許容応力度NG、保有水平耐力OK
エイト 2006/01/16
22:28:13
はじめまして、教えてください。
RC造の柱、梁において保有水平耐力がOKであれば許容尾力度がNGでも部材の断面、配筋はNGのままで良いと前に官庁物件においていわれました。そのときは許容応力度OKで二次設計OKで終了したのですが、許容応力度が短期でNGはよいとも思いますが、長期でNGはまずいのではないかと思いました。
皆さんはどう考えるか教えてください。
RC造の柱、梁において保有水平耐力がOKであれば許容尾力度がNGでも部材の断面、配筋はNGのままで良いと前に官庁物件においていわれました。そのときは許容応力度OKで二次設計OKで終了したのですが、許容応力度が短期でNGはよいとも思いますが、長期でNGはまずいのではないかと思いました。
皆さんはどう考えるか教えてください。
Re: 許容応力度NG、保有水平耐力OK
もぐら 2006/01/17
07:19:39
>許容応力度が短期でNGはよいとも思いますが、長期でNGはまずいので
>はないかと思いました。
>皆さんはどう考えるか教えてください。
短期でNGでもまずいと思います。
>はないかと思いました。
>皆さんはどう考えるか教えてください。
短期でNGでもまずいと思います。
Re: 許容応力度NG、保有水平耐力OK
Lion 2006/01/17
07:40:02
>RC造の柱、梁において保有水平耐力がOKであれば許容尾力度が
>NGでも部材の断面、配筋はNGのままで良いと前に官庁物件に
>おいていわれました。
そもそもの間違いです、一次設計はどれかのコースで
OKでないといけません、その後二次設計となります。
>NGでも部材の断面、配筋はNGのままで良いと前に官庁物件に
>おいていわれました。
そもそもの間違いです、一次設計はどれかのコースで
OKでないといけません、その後二次設計となります。
追記
Lion 2006/01/17
09:53:23
>そもそもの間違いです、一次設計はどれかのコースで
>OKでないといけません、その後二次設計となります。
普通はルート(1)に設定しておきますね。
>OKでないといけません、その後二次設計となります。
普通はルート(1)に設定しておきますね。
Re: 追記
仙人 2006/01/23
01:53:19
耐震診断と混同されているのかも?
耐震物件でも、計算すると、許容応力度でNOですもんね。
それも、長期応力で大梁がNOだったりして・・・・・・
許容応力を満足し、かつ、保有耐力を満足するのが筋ですね。
耐震物件でも、計算すると、許容応力度でNOですもんね。
それも、長期応力で大梁がNOだったりして・・・・・・
許容応力を満足し、かつ、保有耐力を満足するのが筋ですね。
かけだし
2006/01/16 10:21:08
かけだしです。初歩的なことをお聞きしたいです。
ルート2を満足するけどルート3を満足しない建物についてです。
いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
人によってはやはり保有水平耐力は満足させるべきとの話も聞いたことがあります。でも、もともとルート1、2を満足している建物は大地震に
おいても被害が少なかったということに基づいているはずとも思います。
そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは
どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
どうも、経験不足なので感覚的にピンと来ないのです。皆さんの話が聞きたいです。よろしくお願いします。
ルート2を満足するけどルート3を満足しない建物についてです。
いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
人によってはやはり保有水平耐力は満足させるべきとの話も聞いたことがあります。でも、もともとルート1、2を満足している建物は大地震に
おいても被害が少なかったということに基づいているはずとも思います。
そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは
どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
どうも、経験不足なので感覚的にピンと来ないのです。皆さんの話が聞きたいです。よろしくお願いします。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
らいま 2006/01/16
14:01:33
ルート1、ルート2を満足していれば、ルート3は満足してもしなくても問題ないと思います。
ルート1の建物も保有を検討すると、耐震壁の崩壊により、保有耐力が極端に低くなる場合があったような・・・。
全てにおいて保有を満足させるのなら、壁量、柱量等の意味が無くなってしまいます。
と僕は思います。
>かけだしです。初歩的なことをお聞きしたいです。
>
>ルート2を満足するけどルート3を満足しない建物についてです。
>いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
>ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
>人によってはやはり保有水平耐力は満足させるべきとの話も聞いたことがあります。でも、もともとルート1、2を満足している建物は大地震に
>おいても被害が少なかったということに基づいているはずとも思います。
>
>そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは
>どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
>
>どうも、経験不足なので感覚的にピンと来ないのです。皆さんの話が聞きたいです。よろしくお願いします。
ルート1の建物も保有を検討すると、耐震壁の崩壊により、保有耐力が極端に低くなる場合があったような・・・。
全てにおいて保有を満足させるのなら、壁量、柱量等の意味が無くなってしまいます。
と僕は思います。
>かけだしです。初歩的なことをお聞きしたいです。
>
>ルート2を満足するけどルート3を満足しない建物についてです。
>いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
>ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
>人によってはやはり保有水平耐力は満足させるべきとの話も聞いたことがあります。でも、もともとルート1、2を満足している建物は大地震に
>おいても被害が少なかったということに基づいているはずとも思います。
>
>そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは
>どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
>
>どうも、経験不足なので感覚的にピンと来ないのです。皆さんの話が聞きたいです。よろしくお願いします。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
かけだし(元祖??) 2006/01/16 19:48:34
--- H・N”かけだし”は私が既に使っておりますので別名でおねがいします。---
------------------------------------------------------------
>そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは>どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
設計ルートに関しては.......
所定の壁柱量が見込めるものは強度に期待して(ルート1〜2-1、2-2)、脆性破壊することなく十分なネバリが見込めるものは変形能力に期待して(ルート3)耐震性能を確保すれば良いんじゃないでしょうか?
アプローチの仕方は異なっていますが、両者とも、構造体の性格にマッチした設計法で理想的な状態に近づけようとするもので、性格を反映できない設計法を選択した場合に、それぞれを比較する意味はあまり無いような気がします。
例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
「剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないもの」って言う表現は良くわかりません。その場合は、壁柱量を満足させルート1、または2-1、2-2で設計するのでは?
無理ならやはり、保有耐力を満足させますよね。(一応、ルート2-3も有りか)どのルートも満足できものよりは、どれかを満足している方が、結局、理想に近いんではないでしょうか?
「剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたもの」とは壁柱量は満足してるけれど剛性率偏心率が満足できないもの?それとも建物規模、その他の規定により、保有耐力の確認が必要なもの?
いずれにしてもそのような構造的に偏りがある建物etc'は、許容応力度設計を満足させるだけでなく、崩壊メカニズムと併せて、変形能力に見合う水平耐力があることも、同時に確認してくださいって意味だと解釈してますが。
------------------------------------------------------------
>そこで、剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないものと、剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたものでは>どちらが構造的に理想に近いのでしょうか?
設計ルートに関しては.......
所定の壁柱量が見込めるものは強度に期待して(ルート1〜2-1、2-2)、脆性破壊することなく十分なネバリが見込めるものは変形能力に期待して(ルート3)耐震性能を確保すれば良いんじゃないでしょうか?
アプローチの仕方は異なっていますが、両者とも、構造体の性格にマッチした設計法で理想的な状態に近づけようとするもので、性格を反映できない設計法を選択した場合に、それぞれを比較する意味はあまり無いような気がします。
例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
「剛性率や偏心率を満足しているけど保有耐力が満足できないもの」って言う表現は良くわかりません。その場合は、壁柱量を満足させルート1、または2-1、2-2で設計するのでは?
無理ならやはり、保有耐力を満足させますよね。(一応、ルート2-3も有りか)どのルートも満足できものよりは、どれかを満足している方が、結局、理想に近いんではないでしょうか?
「剛性率偏心率が満足できないので保有耐力を満足させたもの」とは壁柱量は満足してるけれど剛性率偏心率が満足できないもの?それとも建物規模、その他の規定により、保有耐力の確認が必要なもの?
いずれにしてもそのような構造的に偏りがある建物etc'は、許容応力度設計を満足させるだけでなく、崩壊メカニズムと併せて、変形能力に見合う水平耐力があることも、同時に確認してくださいって意味だと解釈してますが。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
青虫 2006/01/18
00:22:54
>ある条件をクリアできない罰則として
>ルート3の道筋があるように思えるのですが
私は逆だと思うのですが、
ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
を行う事を免除されると言う事だと思うのですが。
>例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も
>満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の
>上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、
>そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
思うのですが。
私もS造ブレース構造でルート2はOKだけど、ルート3にすると
どんなに頑張っても保有耐力が出ないって事を経験した事があります。
これってやっぱり規準がおかしいのではないでしょうか?
このネタ頂き。
>ルート3の道筋があるように思えるのですが
私は逆だと思うのですが、
ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
を行う事を免除されると言う事だと思うのですが。
>例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も
>満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の
>上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、
>そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
思うのですが。
私もS造ブレース構造でルート2はOKだけど、ルート3にすると
どんなに頑張っても保有耐力が出ないって事を経験した事があります。
これってやっぱり規準がおかしいのではないでしょうか?
このネタ頂き。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
かけだし(元祖??) 2006/01/18 14:39:03
青虫様 お尋ねしたいのですが....
>ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
>を行う事を免除されると言う事だと思うのですが。
→ 私もそう解釈しています...が、
>>例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も
>>満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の
>>上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、
>>そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
>
>RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
>Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
>思うのですが。
→ Dsを考慮しない1G=Qudと考えていいんでしょうか?
モデルにもよる(1スパン×1スパン×1階など、極端に条件の良いものは除く)と思いますが、ルート3で1Gまで耐えられる物件は稀ではないんでしょうか?
ルート1のモデルの壁付き方向をルート3として増分解析し、仮に任意位置の壁がせん断破壊した時点のQuをMaxとした場合(敢えて、最終メカニズムとして壁のせん断破壊を容認するとした場合でも)1Gどころか、Qun=Qud×Dsでも満足できない(実際には、更に、×Fesも有り)ことがほとんどのような気がしますが?どうでしょうか?
この例で、むりやり耐力を上げようとすると、さらに、壁量/壁筋量を増やす事になり、不経済な設計になるのでは?
また、壁量に見合う耐力が目一杯発揮される状態として、ある階の全ての耐力壁が同時にせん断破壊する(せん断耐力に達する)ような状態をその階のMax:Quの状態とすると、そのような理想的??な崩壊形には滅多にお目にかかれないと思ったのですが、どうでしょう?
PS :
ここで、あらためて最初に戻りますが.....
”ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
を行う事を免除される”
というのは.....実のところは、
「(RCで言えば)低層の物件は、固有周期も短い事だし、強度型を指向して、せん断耐力の絶対量=壁柱量を確保できるような設計をしてくれれば、崩壊メカニズム時の部分的な脆性破壊の検討などは免除してあげるよ」、「逆にルート3で崩壊メカニズムにふさわしい水平耐力が確認できたものは壁柱量は問わないよ」
また、「中高層の場合は逆に大きな変形量が予想されるから、ルート3を選択することによって、変形能による水平力の低減(Ds)を期待していい代わりに、脆性破壊を起こさず、スムースな変形(崩壊形)となるように設計してね その際は、崩壊形によってはDsによる低減は多く見込めない場合もあるよ」、「もちろん、建物の規模的条件(高さなど)によっては、ルート3以上での設計しか認められないよ」
って 言ってるような気がします。(その他の諸規定等については割愛、大体のところってコトで...)
つまりは、建物の性格にふさわしい設計ルートを選択するのが結局、理想的ってコトじゃないのかな...と思った次第です。
もしかして、何か大きな考え違いをしてたらゴメンナサイ。よろしくお願いします。
>ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
>を行う事を免除されると言う事だと思うのですが。
→ 私もそう解釈しています...が、
>>例えば、ルート1(強度指向)で設計したものを同時にルート3も
>>満足するように設計を行った場合、脆性部材発生によるDs値の
>>上昇が予想され、不必要に不経済な設計となるでしょうから、
>>そんなものは、とても理想的とは言えないでしょうネ。
>
>RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
>Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
>思うのですが。
→ Dsを考慮しない1G=Qudと考えていいんでしょうか?
