建築構造設計べんりねっと   

 過去の会議議事録 No.94

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ある本の感想
HT 2007/02/28 18:27:56
久しぶりに投稿します。

著 者:藤田東吾氏
書籍名:月に響く笛 耐震偽装

上記の本を買って読みました。
・耐震偽装の発覚の経緯
・国交省の役人とのやり取り
・マスコミを使った情報操作
・ヘッダー出力が注目された経緯
etc・・・

いろいろなことが詳しく書かれています。
固有名詞もたくさん出てきます。
ある意味、告発本といいますか、暴露本みたいな感じなのですが、随所に当時のメールのやりとりが原文で掲載されているので、非常に真実味があるように思えました。
あまりにも具体的すぎて、ちょっと怖くなってしまいます。

読んだ方いましたら、感想をお聞かせ下さい。
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Re: ある本の感想
koji.N 2007/03/02 20:38:46
>著 者:藤田東吾氏
>書籍名:月に響く笛 耐震偽装
>

私も読みました
国家権力に対抗するためには、これほど犠牲を払わなければ
いけないのかと思いました。

この本の中では、A歯もHザーもK村建設も
脇役でしかありません。
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Re: ある本の感想
HT 2007/03/02 21:05:23
>国家権力に対抗するためには、これほど犠牲を払わなければ
>いけないのかと思いました。

私もそう思いました。
読み終えたあとは、なんともやるせない気持ちになったものです。
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Re: ある本の感想
Koji.N 2007/03/04 11:15:20
この本、大手書店では扱っていますよね?
私はAmazonで入手したのでわからないのですが

同業者に聞いても、ほんの存在すら知らないことが多くて…
私の本も現在貸し出し中です
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Re: ある本の感想
(no name) 2007/03/05 10:27:07
藤田社長は往生際が悪いよね。
反省の色が見えないよ。だから応援する気になれない。
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Re: ある本の感想
HT 2007/03/05 12:55:43
>この本、大手書店では扱っていますよね?
>私はAmazonで入手したのでわからないのですが

私もネットで購入したのですが、最近になって大手書店でも扱っているようです。

↓ このページの中に取扱店一覧というのがありました。
http://www.imairu.com/index.html

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鉄筋径の見分け方
もぐら 2007/02/28 15:04:17
配筋検査等で鉄筋径を見てわかる方法ありますか?
SD295か345かは点が付いているのでわかるんですが、D22かD25を目で判断する方法。
今まではミルシ−ト+ノギスで計った事もありましたが、ノギスで計るって現場で嫌われそうで...
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鉄筋径の見分け方
ochaochag3 2007/02/28 15:20:34
>配筋検査等で鉄筋径を見てわかる方法ありますか?
>SD295か345かは点が付いているのでわかるんですが、D22かD25を目で判断する方法。


私は見れば、太いか細いか分かりますが、一番確実なのはあらかあじめ、サンプル鉄筋D10〜25を10CMぐらい用意してもらうことです、現場のサンプルで目が慣れれば違いは一目です、それでも分かりづらければ、そのまま持参して比べればいいと思います。
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Re: 鉄筋径の見分け方
ビルネ 2007/02/28 22:35:11
暫くぶりに配筋検査に行ったりすると、見分けがつかなくて、勘が鈍ってるなあと
感じる時がよくあります。
私はノギスは持っていかないですけど、コンベックスで軽く当たってみるとか
くらいですかね。でも、ノギスを持っていくという人もいます。
私の場合、例えば会話で「ここの配筋は何本だったかな」みたいな半分独り言っぽく
問いかけつつ、現場の人が配筋を答えてくれる反応を見たりしています。
優秀な人は全部頭に入れてくれていて、そういう現場は安心ですので。

メーカーによっては、ロールマークにサイズが付いているところもあります。
http://www.onicon.co.jp/pro/oni/oni1.html
http://www.tohoku-steel.co.jp/p0404.htm

