建築構造設計べんりねっと   

 過去の会議議事録 No.67

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計算の基礎の基礎
はるのすけ 2006/08/04 20:11:17
はじめまして、構造初心者です。
計算書をみていると、短期と長期に別けて計算していますが
短期、長期という言葉の意味は、時間の経過を指すのでしょうか。
言葉の意味、意図を教えてください、よろしくお願い致します。
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Re: 計算の基礎の基礎
momo 2006/08/04 20:34:28
>はじめまして、構造初心者です。
>計算書をみていると、短期と長期に別けて計算していますが
>短期、長期という言葉の意味は、時間の経過を指すのでしょうか。
>言葉の意味、意図を教えてください、よろしくお願い致します。

>はるのすけさん

建築物が受けている(受けるであろう)荷重(応力)には常時(長期)受けるものに加えて一時的(短期)にしか受けないものがあります。

常時受けている荷重に対しては抵抗する部材は安全を大きくみなければいけないことになっているのでそれぞれ分けて計算するのです。どちらで決まるかはその一時的な力の大きさや、抵抗する場所によって違っています。

建築基準法で定められていますので、また、構造の参考本にはたいてい書いてあることかと思いますのでご一読されればいいです。
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Re: 計算の基礎の基礎
呆れたモンだ。 2006/08/06 03:04:36
そんなことくらい、自分で考えろ。
アホ。冷やかしで、書いているのか?
お前は、本当に構造屋か・・・・・
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Re: 計算の基礎の基礎
(no name) 2006/08/06 09:59:46
>そんなことくらい、自分で考えろ。
>アホ。冷やかしで、書いているのか?
>お前は、本当に構造屋か・・・・・
言い過ぎの感はあるが、同感です。
最近、初歩的な問題を自分で調べないで気軽に掲示板で聞く風潮に憂いを感じます。
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Re: 計算の基礎の基礎
2006/08/06 13:15:59
>短期、長期という言葉の意味は、時間の経過を指すのでしょうか。

クレーン荷重や落石などの特殊な外力の処理方法(短期とみるか長期と見るべきか)
に悩んでいるのでは?
法令で明確に示されていないものは、外力が起きる確率(年に何回)、荷重の継続時間(一瞬or何分)など、状況に応じて設計者に判断が任せられていると思います。
クレーン荷重については建物が連棟であったり、クレーンの共吊りがあったりで非常に判断に苦しみますが、基本的には年に2、3度あれば私は長期と考えています。
また、短期と考えることで重大な障害が起きないか?が判断の基になると思います。

−−−
偽装事件以来ここの書き込みを見るようになりました。有益な情報や色んな考え方が有る事を知って大変勉強になります。ありがとうございます。
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Re: 計算の基礎の基礎
Lion 2006/08/06 18:03:51
Pサン

>クレーン荷重については建物が連棟であったり、クレーンの
>共吊りがあったりで非常に判断に苦しみますが、基本的には
>年に2、3度あれば私は長期と考えています。

苦しまなくても、大昔からクレーンは長期荷重ですよ。。。
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Re: 計算の基礎の基礎
喰えないラーメン屋 2006/08/06 19:04:03
>苦しまなくても、大昔からクレーンは長期荷重ですよ。。。

吊り荷のことジャマイカ。

台風のさなかに吊り荷が上がっている。
吊り荷が上がっているときに地震が来る。
地震で吊り荷は落ちるので地震時荷重に考慮しない。
etc・・・。でも、面倒なので悩みません。
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Re: 計算の基礎の基礎
Lion 2006/08/06 22:07:45
喰えないサン

>吊り荷のことジャマイカ。
>台風のさなかに吊り荷が上がっている。
>吊り荷が上がっているときに地震が来る。
>地震で吊り荷は落ちるので地震時荷重に考慮しない。

それは荷重の組み合わせですね、地震時は吊荷無し、
風圧時は1/2風圧+クレーン+鉛直が一般的だと。。。
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Re: 計算の基礎の基礎
喰えないラーメン屋 2006/08/07 10:00:46
>それは荷重の組み合わせですね、地震時は吊荷無し、
>風圧時は1/2風圧+クレーン+鉛直が一般的だと。。。

台風の時はコウバが休みになるのでクレーン作業無し。(^^;
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Re: 計算の基礎の基礎
鉄人 2006/08/07 10:19:17
>>それは荷重の組み合わせですね、地震時は吊荷無し、
>>風圧時は1/2風圧+クレーン+鉛直が一般的だと。。。
>
>台風の時はコウバが休みになるのでクレーン作業無し。(^^;

台風でもやってる工場もいますよーー。
台風より 利益優先でやっちゃう会社って多いじゃないですか。^^
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Re: 計算の基礎の基礎
muga 2006/08/07 12:31:31
>>苦しまなくても、大昔からクレーンは長期荷重ですよ。。。
>
そんな事は無いと思いますよ。製鉄所の100tonを超えるようなものは短期扱いにする事もありますし、とも吊、隣接、満載等の条件により、場合によっては短期扱いにするケースは多々あろうかと。部材に及ぼす影響が大きいため、作業条件の設定はシビアにしなければと思いますけど・・・。
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Re: 計算の基礎の基礎
Lion 2006/08/07 15:43:16
mugaサン

>そんな事は無いと思いますよ。製鉄所の100tonを超えるような
>ものは短期扱いにする事もありますし、とも吊、隣接、満載等
>の条件により、場合によっては短期扱いにするケースは多々
>あろうかと。

それは失礼しました、そんなに大きなクレーンは経験が
無いです(--;)、精々30t、共吊り、2台走行等があれば
結構組み合わせは面倒です、横ぶれ力もあるし。。。
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Re: 計算の基礎の基礎
喰えないラーメン屋 2006/08/07 16:27:56
>それは失礼しました、そんなに大きなクレーンは経験が
>無いです(--;)、精々30t、共吊り、2台走行等があれば

5tまでしか・・・。
今、2t吊りの話が来てる・・・そんな規格があったっけ。

ところで、昨今、質問しっぱなしが増えてきましたね。
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Re: 計算の基礎の基礎
muga 2006/08/07 16:34:06
>精々30t、共吊り、2台走行等があれば
>結構組み合わせは面倒です、横ぶれ力もあるし。。。

Lionさん 

大ベテランにつまらない事を言ってしまいました。たいして深い意味はありません。

3スパンで6台のクレーンがあれば、全てのケースを考えればすごい数になるのは当たり前で、その内妥当なケースを考えていると思います。Lionさんの場合長期ベースで起こりえるものを選択されていると思いますが、実際私もほとんどの場合は面倒なので長期ベースでしかやりませんが、たまに短期ベースで追加しておこうと思うケースもありますし、そうされている方も私以外にいるのも事実ですのでコメントしました。
新○鉄は厳しい方が多いですし・・・。
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Re: 計算の基礎の基礎
米松 2006/08/07 17:25:19
クレーンを支持する部材は繰り返し荷重を考慮しないので、
本来は短期荷重なのに、長期荷重として、余力を見込んで
いると思っていますが、どうでしょうか?
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Re: 計算の基礎の基礎
momo 2006/08/07 17:37:25
Lionさん、喰えないサン、mugaさんこんにちわ。

今、工場増築の話で既存の計算書みると空荷、満載、織り交ぜて
CASE-9までありますね^^;8tクレーン。
1988年、FAP-2でぶち込んでるようです。
各部材のクリティカルな状態を見つけるの大変そう。


>ところで、昨今、質問しっぱなしが増えてきましたね。

ホントに・・ねぇ。気安くレスしすぎでしょうか。私。
従業員増えてちょっと時間できた悪い経営者デス・・。
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Re: 計算の基礎の基礎
muga 2006/08/07 21:11:40
>クレーンを支持する部材は繰り返し荷重を考慮しないので、
>本来は短期荷重なのに、長期荷重として、余力を見込んで
>いると思っていますが、どうでしょうか?

弾性疲労を考慮して、設計する場合もあります。大昔の記憶なので恐縮ですが、繰り返し回数によっては長期の8割程度の許容応力度に押えなければいけないケースもあったと記憶しています。短期いっぱいでどの程度の回数が可能なのかは試算したこともないので、分かりかねますが、長期・短期の区別はやはり他の構造物と同じではと思うのですが、どうでしょうか?
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Re: 計算の基礎の基礎
米松 2006/08/07 22:13:12
>弾性疲労を考慮して、設計する場合もあります。大昔の記憶なので恐縮ですが、繰り返し回数によっては長期の8割程度の許容応力度に押えなければいけないケースもあったと記憶しています。短期いっぱいでどの程度の回数が可能なのかは試算したこともないので、分かりかねますが、長期・短期の区別はやはり他の構造物と同じではと思うのですが、どうでしょうか?

mugaさん、ありがとうございます。おっしゃるとおりのことです。

クレーンに吊り荷重が作用している時間は短いので、短期荷重と思い
ますが、弾性疲労を考慮すると、短期許容応力度以内では危険なケー
スが生じるので吊り荷重については、長期許容応力度以内に納めて、
地震、風の組み合わせは、他の構造物と同じく短期許容応力度以内に
納めるという意味です。
言葉足らずでした。
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Re: 計算の基礎の基礎
muga 2006/08/07 23:37:19
>弾性疲労を考慮すると、短期許容応力度以内では危険なケースが生じる。