モデルにもよる(1スパン×1スパン×1階など、極端に条件の良いものは除く)と思いますが、ルート3で1Gまで耐えられる物件は稀ではないんでしょうか?
ルート1のモデルの壁付き方向をルート3として増分解析し、仮に任意位置の壁がせん断破壊した時点のQuをMaxとした場合(敢えて、最終メカニズムとして壁のせん断破壊を容認するとした場合でも)1Gどころか、Qun=Qud×Dsでも満足できない(実際には、更に、×Fesも有り)ことがほとんどのような気がしますが?どうでしょうか?
この例で、むりやり耐力を上げようとすると、さらに、壁量/壁筋量を増やす事になり、不経済な設計になるのでは?
また、壁量に見合う耐力が目一杯発揮される状態として、ある階の全ての耐力壁が同時にせん断破壊する(せん断耐力に達する)ような状態をその階のMax:Quの状態とすると、そのような理想的??な崩壊形には滅多にお目にかかれないと思ったのですが、どうでしょう?
PS :
ここで、あらためて最初に戻りますが.....
”ある条件をクリアする事により、詳細な検討(ルート3)
を行う事を免除される”
というのは.....実のところは、
「(RCで言えば)低層の物件は、固有周期も短い事だし、強度型を指向して、せん断耐力の絶対量=壁柱量を確保できるような設計をしてくれれば、崩壊メカニズム時の部分的な脆性破壊の検討などは免除してあげるよ」、「逆にルート3で崩壊メカニズムにふさわしい水平耐力が確認できたものは壁柱量は問わないよ」
また、「中高層の場合は逆に大きな変形量が予想されるから、ルート3を選択することによって、変形能による水平力の低減(Ds)を期待していい代わりに、脆性破壊を起こさず、スムースな変形(崩壊形)となるように設計してね その際は、崩壊形によってはDsによる低減は多く見込めない場合もあるよ」、「もちろん、建物の規模的条件(高さなど)によっては、ルート3以上での設計しか認められないよ」
って 言ってるような気がします。(その他の諸規定等については割愛、大体のところってコトで...)
つまりは、建物の性格にふさわしい設計ルートを選択するのが結局、理想的ってコトじゃないのかな...と思った次第です。
もしかして、何か大きな考え違いをしてたらゴメンナサイ。よろしくお願いします。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
喰えないラーメン屋 2006/01/19 05:27:12
>RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
>Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
>思うのですが。
RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
Dsを考慮しなくても<0.6>Gの地震力に耐えられると
思うのですが。
>Dsを考慮しなくても1Gの地震力に耐えられると
>思うのですが。
RC造でルート1相当の壁量があれば、ほとんどが
Dsを考慮しなくても<0.6>Gの地震力に耐えられると
思うのですが。
Re: ルートの考え方についてお聞きしたいです
かけだし改め 見習い 2006/01/19 15:31:47
らいまさん、元祖かけだしさん、青虫さん、食えないラーメン屋さん
コメントありがとうございます。
みなさんのコメントを読ませていただき勉強になりました。
>いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
>ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
これって、反対なんですね。
保有水平耐力についても、もっと勉強したいと思います。
それぞれのルートによる性格を反映させた構造体についても
考えてみたいです。
元祖かけだしさん、すみませんでした。
私から見るとかけだしではないように思えるのですが。。。
改めまして「見習い」と致しました。
コメントありがとうございます。
みなさんのコメントを読ませていただき勉強になりました。
>いい方が変かもしれませんが、ある条件をクリアできない罰則として
>ルート3の道筋があるように思えるのですが、、、
これって、反対なんですね。
保有水平耐力についても、もっと勉強したいと思います。
それぞれのルートによる性格を反映させた構造体についても
考えてみたいです。
元祖かけだしさん、すみませんでした。
私から見るとかけだしではないように思えるのですが。。。
改めまして「見習い」と致しました。
column 2006/01/16
09:14:28
1階の妻側の壁(戸境壁)は,一般的に鉛直方向のひび割れが発生しやすいですが,壁の裏表において,ほぼ同じ位置にひび割れが生じている場合,「貫通している」という疑いを持つ方が,ベターなのでしょうか?
また,貫通ひび割れについて,記述されている文献等がありましたら,教えて頂けませんか?
また,貫通ひび割れが,建物の構造解析においての影響について書かれた参考文献等も教えて頂けませんか?
貫通しているかの有無については,高圧洗浄等で確認を行うことは,分かっています.
また,貫通ひび割れについて,記述されている文献等がありましたら,教えて頂けませんか?
また,貫通ひび割れが,建物の構造解析においての影響について書かれた参考文献等も教えて頂けませんか?
貫通しているかの有無については,高圧洗浄等で確認を行うことは,分かっています.
Re: 壁のひび割れ
marcun 2006/01/17
17:16:17
>1階の妻側の壁(戸境壁)は,一般的に鉛直方向のひび割れが発生しやすいですが,壁の裏表において,ほぼ同じ位置にひび割れが生じている場合,「貫通している」という疑いを持つ方が,ベターなのでしょうか?
ベターか否か、と言えばベターでは?
>また,貫通ひび割れについて,記述されている文献等がありましたら,教えて頂けませんか?
お望みの内容かどうかわかりませんが、建築学会「鉄筋コンクリート造のひび割れ対策(設計・施工)指針・同解説」というものがあります。
あとはコンクリート標準示方書とかですかね。
コンクリート診断士のテキストにも嫌になるくらい書かれてます。
>また,貫通ひび割れが,建物の構造解析においての影響について書かれた参考文献等も教えて頂けませんか?
うーん、これは私も知らないです。
貫通ひび割れでも応力伝達はできるので、そこまで気にしてませんでした。(もちろん程度によりますが)
ベターか否か、と言えばベターでは?
>また,貫通ひび割れについて,記述されている文献等がありましたら,教えて頂けませんか?
お望みの内容かどうかわかりませんが、建築学会「鉄筋コンクリート造のひび割れ対策(設計・施工)指針・同解説」というものがあります。
あとはコンクリート標準示方書とかですかね。
コンクリート診断士のテキストにも嫌になるくらい書かれてます。
>また,貫通ひび割れが,建物の構造解析においての影響について書かれた参考文献等も教えて頂けませんか?
うーん、これは私も知らないです。
貫通ひび割れでも応力伝達はできるので、そこまで気にしてませんでした。(もちろん程度によりますが)
Re: 壁のひび割れ
column 2006/01/17
18:58:00
>うーん、これは私も知らないです。
>貫通ひび割れでも応力伝達はできるので、そこまで気にしてませんでした。(もちろん程度によりますが)
ありがとうございます.
マンション組合からクレームが出てきて(流行なので・・・),構造設計上,「「余裕は見ている」から今までの経験から大丈夫かと思います」と答えると,
住民から:どれくらい余裕があるの?
と言われたので...
(本当は地震が来てみないと分かりません.言いたいのですが,全然関係ないこと(設備関係)で,話がゴタゴタだったので,言えませんでした)
調べてもなかなか見つからなかったので,お聞きしました.
>貫通ひび割れでも応力伝達はできるので、そこまで気にしてませんでした。(もちろん程度によりますが)
ありがとうございます.
マンション組合からクレームが出てきて(流行なので・・・),構造設計上,「「余裕は見ている」から今までの経験から大丈夫かと思います」と答えると,
住民から:どれくらい余裕があるの?
と言われたので...
(本当は地震が来てみないと分かりません.言いたいのですが,全然関係ないこと(設備関係)で,話がゴタゴタだったので,言えませんでした)
調べてもなかなか見つからなかったので,お聞きしました.
しと 2006/01/15
19:03:57
べた基礎の建物で根切りにより地山をだしたところ、設計の支持地盤の深さより650くらいのへこみが2m×2mあり、他にも同じようなヶ所がありそうです。
対策として、このへこみだけを何とか出来ないかとの要望があり、捨てコンを打ちたいとのことです。必要地耐力が35KN/uで地耐力が60KN/u以上見込めそうなのですが、どのような対策が良いのでしょうか? アドバイスをお願いします。
@へこみに捨てコン(ラップルコンクリート?)を打つ。
Aへこみのみ地盤改良する。
B全体に捨てコン(ラップルコンクリート?)を650打つ。
C全体を地盤改良する。
D地中梁の成を全体に650大きくする。1200→1850
(設計変更したくないとの要望もあります)
対策として、このへこみだけを何とか出来ないかとの要望があり、捨てコンを打ちたいとのことです。必要地耐力が35KN/uで地耐力が60KN/u以上見込めそうなのですが、どのような対策が良いのでしょうか? アドバイスをお願いします。
@へこみに捨てコン(ラップルコンクリート?)を打つ。
Aへこみのみ地盤改良する。
B全体に捨てコン(ラップルコンクリート?)を650打つ。
C全体を地盤改良する。
D地中梁の成を全体に650大きくする。1200→1850
(設計変更したくないとの要望もあります)
Re: 支持地盤
marcun 2006/01/16
13:12:18
はじめまして。
色々な判断があるかと思いますが、必要地耐力35kN/m2程度であれば、選択肢としてはこんな感じと思います。(個人的な考えですが)
・Fc18or21 スランプ12cm程度の安いコンクリートでへこみ部のみラップル(捨てコンは高いので使わない)
・程度の良い残土があれば、セメント混合したものを埋め戻す。(セメントの量は要検討)
ところで、必要地耐力が35kN/m2程度でべた基礎&地中梁ということは、2重スラブですか?
随分とリッチな設計な気がしますが…
色々な判断があるかと思いますが、必要地耐力35kN/m2程度であれば、選択肢としてはこんな感じと思います。(個人的な考えですが)
・Fc18or21 スランプ12cm程度の安いコンクリートでへこみ部のみラップル(捨てコンは高いので使わない)
・程度の良い残土があれば、セメント混合したものを埋め戻す。(セメントの量は要検討)
ところで、必要地耐力が35kN/m2程度でべた基礎&地中梁ということは、2重スラブですか?
随分とリッチな設計な気がしますが…
Re: 支持地盤
喰えないラーメン屋 2006/01/16 13:41:16
>ところで、必要地耐力が35kN/m2程度でべた基礎&地中梁ということは、2重スラブですか?
RC造1F、またはS造2F(木床、または折版屋根)、W造4Fではないかと推測・・・(^_^;
砕石を入れて転圧ていどで良いのでは。
RC造1F、またはS造2F(木床、または折版屋根)、W造4Fではないかと推測・・・(^_^;
砕石を入れて転圧ていどで良いのでは。
Re: 支持地盤
marcun 2006/01/16
17:24:32
>RC造1F、またはS造2F(木床、または折版屋根)、W造4Fではないかと推測・・・(^_^;
>砕石を入れて転圧ていどで良いのでは。
RC造1Fでべた基礎&地中梁???
んー、どうやらイメージできてないです、わたし。
たしかに、深さ650で35kN/m2なら砕石置換で十分ですね。
>砕石を入れて転圧ていどで良いのでは。
RC造1Fでべた基礎&地中梁???