普通鋼電炉工業会 ■鉄筋棒鋼の表示マーク(PDFファイルで掲載)
http://www.fudenkou.jp/pub_01.html
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Re: 鉄筋径の見分け方
もぐら 2007/03/01 07:33:10
ochaochag3さん ビルネさん レスど−もです

>メーカーによっては、ロールマークにサイズが付いているところもあります。

サイズが書いてあるとわかりやすいですね。しかし監理物件は付いてませんでした。しかも..隣り合う鉄筋径が見た目で違うんですよ!!
思わずノギスで計測してしまいました。

>
>普通鋼電炉工業会 ■鉄筋棒鋼の表示マーク(PDFファイルで掲載)
>http://www.fudenkou.jp/pub_01.html
これ、役に立ちます。早速印刷しました。監理物件の鉄筋も載っていました。
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BUILD耐診S造 拡張版
さびちぇ 2007/02/28 14:50:44
どなたか、BUILD耐診S造【拡張版】を使ってる方いらっしゃいますか?
使い心地はいかがですか?
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鉄図くん 2007/02/28 11:02:28
縦プレートを挟んで、右側の横プレートの開先面が
上(表)側を向き、
左側の横プレートの開先面が
下(裏)側を向いた場合、
応力の流れとしては どうかと疑問に思った事があります。
皆さんは どうお考えでしょうか。
お聞きしたいと思っています。
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開先面の事について
ochaochag3 2007/02/28 11:36:29
>縦プレートを挟んで、右側の横プレートの開先面が
>上(表)側を向き、
>左側の横プレートの開先面が
>下(裏)側を向いた場合、
>応力の流れとしては どうかと疑問に思った事があります。
>


構造計算は建物全体の安全性を確かめるものです、当然そういった事にも配慮する必要もありますが、基本的には構造設計者はそこまでは考えていないと思います、応力解析に当たっては通常の建物は、単なる線材に置換するのみですから、解析すら出来ません、よってこういう応力の流れ等は、製作者が、モデルを作成し実験して確かめる(費用と時間があれば)以外はありません。
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Re: 開先面の事について
2007/02/28 11:49:08
>応力の流れとしては どうかと疑問に思った事があります。
>皆さんは どうお考えでしょうか。

施工性に対する配慮は必要ですが、溶接強度は同じと考えています。
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Re: 開先面の事について
鉄図くん 2007/02/28 11:53:32
ご返事ありがとうございます。
専門分野になりますね。

他の構造屋さんが これは駄目ですとか
言う場合があるけど、なぜですかと
問い合わせてみたところ、
みっともないから、開先面はそろえて欲しいとか
言っていました。

これが出てくるのは、
柱仕口部で、段差のある梁と内ダイヤフラムとの部分です。
梁のFLG側で、外ダイヤフラムが邪魔で溶接出来ない場合では
内開先にすると、そうなります。
ハンチにすればいいのですが、
設備関係(梁下をパイプを通す上)上できないことも
あります。
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開先面の事について
ochaochag3 2007/02/28 12:44:49
>専門分野になりますね。
>
>柱仕口部で、段差のある梁と内ダイヤフラムとの部分です。
>梁のFLG側で、外ダイヤフラムが邪魔で溶接出来ない場合では
>内開先にすると、そうなります。
>ハンチにすればいいのですが、
>設備関係(梁下をパイプを通す上)上できないことも
>あります。


鉄骨製作に携わっている方ですね、色々ご意見参考になります、その他どんどん意見がほしいところです、10年以上前に競輪場のスタンドをやりましたが、その時の鉄骨屋さんの技術に感嘆し、私のレベルはなんて低いのか(単に図面書くだけなのに)と思ったことがあります。
商売ですから、検査通ればいいと言う考えが優先しますので、
製作側の意見はものすごく参考になります。
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Re: 開先面の事について
ビルネ 2007/02/28 14:04:09
フランジに引張応力度σのみ作用するとし、突合せ溶接部の応力度について、
モールの応力円を考えれば、モールの応力円は、原点と、(σo,0)を通る円になる。

