HUM 2006/06/28 17:07:29
らいまさんへ

>杭及び柱状改良について意見をお聞かせ下さい。
>ボーリング報告書により地盤支持層が傾斜していると予想される場合、杭長や改良長の決定に困ってしまいます。

確かに、地中部の杭長、柱状改良長、または支持層までが深くラップルコンクリートで、深さ調整する時も、支持層が傾斜している場合は悩みます。

特に、傾斜が予想されているのに、ボーリング試験が一本しか行っていない場合が困りもんですね。

既製杭の場合
試験杭(本杭兼用)を、予想杭長より1M長い物を使用して数箇所打ちます。杭の長さが推定してから正式発注という手もありますが、納期等の問題で工事が遅れてしまうのが危惧されます。

ボーリングデータがしっかりある場合は、若干の高留まりによる長さのロスはあったとしても、長さ不足にならないよう、1M刻みで杭長をゾーン分けして指示します。

また、柱状改良や、直接基礎のラップルの厚さも、少しだけ長め(厚め)に指示し、構造図の隅に「基礎工事における支持層の変化による工事費の増減は、後日精算とする」と、一筆入れるようにしています。
杭長やラップルコンの”想定外”の増額を施主から拒否されないための処置ですが。

それと・・ひとつ気になるのが、支持層傾斜の角度がきつい時の
長期的な滑りによる杭の横曲げも注意しなければいけない時が神経を使います。
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Re: 杭長及び柱状改良の改良長
RIKA 2006/06/28 18:05:22
>杭及び柱状改良について意見をお聞かせ下さい。
>ボーリング報告書により地盤支持層が傾斜していると予想される場合、杭長や改良長の決定に困ってしまいます。
>現場では支持層到達を確認しながら施工するのだとは思いますが、設計時の長さで常に迷っています。

僕だったら追加ボーリングして地盤支持層深さを再調査してもらいます。強く要求します。
設計時点でできる限り情報を得て設計しておいた方が現場も楽でしょうし、追加費用も少なくて済むし、設計者としても後後困ることが少なくなるはずです。
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Re: 杭長及び柱状改良の改良長
猿知恵 2006/06/29 10:51:37
>>杭及び柱状改良について意見をお聞かせ下さい。
>>ボーリング報告書により地盤支持層が傾斜していると予想される場合、杭長や改良長の決定に困ってしまいます。

 猿知恵程度の内容で申し訳ないですが、スウェーデンサウディングで支持層を確認していく方が手っ取り早いと思うのですが如何でしょうか?
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Re: 杭長及び柱状改良の改良長
らいま 2006/06/30 11:00:02
皆さん、ありがとうございます。
慎重に調査して、調査箇所数を増やすのが安心なんでしょうね。
有難うございました。
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Re: 杭長及び柱状改良の改良長
けい 2006/07/13 16:31:18
とりあえず、2本追加で支持層確認。
改良杭伏図に等高線入れてと・・・2物件(公立小含む)
やったけど、うまいこと収まったよ。
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壁式の見上図
44 2006/06/28 13:50:51
初歩的なことで申し訳ありませんが、教えてください。
壁式の伏図を見上げで描いているのですが、
その場合、手摺はどのように表現したらよいのでしょうか?
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Re: 壁式の見上図
猿知恵 2006/06/28 14:05:14
44 さん
>壁式の伏図を見上げで描いているのですが、
>その場合、手摺はどのように表現したらよいのでしょうか?
 もしも軸図で描けるならば、無理に伏図で描く必要はないと思う
 のですが如何でしょうか?
 もしも基準軸以外のスラブ上にあるならば、私は点線でこの上に
 も何らかの壁があると(注意文を)書き込みます。
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Re: 壁式の見上図
44 2006/06/28 15:12:09
> もしも軸図で描けるならば、無理に伏図で描く必要はないと思うのですが如何でしょうか?
そういえば手摺は軸組図で記入しているので無理に描く必要はないですね。
どうもありがとうございました。
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Re: 壁式の見上図
HUM 2006/06/28 15:44:02
>初歩的なことで申し訳ありませんが、教えてください。
>壁式の伏図を見上げで描いているのですが、
>その場合、手摺はどのように表現したらよいのでしょうか?