んー、どうやらイメージできてないです、わたし。
たしかに、深さ650で35kN/m2なら砕石置換で十分ですね。
Re: 支持地盤
しと 2006/01/16
23:57:32
アドバイスありがとうございます。
鉄骨2階の2重スラブで床・屋根ともDPLです。
へこみだけを何とかするのは、支持地盤がジグザグになってしまい、やってはいけない事だと思っていました。
このアドバイスでいければ要望通りで喜ばれます。
ただ、本当にいいのかなと少し心配です。このような事はよく行われていて、問題のあることではないと考えて良いのでしょうか。
鉄骨2階の2重スラブで床・屋根ともDPLです。
へこみだけを何とかするのは、支持地盤がジグザグになってしまい、やってはいけない事だと思っていました。
このアドバイスでいければ要望通りで喜ばれます。
ただ、本当にいいのかなと少し心配です。このような事はよく行われていて、問題のあることではないと考えて良いのでしょうか。
Re: 支持地盤
marcun 2006/01/17
15:38:32
好ましいか否か、といえば好ましくはないと思います。
逆に、こうやってはいけないという理由もないと思います。
掘ってみたら地盤条件が想定と異なるということは、割とよくあることではあります。
その時にどういう対処・判断をするかは物件ごとの条件によりけりと思います。
今回の場合は、以下のような点を勘案して「砕石置換程度でOKでは」と判断しました。(私は、ですが)
・必要地耐力が小さく、軽微な構造と推察
・問題となっている地盤(へこみ部分)の領域が比較的浅い
・原支持地盤の長期地耐力が60kN/m2程度なので砕石でも同等以上の剛性、耐力を得られそう
ところで、鉄骨造2階建程度で2重スラブのマット基礎にする理由って、なんなんでしょうか?
私、普通の建築をあまりよく知らないので後学のために教えていただけないでしょうか。
逆に、こうやってはいけないという理由もないと思います。
掘ってみたら地盤条件が想定と異なるということは、割とよくあることではあります。
その時にどういう対処・判断をするかは物件ごとの条件によりけりと思います。
今回の場合は、以下のような点を勘案して「砕石置換程度でOKでは」と判断しました。(私は、ですが)
・必要地耐力が小さく、軽微な構造と推察
・問題となっている地盤(へこみ部分)の領域が比較的浅い
・原支持地盤の長期地耐力が60kN/m2程度なので砕石でも同等以上の剛性、耐力を得られそう
ところで、鉄骨造2階建程度で2重スラブのマット基礎にする理由って、なんなんでしょうか?
私、普通の建築をあまりよく知らないので後学のために教えていただけないでしょうか。
2CHで発見
喰えないラーメン屋 2006/01/14 21:58:52
【5:573】アトラス設計の渡辺社長を応援するスレ!
570 名前:(仮称)名無し邸新築工事 :2006/01/14(土) 11:23:16 ID:qy9G3ic9
アトラス設計・渡辺朋幸代表の構造設計に疑問
建築構造設計会議室
日経アーキテクチャー
青虫 2005/12/13 00:45:12
昨日(12月12日)発売の日経アーキテクチャーに構造計算書偽造
の構造図が載っています。(この雑誌買ったの何年ぶりだろう。)
RC11階建ての2階の柱がB×D=850×850で主筋はXY両方向
4本ずつの12-D25は、明らかに少ない。この図面だけ見てもおかしい
と思わない人は構造屋じゃない。
でもアトラス設計がやり直した設計の地中梁3段筋23-D32と言うのも
どうかと・・・。
この記事でも梁(耐震壁付)が上から下まで同じ断面(300×600)なのは
おかしいと書いてありますが、日経アーキテクチャーがこの程度のレベルか
と思うと悲しくなります。
Re: 日経アーキテクチャー
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
570 名前:(仮称)名無し邸新築工事 :2006/01/14(土) 11:23:16 ID:qy9G3ic9
アトラス設計・渡辺朋幸代表の構造設計に疑問
建築構造設計会議室
日経アーキテクチャー
青虫 2005/12/13 00:45:12
昨日(12月12日)発売の日経アーキテクチャーに構造計算書偽造
の構造図が載っています。(この雑誌買ったの何年ぶりだろう。)
RC11階建ての2階の柱がB×D=850×850で主筋はXY両方向
4本ずつの12-D25は、明らかに少ない。この図面だけ見てもおかしい
と思わない人は構造屋じゃない。
でもアトラス設計がやり直した設計の地中梁3段筋23-D32と言うのも
どうかと・・・。
この記事でも梁(耐震壁付)が上から下まで同じ断面(300×600)なのは
おかしいと書いてありますが、日経アーキテクチャーがこの程度のレベルか
と思うと悲しくなります。
Re: 日経アーキテクチャー
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
can 2006/01/14
11:03:54
構造見習いです。
曲げ設計の梁ウェブ考慮についてですが、いかがしていますか。
ルート3も含め、端部では考慮しないほうがよいと思うのですが。
アドバイスお願いいたします。
曲げ設計の梁ウェブ考慮についてですが、いかがしていますか。
ルート3も含め、端部では考慮しないほうがよいと思うのですが。
アドバイスお願いいたします。
Re: 曲げ設計の梁ウェブ考慮について
Lion 2006/01/14
13:13:55
canサン
>曲げ設計の梁ウェブ考慮についてですが、いかがしていますか。
>ルート3も含め、端部では考慮しないほうがよいと思うのですが。
私の場合は考慮です、但し応力度0.9以上にはしません
施工業者の質を見て設計者判断ですね。。。
>曲げ設計の梁ウェブ考慮についてですが、いかがしていますか。
>ルート3も含め、端部では考慮しないほうがよいと思うのですが。
私の場合は考慮です、但し応力度0.9以上にはしません
施工業者の質を見て設計者判断ですね。。。
Re: 曲げ設計の梁ウェブ考慮について
もぐら 2006/01/14
14:06:12
私の場合
一次設計
柱が角形鋼管の場合 考慮しない
H型鋼の場合 考慮
保有の場合は角形鋼管も考慮
抱えている物件が多すぎて、新規依頼を断る状況。景気は上向いてきているのでしょうか?
一次設計
柱が角形鋼管の場合 考慮しない
H型鋼の場合 考慮
保有の場合は角形鋼管も考慮
抱えている物件が多すぎて、新規依頼を断る状況。景気は上向いてきているのでしょうか?
Re: 曲げ設計の梁ウェブ考慮について
Lion 2006/01/14
14:22:01
もぐらサン
>柱が角形鋼管の場合 考慮しない
あれれ? 角形鋼管にはウエブ/フランジの区分は
無いのでは??? あくまでH型鋼対象では・・・
>柱が角形鋼管の場合 考慮しない
あれれ? 角形鋼管にはウエブ/フランジの区分は
無いのでは??? あくまでH型鋼対象では・・・
Re: 曲げ設計の梁ウェブ考慮について
もぐら 2006/01/14
14:31:46
>Lionサン
>>柱が角形鋼管の場合 考慮しない
>
>あれれ? 角形鋼管にはウエブ/フランジの区分は
>無いのでは??? あくまでH型鋼対象では・・・
梁のウェブを考慮するか否か?という質問では?
>>柱が角形鋼管の場合 考慮しない
>
>あれれ? 角形鋼管にはウエブ/フランジの区分は
>無いのでは??? あくまでH型鋼対象では・・・
梁のウェブを考慮するか否か?という質問では?
Re: 曲げ設計の梁ウェブ考慮について
Lion 2006/01/14
14:49:13
もぐらサン
>梁のウェブを考慮するか否か?という質問では?
あいや、そう言う事ね m(__)m 柱材がHかBoxかで
梁のウエブ考慮か否かを選択・・・
BOX柱の場合2軸曲げを考慮するかどうかの問題も
有りますね、私は長期のみ考慮です。。。
>梁のウェブを考慮するか否か?という質問では?
あいや、そう言う事ね m(__)m 柱材がHかBoxかで
梁のウエブ考慮か否かを選択・・・
BOX柱の場合2軸曲げを考慮するかどうかの問題も
有りますね、私は長期のみ考慮です。。。
耐震診断もう飽きた 2006/01/14 01:20:56
はじめまして、一応構造屋です。
ある階からセットバックのあるRC造の建物の耐震診断をやってます。
質問ですが、セットバックした斜め柱の耐力は終局時に耐力を低減していますか?
長期曲げ+地震時曲げで、加力方向によって左右の柱の耐力が違ってくるような、気がします。
一貫計算で設計しても、信用できない数値がでます。
皆さんはどうされてますか?
よろしくお願いします。
ある階からセットバックのあるRC造の建物の耐震診断をやってます。
質問ですが、セットバックした斜め柱の耐力は終局時に耐力を低減していますか?
長期曲げ+地震時曲げで、加力方向によって左右の柱の耐力が違ってくるような、気がします。
一貫計算で設計しても、信用できない数値がでます。
皆さんはどうされてますか?
よろしくお願いします。
Re: セットバック 斜め柱
喰えないラーメン屋 2006/01/14 06:16:29
>質問ですが、セットバックした斜め柱の耐力は終局時に耐力を低減していますか?
加力方向により低減と加算します。
軸組が矩形のものより台形の方が強そうですよね。
左側がセットバックの場合
釣り合い式 左加力Pxh=Nx(-ΔL)
P=-NxΔL/h
右加力Pxh=Nx(+ΔL) 突っ張る方向
P=+NxΔL/h
>皆さんはどうされてますか?
ソフトの結果のままでは判定会が通りませんので手計算します。
加力方向により低減と加算します。
軸組が矩形のものより台形の方が強そうですよね。
左側がセットバックの場合
釣り合い式 左加力Pxh=Nx(-ΔL)
P=-NxΔL/h
右加力Pxh=Nx(+ΔL) 突っ張る方向
P=+NxΔL/h
>皆さんはどうされてますか?
ソフトの結果のままでは判定会が通りませんので手計算します。
Re: セットバック 斜め柱
耐震診断もう飽きた 2006/01/25 22:09:32
>>皆さんはどうされてますか?
返信おくれましてすみません。
ラーメン屋さんがおっしゃっる通り、手計算しかないみたいですね。ちなみに今やってるのは台形です。
ありがとうございます。
何分、体育館や校舎ばかりやってるので、背の高い建物は初めてなもので。
返信おくれましてすみません。
ラーメン屋さんがおっしゃっる通り、手計算しかないみたいですね。ちなみに今やってるのは台形です。
ありがとうございます。
何分、体育館や校舎ばかりやってるので、背の高い建物は初めてなもので。
ストラクチャー社のコラムですが
Lion 2006/01/13
13:49:21
Re: ストラクチャー社のコラムですが
コンコン 2006/01/13
14:16:44
Lion
さん
すばらしいサイトをご紹介ありがとうございます。
書けそうで書けないコメントです。
参考になりました。
すばらしいサイトをご紹介ありがとうございます。
書けそうで書けないコメントです。
参考になりました。
○米 2006/01/13
03:51:36
木造吹き抜け部の架構についての質問です。宜しくお願します。
最近雑誌等で、木造住宅のリビング等で大きな吹き抜けの部屋を見かけます。
この吹き抜けの部屋が外壁に面していた場合、2階の床面の梁のレベルに火打ちもなく、
2間から3間ほど飛んでいたりしますが、普通に耐風梁として計算すると、かなり大きな
断面になってしまいます。でも、掲載されている写真を見ると掃き出しの開口とその上に
FIX窓が有ったりして、あまり大きな梁は入っていないように思われます。
何か対処方法が有るのでしょうか?通し柱を多くする?鉄骨を抱かせる?
実際に施工された方、いらっしゃいましたら宜しくお願します。
最近雑誌等で、木造住宅のリビング等で大きな吹き抜けの部屋を見かけます。
この吹き抜けの部屋が外壁に面していた場合、2階の床面の梁のレベルに火打ちもなく、
2間から3間ほど飛んでいたりしますが、普通に耐風梁として計算すると、かなり大きな
断面になってしまいます。でも、掲載されている写真を見ると掃き出しの開口とその上に
FIX窓が有ったりして、あまり大きな梁は入っていないように思われます。
何か対処方法が有るのでしょうか?通し柱を多くする?鉄骨を抱かせる?