材軸をX方向とし、開先角度(α=0,30度,45度)の面に作用する応力度は、
次のようになる。
1)α=0の時、  σx=σo,σy=0,τxy=0
2)α=30度の時、σx=3/4・σo,σy=1/4・σo,τxy=√3/4・σo
3)α=45度の時、σx=σo/2,σy=σo/2,τxy=σo/2

1)〜3)についてフォン・ミーゼス相当応力 σ=√(σx^2+σy^2-σx*σy+3τxy^2)
を計算すると、どれもσoとなる。

溶接部の降伏条件も、ミーゼス・ヘンキーの最大せん断ひずみエネルギー説に
従うならば、開先角度は降伏応力度に影響しない。
したがって、板を挟んで、両者の開先面が逆になっても問題ないと考えます。
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Re: 開先面の事について
心配だらけ 2007/02/28 15:24:48
縦材を挟んで左右の余盛りの向きが上下逆になるので、フランジ内に生じる歪み応力に差がでるのではないでしょうか。従って、力の流れは一定ではないと考えます。

ただし溶接施工において、垂直断面における端部処理を考えると、中間地点での融合性に疑問がありますが、UTでは傷レベルとの判定になるのではないでしょうか。

傷となった場合、フランジ内の最大歪み発生位置と傷が合致しないといいですね。

どちらにしても、検査は合格という結果になると思います。
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Re: 開先面の事について
ビルネ 2007/02/28 20:39:17
>縦材を挟んで左右の余盛りの向きが上下逆になるので、フランジ内に生じる歪み応力に差が
>でるのではないでしょうか。従って、力の流れは一定ではないと考えます。

確かに余盛りの差は避けられないので、開先面の向きが同じ場合と逆では、力の流れに
差異はあると思います。
しかし、一般的にスムーズな力の流れとか、応力集中について問われると言えば、隅肉による
十字溶接とか、板厚の異なる突合せ溶接などに対してかなと思います。
内ダイアとフランジの開先面が逆になることが、仕口の耐力に影響を及ぼすとは、まずイメージ
できないという思いがありましたので、さらにそこに何か理論的な説明ができればと思い、上の
ように考察してみた次第です。

ただし、その考察で開先角度は関係ないようなことを言ってしまいましたが、それは単に
力学的にみた場合だけであって、溶接工学的にみれば開先角度は重要です。開先の形状や
角度は、適切な溶け込みや、入熱量、作業性等を考慮して決まっていますので、決して
何でも良いといことではないのでその点については訂正します。
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地盤補強工事時の地中障害物の対応策について
noma 2007/02/28 10:53:55
いつも拝見して勉強させて頂いております。
木造住宅の基礎補強について早急に
ご相談させて頂きたいことがあり投稿致します。
非常に軟弱地盤の敷地で固化コンクリート(400φ)の中に
節付き鋼管を挿入する方法にて地盤補強工事を行ったところ、
地中障害物があり、当初の位置よりずれた位置に
打設されてしまいました。
基礎は底盤巾450、厚み150の布基礎にて
計画しておりましたが、その巾を超えた位置に
打設されてしまいました。
(2間x1.5間の矩形平面のある一辺の部分で
両端に2本及びその中間に1本の計3本あり、
両端2本は隅からずれてはいるが基礎底盤下にあります。
中間の一本が底盤から丸々外れています。)
対応方法としては、
@地中障害物を撤去して再度当初の位置に打設する
A底盤巾を広げる等して基礎形状を変更して
 上部荷重を伝達できるようにする
の2通りあるかと思います。
もちろん@が望ましいとは思いますが、
コスト的工期的に難しいところがあります。
Aの方法にて考える場合、
どのような対応策が妥当でしょうか?
建物形状は深基礎(基礎天〜底盤天=1300)の半地下となっており、
基礎上部は平屋の壁及び屋根で床は載っていない状態です。
以上、長くなってしまいましたが、
みなさまのご助言頂ければ幸いです。
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Re: 地盤補強工事時の地中障害物の対応策について
ochaochag3 2007/02/28 12:54:36
>対応方法としては、
>@地中障害物を撤去して再度当初の位置に打設する
>A底盤巾を広げる等して基礎形状を変更して
> 上部荷重を伝達できるようにする
>の2通りあるかと思います。