私の場合は、伏図を見上げで描く場合、手摺や架構以外の
雑壁がスラブ上にあった場合、点線(破線)で表すようにしています。

理由:
1)施工時の雑壁の縦筋の差し筋忘れを防ぐ。
  (施工図で確認するから不要といえば不要かも?)

2)スラブ計算時の特殊荷重考慮を考えるため・・などです。

この掲示板では初めての書き込みです、宜しくお願いします。
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J 2006/06/28 13:41:28
教えてください。
鉄骨のダイアフラムは2サイズアップで考えているのですが、建築構造設計指針の2001の標準図を見ると1サイズアップとなっています。皆さんどうされていますか?なにか根拠とかあるのでしょうか?
http://www.jsfa.or.jp/topics/pdf/kaitou.pdf
ここの最後のほう(質問54)にも書いてありますが結局よくわからないのですが、2サイズアップを推奨しているようです。
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
Lion 2006/06/28 14:57:04
J サン

>鉄骨のダイアフラムは2サイズアップで考えているのですが、
>建築構造設計指針の2001の標準図を見ると1サイズアップと
>なっています。皆さんどうされていますか?なにか根拠とか
>あるのでしょうか?

1サイズUP(大概3mm)以上ですが、施工精度も配慮
して、私は2サイズUPが多いです、3mm以内で綺麗に
納まれば問題無いでしょうが・・・
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
はなむね 2006/06/28 15:48:37
>なにか根拠とかあるのでしょうか?

材料の公差、柱溶接後仕口方向に歪む及び製作時の精度等により厚くしていると思います。
私は2サイズ以上アップしています。
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
喰えないラーメン屋 2006/06/28 16:41:27
耳かじり・・・?聞きかじり。
溶接の講習会での解説。・・・を又聞き。
厚すぎると応力が旨く伝わらないので注意・・・らしい。
教科書には5mm以上はテーパーを漬けるように書いてありますが、ダイヤフラムでは長さが足りないので加工できない。
中幅だと必ず厚過ぎになりますよね。
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
第2種兼業構造事務所 2006/06/28 18:36:41
「鋼構造接合部設計指針」(2002年版P150)の中にこんな式がありますが・・・

td/tf=√3*bf/dc

td : ダイアフラム厚
tf : 梁フランジ厚
bf : 梁フランジ幅
dc : 柱成

これでやると細幅の場合はOKですが、中幅等にした場合はかなり大きくなる感じ・・・
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
toyochan 2006/06/28 20:07:32
>td/tf=√3*bf/dc

梁SS400、ダイヤフラムSN490Cですと、右辺は1.25*bf/dcくらいになるので、通常はそんなに気にしなくてよいのでは...
bf=dcの場合は、この検討式で考慮するせん断力は発生しないということになるのでしょうし...
施工精度だけ考えてやればいけそうな気もします。
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
column 2006/06/28 21:32:38
冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアルにも
ダイアフラムの厚さは,梁フランジの厚さの2ランクアップが
望ましいと・・・
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
J 2006/06/29 09:45:44
>冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアルにも


(改訂版)もってるのですが何ページにありますか?
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Re: 鉄骨造のダイアフラム
J 2006/06/29 09:57:51
P84にありました。ありがとうございました。

一般的には梁フランジの板厚の2サイズアップ程度で根拠は冷間成形マニュアルということで納得しました。
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なおきち 2006/06/28 11:14:48
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Re: 木造3階建て 2×4 高倍率耐力壁について
確認検査員A 2006/06/28 12:20:27
 平成13年国土交通省告示第1540号第9第3号により、

@ 令第82条各号(許容応力度計算及びたわみ検討)
A 構造部材相互の接合検討

をおこなえば、同告示第5第5号(壁量検討)は不要です。

 Aの検討のなかで、合板と縦枠・上枠・下枠との接合を釘間隔を考慮して検討することになりますので、釘間隔を狭くすることにより高倍率耐力壁(高剛性・高耐力)が可能です。
 詳細は、「2002年枠組壁工法建築物構造計算指針(社団法人日本ツーバイフォー建築協会発行)」p.81〜が参考になります。
 また、私は出所を知りませんが、あらがじめ釘間隔ごとの壁倍率を表にまとめたものも見たことがあります。
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Re: 木造3階建て 2×4 高倍率耐力壁について
kota 2006/06/28 12:48:08
告示では高倍率の耐力壁をしようする場合、許容応力度設計を行うとあります。告示第九の三号にあたります。