実際に施工された方、いらっしゃいましたら宜しくお願します。
Re: 木造吹き抜け部の架構
喰えないラーメン屋 2006/01/13 08:49:18
TVや雑誌を鵜呑みにしてはいけません。(^_^;
先日も書きましたが、建築知識1月号の表紙に基準法を守りましょうと書いてありながら、記事の1ページ目に手摺のない階段の写真が大きく掲載されています。(^_^;(^_^;
厚板を使ってキャットウォーク、木造や鉄骨ラチスの庇で対応出来ます。
通し柱にする場合は、令43条もしくは構造計算で確認ねがいます。
先日も書きましたが、建築知識1月号の表紙に基準法を守りましょうと書いてありながら、記事の1ページ目に手摺のない階段の写真が大きく掲載されています。(^_^;(^_^;
厚板を使ってキャットウォーク、木造や鉄骨ラチスの庇で対応出来ます。
通し柱にする場合は、令43条もしくは構造計算で確認ねがいます。
Re: 木造吹き抜け部の架構
POP 2006/01/13
10:20:05
> TVや雑誌を鵜呑みにしてはいけません。(^_^;
>先日も書きましたが、建築知識1月号の表紙に基準法を守りましょうと書いてありながら、記事の1ページ目に手摺のない階段の写真が大きく掲載されています。(^_^;(^_^;
笑えます。確かに雑誌のたぐいは信用できん・・・。
>先日も書きましたが、建築知識1月号の表紙に基準法を守りましょうと書いてありながら、記事の1ページ目に手摺のない階段の写真が大きく掲載されています。(^_^;(^_^;
笑えます。確かに雑誌のたぐいは信用できん・・・。
Re: 木造吹き抜け部の架構
天婆〜さん 2006/01/13
13:18:42
>木造吹き抜け部の架構についての質問です。宜しくお願します。
>最近雑誌等で、木造住宅のリビング等で大きな吹き抜けの部屋を見かけます。
>この吹き抜けの部屋が外壁に面していた場合、2階の床面の梁のレベルに火打ちもなく、
>2間から3間ほど飛んでいたりしますが、普通に耐風梁として計算すると、かなり大きな
>断面になってしまいます。でも、掲載されている写真を見ると掃き出しの開口とその上に
>FIX窓が有ったりして、あまり大きな梁は入っていないように思われます。
>何か対処方法が有るのでしょうか?通し柱を多くする?鉄骨を抱かせる?
>実際に施工された方、いらっしゃいましたら宜しくお願します。
木造二階程度であれば、壁量計算のみ。
だから、2間から3間ほど飛んでいても、耐風梁として計算する
ことなど無いので・・・
建築写真雑誌等で、構造設計者名が掲載されてい事例、はその当りが
どうもいい加減ですね。
○米 さん、この様な写真を見た場合「」危険な事例だと思ってくださいね。
>最近雑誌等で、木造住宅のリビング等で大きな吹き抜けの部屋を見かけます。
>この吹き抜けの部屋が外壁に面していた場合、2階の床面の梁のレベルに火打ちもなく、
>2間から3間ほど飛んでいたりしますが、普通に耐風梁として計算すると、かなり大きな
>断面になってしまいます。でも、掲載されている写真を見ると掃き出しの開口とその上に
>FIX窓が有ったりして、あまり大きな梁は入っていないように思われます。
>何か対処方法が有るのでしょうか?通し柱を多くする?鉄骨を抱かせる?
>実際に施工された方、いらっしゃいましたら宜しくお願します。
木造二階程度であれば、壁量計算のみ。
だから、2間から3間ほど飛んでいても、耐風梁として計算する
ことなど無いので・・・
建築写真雑誌等で、構造設計者名が掲載されてい事例、はその当りが
どうもいい加減ですね。
○米 さん、この様な写真を見た場合「」危険な事例だと思ってくださいね。
Re: 木造吹き抜け部の架構
○米 2006/01/14
02:50:43
喰えないラーメン屋 さん、POP さん、天婆〜さん
さん、回答ありがとうございます。
やはり「信用できん・・」「危険な事例」なのですね。何か特殊な手法を駆使しているのかと
思ってしまいました。最初はどうしても模倣から始まるので、ついつい雑誌等の事例を見て
しまいます。何か良い参考書ないかなと思う今日この頃です。
やはり「信用できん・・」「危険な事例」なのですね。何か特殊な手法を駆使しているのかと
思ってしまいました。最初はどうしても模倣から始まるので、ついつい雑誌等の事例を見て
しまいます。何か良い参考書ないかなと思う今日この頃です。
Re: 木造吹き抜け部の架構
喰えないラーメン屋 2006/01/20 16:26:45
>何か対処方法が有るのでしょうか?通し柱を多くする?鉄骨を抱かせる?
建築知識2月号P122に例が載っています。
ついでに。
P122表1 筋違い(下段の中央)の絵?。
筋違い金物を使うのでこれでよいのですが・・・。
基本的な考えでは管柱に取り付く筋違いは、横架材に取り付けて柱の枘に水平力が伝わらないようにします。
通し柱の場合は通し柱側に取り付けて、梁の枘に上下のせん断力が伝わらないようにします。
と、古い木構造の本に書いて有ります。
通し柱は、建て方がしやすいのと、引き抜きに抵抗させる為です。
モーメントを負担させないようにしましょう。2階胴差し部分で折れてしまいます。
建築知識2月号P122に例が載っています。
ついでに。
P122表1 筋違い(下段の中央)の絵?。
筋違い金物を使うのでこれでよいのですが・・・。
基本的な考えでは管柱に取り付く筋違いは、横架材に取り付けて柱の枘に水平力が伝わらないようにします。
通し柱の場合は通し柱側に取り付けて、梁の枘に上下のせん断力が伝わらないようにします。
と、古い木構造の本に書いて有ります。
通し柱は、建て方がしやすいのと、引き抜きに抵抗させる為です。
モーメントを負担させないようにしましょう。2階胴差し部分で折れてしまいます。
ゆと 2006/01/12
18:18:14
既存鉄骨の補強でガセットプレートをH鋼やトラス梁の山形鋼に現場溶接することがあると思いますが、熱による影響は問題無いのでしょうか、よく行っている工法だとは思いますがどのように考えればよいのか教えて下さい。
Re: 現場溶接
marcun 2006/01/13
11:31:03
はじめまして。
「熱による影響による問題」と言っても色々とあると思いますが、何をイメージされているのでしょうか。
当然、熱による影響は多少なりともあるわけですが、問題有無の判断はすべてケースバイケースと思います。
どのように考えればよいか、という問いについても、「入熱によって何が起こるのか」「どのようにどの程度入熱されるのか」を考え、その対策を考えるということになるのでは。
「熱による影響による問題」と言っても色々とあると思いますが、何をイメージされているのでしょうか。
当然、熱による影響は多少なりともあるわけですが、問題有無の判断はすべてケースバイケースと思います。
どのように考えればよいか、という問いについても、「入熱によって何が起こるのか」「どのようにどの程度入熱されるのか」を考え、その対策を考えるということになるのでは。
Re: 現場溶接
TETSUZIN 2006/01/13 14:43:04
現場溶接には 熱だけではありません。
溶接しますと 溶接による部材のひずみ(反り)が
発生する事も否定できません。
溶接量が多ければ多いほど かなりそります。
現在行われている物件でも 梁が反ってしまった経験もあります。
部材の中間にGPLを設ける場合でも注意が必要です。
崩壊形成でも変わってしまう場合もありえます。
構造計算士と設計士とゼネコン(あるいは溶接作業者のいる
会社の担当者)と打ち合わせを進めた方が
無難かと思います。
ご参考に。
溶接しますと 溶接による部材のひずみ(反り)が
発生する事も否定できません。
溶接量が多ければ多いほど かなりそります。
現在行われている物件でも 梁が反ってしまった経験もあります。
部材の中間にGPLを設ける場合でも注意が必要です。
崩壊形成でも変わってしまう場合もありえます。
構造計算士と設計士とゼネコン(あるいは溶接作業者のいる
会社の担当者)と打ち合わせを進めた方が
無難かと思います。
ご参考に。
Re: 現場溶接
marcun 2006/01/13
19:20:05
細かいことを書くとキリがないとは思うのですが。。。
ひずみに関しては、溶接順序や肉厚、材質、予熱・後熱の有無などによってどのように収縮するのかは異なります。
当然、入熱量(溶接量)とひずみには相関関係があります。
また、電流や溶接法によっても入熱量は異なります。
もうひとつは脆化の問題があります。
これは熱によって鋼材の組成が変化したり、結晶粒が粗大化することにより起こります。
これを防ぐ為に、パス間温度を下げる等の措置を取ります。
(これを一般的に「熱による影響」と呼ぶのでしょうか?)
あとは、特殊な話かもしれませんが、入熱により僅かな時間ですが、ヤング係数・降伏応力度が下がるということです。
既設構造物のように、既に応力が入っている構造物に対しては、このことを考慮しなければならないケースがあります。
小断面の部材は、ヘタすると全断面がこのような状態になり得ることも考えられます。
(あまり例はありませんが)
ひずみに関しては、溶接順序や肉厚、材質、予熱・後熱の有無などによってどのように収縮するのかは異なります。
当然、入熱量(溶接量)とひずみには相関関係があります。
また、電流や溶接法によっても入熱量は異なります。
もうひとつは脆化の問題があります。
これは熱によって鋼材の組成が変化したり、結晶粒が粗大化することにより起こります。
これを防ぐ為に、パス間温度を下げる等の措置を取ります。
(これを一般的に「熱による影響」と呼ぶのでしょうか?)
あとは、特殊な話かもしれませんが、入熱により僅かな時間ですが、ヤング係数・降伏応力度が下がるということです。
既設構造物のように、既に応力が入っている構造物に対しては、このことを考慮しなければならないケースがあります。
小断面の部材は、ヘタすると全断面がこのような状態になり得ることも考えられます。
(あまり例はありませんが)
へなちょこ構造家 2006/01/11 19:46:55
ちょっと質問です。
二次設計での杭の圧壊耐力・浮き上がり耐力は、どのように決めていらっしゃいますか?場所打ち杭の場合と、既製杭の場合と。
また、地下一階の建物の場合はどのようにされていますか?
どうぞ宜しく御願いします。
二次設計での杭の圧壊耐力・浮き上がり耐力は、どのように決めていらっしゃいますか?場所打ち杭の場合と、既製杭の場合と。
また、地下一階の建物の場合はどのようにされていますか?
どうぞ宜しく御願いします。
Re: 杭の浮き上がり耐力
もぐら 2006/01/11
20:05:06
おばんです。
保有時の杭の圧縮耐力 長期の3倍。
引張耐力は自重のみ。としています。
引き抜きが困るんですよね。ほとんど引き抜きで決まってしまう。
でも杭が引き抜かれて転倒するなんて、ちょっと考えられない。。。
保有時の杭の圧縮耐力 長期の3倍。
引張耐力は自重のみ。としています。
引き抜きが困るんですよね。ほとんど引き抜きで決まってしまう。
でも杭が引き抜かれて転倒するなんて、ちょっと考えられない。。。
Re: 杭の浮き上がり耐力
Lion 2006/01/11
20:38:03
>保有時の杭の圧縮耐力 長期の3倍。
>引張耐力は自重のみ。としています。
保有時の引き抜きはフリクション考慮して良いと思います
かなりの耐力が出ます、一次設計時は自重のみですが。。。
>引張耐力は自重のみ。としています。
保有時の引き抜きはフリクション考慮して良いと思います
かなりの耐力が出ます、一次設計時は自重のみですが。。。
こんな人が一級建築士になれるの?