荷重も軽い木造住宅なので、「A底盤巾を広げる等」で十分かと思います、ただし広げた底盤幅は250〜300程度に厚くし、杭一本の反力に耐えられる配筋(D13@100-Wぐらいか)にしておく必要があります。
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Re: 地盤補強工事時の地中障害物の対応策について
ヒロ0 2007/02/28 13:22:30
こんにちは

>@地中障害物を撤去して再度当初の位置に打設する
>A底盤巾を広げる等して基礎形状を変更して

Aで対処するのが妥当かと思います。
無理に地中障害物を取り除こうとすると、コストがかさむだけでなく地盤を無用にかく乱するなど弊害があります。

>建物形状は深基礎(基礎天〜底盤天=1300)の半地下となっており、
>基礎上部は平屋の壁及び屋根で床は載っていない状態です。
>以上、長くなってしまいましたが、
>みなさまのご助言頂ければ幸いです。

1:底板幅を伸ばして杭に荷重がかけられるようにする。
2:伸ばした底板には曲げとせん断がかかるので、構造計算の上必要な板厚と鉄筋を決める
3:ずれた部分によって基礎梁に生じるねじれに対して問題ないかの検討を行う。

以上でよいかと思います。
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Re: 地盤補強工事時の地中障害物の対応策について
noma 2007/03/01 09:20:05
ochaochag3さま、ヒロ0さま

アドバイスありがとうございました。
頂いたアドバイスを元に
「小規模建築物の基礎設計の手引き」や
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」等を参考として
Aの[底盤巾を広げる等して基礎形状を変更する]方法にて検討しているところですが、
1:底盤巾及び厚みの拡張
2:基礎梁に生じるねじれの力(モーメント)の検討
までたどりつきましたが、
3:伸ばした底板にかかる曲げとせん断の検討
にて地盤補強材からの1点集中の地反力(27.5kN)ということで
Q、Mを算出して、せん断応力度はOKでした。
その次の鉄筋量及び鉄筋の周長を算出して
出てきた数字から実際の配筋量を決定する方法が分かりません。
具体的には、
at=1.93(cm2)
ψ=10.7(cm)
となりました。
これからどのように配筋量を決めれば良いでしょうか?
大変初歩的なことかと思いますが、
何卒ご助言を宜しくお願い致します。
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固有値解析ソフト
Mada 2007/02/28 10:25:11
いつも勉強させてもらってます。

固有値解析のソフトを探しています。

いいのがあれば、教えてください。
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Re: 固有値解析ソフト
muga 2007/02/28 11:42:02
フリーソフト(串団子のみ)

http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se223622.html
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Re: 固有値解析ソフト
Mada 2007/02/28 12:20:21
muga さん

早速のお返事ありがとうございました。
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既製品柱脚
Lion 2007/02/27 14:56:58
私は某BPが普及してからは(確か大震災以前からなので
15年ほどになるでしょうか)ほぼ100%、既製品柱脚
使用で設計しております、時折は元設計の関係で*立HBに
なったりはしますが・・・

これから始めるSCの建物で、柱数140本ほど有ります、
でVEの依頼も伴っていまして、先方要望内容にはどうも
製作による露出柱脚としてほしい由、現場立て込みアンカー
はどうも精度や信頼性も無いですし、審査機関でも製作柱脚
は多々問題を抱えます、私としては拒否したい所ですが、
皆さんはどうされていますか?
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Re: 既製品柱脚
将来構造士? 2007/02/27 15:41:56
規模の小さい2階(200u)程度までは工場製作で行う事も有ります。基本的にそれ以上の規模でしたら既製ベースで設計を行っています。工場製作のベースでも設計時には、既製ベースを参照にして似通った形状にしちゃいます。その他としては、伸びの有るアンカーボルト使用していますね。