米松 さん

そう理解させて頂いたのですが・・・。ただ一般の使用頻度で疲労は気にする必要がないので、通常検討が不要なのかと思っていました。確かに、逆に一般の場合、長期で納めておけば疲労は気にしなくていいといえますよね。趣旨は納得ではありますが・・・。
ただ、論理的には、どの程度の応力度の振り幅で繰り返しを受けた場合、何回程度で疲労が起こるかが重要だと思います。その応力度の振り幅が長期応力というのは、若干安直というか、後付けのような気がしたものですから。

私も言葉足らずで申し訳ありませんでした。あくまでも、吊り荷に関しては長期扱いが原則で、使用状況によって短期扱いも可能程度と考えています。疲労に関しては、たわみ同様、別物と考えていました。
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Re: 計算の基礎の基礎
はるのすけ 2006/08/24 12:01:28
momo様

解り易い言葉でご丁寧な解説に恐縮です。
大変参考になりました。

また、他の皆様からのご叱咤、感謝致します。
ありがとうございました。

はるのすけ
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液状化判定プログラムのおすすめ
ホイホイ 2006/08/04 11:19:26
下水道関係のプラントで液状化の検討をやっています。
前にやったときはボーリング屋さんからもらったのを
つけていたのですが柱状図が違うので検討するようになり、
同じプログラムでと思ったのですが高額だったのと、メンテ
費用もかかるのであきらめてこれを使いました。

 Liq for Windows

http://g-cube.ckcnet.co.jp/ckcliq.html

 フリーで建築規準も使えます、ものすごく良いです。
 
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Re: 液状化判定プログラムのおすすめ
momo 2006/08/04 11:38:06
>http://g-cube.ckcnet.co.jp/ckcliq.html
>
> フリーで建築規準も使えます、ものすごく良いです。

>ホイホイさん

ほんとですね・・・。これでフリーとは。
昔からあったんでしょうか。
柱状図断面図作るソフトもありますね。

あらゆる試験の報告書が作れそう。
地質調査屋さんもこれつかってんでしょうか。
柱状図dxfに出来るのでこのデータもらったら
無理なく図面化できますね。貼り付け重たいし・・。
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piyo 2006/08/04 10:05:11
意匠設計者です。構造設計者のみなさん教えてください。
鉄骨造でルート3のときの計算書(SS2)で、横補剛材間隔が制限値を超えているS部材が(梁)がある。とワーニングメッセージがありました。Qu/Qunは1.8程度でその他の計算結果はクリアされているようです。ルート3のときは、横補剛材間隔が制限値を超えているS部材があっても問題ないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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Re: ルート3での横補剛材について
Lion 2006/08/04 10:13:40
piyoサン

>Qu/Qunは1.8程度でその他の計算結果はクリアされているよう
>です。ルート3のときは、横補剛材間隔が制限値を超えて
>いるS部材があっても問題ないのでしょうか?
>よろしくお願いいたします。

補剛を満足しないので、ルート(3)を選ぶケースが
多いと思いますよ、この場合、梁はFD材として評価
される筈です、多分DS=0.4とかになっていませんか?

SSは知りませんが、BUS−3の場合はルート(3)を
選ぶと、一切メッセージは出ません。。。
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Re: ルート3での横補剛材について
ガラパゴス 2006/08/04 10:35:09
一応問題無いです。
SS2の場合、デフォルトではルート1以外は許容で梁の横補剛を考慮した断面算定(2.4.4で確認できます)ですが、ルート3は横補剛NGでもFDになりません。
14.2.1で「横補剛NG部材をFDとする」にチェック入れて下さい。
ただしワーニングメッセージは表記されてくるので、対応(ルート3・FDでやってます旨)を書いておくとベターです。
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Re: ルート3での横補剛材について
(no name) 2006/08/04 10:41:43
>意匠設計者です。構造設計者のみなさん教えてください。

誰が構造計算をしたのだろう?
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Re: ルート3での横補剛材について
建築小僧図士 2006/08/04 12:58:56
>誰が構造計算をしたのだろう?

構造計算の解らない構造屋サンが計算しました。
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Re: ルート3での横補剛材について
(no name) 2006/08/05 07:54:09
>構造計算の解らない構造屋サンが計算しました。

どうしてそうやってチャカすかな〜
意匠屋だって名乗って教えて下さいって言ってるんだから
構造計算は分らないけど、このご時世だから設計者責任として
計算書を確認していたら疑問に思って質問してると良心的に
考えてあげられないものかな・・・。
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Re: ルート3での横補剛材について
建築小僧図士 2006/08/05 13:33:13
>どうしてそうやってチャカすかな〜

チャカしたつもりはありません。
元発言に対して書いたのではなくて
<誰が構造計算をしたのだろう?>
に対して書きました。

>意匠屋だって名乗って教えて下さいって言ってるんだから
>構造計算は分らないけど、このご時世だから設計者責任として
>計算書を確認していたら疑問に思って質問してると良心的に
>考えてあげられないものかな・・・。

計算書を作成した構造屋さん問い合わせしたら、構造のことは解らないと返事されて、この会議室で質問されたのだと思います。
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Re: ルート3での横補剛材について
マータ 2006/08/05 20:41:19
>計算書を作成した構造屋さん問い合わせしたら、構造のことは解らないと返事されて、この会議室で質問されたのだと思います。

意匠屋さんが、質問する前に自分で調べてから質問しようと思ったのでは?とんちんかんな質問を構造屋にするのが失礼だと思ったと予想します。

それにある程度スパンのある鉄骨なら無理に横補剛もたせようとすると不経済になる。だから構造屋さんは横補剛不足のままで、経済的になるルート3を選択しただけだとおもうけど。

逆に構造を知らない人は電算のメッセージを無理に出さないようにするよ。
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Re: ルート3での横補剛材について
建築小僧図士 2006/08/06 11:34:28
予想は出来ないので想像してみました。
その1、鬼のように怖い構造事務所で質問できない。
その2、勉強代は計算料とは別料金といわれた。
その3,ソフトが勝手に打ち出したので知らないと返事された。

>意匠屋さんが、質問する前に自分で調べてから質問しようと思ったのでは?とんちんかんな質問を構造屋にするのが失礼だと思ったと予想します。

そのとおり失礼ですね。
信頼をし報酬を支払って依頼した構造事務所より、匿名掲示板の他人を信頼して質問されたことになります。
委託先の構造事務所このことを知ったら嘆き悲しむと思いますので、そうではないことを願っています。
聞きっぱなしのようですので、あくまでも個人の想像です。
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Re: ルート3での横補剛材について
MSD 2006/08/06 12:52:05
>意匠設計者です。構造設計者のみなさん教えてください。
>鉄骨造でルート3のときの計算書(SS2)で、横補剛材間隔が制限値を超えているS部材が(梁)がある。とワーニングメッセージがありました。

 意匠屋さんにお聞きしますが、一連計算のワーニングメッセージ等をどのように思われています。
 以前、どなたか言われていたかと思いますが、一連計算に於いてチェックリストのみを見て、間違っていると思っていませんか。
 ヘッダーが出ない(評価範囲外で計算を行った場合、出ません)からと言って、偽造だとか間違っているとか・・・。
 これら、チェックリストの各項目等のメッセージに対しては、設計者が考え方や補足説明を行う事で、特に問題は無いのです(無いはずです)。
 この仕事に就いている殆どの人は、A氏を含め数名位は除くがまじめにやっている計算バカです(計算が好きなのです)。
 解らない事があればどんどん説明を求めて下さい、答えられない人は
たぶん良く解らないか、A氏位です。
 これからは(これまでも)元請けとして、意匠諸氏の責任はとんでもなく重責を担う事になりますので、しっかり勉強してネ。
 
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Re: ルート3での横補剛材について
喰えないラーメン屋 2006/08/07 16:31:05
> 解らない事があればどんどん説明を求めて下さい、答えられない人は
>たぶん良く解らないか、A氏位です。

昨今、質問しっぱなしの人が多くなりましたね。
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Re: ルート3での横補剛材について
(no name) 2006/08/07 17:00:30
>昨今、質問しっぱなしの人が多くなりましたね。

まったくだな・・・。
「建築小僧図士」さんゴメン。
まともに相手にする必要無かったようだ。。
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Re: ルート3での横補剛材について
名無し 2006/08/07 18:04:44
>>昨今、質問しっぱなしの人が多くなりましたね。

まぁいいんじゃないですか。
3日に一度しかネットに繋がない人もいますから。

私なんかは他人の質問でも、そのレスを見て、結構参考になっている
者もいますから。
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Re: ルート3での横補剛材について
MSD 2006/08/07 22:49:20
>私なんかは他人の質問でも、そのレスを見て、結構参考になっている
>者もいますから。

同感です、自分もその一人です。別に気になりません。
もし、間違っていたら注意していただければ幸いです。
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釜場の有無
松山満 2006/08/03 19:42:50
いつも拝見させて頂いてます。

3階建(地下なし)の物件で、べた基礎2重スラブ
根入れ1.5mの場合
耐圧板に釜場は必要でしょうか?