構造素人 2006/01/11
00:42:46
某建築士試験関係の掲示板での書き込みです。
A氏
“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったので、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCなのにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服可だったはず)。
B氏
合成スラブに穴開けあたりまえ?なぜ?
A氏
逆に質問、「合成スラブに穴開けあたりまえ?なぜ?」となぜ思えるのでしょうか?(好意的質問ですよ)。
試験とは別な視点となりますが、構造部を撤去し耐震補強した場合、その補強を要求図面に表現しきれません。
前記?部分については構造系事務所の方にも一筆お願いしたいところです。
B氏
鉄骨造合成スラブを撤去→水平合成低下、おそらく剛床仮定で一貫計算等を行うので部分的に再検討が必要。また、撤去の面積、建物の形状にもよるが多剛床仮定になる可能性もあると思います。
「合成スラブに穴開けなんてあたりまえ」という考えは疑問ですが。
A氏
構造系の方のコメントが無いようなので結論から言いますと、合成スラブは力を受けていません、構造計算上でも同じです。つまり撤去OKなんです(加重として乗っかってるだけ)。現実的にもスポット程度では力は伝えることはできませんしプレート形状や方向性にも問題があるでしょう。デッキがズレる事故さえ聞いたことがありますし。
お忙しいとは思いますが、皆様のご意見をお聞かせください。
尚、穴開けというのは、吹き抜け(40u以上)、階段設置に伴う開口、EV設置に伴う開口です。
A氏
“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったので、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCなのにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服可だったはず)。
B氏
合成スラブに穴開けあたりまえ?なぜ?
A氏
逆に質問、「合成スラブに穴開けあたりまえ?なぜ?」となぜ思えるのでしょうか?(好意的質問ですよ)。
試験とは別な視点となりますが、構造部を撤去し耐震補強した場合、その補強を要求図面に表現しきれません。
前記?部分については構造系事務所の方にも一筆お願いしたいところです。
B氏
鉄骨造合成スラブを撤去→水平合成低下、おそらく剛床仮定で一貫計算等を行うので部分的に再検討が必要。また、撤去の面積、建物の形状にもよるが多剛床仮定になる可能性もあると思います。
「合成スラブに穴開けなんてあたりまえ」という考えは疑問ですが。
A氏
構造系の方のコメントが無いようなので結論から言いますと、合成スラブは力を受けていません、構造計算上でも同じです。つまり撤去OKなんです(加重として乗っかってるだけ)。現実的にもスポット程度では力は伝えることはできませんしプレート形状や方向性にも問題があるでしょう。デッキがズレる事故さえ聞いたことがありますし。
お忙しいとは思いますが、皆様のご意見をお聞かせください。
尚、穴開けというのは、吹き抜け(40u以上)、階段設置に伴う開口、EV設置に伴う開口です。
Re: こんな人が一級建築士になれるの?
米松 2006/01/11
13:41:24
>A氏
>“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったので、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCなのにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服可だったはず)。
>
「穴」の定義(?)がずいぶん違うのですが、
>RCなのにうっかり・・・ということは、RCスラブには穴を開けてはいけないと、お考えですか?
>“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったので、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCなのにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服可だったはず)。
>
「穴」の定義(?)がずいぶん違うのですが、
>RCなのにうっかり・・・ということは、RCスラブには穴を開けてはいけないと、お考えですか?
Re: こんな人が一級建築士になれるの?
column 2006/01/11
15:05:45
ものの見事にランクUでした・・・.
補足をしておきます.
>A氏
>“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったの>で、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCな>のにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服>可だったはず)。
今回の一級試験の概要
「既存建物(2階建)とExp.J.で結び新設建物(2階建)と一体化させる」
「既存建物の主要構造部に手を加えてはいけない」
「エントランスには,40m2以上の吹抜を設ける」
です.今回の試験において,ケアレスミスから既存建物にエントランスを設けた方がいらっしゃった.
で,
うっかり穴を開けたというのは,既存建物にエントランスを設けたので,2SLに40m2の開口を設けた.
ということです.
既存建物のスパンは,X(6000,4000,6000) Y(6000,6000)です.
4000が出入り口に当たります.
的を外していたらすみません.
補足をしておきます.
>A氏
>“穴”については、私の場合RCよりS造のほうが経験上多かったの>で、合成スラブに穴開けなんてあたりまえと考えてしまい、RCな>のにうっかり開けてしまいました(これもじっくり読む事で克服>可だったはず)。
今回の一級試験の概要
「既存建物(2階建)とExp.J.で結び新設建物(2階建)と一体化させる」
「既存建物の主要構造部に手を加えてはいけない」
「エントランスには,40m2以上の吹抜を設ける」
です.今回の試験において,ケアレスミスから既存建物にエントランスを設けた方がいらっしゃった.
で,
うっかり穴を開けたというのは,既存建物にエントランスを設けたので,2SLに40m2の開口を設けた.
ということです.
既存建物のスパンは,X(6000,4000,6000) Y(6000,6000)です.
4000が出入り口に当たります.
的を外していたらすみません.
Re: こんな人が一級建築士になれるの?
もぐら 2006/01/11
15:32:13
>A氏
>構造系の方のコメントが無いようなので結論から言いますと、合成スラブは力を受けていません、構造計算上でも同じです。つまり撤去OKなんです(加重として乗っかってるだけ)。現実的にもスポット程度では力は伝えることはできませんしプレート形状や方向性にも問題があるでしょう。デッキがズレる事故さえ聞いたことがありますし。
合成スラブはスポット溶接ではない(焼き抜き栓溶接またはスタッド)
力はこれらを通して伝わると考えている。
撤去したら剛床仮定が成り立つかチェックは必要。
荷重として乗っかっているだけではない。
B氏の言う事の方が正しいと思う。
>構造系の方のコメントが無いようなので結論から言いますと、合成スラブは力を受けていません、構造計算上でも同じです。つまり撤去OKなんです(加重として乗っかってるだけ)。現実的にもスポット程度では力は伝えることはできませんしプレート形状や方向性にも問題があるでしょう。デッキがズレる事故さえ聞いたことがありますし。
合成スラブはスポット溶接ではない(焼き抜き栓溶接またはスタッド)
力はこれらを通して伝わると考えている。
撤去したら剛床仮定が成り立つかチェックは必要。
荷重として乗っかっているだけではない。
B氏の言う事の方が正しいと思う。
Re: こんな人が一級建築士になれるの?
構造素人 2006/01/11
22:46:31
皆様ご意見有難う御座います。
私、構造素人ながら合成スラブ(水平剛性)をあまりにも軽く考えている様な書き込みでしたので、気になってしまい・・・
某掲示板でのA氏の意見はあまり変わっていないようですが・・・
もし宜しければ覗いてみて下さい。
http://www.gakkaseizu.com/bbs/index.htm
私、構造素人ながら合成スラブ(水平剛性)をあまりにも軽く考えている様な書き込みでしたので、気になってしまい・・・
某掲示板でのA氏の意見はあまり変わっていないようですが・・・
もし宜しければ覗いてみて下さい。
http://www.gakkaseizu.com/bbs/index.htm
構造計算書偽装事件後の構造審査
サリー 2006/01/10
18:42:43
構造計算書偽装事件後、構造審査等変わりましたか?
前橋市では、
1.非木造で、平屋1000m2以下及び2階建て500m2以下は構造設計概要書の添付のみで構造計算書・構造図が省略出来たのが、今月から廃止になりました。
2.確認申請書の設計者欄に構造設計者(氏名・資格・事務所名他)を併記。
3.認定プログラムの場合、構造計算その1の添付。
ワーニングメッセージ及びエラーメッセージの内容とそれに対する所見・安全性の確認。
不整形なプラン等により詳細な解析結果等を審査する必要がある場合や構造設計図・応力算定結果に異常値がある場合、設計者との面談。
4.スーパービルドSS-2を導入する。
(本日の説明会資料より)
前橋市では、
1.非木造で、平屋1000m2以下及び2階建て500m2以下は構造設計概要書の添付のみで構造計算書・構造図が省略出来たのが、今月から廃止になりました。
2.確認申請書の設計者欄に構造設計者(氏名・資格・事務所名他)を併記。
3.認定プログラムの場合、構造計算その1の添付。
ワーニングメッセージ及びエラーメッセージの内容とそれに対する所見・安全性の確認。
不整形なプラン等により詳細な解析結果等を審査する必要がある場合や構造設計図・応力算定結果に異常値がある場合、設計者との面談。
4.スーパービルドSS-2を導入する。
(本日の説明会資料より)
Re: 構造計算書偽装事件後の構造審査
Lion 2006/01/10
19:45:43
>構造計算書偽装事件後、構造審査等変わりましたか?
こちら近畿圏では、行政に申請する者は数%しか居ない
と思います、ほぼ民間審査機関ですが、私は変わらず
「出力その1」で出していますが、先日RC物件の申請で
「出力その3」を要求されました、メールにてPDFで
OKだったです、詳細検証の理由でした、他は認定書等は
必ず添付を要求されます。。。
こちら近畿圏では、行政に申請する者は数%しか居ない
と思います、ほぼ民間審査機関ですが、私は変わらず
「出力その1」で出していますが、先日RC物件の申請で
「出力その3」を要求されました、メールにてPDFで
OKだったです、詳細検証の理由でした、他は認定書等は
必ず添付を要求されます。。。
Re: 構造計算書偽装事件後の構造審査
喰えないラーメン屋 2006/01/10 21:29:34
1.それが普通です。
2.これからそうなるのでしょうね。願ったりです。
3−1、その1添付していなかった。
3−2、メッセージに対するコメントは当たり前です。でも、していなかった。(^_^;
3−3、今までもヘンテコな形状は変更させていた。
4,SSは偽装しやすいという役所の偏見かも。(^_^;(^_^;
最近相談をうけたのもSSが多かった。単にユーザーが多い。(^_^;
2.これからそうなるのでしょうね。願ったりです。
3−1、その1添付していなかった。
3−2、メッセージに対するコメントは当たり前です。でも、していなかった。(^_^;
3−3、今までもヘンテコな形状は変更させていた。
4,SSは偽装しやすいという役所の偏見かも。(^_^;(^_^;
最近相談をうけたのもSSが多かった。単にユーザーが多い。(^_^;
Re: 構造計算書偽装事件後の構造審査
よんぶんのいち 2006/01/11 11:10:57
サリーさん、Lionさん、喰えないラーメン屋さんこんにちは。
サリーさん
計算書の添付省略取りやめは大歓迎ですね。省略ルールなんて、
住み手のメリットは何もないのですから。
ただし、構造設計者の法的立場も明確にしないまま申請書への
記名については納得できないですね。そもそも姉歯氏は自分が
申請上の設計者となった物件でも偽装を行ったとされており、
この方法では第2第3の姉歯は防げません。
Lionさん
民間審査機関でも構造計算書等の添付省略は所轄自治体と同じ
ルールで行うものと思っていたのですが、違う審査機関も
あるのでしょうか?
余談ですが、愛知県ではなぜか計算書「その3」で申請しても
「その1」用の指定書を求められます。なんか間抜けだなあ。
喰えないラーメン屋さん
SS2は今回の事件で偏見をもたれてしまっているのは確かなようです。
「外注先がSS2だからデータ提出してもらって社内で再チェックする」
などという話を某ゼネコン設計部から聞きました。
他社製のアプリでも偽装は可能なんですがねえ・・・。
サリーさん
計算書の添付省略取りやめは大歓迎ですね。省略ルールなんて、
住み手のメリットは何もないのですから。
ただし、構造設計者の法的立場も明確にしないまま申請書への
記名については納得できないですね。そもそも姉歯氏は自分が
申請上の設計者となった物件でも偽装を行ったとされており、
この方法では第2第3の姉歯は防げません。
Lionさん
民間審査機関でも構造計算書等の添付省略は所轄自治体と同じ
ルールで行うものと思っていたのですが、違う審査機関も
あるのでしょうか?