なので、高倍率の根拠さえ計算で示せれば使用は可能です。

しかし、2×4の場合、応力計算するときに簡易ラーメン法を用いるのが一般的と思いすが、高倍率を使用する場合は片持梁(在来と同じ)として計算する必要があると思います。詳しくは計算指針参照。

>私は出所を知りませんが、あらがじめ釘間隔ごとの壁倍率を表にまとめたものも見たことがあります。

これは新井信吉著「3階建てツーバイフォー住宅構造計算の手引き」に記載されています。すでに絶版ですが・・・
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Re: 木造3階建て 2×4 高倍率耐力壁について
確認検査員A 2006/06/28 13:20:55
 
 なおきち さま

>釘間隔ごとの壁倍率表ですが、たぶん過去の告示(96年資料で告示56号第4の4 表9.4)の表と思いますが、現在削除されています。
>
>この表を現在の単位に訂正して、使用できますか。
>
>回答頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

 ちょっと表9.4というのが見当たりません。昭和57年建設省告示第56号第4の表のことでしょうか。そうであれば、この表は現在の壁量検討のための壁倍率の表(平成13年国土交通省告示第1541号)と同じで、高倍率のものではありません。
 釘間隔ごとの壁倍率表とは、数値は覚えていないのであてずっぽですが、例えば釘間隔50mmの構造用合板厚9oは壁倍率7.8というような具合に、釘の間隔や面材の種類による壁倍率をあらかじめ計算しておいて、表にまとめていました。
 
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Re: 木造3階建て 2×4 高倍率耐力壁について
喰えないラーメン屋 2006/06/28 17:42:35
壁倍率よりも3階建ての1階間口に壁がないのが気になりましたス。(^^;

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一貫設計で使える鉄骨部材は
ホイホイ 2006/06/27 01:40:16
  皆さん、どーもです。

  配管架台をプラント会社から頼まれているのですが
  柱、梁は溝型、小梁はアングルなんです。
  X方向はラーメン、Y方向は2段のブレースです、
  SS2は無理なのでSEINでやっているのですが
  部材はブレース以外はH型のみです。

  SEINはブレースを引っ張りだけに有効にできるので
  良いのですが、溝型が使えないのはつらいです。

  溝型のfbの計算はH型でごまかしても問題無いでしょうか、
  アングルの小梁は主軸に変換は難しいのでフラットバーにして
  います。

  普通に溝型や軽量型鋼入力できる一貫設計あるでしょうか。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
もぐら 2006/06/27 07:40:56
ホイホイさん

BUSは軽量も使えるみたいです(使ったこと有りませんが)
マニュアルみると ”2軽量C形鋼”なんて記述有りますから

http://www.pivot.co.jp/product/program/bus/bus-3.html

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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
Lion 2006/06/27 09:24:39
ホイホイさん&もぐらサン

>BUSは軽量も使えるみたいです(使ったこと有りませんが)
>マニュアルみると ”2軽量C形鋼”なんて記述有りますから

梁にはチャンネルもBOXも使えますね、
但し小梁は何故かH鋼のみ、これは重量
積算にしか使っていないが。。。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
muga 2006/06/27 10:42:45
>  普通に溝型や軽量型鋼入力できる一貫設計あるでしょうか。

仕事の50%ぐらいはプラント設計をしております。ケミカル系の場合は、STAADというプログラムを指定されるケースが多いものですから使用しています。荷重の組み合わせは、無制限ですので、プラントのような、特殊な応力が作用する、任意形の構造物には適しているとは思います。FEM,弾性振動(強制振動)等も解析可能。弾塑性は不可。

http://www.engineering-eye.com/STAAD/
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
伝説の構造士前 2006/06/27 22:04:36
え〜〜。モデル化なんか自分で考えて(当然正しく)第3者に説得することなのではないか。プログラムでどうのこうのではないのかな。プログラムなんて道具の一つやん。あとは、時間と建物の安全性とコストじゃないのかな。
<B>プログラムなんて。プログラムなんて。プログラムなんて。</B>
もう、この業界から引退したいが。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
momo 2006/06/28 01:02:31
>伝説の・・さん