意匠設計者がいうには、
「水は入ってこないので必要なし」という事ですが、
実際釜場の表現は構造図で行う事だと思うので、
後から水がたまってしまった時、
「構造図に無かったから設けなかった。」
なんていう展開になりそうで。

実際の所、水は溜まるものなのでしょうか?
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Re: 釜場の有無
ホームズ 2006/08/03 22:45:20
意匠担当者が言う「水が入ってこない」というのは地下からの湧水という意味なのでしょうね。

現場を知っているひとなら、施工中にピットに雨の水などがたまることは知っているはずです。

また、経験のある設計者であれば竣工後ピットの内の結露が底版にたまる、なんて経験もしているのではないかな。

そんなこともあるので、釜場はあると便利ですよ。


もっとも、釜場の設置については少なくとも構造屋が決めることではないと思いますが。

釜場を設置する場合の配筋要領を書いておいて、『設置については設計者の指示による』って書いておいたらどうですか。
嫌味すぎるかな^_^;
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途中からRe: 釜場の有無
err 2006/08/04 07:31:39
途中からすみません。
>釜場を設置する場合の配筋要領を書いておいて、

釜場の大きさはどれくらいでしょうか?
また、2重スラブの大きさはどれくらいでしょうか?

よろしくお願いします。
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Re: 釜場の有無
(no name) 2006/08/04 09:04:26
あった方がいいです
うちはたまってます
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Re: 釜場の有無
(no name) 2006/08/04 09:55:25
>あった方がいいです
>うちはたまってます
つ−ことは、釜場に向かっての勾配はモルタルでとるんだろうけど、その指示(図面)も必要。→意匠屋の仕事だな。
構造屋だけでど−こ−できる問題ではない。
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Re: 途中からRe: 釜場の有無
ホームズ 2006/08/04 12:14:47
>釜場の大きさはどれくらいでしょうか?

湧水だけの場合と、汚水槽などの釜場は大きさが違います。
これはポンプの容量が違うためです。
汚水層の釜場は、当然のことながら設備設計からの指示によります。

一般的湧水の釜場も、ポンプが1台でいいのか2台いるのか。
それとも、ポンプは常設しないのか。
ポンプの起動はボールタップ方式か、電磁弁か。
非常時のポンプの脱着方法、
などによって違いますので一概に言えません。
(だから、構造で決めることではないと思うのですが)

私は電灯100ボルトの排水ポンプを使う場合の最低寸法で、600×600×深さ400くらいで設計していますが、それでも小さいといわれますね。
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Re: 釜場の有無
建築小僧図士 2006/08/04 13:01:01
>あった方がいいです
>うちはたまってます

風呂の水か貯まったことがありました。
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Re: 釜場の有無
ホームズ 2006/08/04 18:17:27
>>あった方がいいです
>>うちはたまってます
>
>風呂の水か貯まったことがありました。

実は私も自宅のベタ基礎二重スラブに溜まった水(結露水)をバケツで掻い出した経験があります。
排水ポンプもあったのですが、釜場がなくて使えませんでした^_^;
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Re: 釜場の有無
だじゃれ構造建築士 2006/08/04 20:01:44
うちも釜場がなかったのですが、近くにはお釜場ーがありましたよ。^_^;
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Re: 釜場の有無
山本 2006/08/05 09:35:54
>つ−ことは、釜場に向かっての勾配はモルタルでとるんだろうけど、その指示(図面)も必要。→意匠屋の仕事だな。

こんなのモルタルで取りません、一発仕上げです
左官屋が案配をみながら勾配を取ります
モルタル後うちだと必ず経年劣化ではがれます

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カヤ 2006/08/03 17:03:11
以前、JISのターンバックル筋かいは
「HTBを使うけど、支圧接合」
の話があり、たいへん勉強になりました。

今回、屋根仕上げのない部分のため、サビが心配で
亜鉛めっきとしたいのですが、良いでしょうか。

JISにはF10Tとなっているので、F8Tはだめ?
そもそも、高力ボルトの短期支圧耐力の出し方は?
また、ブレースを取外した場合、HTBは再利用出来るのでしょうか
(摩擦接合でないからOK?)

皆様御教授願います。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
muga 2006/08/03 17:40:31
>JISにはF10Tとなっているので、F8Tはだめ?

高力ボルトで強度が高いF10Tを亜鉛めっきすると、遅れ破壊の可能性が高いため、使われておりません。
亜鉛めっきならF8Tです。被膜された特殊ボルトでF10Tはある事はあるのですが。

亜鉛めっきをしたからといって別に支圧接合にする必要性もないですし、ブラスト処理して摩擦接合するほうが一般的と考えていますが、・・・。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
4年ぶり 2006/08/03 18:09:06
>JISにはF10Tとなっているので、F8Tはだめ?

溶融亜鉛メッキのターンバックル筋かいもJIS規格品となって
いますのでF8Tで問題ないと思いますが。

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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
muga 2006/08/03 18:54:12
>溶融亜鉛メッキのターンバックル筋かいもJIS規格品となって
>いますのでF8Tで問題ないと思いますが。
>
失礼しました。溶融亜鉛メッキのターンバックル筋かいの事ですか。亜鉛めっき→支圧接合と勘違いしておりました。悪しからず・・・。
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追加質問・・・ダブルナット
喰えないラーメン屋 2006/08/04 10:37:47
ふと気になりました。

シングルナットのままにしてましたが、支圧接合だと戻り防止のダブルナット・溶接など必要にならないものでしょうか。
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Re: 追加質問・・・ダブルナット
Lion 2006/08/04 15:51:12
喰えないサン

>シングルナットのままにしてましたが、支圧接合だと戻り
>防止のダブルナット・溶接など必要にならないものでしょうか。

降ブレースのカタログには、ダブルナットとは書いてませんね
中ボルト程度のテンションで締めて良いと・・・
亜鉛メッキでは溶接は御法度ですし。。。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
カヤ 2006/08/07 14:46:51
>溶融亜鉛メッキのターンバックル筋かいもJIS規格品となって
>いますのでF8Tで問題ないと思いますが。

再度、JISの最新版を調べてみました。
たしかに、溶融亜鉛めっきのターンバックル筋かいも
同じ規格の中にありました。
その場合は、F8Tにするということも。

でも、ほんとに耐力は同じでいいんでしょうか?
JISが良いっていってるから良いのだろうけど。
どうも?です。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
muga 2006/08/07 15:38:01
>でも、ほんとに耐力は同じでいいんでしょうか?

答えにならない答えをかきましたので、お詫びに。

主材 M20  60.6 kN

ファスナー M20

n・0.75Af・fF/3^0.5 Af=314mm2

F10T 0.75x314x900/3^0.5 /1000=122 kN

F8T 0.75x314x640/3^0.5/1000 = 87 kN

ブレース軸部で決まるため同じかと。

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Re: 追加質問・・・ダブルナット
喰えないラーメン屋 2006/08/08 05:07:44
>降ブレースのカタログには、ダブルナットとは書いてませんね
>中ボルト程度のテンションで締めて良いと・・・
>亜鉛メッキでは溶接は御法度ですし。。。

繰り返しひっぱりや振動で弛みそうな気がします。
部品(建築ではない)を止めるときは、エポキシを塗ってからビス止めするのですが。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
カヤ 2006/08/10 15:46:58
東京都のオレンジ本に載っている
JISターンバックル筋かいの表の
二次設計@接合ボルトの値が検算出来ません。

例えば、
M33
P1=0.5625*2*380*1.0=427.5kN
表のP1=394.9kN
この違いはなぜでしょう。

また、上記でF8Tとすると
P1=0.5625*2*380*0.8=342.0kN<Pun=350kN
になってしまいます。

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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
muga 2006/08/10 19:05:41
>二次設計@接合ボルトの値が検算出来ません。
>
>例えば、
>M33
>P1=0.5625*2*380*1.0=427.5kN
>表のP1=394.9kN

表の接合ボルト耐力は 395ではなく570になっていますね。
東京都の指針のボルト耐力の計算式は@に書いてある通り。

P1=nxAfx0.75=2x380x0.75x1.0=570 kN
上式は、ねじ部がせん断面にかからない場合の耐力式

0.75x(0.75Af)=0.5625Afはねじ部がせん断面にかかる場合
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
カヤ 2006/08/11 10:13:51
>mugaさん

>表の接合ボルト耐力は 395ではなく570になっていますね。
>東京都の指針のボルト耐力の計算式は@に書いてある通り。

手元にあるのは、
改訂6版 2002.3.10(1刷)です。
P1の算定式は0.75*0.75=0.5625となっています。
この部分、変わったのでしょうか。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
muga 2006/08/11 13:05:18
>改訂6版 2002.3.10(1刷)です。

改訂6版 2002.3.10(3刷)です。正誤表は取り寄せた時にはな
かったです。

当方、ターンバックルは水平ブレース程度にしか、使う機会がな
いため、正直まじめに考えたことはないです。表は正しいものと
して後は単なる推測にすぎません。高力ボルトの支圧接合は建築
ではほとんど使われていないため、この表のもとネタは良く分か
りません。0.75Af ねじ部の有効断面と勝手に推測しましたが、
違うかも。

Punも破断強度の1.2倍とっているし、普通の接合部の設計とは違
うので、確認してみたらどうでしょうか。高力ボルトの支圧接合
は橋梁では使われているそうですので、土木の本でも見てみては。
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Re: 亜鉛めっきのブレース接合
カヤ 2006/08/11 15:21:33
>改訂6版 2002.3.10(3刷)です。

版数が変わらないで、
誤字、脱字以外を変更するのは反則ですよね。

屋体診断基準でも同じことがあったのですが、
刷数が変わるときに、変えることは良くあること
なんでしょうか。
刷数ごとに買い替えなんて出来ないです!