余談ですが、愛知県ではなぜか計算書「その3」で申請しても
「その1」用の指定書を求められます。なんか間抜けだなあ。
喰えないラーメン屋さん
SS2は今回の事件で偏見をもたれてしまっているのは確かなようです。
「外注先がSS2だからデータ提出してもらって社内で再チェックする」
などという話を某ゼネコン設計部から聞きました。
他社製のアプリでも偽装は可能なんですがねえ・・・。
Re: 構造計算書偽装事件後の構造審査
Lion 2006/01/12
13:38:39
よんぶんのいちサン
>民間審査機関でも構造計算書等の添付省略は所轄自治体と同じ
>ルールで行うものと思っていたのですが、違う審査機関も
>あるのでしょうか?
当然、審査機関毎に主事が居ますから、解釈は異なります
有る程度のルールは協議しているでしょうが、何分、判断は
つきまとうのですから、特に構造に関しては、審査官の
技量が問われます、各審査機関の情報交換は必須ですよ。。。
>余談ですが、愛知県ではなぜか計算書「その3」で申請しても
>「その1」用の指定書を求められます。なんか間抜けだなあ。
多分、その1、その3の意味が解っていないだけでしょう
認定番号有るから大丈夫なんて話は嘘!
>民間審査機関でも構造計算書等の添付省略は所轄自治体と同じ
>ルールで行うものと思っていたのですが、違う審査機関も
>あるのでしょうか?
当然、審査機関毎に主事が居ますから、解釈は異なります
有る程度のルールは協議しているでしょうが、何分、判断は
つきまとうのですから、特に構造に関しては、審査官の
技量が問われます、各審査機関の情報交換は必須ですよ。。。
>余談ですが、愛知県ではなぜか計算書「その3」で申請しても
>「その1」用の指定書を求められます。なんか間抜けだなあ。
多分、その1、その3の意味が解っていないだけでしょう
認定番号有るから大丈夫なんて話は嘘!
marcun 2006/01/10
17:28:03
過去ログにあるかもしれませんが、教えてください。
SS2で立体で保有耐力の計算をする際の話ですが、このとき、
「立体なので偏心は考慮済み→偏心率Fe=1.0でOK」
としていいものなのでしょうか?
私の調べた限りでは、そういった文献は見当たらなかったのですが。。。
SS2で立体で保有耐力の計算をする際の話ですが、このとき、
「立体なので偏心は考慮済み→偏心率Fe=1.0でOK」
としていいものなのでしょうか?
私の調べた限りでは、そういった文献は見当たらなかったのですが。。。
Re: 立体のPush Over
Lion 2006/01/10
17:33:55
>「立体なので偏心は考慮済み→偏心率Fe=1.0でOK」
>としていいものなのでしょうか?
SS2ユーザーでは無いですが、駄目だと思いますよ
偏心率は一次設計通り算出でしょう。。。
>としていいものなのでしょうか?
SS2ユーザーでは無いですが、駄目だと思いますよ
偏心率は一次設計通り算出でしょう。。。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/10
18:33:08
ということは、偏心を2重に考慮することになるってことですか。。。
偏心の大きい建物は、計算上は、擬似立体で計算する方が有利になりそうな感じですね。
偏心の大きい建物は、計算上は、擬似立体で計算する方が有利になりそうな感じですね。
Re: 立体のPush Over
Lion 2006/01/10
19:39:30
>ということは、偏心を2重に考慮することになるって
>ことですか。。。
偏心率と偏心補正を混同されていませんか?
Fe値はあくまで偏心率から誘導される値ですが
>ことですか。。。
偏心率と偏心補正を混同されていませんか?
Fe値はあくまで偏心率から誘導される値ですが
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/10
21:10:07
偏心率により決まるFe値は、そもそも偏心補正を考慮するためのものではないんですか?
「偏心率が大きいから当該層の応答層せん断力が大きくなる」という現象はあまり無いと思うのですが。。。
「偏心率が大きいから当該層の応答層せん断力が大きくなる」という現象はあまり無いと思うのですが。。。
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/10 21:16:08
終局耐力の計算に、外力(偏心補正)の大きさは関係ないのでは?
本来は外力の大小に拘わら保有耐力は同じ大きさですが・・・。
増分解析では抱懐順番が影響しますので、全く同じ結果にはなりませんけど。
偏心が大きいと悪さをするので、Fesで低減しましょうという考え方だと思います。
本来は外力の大小に拘わら保有耐力は同じ大きさですが・・・。
増分解析では抱懐順番が影響しますので、全く同じ結果にはなりませんけど。
偏心が大きいと悪さをするので、Fesで低減しましょうという考え方だと思います。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/10
21:28:07
えーっと、ちょっとややこしくなったので整理させてください。
・Push Overするときの荷重分布は?
1.Ai分布
2.Ai分布&Fes考慮
3.Ai分布&Ds考慮
4.Ai分布&Fes考慮&Ds考慮
このうちどれでしょうか?
この違いで保有耐力の結果はけっこう変わると思うのですが。。。
・Push Overするときの荷重分布は?
1.Ai分布
2.Ai分布&Fes考慮
3.Ai分布&Ds考慮
4.Ai分布&Fes考慮&Ds考慮
このうちどれでしょうか?
この違いで保有耐力の結果はけっこう変わると思うのですが。。。
Re: 立体のPush Over
おじゃま虫 2006/01/10
22:50:21
◎立体の増分解析でも偏心のある場合、XY方向からよりも45°方向の入力時の方が耐力が低下する場合がある。
だから、XY方向だけの解析の場合は、偏心による耐力低下を考慮しなければならない。
と説明がありますよ。
だから、XY方向だけの解析の場合は、偏心による耐力低下を考慮しなければならない。
と説明がありますよ。
Re:
喰えないラーメン屋 2006/01/11 08:03:14
>この違いで保有耐力の結果はけっこう変わると思うのですが。。。
レスれすを付けたものの、「立体のPush Over」が解らないのであった・・・。(^_^;
レスれすを付けたものの、「立体のPush Over」が解らないのであった・・・。(^_^;
Re: 立体のPush Over
青虫 2006/01/12
01:44:31
>「偏心率が大きいから当該層の応答層せん断力が大きくなる」という現象はあまり無いと思うのですが。。。
偏心率が大きい層は
偏心が刺激関数になって、応答層せん断力が大きくなるって
建築技術か何かの雑誌で見た記憶があるのですが。。
違ってたらごめんなさい
偏心率が大きい層は
偏心が刺激関数になって、応答層せん断力が大きくなるって
建築技術か何かの雑誌で見た記憶があるのですが。。
違ってたらごめんなさい
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/12
10:02:12
すいません。
「Push Over」とは増分解析のことです。
>偏心率が大きい層は
>偏心が刺激関数になって、応答層せん断力が大きくなるって
>建築技術か何かの雑誌で見た記憶があるのですが。。
これは偏心によるねじれ挙動のために、並進挙動時と比較してせん断力が大きくなる「部材」がある、という意味だと私は思っていたのですが。。。
応答「層」せん断力はねじれ挙動があってもあまり変わらないという論文をどこかで見たような気がします。
話が少々逸れましたが、以下のような認識でよいのでしょうか?
・増分解析をする際の高さ方向荷重分布や解析モデル(立体or擬似立体)の違いによる偏心の取り扱いについて、統一的な見解はあまりない。
「Push Over」とは増分解析のことです。
>偏心率が大きい層は
>偏心が刺激関数になって、応答層せん断力が大きくなるって
>建築技術か何かの雑誌で見た記憶があるのですが。。
これは偏心によるねじれ挙動のために、並進挙動時と比較してせん断力が大きくなる「部材」がある、という意味だと私は思っていたのですが。。。
応答「層」せん断力はねじれ挙動があってもあまり変わらないという論文をどこかで見たような気がします。
話が少々逸れましたが、以下のような認識でよいのでしょうか?
・増分解析をする際の高さ方向荷重分布や解析モデル(立体or擬似立体)の違いによる偏心の取り扱いについて、統一的な見解はあまりない。
Re: 立体のPush Over
おじゃま虫 2006/01/12
13:48:48
>話が少々逸れましたが、以下のような認識でよいのでしょうか?
>・増分解析をする際の高さ方向荷重分布や解析モデル(立体or擬似立体)の違いによる偏心の取り扱いについて、統一的な見解はあまりない。
限界耐力計算の解説に詳しく説明されていますよ。
>・増分解析をする際の高さ方向荷重分布や解析モデル(立体or擬似立体)の違いによる偏心の取り扱いについて、統一的な見解はあまりない。
限界耐力計算の解説に詳しく説明されていますよ。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/13
18:44:00
おじゃま虫さん
ありがとうございます。
さっそく読んでみました。
この部分で参考文献となっている「保有耐力と変形性能」も読んでみました。
が、難しくてイマイチよくわかりませんでした。。。
やっぱり偏心層について、並進時の降伏耐力と比べ、ねじれ挙動の影響で降伏耐力が下がることを考慮してFe値を設定している、という風に読めるのですが。。。
ということは、立体で増分解析をすれば、偏心層はねじれながら押されるわけですから、Fe=1.0でもいいような気が。。。
ありがとうございます。
さっそく読んでみました。
この部分で参考文献となっている「保有耐力と変形性能」も読んでみました。
が、難しくてイマイチよくわかりませんでした。。。
やっぱり偏心層について、並進時の降伏耐力と比べ、ねじれ挙動の影響で降伏耐力が下がることを考慮してFe値を設定している、という風に読めるのですが。。。
ということは、立体で増分解析をすれば、偏心層はねじれながら押されるわけですから、Fe=1.0でもいいような気が。。。
Re: 立体のPush Over
toyochan 2006/01/15 11:13:57
>ということは、立体で増分解析をすれば、偏心層はねじれながら押されるわけですから、Fe=1.0でもいいような気が。。。
ということは、平面で増分解析しても、各フレームに捻れ補正係数を乗じて押せば、Fe=1.0でもよいのでしょうか?
ということは、平面で増分解析しても、各フレームに捻れ補正係数を乗じて押せば、Fe=1.0でもよいのでしょうか?
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/16 12:50:10
>ということは、平面で増分解析しても、各フレームに捻れ補正係数を乗じて押せば、Fe=1.0でもよいのでしょうか?
純ラーメンで捩れ補正(偏心があったと仮定して)をしても、剪断部材がなければ、ヒンジの発生順序が変わるだけですQuは全く同じですよね。
純ラーメンで捩れ補正(偏心があったと仮定して)をしても、剪断部材がなければ、ヒンジの発生順序が変わるだけですQuは全く同じですよね。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/16
12:51:37
>ということは、平面で増分解析しても、各フレームに捻れ補正係数を乗じて押せば、Fe=1.0でもよいのでしょうか?
そういうことになるんですかねぇ…?
それもちょっとおかしい気が…
少なくとも、擬似立体(平面のつなぎ合わせ)でねじれ補正係数の考慮だと、塑性化後のねじれ補正を考慮するのは難しそうな気がしますね。
そういうことになるんですかねぇ…?
それもちょっとおかしい気が…
少なくとも、擬似立体(平面のつなぎ合わせ)でねじれ補正係数の考慮だと、塑性化後のねじれ補正を考慮するのは難しそうな気がしますね。
Re: 立体のPush Over
toyochan 2006/01/16 17:27:22
>純ラーメンで捩れ補正(偏心があったと仮定して)をしても、剪断部材がなければ、ヒンジの発生順序が変わるだけですQuは全く同じですよね。
>
そうなんです。
おそらく立体だと、応力の大きい最外縁のフレームが先にメカニズムに達した後も、直交フレームが捻れに抵抗してくれるんでしょうが、結局同じ偏心架構を立体で解いても、平面で解いてもQuはそんなに変わらないと思うのです。
私はFeは平面の振動性状に対する補正係数だと思っているのですが...