(追加)
後発の既製でJUSTBASEなどある様ですがどうですか。
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Re: 既製品柱脚
もぐら 2007/02/27 16:00:35
Lionさん ど−もです

SCですと平屋でしょうか?しかもVEとなると私ならば
BPは使いません。通常の露出でやります。
柱数140本もあるとBPだけでも1000万強?やはりコスト勝負ですから。

通常の建物なら私も殆どがBPですね。
今までは工場等で仕方なくH鋼なのでHB使用もありましたが、BPでもH鋼仕様が出たので保有耐力接合を満足しないHBとはおさらばです。
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Re: 既製品柱脚
work 2007/02/27 16:01:32
一昨年、平屋のデイケアセンターを設計したときに、BPから製作露出柱脚に変更したことがあります。少しでも金額を下げたいとの要望でした。
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Re: 既製品柱脚
コンコン 2007/02/27 16:21:11
Lion さん

 やはり大きい物件は、後々を考えて既製柱脚にした方が
無難だと思います。
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既製品柱脚
ochaochag3 2007/02/27 16:26:06
>これから始めるSCの建物で、柱数140本ほど有ります、
>皆さんはどうされていますか?
>


平屋なら、柱が多くても全て、工場製作B.PLでやっています、
理由はピンでも十分耐える架構の為、柱脚部には過度の期待はしていないためです、公共建築他特殊な建物以外は特に支障はないと思います。

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Re: 既製品柱脚
Lion 2007/02/27 16:39:36
みなさん、早々にご意見ありがとうございます、
大変参考になります。

建物は2階建、1.5万平米です、3棟、店舗2棟
車庫1棟、車庫のみ片側逆Vブレース、他棟ラーメン
ボックス柱です。

丸井産業から出ている、アンカーセットまでのセット品
「アンカーベース」と言うのが有りますが、使われた
経験をお持ちの方おられましょうか?
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Re: 既製品柱脚
鉄図くん 2007/02/27 16:43:15
>
>>これから始めるSCの建物で、柱数140本ほど有ります、
>>皆さんはどうされていますか?
>>
>
>
>平屋なら、柱が多くても全て、工場製作B.PLでやっています、
>理由はピンでも十分耐える架構の為、柱脚部には過度の期待はしていないためです、公共建築他特殊な建物以外は特に支障はないと思います。
>
うちも工場製作でしますね。
アンカーボルト設置に関しては BP方法に似せていますし、
B.PL孔は BPでは大きいけど、従来通り5ミリUPで
孔明けしています。
建て方時の倒れ防止を考慮する事は減りますが・・・。
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Re: 既製品柱脚
naa 2007/02/27 21:52:29
SCは意匠から構造設計まで年間数棟こなしておりますが
平屋でしたら製作露出柱脚ですね。
VEとしてはカベブレースが意匠上許されるのであればブレース構造とします。スパンの長さによっては大梁は両端ピンといたします。私の地方では条例で積雪の応力は短期扱いですが、積雪たわみは長期とするのでたわみを見て判断します。

ところでBPを使用するとALC版とセットでの営業をする問屋さんがあるので(販売店がA化成)いろいろ面倒なのでBP以外の既製品柱脚を使用しています。今ではどの既成柱脚でも値段はそんなに変わらないと思う。
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Re: 既製品柱脚
Lion 2007/02/28 09:52:01
naa サン

>ところでBPを使用するとALC版とセットでの営業をする問屋さん
>があるので(販売店がA化成)いろいろ面倒なのでBP以外の
>既製品柱脚を使用しています。今ではどの既成柱脚でも値段は
>そんなに変わらないと思う。

BPが一番上手く認定を取っていると思います、他社のは
柱サイズに対して種類が多くボルト本数を選ばねば駄目、
柱型の主筋本数も少ない、保有耐力柱脚なのでDSの割り増し
不要、アンカー定着長さが短い・・・柱が決まれば自然と
柱脚が決まるのが値段が変わらねば手間要らずです。。。
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tetuko73 2007/02/27 00:52:05
最近この掲示板を良く見ますが、気がついた事を少々・・・・。