>当方、ターンバックルは水平ブレース程度にしか、使う機会がな
>いため、正直まじめに考えたことはないです。

私も同じです。
今回F8Tの話になったので、初めて検算してみて
?と思いました。
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第5種構造要素 2006/08/03 11:33:57
耐震診断における検討です。
RC大梁の中間に片持梁が出ているときの片持梁端部Mによる大梁ねじりの検討をしようと考えているのですが、検討方針に悩んでいます。
御教授お願いします。
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Re: RC大梁のねじりによる検討
建築小僧図士 2006/08/03 12:00:12
>RC大梁の中間に片持梁が出ているときの片持梁端部Mによる大梁ねじりの検討をしようと考えているのですが、検討方針に悩んでいます。

どこまで悩んでいるか解らないので解りません。

鉄骨造の構造計算が解らないので・・・
小梁の計算が解らないので・・・・と聞かれても答えられません。
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Re: RC大梁のねじりによる検討
喰えないラーメン屋 2006/08/03 12:16:24
>RC大梁の中間に片持梁が出ているときの片持梁端部Mによる大梁ねじりの検討をしようと考えているのですが、検討方針に悩んでいます。

耐震診断と考えないで保有耐力と同じように計算すれば良いです。
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Re: RC大梁のねじりによる検討
mit-kata 2006/08/03 12:48:37
>耐震診断における検討です。
>RC大梁の中間に片持梁が出ているときの片持梁端部Mによる大梁ねじりの検討をしようと考えているのですが、検討方針に悩んでいます。
>御教授お願いします。
検討式に関してはRC1991 p281以降に載っていますが。
それ以上の事は質問からは計りかねます。
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Re: RC大梁のねじりによる検討
第5種構造要素 2006/08/04 16:40:34
みなさん、御回答のほど、ありがとうございます。
また、説明が言葉足らずでして、申し訳ありませんでした。

ねじりに関しまして、RC基準に沿って検討したいと思います。
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Re: RC大梁のねじりによる検討
喰えないラーメン屋 2006/08/07 16:49:00
>ねじりに関しまして、RC基準に沿って検討したいと思います。

捻りを受ける梁の終局強度を知りたかったのでしょうか。

せん断柱のはずが、梁の強度(計算方法不明)を落としすぎて曲げ梁支配型になってしまうと危険側の判定をすることになります。
両方やっておく方が無難だと思います。
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構造見習い 2006/08/02 16:23:44
地耐力算定におけるN値ですが、
3回の合計の値を使って問題ないと思っていますが、

[3回のうち一番悪い値を3倍する]という話を聞きました。

例 N値 4+6+6=16 → 4x3=12

どちらが正しいのでしょう?
この辺に関する文献ご存知の方いらっしゃいますか?
よろしくお願い致します。
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Re: 地耐力算定におけるN値
確認検査員A 2006/08/02 19:16:43
「3回」とは、どれと、どれと、どれの3回なのでしょうか?
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Re: 地耐力算定におけるN値
謎解き構造建築士 2006/08/02 20:32:00
N値を3つ足して計算する地耐力とは?
いろいろ想像してみましたが、なかなか難しいです。
降参です。
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Re: 地耐力算定におけるN値
momo 2006/08/02 21:09:54
>[3回のうち一番悪い値を3倍する]という話を聞きました。

10cmごとの打撃回数と思われ・・
とマジメに答えてみました。

私はそんな話は聞いたことありません。
是非お話されている方に根拠をおたずねになって下さい。
そして答えをお聞かせ下さい。
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Re: 地耐力算定におけるN値
大阪の構造士 2006/08/03 00:20:30
はじめまして。
いつも、みなさんの書き込みをみて、勉強させてもらっています。
たとえば、N値=50(10,28,12)のような場合は、28の部分では礫を叩いていると考えられます。
このようなケースは非常に多く見られるので、地耐力等の算出する上で、設計者が土質柱状図に記述されている記事やN値履歴を見ながら、判断するべきと思います。
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Re: 地耐力算定におけるN値
構造見習い 2006/08/03 09:52:16
質問しているのに
説明不足で申し訳ありません

>
>10cmごとの打撃回数と思われ・・
>とマジメに答えてみました。

その通りです。

>私はそんな話は聞いたことありません。
>是非お話されている方に根拠をおたずねになって下さい。
>そして答えをお聞かせ下さい。

聞いてみたのですがただ個人の考えで安全側を採用している
そうです。

でも[大阪の構造士]さんがおっしゃるように
極端に違う場合は考慮しなければいけないかも
しれないですね。

ありがとうございました。
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みわりん 2006/08/02 14:27:51
皆様お忙しいところすみません。
今回、ゴルフ場の防球ネットの建柱設計のお仕事をいただいたのですか構造計算等をするのに何かよい書籍等はないでしょうか?
宜しくお願いします。
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
Lion 2006/08/02 15:51:52
みわりんサン

>今回、ゴルフ場の防球ネットの建柱設計のお仕事をいただいた
>のですか構造計算等をするのに何かよい書籍等はないでしょうか?

大昔(30年位以前(^^ゞ)に何度か設計しましたが、
多分参考資料は無いかと思います? 風圧25m以上では
ネットを下ろす条件で設計したと思います、風速から
速度圧を決める式、q=1/2pv^2 を使った記憶が・・・
今は q=0.6EVo^2 で良いのかもです、参考にならない(--;)
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
みわりん 2006/08/02 18:12:50
LIONさん
すばやい返事いただきましてありがとうございます。
頑張って探してみます。
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
とーりくんこ 2006/08/02 18:55:10
参考になるかどうかわかりませんが・・・・
ポール基礎の設計は、普通の支持力でもたせるか、地盤の土圧を
考慮して抵抗させる電気技術基礎調査委員会の「配電規定」とか
あるそうです。実務からみた基礎構造設計にちょこっとあります。
ネットの風圧力に関する充実率も、降雪時に雪が付着したときとか
大きくなるみたいです。
以前の建築知識の特集での内容ですが、ネット業者に参考を聞かれると良いとおもいます。
お邪魔しました・・・・。
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
確認検査員A 2006/08/02 19:12:22
 つまらない確認検査機関で無用の指摘を受けたときの対処方法を事前に習得しましょう。


 想定指摘事項 『杭の支持力は、平成13年国交告示第1113号によって算定してください。』
 
 準備回答 『当ポールは、平成12年国交告示第1449号第1の規定により与えられた外力に対して構造耐力上安全であることを確かめることとなっていますが、令第3章第3款の許容応力度を用いなければならない規定にはなっていません。』

 何度も復唱して覚えておきましょう。
 Let's try!
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
確認検査員A 2006/08/02 19:21:54
 言いわすれましたが、杭頭モーメントを負担する地中梁が必要だと言われたときの対処も考えておいてね。
 やつらは、杭と柱を一体で考えることを知りませんから。
 電信柱にも地中梁があると思い込んでいる重傷者もいるはずです。
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Re: ゴルフ場の防球ネットの建柱設計について
亀山耕造 2006/08/02 22:42:36
>やつらは、杭と柱を一体で考えることを知りませんから。
>電信柱にも地中梁があると思い込んでいる重傷者もいるはずです。

ここで軽いツッコミ

彼らは楽な仕事をしているので体はぴんぴんしています。
よって『重傷者』ではありません。
頭の中が『重症』なのです。

(深い意味はありません日頃のうっぷん晴らしデス)
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建築確認の出し直し
簡易構造建築士 2006/08/01 21:31:03
役所へ建築確認を出したが、取り下げて、民間の検査機関に出し直したことはありますか?
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Re: 建築確認の出し直し
HT 2006/08/01 22:49:32
>役所へ建築確認を出したが、取り下げて、民間の検査機関に出し直したことはありますか?

私はありませんが、質問の意図はどのようなことでしょうか。
確認を取り下げることは、書面の手続きを行えば済むことですし、その後、新たに役所に提出しようが、民間に提出しようが、自由だと思います。
取り下げても、確認手数料は戻ってこないと記憶しております。
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Re: 建築確認の出し直し
NAO 2006/08/01 23:25:23
>役所へ建築確認を出したが、取り下げて、民間の検査機関に出し直したことはありますか?