そこで、もう一つの疑問が生じます。
偏心のある建物をゾーニングによって偏心率をクリアさせた場合、それぞれの部分のFeは1.0でよいのでしょうか?
>
そうなんです。
おそらく立体だと、応力の大きい最外縁のフレームが先にメカニズムに達した後も、直交フレームが捻れに抵抗してくれるんでしょうが、結局同じ偏心架構を立体で解いても、平面で解いてもQuはそんなに変わらないと思うのです。
私はFeは平面の振動性状に対する補正係数だと思っているのですが...
そこで、もう一つの疑問が生じます。
偏心のある建物をゾーニングによって偏心率をクリアさせた場合、それぞれの部分のFeは1.0でよいのでしょうか?
Re: 立体のPush Over
第2種兼業構造事務所 2006/01/16 17:55:54
Lionさんの書込みが正解と思います。
Fes は必要保有水平耐力算定時のペナルティー的なものですから、保有水平耐力を求める時は関係ないと思います。
当然、採用値は1次設計時点での Fe、Fs から誘導される値だと思います。
必要保有水平耐力は、弾性応答 1G の水平力(Qud)に DS、Fes 等のペナルティーがかかったものと解釈しています。(本に出ている通りかな (笑))
保有水平耐力の求め方は、清算法(荷重増分はこれに当ります)のほかに接点振分け法や仮想仕事法でも良いことになっています。
実際の保有水平耐力の求め方は、そのソフトの解析エンジン部分を見ないと判らないでしょう?
各ソフトの計算方法でいくつか解析方法が選択できるようになっていると思います。(立体解析、擬似立体解析、平面フレーム等々)
当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していると思いますが???(これは推測です)
違ってますかねエ???
Fes は必要保有水平耐力算定時のペナルティー的なものですから、保有水平耐力を求める時は関係ないと思います。
当然、採用値は1次設計時点での Fe、Fs から誘導される値だと思います。
必要保有水平耐力は、弾性応答 1G の水平力(Qud)に DS、Fes 等のペナルティーがかかったものと解釈しています。(本に出ている通りかな (笑))
保有水平耐力の求め方は、清算法(荷重増分はこれに当ります)のほかに接点振分け法や仮想仕事法でも良いことになっています。
実際の保有水平耐力の求め方は、そのソフトの解析エンジン部分を見ないと判らないでしょう?
各ソフトの計算方法でいくつか解析方法が選択できるようになっていると思います。(立体解析、擬似立体解析、平面フレーム等々)
当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していると思いますが???(これは推測です)
違ってますかねエ???
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/16
19:59:03
おバカな私はやっぱりよくわかってません…
立体モデルでねじれながら押される場合は、この時点で既にペナルティを受けてると思うのですが…
とりあえず、解析モデルが何であれ、「増分解析するときの荷重分布はAi分布(Ds,Fesは考慮不要)」というのが一般的な見解という認識でよいのでしょうか?
立体モデルでねじれながら押される場合は、この時点で既にペナルティを受けてると思うのですが…
とりあえず、解析モデルが何であれ、「増分解析するときの荷重分布はAi分布(Ds,Fesは考慮不要)」というのが一般的な見解という認識でよいのでしょうか?
Re: 立体のPush Over
toyochan 2006/01/17 09:44:26
>「増分解析するときの荷重分布はAi分布(Ds,Fesは考慮不要)」というのが一般的な見解という認識でよいのでしょうか?
荷重分布はAi分布でもよいと思います。でもQunにはDs、Fesがかかるので、それらを考慮しないと必要なQuが確保できないこともあるのではないでしょうか。
荷重分布はAi分布でもよいと思います。でもQunにはDs、Fesがかかるので、それらを考慮しないと必要なQuが確保できないこともあるのではないでしょうか。
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/17 12:19:20
>おそらく立体だと、応力の大きい最外縁のフレームが先にメカニズムに達した後も、直交フレームが捻れに抵抗してくれるんでしょうが、結局同じ偏心架構を立体で解いても、平面で解いてもQuはそんなに変わらないと思うのです。
塑性域での変形量は大きいので、弾性域での偏心率は当てになりません。
ヒンジが出来るたびに偏心率が変わります。
全ての節点にヒンジが出来ればQuは同じになります。
塑性域での変形量は大きいので、弾性域での偏心率は当てになりません。
ヒンジが出来るたびに偏心率が変わります。
全ての節点にヒンジが出来ればQuは同じになります。
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/17 12:27:46
>実際の保有水平耐力の求め方は、そのソフトの解析エンジン部分を見ないと判らないでしょう?
>当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していると思いますが???(これは推測です)
当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していないと思いますが???(これは推測です) コピペ改ざんスミマセン(^_^;
付加(変動)軸力も自動で計算してないでしょう。???(これは推測です)
>当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していると思いますが???(これは推測です)
当然、立体解析ならば直交要素も捩れも考慮していないと思いますが???(これは推測です) コピペ改ざんスミマセン(^_^;
付加(変動)軸力も自動で計算してないでしょう。???(これは推測です)
Re: 立体のPush Over
toyochan 2006/01/17 13:27:56
>全ての節点にヒンジが出来ればQuは同じになります。
立体で2方向加力を考慮して部材のMuを算出していれば若干変わるかもしれませんが...プログラムを作った人に聞いてみるのが一番よいかもしれませんね。
立体で2方向加力を考慮して部材のMuを算出していれば若干変わるかもしれませんが...プログラムを作った人に聞いてみるのが一番よいかもしれませんね。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/17
15:47:28
>>おそらく立体だと、応力の大きい最外縁のフレームが先にメカニズムに達した後も、直交フレームが捻れに抵抗してくれるんでしょうが、結局同じ偏心架構を立体で解いても、平面で解いてもQuはそんなに変わらないと思うのです。
>
>塑性域での変形量は大きいので、弾性域での偏心率は当てになりません。
>ヒンジが出来るたびに偏心率が変わります。
>
>全ての節点にヒンジが出来ればQuは同じになります。
その通りと思います。
でも、いちばん外側の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?
あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
>
>塑性域での変形量は大きいので、弾性域での偏心率は当てになりません。
>ヒンジが出来るたびに偏心率が変わります。
>
>全ての節点にヒンジが出来ればQuは同じになります。
その通りと思います。
でも、いちばん外側の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?
あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/17 16:13:35
>でも、いちばん外側の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?
スラブで繋がっている全部の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?・・・コピペ改ざん(^_^;
設計ですから、せん断破壊はさせないでしょうし・・・。
年に2棟ぐらいしか計算が有りませんで、正しいかどうか怪しいレスです。
>あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
設計ですから、必要耐力を上回ればよいので余力を残したままの保有耐力です。
>そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
幾らでも変わりますよね。(^_^;
スラブで繋がっている全部の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?・・・コピペ改ざん(^_^;
設計ですから、せん断破壊はさせないでしょうし・・・。
年に2棟ぐらいしか計算が有りませんで、正しいかどうか怪しいレスです。
>あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
設計ですから、必要耐力を上回ればよいので余力を残したままの保有耐力です。
>そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
幾らでも変わりますよね。(^_^;
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/17
17:03:27
>>でも、いちばん外側の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?
>
>スラブで繋がっている全部の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?・・・コピペ改ざん(^_^;
あ、そうか。たしかにそうですねぇ。
>設計ですから、せん断破壊はさせないでしょうし・・・。
悲しいかな、私の仕事はせん断破壊を防ぐことが困難な物件ばかりです。ただし、壁ですが。
…ってことは、とある構面が層崩壊した時点で保有耐力が決まっちゃうのか???
>>あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
>
>設計ですから、必要耐力を上回ればよいので余力を残したままの保有耐力です。
>
>>そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
>
>幾らでも変わりますよね。(^_^;
それはそうなんですが…
例えば、ある層が1/50になるまで押しても必要耐力に達するかどうか微妙なときに、荷重分布やモデル化等の違いでOK or NGが変わる場合に困るなぁ、と思って皆さんにご意見を賜っているのです。。。
>
>スラブで繋がっている全部の構面が「層崩壊」に達した場合は、その時点が保有耐力になるんですよね?・・・コピペ改ざん(^_^;
あ、そうか。たしかにそうですねぇ。
>設計ですから、せん断破壊はさせないでしょうし・・・。
悲しいかな、私の仕事はせん断破壊を防ぐことが困難な物件ばかりです。ただし、壁ですが。
…ってことは、とある構面が層崩壊した時点で保有耐力が決まっちゃうのか???
>>あと、実際の増分解析は完全なメカニズムに達するまで押し切ることは少なくて、慣例的?に1/50程度までしかやらないと思います。
>
>設計ですから、必要耐力を上回ればよいので余力を残したままの保有耐力です。
>
>>そう考えると、解析モデルや荷重分布等々、条件によって算定される保有耐力も変わってくるのかな?と思うのですが。。。
>
>幾らでも変わりますよね。(^_^;
それはそうなんですが…
例えば、ある層が1/50になるまで押しても必要耐力に達するかどうか微妙なときに、荷重分布やモデル化等の違いでOK or NGが変わる場合に困るなぁ、と思って皆さんにご意見を賜っているのです。。。
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/17 18:19:17
>例えば、ある層が1/50になるまで押しても必要耐力に達するかどうか微妙なときに、荷重分布やモデル化等の違いでOK or
NGが変わる場合に困るなぁ、と思って皆さんにご意見を賜っているのです。。。
柱主筋が多くなると、曲げ破壊しにくくなりますので大抵剪断破壊になりますよね。加減が難しい。
タテ筋2−D10−@300、横筋2−D13−@100なんてやっちゃダメですよ。(^_^;
困らないです。(^_^;。 微妙なときは強度アップしてます。小さい建物しかないので工事費への影響は少ないのです。
1/1まで変形させた計算書も見た事があります。
そう言えば、ビルドLPのデフォルト値は1/1でしたね。
柱主筋が多くなると、曲げ破壊しにくくなりますので大抵剪断破壊になりますよね。加減が難しい。
タテ筋2−D10−@300、横筋2−D13−@100なんてやっちゃダメですよ。(^_^;
困らないです。(^_^;。 微妙なときは強度アップしてます。小さい建物しかないので工事費への影響は少ないのです。
1/1まで変形させた計算書も見た事があります。
そう言えば、ビルドLPのデフォルト値は1/1でしたね。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/17
18:53:42
>困らないです。(^_^;。 微妙なときは強度アップしてます。小さい建物しかないので工事費への影響は少ないのです。
それができればいいんですけどねぇ…
私の仕事はプラント関係のゲテモノばかりなので、わけのわからんところでせん断破壊が生じます。
工区割りもキレイにいかないので、Fcの使い分けも難しいです。
なので、曲げ破壊するような連層耐震壁なんてものは設計したことがありません(-_-;)
>1/1まで変形させた計算書も見た事があります。
>そう言えば、ビルドLPのデフォルト値は1/1でしたね。
1/1はすごいですね!
正月みたいで縁起がいい、って感じです。
でも、P−δ効果を考慮してるのでしょうか???
それができればいいんですけどねぇ…
私の仕事はプラント関係のゲテモノばかりなので、わけのわからんところでせん断破壊が生じます。
工区割りもキレイにいかないので、Fcの使い分けも難しいです。
なので、曲げ破壊するような連層耐震壁なんてものは設計したことがありません(-_-;)
>1/1まで変形させた計算書も見た事があります。
>そう言えば、ビルドLPのデフォルト値は1/1でしたね。
1/1はすごいですね!
正月みたいで縁起がいい、って感じです。
でも、P−δ効果を考慮してるのでしょうか???