え〜〜。まあたぶんスレ主さんはわかって聞いてらっしゃるかと。
ぶらじる見ながら酩酊中。。。食えないサン風。。。。
ア、スイマセン。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
もぐら 2006/06/28 07:21:11
ホイホイさんのようなベテランには釈迦に説法だが、
プラント架台のような階が定義されないような構造物は
任意形状立体解析の方が適しています。

偏心率も剛性率も関係ないし。
軸力拾いと断面計算が面倒だが、最近のは連動している奴もあるし。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
ホイホイ 2006/06/28 10:07:25
 皆さん、どーもです。

 レスありがとうございます。

 BUSは入るようで優秀ですね。
 結局はSTAN-2Dでやりました、いまだにPC-9801で
 STAN-3Dの2次元版です。
 
 良いのが欲しいのですが最近は、メンテ料金とか発生するので
 個人で買えるのは限られてきます。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
鉄骨屋 2006/06/28 10:46:46
STAN-2D懐かしいですねぇ。
3Dがすぐに出たからほとんど出番が無かったですが。

しかし、プラントだと、部材が不規則に入ると
立体的な力の流れが予想外に起きて
2Dじゃなかなか難しいでしょう。
私はMidasを使っていますがLite版でも十分使えますよ。
STAAD、SAPも使いましたが、今のところMidasが最も
使い勝手が良いです。それぞれ長短がありますけどね。
 
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
momo 2006/06/28 11:04:52
>鉄骨屋さん

>私はMidasを使っていますがLite版でも十分使えますよ。
>STAAD、SAPも使いましたが、今のところMidasが最も
>使い勝手が良いです。それぞれ長短がありますけどね。


下レスの回答ありがとうございます。了解しました。
こっちでスイマセン。

私もMidasですが、Ver7.0、使いづらくないですか?
なんか急に落ちたりして不安定になった気が・・・
ビジュアル向上は良いんですが、最近やっと慣れてきのに
今まであったアイコンが消えてたりで再カスタマイズしなければ・・。

主レスとはずれてマタマタスイマセン。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
鉄骨屋 2006/06/28 13:03:47
>私もMidasですが、Ver7.0、使いづらくないですか?

Midas仲間ですね(^^ゞ

確かにV7.0になって重くなってしまい、
見てくれだけのバージョンアップは止めてほしいですねぇ。
オンボードグラフィックチップの場合、
トラブルが出てましたね。
ウチは関係ないと思っていたら、ペインターを使うのに
色数増やしたら、とたんに固まりました。。
ツールアイコンの位置も変わったし、慣れるまで戸惑います。

ま、それでもこれを使うときは結構楽しんでます。
要素、節点のリナンバリング機能が優れてますね。
他はこうはいきません。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
けい 2006/07/13 16:38:13
BUSは、大梁と柱ですね。小梁は置換しろってことかな。
断面算定は、柱はします。大梁は・・・小断面だとして
くれませんでした。
先日した、軽量鉄骨ブレース構造平屋。
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Re: 一貫設計で使える鉄骨部材は
けい 2006/07/13 16:41:19
でも、アングルにしろ溝形にしろトラスは計算しないよ。
置換して応力算定するだけ
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擁壁の設計で質問です。
ICHI 2006/06/26 15:06:44
たまにお世話になっています。
今回もぜひよろしくお願いします。
開発に絡む擁壁の設計で、開発マニュアルに沿って
設計をしてくださいといわれました。
それはいいのですが、
コンクリートの許容せん断力が建築では通常Fc=24ですと
0.8N/mm2ですが、開発マニュアルですと0.39N/mm2です。
これはどうしてですか?
ご存知の方よろしくお願いします。
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Re: 擁壁の設計で質問です。
サリー 2006/06/26 18:30:15
日本道路協会「道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する参考資料」平成10年7月版に、Fc24の時のコンクリートが負担できる平均せん断応力度は0.39N/mm2とありました。
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Re: 擁壁の設計で質問です。
ICHI 2006/06/26 21:47:22
ありがとうございます。
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Re: 擁壁の設計で質問です。
muga 2006/06/27 12:42:02
道路土工 擁壁工指針だと思います。

ちなみに、0.8→0.74ですよ。


http://pub.maruzen.co.jp/shop/4889504036.html

それにしても、なぜ土木と建築では、同じ材料なのにこうも評価が違うのはどうしてでしょうか。昔から疑問に思っていますが・・・。
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