私はそのような事をした事があります。

ある杭工法で某行政庁に建築確認を出していた所
担当者の個人的な考え?言いがかり?とも思えるような
指摘があり、いろいろ手を打ちましたが、埒が空かず
確認を取り下げて、民間の審査機関で許可を受けた事
があります。
行政庁の担当者からも暗にそのような方法を言われました。
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Re: 建築確認の出し直し
簡易構造建築士 2006/08/02 08:35:07
>>役所へ建築確認を出したが、取り下げて、民間の検査機関に出し直したことはありますか?
>
>私はそのような事をした事があります。
>
>ある杭工法で某行政庁に建築確認を出していた所
>担当者の個人的な考え?言いがかり?とも思えるような
>指摘があり、いろいろ手を打ちましたが、埒が空かず
>確認を取り下げて、民間の審査機関で許可を受けた事
>があります。
>行政庁の担当者からも暗にそのような方法を言われました。

杭ではないのですが、同様な状況です。
いままで同区では認めていない。他が認めても同区ではみとめない。基準、指針等に「良い」と書いてないから「ダメ」の一点張りで埒が明きません。
既に他では同様にして2件確認が降りているし、「ダメ」とも書いてないでしょと、板切れ持参で技術的に分かりやすく説明して、疑問にも回答し、納得されるのですが、上記を繰り返すだけで話になりません。
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Re: 建築確認の出し直し
ホームズ 2006/08/02 10:21:26
>行政庁の担当者からも暗にそのような方法を言われました。

行政が責任を負いたくない場合「民間に出せば」っていわれることありますよ。

余談ですが、法律的には行政と民間から同時に確認を受けることは可能だと、ある行政担当者から聞いたことがあります。
ただし、着工するまでには取り下げたほうがいいようですが。確認というのは、主事が出すので別の主事なら別々の確認済証が出ることはありうる、ということでした。
実際にそのような例もあるそうです。
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Re: 建築確認の出し直し
momo 2006/08/02 10:37:31
>既に他では同様にして2件確認が降りているし、「ダメ」とも書いてないでしょと、板切れ持参で技術的に分かりやすく説明して、疑問にも回答し、納得されるのですが、上記を繰り返すだけで話になりません。


それって、建築主の利益(資産)を損害することにならないのだろうか。業務上過失・・・みたいな。要するに判断の材料を持ち合わせていないわけでしょ。

最近のいきすぎた指導にそんな事も思うこともしばしばです。
公共に限りませんが。
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Re: 建築確認の出し直し
MSD 2006/08/02 22:56:31
>行政が責任を負いたくない場合「民間に出せば」っていわれることありますよ。

行政もアホですなぁ。
いくら民間で確認を下ろして、検査済証を発行しても最終的に管轄行政庁が確認申請書(正)を保管し、何らかの問題が生じた時にマスコミから吊し上げられて、頭を下げるは当の本人ですよ(担当者では無いが)
わざわざ、敢えて行政に来たお客を他の機関へ紹介しないで、自分達で
処理しなさいよ。
他に大したことも、していないのだから。
仕事らしきものをしたくないのか、ただジッと定年を待つのか、寂しい
人生です(でも満足しているんだろうなぁ)
自分は、事前にそんな輩は、チェックしてますから、寄りつかないようにしてますけど、間違って喰いついてこられた時は、根負けしないようしつこい位、くいさがります。
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建築学便覧についての質問です
tonton 2006/07/31 15:52:19
便覧の中に建方で「工事施工の精度」にはりの水平度許容値は「1/1000かつ端部間の水平落差は5mm以下」とあります。これはどの程度まで強制力があるのでしょうか?
これを超えた場合は施工ミスとなるのでしょうか?
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Re: 建築学便覧についての質問です
HT 2006/08/01 22:42:32
背景がよく分かりませんので、答えにくいのですが、私の個人的な見解としては、建築学便覧は多くの参考書の一つにすぎないと思います。最新のものは何年版ですか?
「強制力」の定義も何ともいえませんが、便覧が強制力を持つとすれば、事前に監理者や発注者と施工精度については、建築学便覧に従うという打合せがなされ、合意が形成されていた場合が該当すると思います。

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特定構造建築士
momo 2006/07/31 12:20:37
再試験は廃案らしいが・・。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060731AT1G3100D31072006.html

構造設計の実績
自己申告でよろしいでしょうか。^^;

どこかの団体に所属しないと・・・とか無いですよね。
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Re: 特定構造建築士
喰えないラーメン屋 2006/07/31 12:53:18
「特定規模以上の建物は・・・・・」
自分には、どう考えても不要のようダス。
しかし、持ってないと平屋建ての仕事がこないような希ガス。
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Re: 特定構造建築士
もぐら 2006/07/31 13:10:55
>再試験は廃案らしいが・・。
2転3転。。。国交省もまとめきれない感じ...
自己申告なら何の意味も無し。
皆が申告し、日本中が構造設計士。かえって混乱するかも。
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Re: 特定構造建築士
喰えないラーメン屋 2006/07/31 14:01:32
>皆が申告し、日本中が構造設計士。かえって混乱するかも。

みんなが申告し→→建築士会会員が申告でもらった専攻建築士を新一級建築士に認定・・・・と、1ヶ月前に知り合いの意匠事務所さんが予言していた。・・・なんか、当たりそう。
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Re: 特定構造建築士
Lion 2006/07/31 18:52:57
>みんなが申告し→→建築士会会員が申告でもらった
>専攻建築士を新一級建築士に認定・・・・と、
>1ヶ月前に知り合いの意匠事務所さんが予言していた。

構造設計の実績の認定が難しいですよね、確認申請をしても
本人の名前は出ない(曾孫請けだったりで)、自己申告では
偽装はあり得る、やはり試験制度しか無いのか。。。

自分は建築士会には一応は入っていますが、CPD制度とか
には全く興味が無いし、それで仕事に繋がる事も無し、長年
入会しているけれども士会には期待していません。
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Re: 特定構造建築士
構造っ子 2006/08/01 11:37:43
こんにちは。
やはり、何かしら試験が行われることになるのでしょうか?
私は更新で落ち着くのかなと思っていましたが…。
今年は1級建築士の学科試験は例年より難しかったようですね。
設計製図の課題は、
市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)
だそうです。
姉歯事件の影響が随所に出ていると感じます。
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Re: 特定構造建築士
MSD 2006/08/02 01:52:08
確か、一定規模(20m)以上の建物(RC)は、国が新たに第三機関を設立して審査する事になったんじゃなかったの。
新たに「特定構造建築士」を認定し、「特構士」が関わった一定規模以上の確認申請に当たっては行政や確認機関を飛び越えて第三機関が、更に審査する訳ですか・・・。
何の為に、第三機関を設立したり、「特構士」を認定したりするのか、
意味をなさないのでは・・・。
その場しのぎの目眩まし。
まず、事件に関わった連中に試験を課してみたら。
仮に、「特構士」の能力を持ち合わせていたらどうするの。
そう言う問題じゃ無いでしょ。
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Re: 特定構造建築士
momo 2006/08/02 10:29:01
>意味をなさないのでは・・・。
>その場しのぎの目眩まし。

>MSDさん

まあ、そうですね。
士法改正は良いけど、「建築士のレベルアップ」に論点をもっていった根拠がよく分からないです。
「この際やっちゃえ」みたいなノリが・・。
再試験は廃案になったけど、そんな案が出ること自体
お上の体質が見え隠れします。

今回の案も
ザル法を出来るだけ明確なものにしたい思いは分かりますが
建築ってそんなに縦割りに出来ないですよね。
出来る建物は1つなんだから。

「特構士」っていうんですね^^;
特攻を連想してしまう私・・・。玉砕はしたくない。
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kimu 2006/07/29 17:42:45
皆様お疲れ様です。

耐震診断で鉄骨トラス屋根の考え方についてご指導願えないでしょうか。
文献等でトラス屋根の検討を見ているのですが、鉄骨トラス(R1タイプ)は面内剛性についての検討を行う場合は水平荷重時(Co=0.55)のみ考慮した検討でよいのでしょうか?
たとえば接合部のボルトがル−ズになっていない場合は変形により長期応力が発生するのではと思うのですが、長期変形応力を考慮してしまうと独立柱が成立しないものですから。
(昭和40年代のトラス屋根なので現在のように変形量を考慮していないと思われます)
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
kimu 2006/07/29 17:47:01
↑すみません。記載漏れがありました。

建物は屋内運動場で、R1タイプの鋼管ダイアモンドシェルの屋根です。
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
喰えないラーメン屋 2006/07/29 18:21:55
>たとえば接合部のボルトがル−ズになっていない場合は変形により長期応力が発生するのではと思うのですが、長期変形応力を考慮してしまうと独立柱が成立しないものですから。

長期応力が発生して片方の強度が落ちるとすれば、反対側の柱の強度が上がりますので検討する必要はありません。対称系でなければこの限りではありません。

屋根面の剛性確認だけでしたら、重量×0.6程度で良いと思います。

柱脚がルーズでなくてピンの場合。
RC壁重量に対する水平力がアンカーボルト(破断しない場合)を通してトラスに伝わります。
水平トラスを介して妻壁面に水平力が伝わるかどうかの検討をすることになります。+、トラスと妻壁のアンカーボルトの検討。

2階踊り場(観客席)も同様に、柱を拘束します。水平力が妻壁面に伝わります。
モーメント図は3角形ではなく、2階床面で折れ曲がります。

張間フレームの壁重量を妻壁フレームが負担することになりまえす。

柱頭が自由端でなくなるので張間フレームのF値が変わります。

どこまで計算するかは判定会によりけりなのでは。

ありっ、以前、同じことを書いたような希ガス・・・?
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
kimu 2006/07/31 09:45:41
くえないさんありがとうございます。

>長期応力が発生して片方の強度が落ちるとすれば、反対側の柱の強度が上がりますので検討する必要はありません。対称系でなければこの限りではありません。

上記の記載内容についてですが、左右対称の独立柱の長期応力に対して片側の強度が上がるというのが分かりかねます。(勉強不足で申し訳ありません)
同じ基礎及び躯体形状であれば同様な変形性能を示すと思うものですから。

>ありっ、以前、同じことを書いたような希ガス・・・?