Re: 立体のPush Over
喰えないラーメン屋 2006/01/18 10:08:06
>1/1はすごいですね!
>正月みたいで縁起がいい、って感じです。
>でも、P−δ効果を考慮してるのでしょうか???
1/1 = 45度
1階 45度
2階 45+45=90度
3階 45+45+45=135度
4階 45+45+45+45=180度 =GL ?
>正月みたいで縁起がいい、って感じです。
>でも、P−δ効果を考慮してるのでしょうか???
1/1 = 45度
1階 45度
2階 45+45=90度
3階 45+45+45=135度
4階 45+45+45+45=180度 =GL ?
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/18
16:41:40
>1/1 = 45度
>1階 45度
>2階 45+45=90度
>3階 45+45+45=135度
>4階 45+45+45+45=180度 =GL ?
4階は逆さまになってるってことですか?(笑)
それって、保有耐力が十分でも「倒壊」と言われそうですね。
しかも層間変形角じゃなくて、全体曲げの回転角っていうのがすごいっす。
>1階 45度
>2階 45+45=90度
>3階 45+45+45=135度
>4階 45+45+45+45=180度 =GL ?
4階は逆さまになってるってことですか?(笑)
それって、保有耐力が十分でも「倒壊」と言われそうですね。
しかも層間変形角じゃなくて、全体曲げの回転角っていうのがすごいっす。
Re: 立体のPush Over
ホイホイ 2006/01/19
00:50:07
marcun
さん、どーもです。
>ということは、立体で増分解析をすれば、偏心層はねじれながら押されるわけですから、Fe=1.0でもいいような気が。。。
立体解析ならFe=1.0で良いと思います。
SS2の立体解析は疑問があります、出力でねじれ応力が出てないので
ねじれ剛性を無視しているのなら擬似立体です。
立体解析なら平面形状の主軸方向にねじれます。
L型アングルを梁として曲げをかけた時にMz/Zxで計算しないで
応力を主軸方向に分解して計算するのと同じで、
平面形がL型の時は主軸方向での偏心は0です。
45度対称のL形状の建物を平面45度回転で入力すれば
偏心率楽です。
>ということは、立体で増分解析をすれば、偏心層はねじれながら押されるわけですから、Fe=1.0でもいいような気が。。。
立体解析ならFe=1.0で良いと思います。
SS2の立体解析は疑問があります、出力でねじれ応力が出てないので
ねじれ剛性を無視しているのなら擬似立体です。
立体解析なら平面形状の主軸方向にねじれます。
L型アングルを梁として曲げをかけた時にMz/Zxで計算しないで
応力を主軸方向に分解して計算するのと同じで、
平面形がL型の時は主軸方向での偏心は0です。
45度対称のL形状の建物を平面45度回転で入力すれば
偏心率楽です。
Re: 立体のPush Over
marcun 2006/01/19
14:26:48
ホイホイさん、こんにちは。
>立体解析ならFe=1.0で良いと思います。
>SS2の立体解析は疑問があります、出力でねじれ応力が出てないので
>ねじれ剛性を無視しているのなら擬似立体です。
>立体解析なら平面形状の主軸方向にねじれます。
なんと!SS2ってそうだったんだ!
全然気付いてませんでした。。。
一体、何の為の立体解析なんでしょう???
「立体で押してるように見えます」っていうだけでしょうか?
>立体解析ならFe=1.0で良いと思います。
>SS2の立体解析は疑問があります、出力でねじれ応力が出てないので
>ねじれ剛性を無視しているのなら擬似立体です。
>立体解析なら平面形状の主軸方向にねじれます。
なんと!SS2ってそうだったんだ!
全然気付いてませんでした。。。
一体、何の為の立体解析なんでしょう???
「立体で押してるように見えます」っていうだけでしょうか?
Re: 立体のPush Over
ホイホイ 2006/01/21
00:25:35
marcunさん、どーもです。
SS2には密かに疑問があります。
もしかしたら内部は単精度で計算してるんじゃないかと
疑っていますが本当のことは確めていません。
やたらと不正終了するのです。
立体解析なら節点に6自由度あるのですが、
出力にでない。
ねじれ剛性を大きくとれば安定して計算できるのですが
モーメントだけではつり合わない。
昔、他社が立体として売り出した時にユーザーの要望で
なんとなく立体解析にしたように思います。
当時のパソコンの容量や内部的な仕様を簡単に変更できない
事を考えるとだいぶ古いです。
基準もFesやDsの古いですが。
SS2には密かに疑問があります。
もしかしたら内部は単精度で計算してるんじゃないかと
疑っていますが本当のことは確めていません。
やたらと不正終了するのです。
立体解析なら節点に6自由度あるのですが、
出力にでない。
ねじれ剛性を大きくとれば安定して計算できるのですが
モーメントだけではつり合わない。
昔、他社が立体として売り出した時にユーザーの要望で
なんとなく立体解析にしたように思います。
当時のパソコンの容量や内部的な仕様を簡単に変更できない
事を考えるとだいぶ古いです。
基準もFesやDsの古いですが。
荷重は?
横浜鮎師 2006/01/10 14:57:19
昭和61年(1986年)8月竣工で19年経過している、SRC造9階建PH1階地下1階の事務所ビル(基準階面積221.82u、延床面積2143.52u)です。6階に新しく入居するテナント(役所関係)から書庫を設置したいので荷重的に大丈夫かどうか検討して欲しいと問われています。構造計算書(構造図はあります)も無く、当方、建物管理している構造のわからない者です。
書庫の重量は、約1,834kg(本体のみ)
タテ2,820mm、ヨコ4,940mm、高さ2,300mm これに、書類が加算されます。事務所の天井高は約2.5メートルです。
概算いくらぐらいは大丈夫かアドバイス下さい。
書庫の重量は、約1,834kg(本体のみ)
タテ2,820mm、ヨコ4,940mm、高さ2,300mm これに、書類が加算されます。事務所の天井高は約2.5メートルです。
概算いくらぐらいは大丈夫かアドバイス下さい。
Re: 荷重は?
喰えないラーメン屋 2006/01/10 15:52:10
書庫用に設計した床でないと、本棚・本・書類は載せられません。
すでに書庫だけで計算用積載荷重はオーバーしています。
また、足付きだと足が床を突き抜ける可能性があります。
詳細は構造系の設計事務所に依頼して下さい。
すでに書庫だけで計算用積載荷重はオーバーしています。
また、足付きだと足が床を突き抜ける可能性があります。
詳細は構造系の設計事務所に依頼して下さい。
Re: 荷重は?
もぐら 2006/01/10
16:33:10
喰えないさんの言うとおり。
前にもどこかの板で言われてませんでした??
きちんとお金を払って構造屋さんに検討して貰った方が良いですよ。役所が入ることだし。
前にもどこかの板で言われてませんでした??
きちんとお金を払って構造屋さんに検討して貰った方が良いですよ。役所が入ることだし。
みのる 2006/01/07
10:39:49
再度、お世話になります。
今まで1/200でやっていたのですが、ラムダやメースなどの仕上げの場合1/150、角波等の場合は1/120で良いと新上司に言うわれました。
法規上緩和があるのは知っていましたが、実際、地震時の揺れが大きいかなと思いまして、参考意見をお聞かせ下さい。
今まで1/200でやっていたのですが、ラムダやメースなどの仕上げの場合1/150、角波等の場合は1/120で良いと新上司に言うわれました。
法規上緩和があるのは知っていましたが、実際、地震時の揺れが大きいかなと思いまして、参考意見をお聞かせ下さい。
Re: 鉄骨造の層間変形角
Lion 2006/01/07
10:52:04
みのるサン
>今まで1/200でやっていたのですが、ラムダやメースなどの
>仕上げの場合1/150、角波等の場合は1/120で良いと新上司に
>言うわれました。
仕上材の変形追従性を考慮した設計で、1/120まで
緩和して設計出来ます。
私の場合、外装がALCの場合は1/200 を確保、1/150
くらいの緩和は可能ですが、良くタイル張りとかにされる
ケースが多いので、、、工場倉庫などでは1/120 です
1/200 等に規制するととんでもない断面になりますよ、
最近はスレートは無くなって大概鋼板系外装ですから
1/120 で良いと思います。
>今まで1/200でやっていたのですが、ラムダやメースなどの
>仕上げの場合1/150、角波等の場合は1/120で良いと新上司に
>言うわれました。
仕上材の変形追従性を考慮した設計で、1/120まで
緩和して設計出来ます。
私の場合、外装がALCの場合は1/200 を確保、1/150
くらいの緩和は可能ですが、良くタイル張りとかにされる
ケースが多いので、、、工場倉庫などでは1/120 です
1/200 等に規制するととんでもない断面になりますよ、
最近はスレートは無くなって大概鋼板系外装ですから
1/120 で良いと思います。
Re: 鉄骨造の層間変形角
もぐら 2006/01/07
11:23:07
私は用途によって分けています
工場、倉庫類 1/120
住宅、事務所 1/200
ALCの場合は1/200以上とどこかに書いてあったと思いますが
現実には1/120でも損傷ないとカタログにあったような..
工場、倉庫類 1/120
住宅、事務所 1/200
ALCの場合は1/200以上とどこかに書いてあったと思いますが
現実には1/120でも損傷ないとカタログにあったような..
Re: 鉄骨造の層間変形角
Lion 2006/01/07
13:20:29
もぐらサン
>ALCの場合は1/200以上とどこかに書いてあったと思いますが
>現実には1/120でも損傷ないとカタログにあったような..
確かにカタログには書いてあります(ロッキング工法)
推奨は1/150、しかしALCの内装が問題を起こしそう
なので自分は1/200近くに納めています。
>ALCの場合は1/200以上とどこかに書いてあったと思いますが
>現実には1/120でも損傷ないとカタログにあったような..
確かにカタログには書いてあります(ロッキング工法)
推奨は1/150、しかしALCの内装が問題を起こしそう
なので自分は1/200近くに納めています。
追記
Lion 2006/01/07
16:08:01
>推奨は1/150、しかしALCの内装が問題を起こしそう
内装PBのGL工法は絶対駄目です、かの阪神大震災で
相当被害を出しました、私は鋼製スタッド工法をお勧め
しています。。。
内装PBのGL工法は絶対駄目です、かの阪神大震災で
相当被害を出しました、私は鋼製スタッド工法をお勧め
しています。。。
横補剛について
がんばろう 2006/01/06
16:08:40
初歩的質問です。山形ラーメンの場合 L0/iyのL0は柱内法と考えていますが、柱−棟をL0としている物件があったので再確認したいと思いました。
Re: 横補剛について
Lion 2006/01/06
17:19:15
>初歩的質問です。山形ラーメンの場合 L0/iyのL0は柱内法と
>考えていますが、柱−棟をL0としている物件があったので
>再確認したいと思いました。
補剛の場合のLは部材芯寸法だと思います、勾配が有れば
勾配寸法、山型で柱〜棟となっているのは、一貫のモデル
化で棟にグリッドを設けているので材長が1/2になっている
恐れがあります、ただ勾配がきつい場合1/2でも良い気が
しますが???
私は最近は折版屋根がほとんどで、山形があまり無いです。。。
>考えていますが、柱−棟をL0としている物件があったので
>再確認したいと思いました。
補剛の場合のLは部材芯寸法だと思います、勾配が有れば
勾配寸法、山型で柱〜棟となっているのは、一貫のモデル
化で棟にグリッドを設けているので材長が1/2になっている
恐れがあります、ただ勾配がきつい場合1/2でも良い気が
しますが???
私は最近は折版屋根がほとんどで、山形があまり無いです。。。
Re: 横補剛について
がんばろう 2006/01/07
10:31:46
貴重なご意見ありがとうございました。