それと、ご指摘のとうり以前も質問しています。
(以前は文献について質問していました)
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
momo 2006/07/31 10:48:32
>kimuさん横レス失礼。

>上記の記載内容についてですが、左右対称の独立柱の長期応力に対して片側の強度が上がるというのが分かりかねます。(勉強不足で申し訳ありません)
>同じ基礎及び躯体形状であれば同様な変形性能を示すと思うものですから。

地震時は交番載荷ですから打ち消される側があるという意味では?長期の図が対称なら層全体では保有耐力は変わらないという。
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
喰えないラーメン屋 2006/07/31 11:29:07
>上記の記載内容についてですが、左右対称の独立柱の長期応力に対して片側の強度が上がるというのが分かりかねます。(勉強不足で申し訳ありません)

左柱 QU=(柱頭(-ML+MU)+柱脚MU)/H
右柱 QU=(柱頭(+ML+MU)+柱脚MU)/H
左右柱のQUを足せば無視したのと同じになります。(一般に)

追加・・・柱頭ピンでしたね。
左柱 QU=(柱頭0+柱脚(MU-ML)/H
右柱 QU=(柱頭0+柱脚(MU+ML))/H
ジャマイカ。

ついでに、柱頭Dが大きいと軸心ズレによるモーメントも生じます。(小さいです)・・・
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
kimu 2006/07/31 11:50:43
なるほど!

層(通り)として考えればよかったのですね。
柱1本のみしかみていなくて、頭が凝り固まっていました(^^;)
momoさん、喰えないさんありがとうございました。
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Re: 耐震診断の鉄骨トラス屋根について
monet 2006/08/05 22:33:22
はじめまして。
ご質問されてから、少し時間が経ちましたが、文部科学省のHPに5月に改訂になった「屋内運動場等の耐震性能診断基準(平成18年版)」がありますのでご参考になると思います。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/shuppan/06052611.htm
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悩める子羊 2006/07/28 10:37:59
既存の鉄骨造2階建ての両方向ラーメン構造です。
柱はH鋼で、1階がすべてピロティーとなっています。
耐震補強で、柱のH鋼にカバープレートをつけて補強したいと考えています。
溶接の管理は可能なので問題はないと思いますが、補強例などではカバープレート工法が見当たりません。どうしてでしょうか。
溶接は柱フランジとの部分は隅肉溶接・梁フランジとの部分は突合せ溶接で考えています。
問題点注意点などを教えてください。
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Re: 既存鉄骨柱の補強にカバープレート工法
喰えないラーメン屋 2006/07/28 11:58:19
>溶接の管理は可能なので問題はないと思いますが、補強例などではカバープレート工法が見当たりません。どうしてでしょうか。

溶接が難しいからかも。
日の字Hは施工性が悪いと言われ続けながら設計していました。
工場でなく現場溶接ですからもっと難しいかも。

それと、柱脚はピンのままでしょうから、対費用効果が小さいかも知れません。

>溶接は柱フランジとの部分は隅肉溶接・梁フランジとの部分は突合せ溶接で考えています。
>問題点注意点などを教えてください。

柱フランジとは突き合わせ溶接が推奨されてました。
梁下端の上・横向き溶接。
仕口(梁H内側)の納まり。
梁HフランジヨコのPLの納まり。
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Re: 既存鉄骨柱の補強にカバープレート工法
pon 2006/07/28 15:43:19
表現が難しいのですが、H形鋼柱断面を上から見たとき、
弱軸方向でコの字となる部分の梁・柱の接合部における
@柱ウェブと梁フランジ部が接する突合せ溶接
A柱フランジと梁フランジ部が接する隅肉溶接
についてのご質問と理解してコメントします。
違っていたらごめんなさい。

士事協ニュース1997年9月から11月号にかけて、促進法のQ&Aが出ているのですが、H形鋼柱の弱軸方向の柱・梁の仕口の検討のことが11月号のQ30に下記のように記されています。

@の突合せ溶接…「梁の曲げモーメントに対して柱ウェブは面外曲げとなるので、接合部の曲げ耐力は期待できません。即ち、梁端前面のフランジ接合耐力は梁の曲げ耐力の算定には用いません。」
Aの隅肉溶接…「梁の曲げ耐力は梁端フランジ側面と柱フランジ側面の接合耐力のみ有効として算定します。」

尚、F値は促進法P65の表をもとにH-H形断面を参考にするようです。
ただし、Aにおいてこの部分は側面隅肉として剪断力が作用することになるので、溶接詳細が十分塑性変形が期待できる場合は完全溶け込み溶接の値を採用して良いとあります。

カバープレートでの補強とはちょっとイメージが違うかもしれませんが、参考にはなると思うのですが…。
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Re: 既存鉄骨柱の補強にカバープレート工法
もぐら 2006/07/28 16:11:07
喰えないサンに1票。
日の字は仕口部の溶接がムズイです。
F値も低いです。
ブレ−ス補強が無難です(建築上の制限無ければ)

現在、木造(約600u)の補強計画を新基準でやっています。
以下愚痴です
こんなに難しい事要求するのでは補強する人いなくなるなぁ..
建て替えの方向へ持って行けってことかな?
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皿バネピン柱脚
Lion 2006/07/28 09:58:18
皆さん、暑中お見舞い申します。

某新*鐵の認定柱脚、皿バネ柱脚の検討用エクセル
シートをお持ちの方、居ないでしょうか?

結構複雑な計算ですが、作っている時間がない、
認定を受けた某社にも無いとか???
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Re: 皿バネピン柱脚
Lion 2006/08/05 20:32:05
自己RESです

>シートをお持ちの方、居ないでしょうか?

勝手なこと言ってすみません、結局手計算したです、
その内、エクセル表を作ったらUPしますんで、
NET検索でも出て来ませんでした。。。
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マータ 2006/07/27 20:05:33
基礎の偏心応力や、布、ベタ基礎の地反力による地中梁の付加応力について質問します。
実はこれも確認申請での指摘ですが、保有耐力時はみなさんどの様に考慮されていますか?

私は、断面と配筋が変わらないので保有耐力自体は変化しないのではないかと思い考慮していませんでした。

ただ、終局時には間違いなく、軸力は増加し偏心曲げなどの付加応力は増加します。この時、地中梁のみで応力処理すると仮定すると、計算上、地中梁の曲げ耐力以上の付加応力が発生する可能性があります。この時処理できない応力はどこに行くのか?

あれやこれや考えていて、終局時の軸力による偏心曲げ応力は地中梁の曲げ耐力以下とする。つまりその付加応力で弾性設計するのと同じくらいの配筋が必要なのか?と疑問に思ったしだいです。

基本的な部分で間違っているかもしれませので、ご指摘いただければと思います。よろしくお願いします。
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Re: 偏心に応力など・・・について
toyochan 2006/07/27 22:45:50
マータさん こんばんは

>ただ、終局時には間違いなく、軸力は増加し偏心曲げなどの付加応力は増加します。この時、地中梁のみで応力処理すると仮定すると、計算上、地中梁の曲げ耐力以上の付加応力が発生する可能性があります。この時処理できない応力はどこに行くのか?

これを言われるときついですね。

しいてあげるなら、偏心モーメントは基礎の回転抵抗モーメントで処理する方法があります。直接基礎で偏心や変動軸力がそれ程大きくなければ、終局支持力が大きい分処理できる可能性があります。
杭基礎の場合は...杭頭モーメントの扱いもあるのでやっかいですね。基礎梁が降伏しても杭モーメントの反曲点位置を上げながら耐力を保持するという可能性はあるので、そのあたりに期待するとか...

終局時の偏心モーメントを差し引いて耐力を低減してもOKならそれでもよいのでしょうが、基礎梁には余裕を持たせるとか対策を講じておく必要はあるかもしれませんね。
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Re: 偏心に応力など・・・について
はずかしいですが 2006/07/28 10:36:51
今まで保有耐力時に基礎の検討を
したことがなかったです(^_^;)

でも、2次設計は上部構造のみだから良いのでは?
とも考えていました
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Re: 偏心に応力など・・・について
momo 2006/07/28 11:54:53
>でも、2次設計は上部構造のみだから良いのでは?
>とも考えていました

「保有耐力と変形性能」でChangとBromsの2つの方法が載っています。
最近やりませんが壁式中高層ラーメンでは確か必須だったような。

通常の建物では基礎地盤の情報の曖昧さに比べ、終局時まで詳細に検討することの意味合いがあまり無いようにも思います。

大地震時に地中梁の破壊や杭の崩壊で致命傷になるようなイメージがいまいち出来ません。

液状化を原因とする以外に建物が転倒した例は皆無らしいです。それで(ちょっと今回の例とは違いますが)基礎の転倒モードは無視して上部を評価して良いことになってますし。
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Re: 偏心に応力など・・・について
toyochan 2006/07/28 13:32:52
>今まで保有耐力時に基礎の検討を
>したことがなかったです(^_^;)

実は私も今まで保有耐力時に偏心モーメントを考慮
したことがなかったです(^_^;)

保有耐力算定時の杭頭(基礎底)は常にピンです。
これは前述のように反曲点位置が変化するということで説明がつくと勝手に思っています。「偏心も地盤や杭が処理してくれる」ではだめかな〜

momoさんの言われるように、基礎の廻りには安全側の要素がたくさん眠っているようだけど、よくわからないというのがホントのところでしょう。
液状化も直接基礎は危ないけど、杭基礎の場合は地震波の入力が小さくなると言う説もあるし...

言いたいことは、審査機関のがんじがらめの指導だけはやめてねということです。
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Re: 偏心に応力など・・・について
マータ 2006/07/28 19:04:44
みなさんありがとうございます。

まだちょっと悩んでますが、とりあえず、終局時軸力での偏心曲げ等をを地中梁だけで処理できるよう、補強しておく事にしようと思います。

これでいいのかな・・・
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プログラムへの要望
確認検査員A 2006/07/27 18:29:12
 先日、大阪で、ユニ○ンシステムによる審査機関に対するプログラム講習会がありましたので、受講いたしました。
 最後に質問の時間がありましたので、質問してみました。
 私「パネルゾーンがNGになったとき、終局強度型指針を準用したせん断補強筋の参考ピッチが表示されますが、このピッチにすれば、接合部のせん断設計がOKとなると勘違いされている設計者が多いので、困っています。」
 ユニ○ンシステム「講習会のときや案内のとき注意するとともに、誤解のない表示に改善するよう努めます。
 私「努めんでもええから、意味のないものは表示しないようにしてください。」
 と、ユニ○ンシステムの言い訳を蹴ってやりました。また、
 私「一時、解析終了時のメッセージで、『Dsに対応した変形に達する前に解析を終了しました』というのが、よく出てましたが、最近出なくなりました。私は保有水平耐力の考え方の理解を深めるために有益なメッセージであったと思うのですが、ユーザーからのクレームがきたので出ないようにされたのですか?他のメーカーのプログラムではメッセージが出ないがユニ○ンシステムだけが厳しい計算結果をだせば、プログラムが売れないからですか?」
 ユニ○ンシステム「・・・(一瞬凍りつく)」

 プログラム業界も精度よく安全な建築物が設計できるようなプログラムの競争だけでなく、「ユニ○ンシステムで計算すれば接合部のピッチが出力されてOKになる。」「ユニ○ンシステムで計算すれば、メッセージが多いので、他社のプログラムを購入しよう。」などのユーザーの声に左右されている事情がよく分かりました。
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Re: プログラムへの要望
muga 2006/07/27 19:00:36
全ての終了メッセージの表示をなくすように要望をだしておりますが、・・・。
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Re: プログラムへの要望
喰えないラーメン屋 2006/07/27 19:10:15
>全ての終了メッセージの表示をなくすように要望をだしておりますが、・・・。

今年になってから、メッセージを出力するようにしました。

今までは・・
指摘「全ての頁が出力されてないような気がしますが・・・メッセージとか。」
CHA「大したメッセージは無かったので出力は省略しました」(^^ゞ
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Re: プログラムへの要望
momo 2006/07/27 19:29:52
> 私「パネルゾーンがNGになったとき、終局強度型指針を準用したせん断補強筋の参考ピッチが表示されますが、このピッチにすれば、接合部のせん断設計がOKとなると勘違いされている設計者が多いので、困っています。」


>確認検査員Aさん

お互い、立場は違いますが理解不足の輩には苦労しますよね。
上記「設計者」を「検査員」でも通用しますから。


>プログラム業界も精度よく安全な建築物が設計できるようなプログラムの競争だけでなく、「ユニ○ンシステムで計算すれば接合部のピッチが出力されてOKになる。」「ユニ○ンシステムで計算すれば、メッセージが多いので、他社のプログラムを購入しよう。」などのユーザーの声に左右されている事情がよく分かりました

これは設計者の立場からすると現状を表していません。
メッセージなどでメーカーを選んでる人はほとんどいないかと。
メーカーが意識しているかどうかは別ですが。

修業時代にこなれたソフトを使いませんか?みなさん。
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Re: プログラムへの要望
muga 2006/07/27 19:39:11
先日、ワーニングメッセージに対する所見をもう少し詳しく書いて欲しいと指摘があり、書き直して持っていったところ。

担当者 「ワーニングの出てない計算書はごまかしていると聞いてますけど。」

ワーニングがあってもごまかしていますよ・・・。
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Re: プログラムへの要望
喰えないラーメン屋 2006/07/28 05:23:57
>担当者 「ワーニングの出てない計算書はごまかしていると聞いてますけど。」

(゚o゚) (゚o゚) (゚o゚)

以下、グチスレ・・
現在、苦慮中の物件・・・両方向ブレース
保有耐力 BB T Ds=0.35
(審):種別FAになっているが軽量鉄骨だとFDではないか。
CHA:短期曲げを受けないので検討する必要ない。
(審):両方向ブレースの場合には種別FAにして良いとはどこにも書いてない。資料を示せ。
上記以外のFDに該当する。
ブレース構造で保有計算したものは初めて見た。
CHA:(゚o゚)
(審):説明に来てくれ・・・
CHA:(゚o゚) (交通費で計算量が無くなってしまう。)

地元では、訂正の連絡があっても、確認受け取りのときに訂正印を押から直しておいて・・で済むのだが。
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Re: プログラムへの要望
山本 2006/07/28 08:05:45
>(審):両方向ブレースの場合には種別FAにして良いとはどこにも書いてない。資料を示せ。

事務所協会の構造設計Q&A集のP133

筋交い降伏時の応力により、筋交い以外の柱梁が座屈などに対して短期許容応力度以内にあることを確かめればFAでよいことになっています。
  
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Re: プログラムへの要望
喰えないラーメン屋 2006/07/28 08:30:14
>事務所協会の構造設計Q&A集のP133
>
>筋交い降伏時の応力により、筋交い以外の柱梁が座屈などに対して短期許容応力度以内にあることを確かめればFAでよいことになっています。

そうそうに教えていただき有り難うございます。
書物に書いた根拠が無いから判断できない・・・判断して貰わなくて良いのですが・・・。(`_')
助かりました。今夕は安心してビアガーデンに行ける。  
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一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
マータ 2006/07/27 15:14:32
BUSを利用しております。
11階のマンションで上階の柱を外部側に寄せて絞った場合、上部階で柱軸心がズレますが、一貫計算上は各階とも軸心が通った形でモデル化されます(当たり前ですが)。これに伴い梁端部の剛域寸法、つまり梁内法スパンが実状と合わなくなります。

絞っていない柱もありモデル化上、実状と比較し応力分担が違ってくるのでは?

と確認審査機関から指摘を受けました。かなり細かい話しで、毎回補正するのもちょっとつらいのでモデル化上の誤差として考えたい所ですが、みなさんはどの様にお考えでしょうか?

限度問題とおもいますが、現状では中間階の柱で構造芯を決めており、上階、下階での芯ズレは100mm以内に納まっています。

ご意見よろしくお願いいたします。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
確認検査員A 2006/07/27 15:30:35
 厳密に考えれば、上階柱図芯が下階柱断面の核内に収まれば付加モーメントは生じず、下階柱断面の核外になれば付加モーメントが発生すると思います。
 しかし、まあ、なんですねぇ〜(桂小枝調で)。この調子では梁が柱の芯からずれたときにも梁に対して直交方向への曲げモーメントが柱に生じるとかも言い出しそうな勢いですねぇ。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
muga 2006/07/27 16:10:24
確認検査員A さん

>この調子では梁が柱の芯からずれたときにも梁に対して直交方向への曲げモーメントが柱に生じるとかも言い出しそうな勢いですねぇ。

まるで人事のようですが、実際人事なんでしょうが、審査する側でそれなりの共通認識をもつ機会(講習会)はないのですかねぇ。↓の限界層間変位もこれも言いたい事は分かりますが、どちらも実際には対応しないと思いますが、それでは確認は下りないのですかねぇ。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
もぐら 2006/07/27 16:37:23
解析は線材置換が基本ですからね。極端に違わなければ構わないと思います。

その指摘した検査官を推測してみました
TYPE-A
1.年は30〜40。多少経験積んで、自信が付いてきた
2.実務経験は無い。
3.性格的に意地悪。

建築士に資質を求めるのも良いが、その前に
確認検査員にも資格検査を!!

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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
momo 2006/07/27 16:54:33
>かなり細かい話しで、毎回補正するのもちょっとつらいのでモデル化上の誤差として考えたい所ですが、みなさんはどの様にお考えでしょうか?
>マータさん

ご苦労様です。
SS2は構造芯とは別に部材の寄りの設定で内法を絞ったなりにモデル化しますが、構造心はエイヤ!なので誤差が残りますね。

大局を見ることが出来ない審査機関には苦労します。
この前フレーム外雑壁が伏図より若干短い指摘・・・
開口無視していれてるのに。

>mugaさん

同感です。確認検査員Aさんのような方もおられるだけに
そこに何か動きがないのも不思議ですね。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
確認検査員A 2006/07/27 17:26:05
 いままで、構造の指摘がない(構造審査を事実上していない)審査機関がシェアを伸ばしてきました。設計者サイドが、審査機関の能力不足を歓迎してきたのです。そのような審査機関が耐震強度偽装事件後、構造審査担当者を雇用しましたところ、つまらない指摘が増えてきたのですが、自業自得です。設計者さん自信がつまらない審査機関を選んでいるのです。つまらない審査機関はつぶしていきましょう。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
muga 2006/07/27 17:48:46
>設計者さん自信がつまらない審査機関を選んでいるのです。つまらない審査機関はつぶしていきましょう。

選んでいるわけではないですよ。必要ないと思っているからこちらはどうでも良いと思っているのですが、審査機関の方が自己の存在意義を過剰に意識しているのでは。だから、まともな議論も成立しないし、審査官の成長もないのでは。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
マータ 2006/07/27 17:53:01
みなさんご意見ありがとうございます。

現状の技術慣行から考えて、誤差は許容範囲でTRYしてみます。

私自身細かい事でも工学的な指摘なら、あらためて考えるチャンスでもあるので、一応説得力のある対応をしたいと思っていますが、あまりにくだらないケースもあり対応に苦慮する場合もありますね。

撃沈されてくるかもしれませが、その時はなぐさめてください。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
確認検査員A 2006/07/27 18:57:43
 マータさま
 
 がんばってください。その検査官も柱芯ズレを考慮に入れた計算書を今まで見たことはないはずです。

 しかし、もぐらさんの推測された検査官TYPE-Aが気になります。
1.年は30〜40。多少経験積んで、自信が付いてきた
2.実務経験は無い。
3.性格的に意地悪。

 私に全くあてはまるのですが・・・
 でも、今回の指摘は、私ではありませんよ。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
もぐら 2006/07/27 19:53:42
> 私に全くあてはまるのですが・・・
> でも、今回の指摘は、私ではありませんよ。

爆!!
確認検査員”TYPE-A”さんに改名します?
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
toyochan 2006/07/27 19:56:03
>現状の技術慣行から考えて、誤差は許容範囲でTRYしてみます。

許容範囲も何も...
この担当者、自分では計算したことが無いんでしょうね
梁の内法長さが仮に5mから4.9mとなったとしても、剛度の誤差は2%、D値に換算すれば1%以下...
手計算ならこんな誤差すぐに消滅してしまう。
それよりまだスラブや壁の剛性評価や剛性低下、前にもあった軸変形を考慮するか否か、等の誤差の方がよほど大きいです。

一次設計時の応力(特にRC)は極端な話、外力と内力が釣り合っていて、それらしい雰囲気ならよしとして欲しいです。

こんな既成事実を作られたらたまりませんので、ぜひ蹴散らしてきてください。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
momo 2006/07/27 20:27:23
>許容範囲も何も...
>この担当者、自分では計算したことが無いんでしょうね

>toyochanさんこんばんわ。

上スレで検査員のみのプログラム講習会やってたみたいですし(笑
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
marcun 2006/08/01 14:44:46
横レスで恐縮ですが…

>確認検査員Aさん

最初のレスについてですが、厳密且つ正確には上階柱図心が下階柱断面の核に入っていても、付加曲げモーメントは生じますよ。
理由は、
・上階柱の応力は軸力だけではなく、曲げもある。
・「断面の核」とは、「核内に力が作用する場合に断面内に生じる応力がすべて圧縮or引張になる」範囲であるため。
です。


・・・まぁ検査員の方々には、法律に関わることのみ指摘するようにして欲しいですね。
設計責任を取るわけでもないのだから、工学的な領域には口出し無用です。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
喰えないラーメン屋 2006/08/01 18:03:36
>・上階柱の応力は軸力だけではなく、曲げもある。
>・「断面の核」とは、「核内に力が作用する場合に断面内に生じる応力がすべて圧縮or引張になる」範囲であるため。
>です。

快答集に、場所打ち杭の核に柱心が入っていれば偏心しないと書いてありましたが・・・。
地中梁Mのことは書いてなかったようだったけど・・・。
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Re: 一貫計算プログラム利用上の軸心剛域のズレ
marcun 2006/08/03 20:53:37
>快答集に、場所打ち杭の核に柱心が入っていれば偏心しないと書いてありましたが・・・。

・・・まぁ、厳密にはウソですよね。。。
事実上は無視して問題無しってことでしょうけど。
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田舎者 2006/07/27 13:20:32
基本的なことだとは思うのですが、施行令65条の構造耐力上主要な部分である鋼材の圧縮材の有効細長比は柱にあっては200以下・・・この柱には胴縁を受けている間柱も該当するのでしょうか?
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Re: 間柱の有効細長比
亀山耕造 2006/07/27 15:46:12
>基本的なことだとは思うのですが、施行令65条の構造耐力上
>主要な部分である鋼材の圧縮材の有効細長比は柱にあっては
>200以下・・・
>この柱には胴縁を受けている間柱も該当するのでしょうか?

施行令では『有効細長比』ですが学会の鋼構造基準では
『最大細長比』ですね。
では、この制限はなぜあるのでしょう?自ずとそこに答えが
あると思います。
私はこの『最大細長比』を守っても不都合がないので間柱の時も
考慮しています。
ただ、間柱が構造耐力上主要な部分である鋼材だとは
思いませんが。
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Re: 間柱の有効細長比
喰えないラーメン屋 2006/07/27 15:47:37
「主要構造部」ではないけど「構造耐力上主要な部分」だと思っていましたが、改めて聞かれると?・・・。
施行令の定義をもう10回読んでみてください。
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Re: 間柱の有効細長比
column 2006/07/27 16:05:00
>「主要構造部」ではないけど「構造耐力上主要な部分」だと思っていましたが、改めて聞かれると?・・・。
>施行令の定義をもう10回読んでみてください。

構造耐力上主要な部分:基礎,基礎ぐい,壁,柱,小屋組,土台,斜材,床版,屋根版又は横架材で,建築物の自重若しくは積載荷重,積雪,風圧,土圧若しくは水圧又は地震その他の震動若しくは衝撃を支えるものをいう.

・・・・.胴縁を受けてる間柱ということは,暴風時,間柱は風圧を受けているのでは? 構造耐力上主要な部分かと思うのですが...
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Re: 間柱の有効細長比
亀山耕造 2006/07/27 16:46:56
>>施行令の定義をもう10回読んでみてください。

10回読みました。よく分かりません。
昔から、よく分かりませんでした。

>・・・・.胴縁を受けてる間柱ということは,暴風時,間柱は風圧を受けているのでは? 構造耐力上主要な部分かと思うのですが...

ということは、胴縁も風を受けているので『構造耐力上主要な部分』になりますよね?
なら、垂木・母屋・水平ブレース....
つまり、一般的に構造図に表現される部材はすべて?
ここで、どなたか一発回答を迷えるおじさんに教えてください
よろしくお願いします。
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Re: 間柱の有効細長比
かゑる 2006/07/27 17:05:25
間柱でも、細長比の200は守った方が良いと思います。
私は守っています。
それほど、部材が過大になることはないと思います。
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Re: 間柱の有効細長比
確認検査員A 2006/07/27 17:39:27
 間柱は、圧縮力を受ける構造耐力上主要な部分である柱のため、有効細長比200以下としなければならない。

 胴縁(横胴縁、縦胴縁)は、圧縮力を受けないし、構造耐力上主要な部分ではないので、有効細長比の規定は適用しない。

 耐風梁は、圧縮力を受けないので、有効細長比の規定は適用しない。しかし、構造耐力上主要な部分でる。

 で、いかがでしょうか。
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Re: 間柱の有効細長比
喰えないラーメン屋 2006/07/27 17:57:28
>>>施行令の定義をもう10回読んでみてください。
>
>10回読みました。よく分かりません。
>昔から、よく分かりませんでした。

亀山構造サンに書いたのではありません。タイムスタンプ 見てチョ。
20回読んでみました。
良くわかりませんでしたが、火打ちが該当するからには間柱も該当するに違いない・・(^^ゞ

>ということは、胴縁も風を受けているので『構造耐力上主要な部分』になりますよね?
>なら、垂木・母屋・水平ブレース....

該当しないもの
胴縁(タテ胴縁)は壁の一部
垂木は屋根は屋根の一部

該当するもの
母屋はオウカ材(変換できない)
水平ブレースは筋交いor火打ちの仲間。
耐風梁はオウカ材

登り梁は軸力が発生するので1/250の制限を受ける。??

宮城沖地震でマルコ−筋交いが壁を叩いて壁が落下。
母屋を叩いた痕跡もあった。
マルコ−筋交い(引張りのみ)も細長比を考慮する方がよい。水平ブレースは垂れるので、母屋を叩かないように距離を置く。・・など地震後の講習会で聞いた。

小梁は主要構造部にならない・・・知らなかった。
耐火被覆不要???
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Re: 間柱の有効細長比
定年無し 2006/07/27 20:30:48
>基本的なことだとは思うのですが、施行令65条の構造耐力上主要な部分である鋼材の圧縮材の有効細長比は柱にあっては200以下・・・この柱には胴縁を受けている間柱も該当するのでしょうか?

私は、H-200X100(たまにH250X125)位までなら、胴縁(C-100x50)が取り付いていれば、lkyは胴縁ピッチにしています。
(細長比が大きくなる事はありません。)
但し、lbについては、風圧に正負があるので部材長にしています。

悪法でしょうか?
平屋の面積が大きい倉庫とか工場だと部材が多くなるので良く使う方法なのですが。
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Re: 間柱の有効細長比
オカマ 2006/07/28 00:47:54
間柱は柱? オカマは男?


一緒にしちゃ、いや。
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Re: 間柱の有効細長比
田舎者 2006/07/28 22:06:51
いろいろなご意見ありがとうございます。

外壁材が波型鉄板で間柱に作用する軸力が小さく、細長比が約220ではあるけれど軸力+風に対しても許容応力に余裕があったので迷っていました。とりあえずは、細長比を200以下でやるようにします。

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