鉄骨の話題が少ない様な気がします。どうも鉄骨の専門知識の方って少数派?。

例えば全長13mもある大型の柱を組み立てる時、鉄骨屋サンて仮組長さを+10mm位にしてます。梁にガセットがいっぱい取り付くとき4〜5mm長く切断してます・・・・・。
これは溶接で母材が縮むから前もって補正をする訳です。

自由な板に溶接するって結構難しくて、必ず歪みが発生します。
・・・・・ですが検査はすべてパスします・・・・最終的な仕上がりを予想して工作してるからです。この技術って鉄骨屋サンしか知らないけど凄いと思いません?

溶接検査は誰もが超音波検査といいますが、拘束されて自由のない溶接は危険だったり、本当は墨肉の方が難しかったり知ってましたか(隅肉は脚長が出ない)

こんな事を知ってれば安心安全鉄骨ができると思うのですが、こんな話題をしてる人にお会いしたことがありません。

どう思いますか?

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Re: 鉄骨の製作について
喰えないラーメン屋 2007/02/27 06:27:21
>どう思いますか?

みんなが知らないと思ったら情報を発信して頂けると勉強になります。
ついでに、溶接をすると母材が縮まる理由も教えていただけると有りがたいです。
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Re: 鉄骨の製作について
鉄図くん 2007/02/27 08:11:48
>>どう思いますか?
>
>みんなが知らないと思ったら情報を発信して頂けると勉強になります。
>ついでに、溶接をすると母材が縮まる理由も教えていただけると有りがたいです。

溶接とは 溶接ワイヤーによる電気エネルギー(電気が通らないと駄目です)で、
母材同士の金属を融合させて接合させる技術です。
専門ではありませんが、その為
母材同士の一部を溶かす事もありので、縮むのです。
収束するわけですね。
難しいのが 裏はつり溶接です。
ご参考になりましたでしょうか。
ちなみに鉄骨工事が専門です。
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Re: 鉄骨の製作について
行叡弧字 2007/02/27 08:29:16
申し訳ありませんが、少々質問を。
 墨肉−−−隅肉?
 収束−−−収縮?
 母材が縮む−−−溶接部の収縮のほうが大きいのでは?。
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Re: 鉄骨の製作について
鉄図くん 2007/02/27 08:32:51
>申し訳ありませんが、少々質問を。
> 墨肉−−−隅肉?
> 収束−−−収縮?
> 母材が縮む−−−溶接部の収縮のほうが大きいのでは?。
行叡弧字 さんのおっしゃる通りです。
誤字ですみません。
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Re: 鉄骨の製作について
鉄骨屋 2007/02/27 08:37:37
>母材同士の金属を融合させて接合させる技術です。
>専門ではありませんが、その為
>母材同士の一部を溶かす事もありので、縮むのです。
>収束するわけですね。


ここは構造設計者の掲示板ですので
残留応力、残留歪の解説が欲しいところです。
ちなみに私、鉄骨専門の構造屋ですが
WES8103特別級を持っています。
ファブに属さず持っているのはレアだと思いますが、、
あまり役に立ちません(~_~;)
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Re: 鉄骨の製作について
鉄図くん 2007/02/27 10:18:44
>ここは構造設計者の掲示板ですので
>残留応力、残留歪の解説が欲しいところです。
>ちなみに私、鉄骨専門の構造屋ですが
>WES8103特別級を持っています。
>ファブに属さず持っているのはレアだと思いますが、、
>あまり役に立ちません(~_~;)

僕も同じような者です :D(外国の絵文字です、笑ってます)。

残留応力の解説は 産報出版 溶接技術の基礎 溶接学会偏に
のっています。

今も売ってるかな。
1990年度版です。
施工図を書くのにも少しは役に立っています。
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Re: 鉄骨の製作について
鉄骨屋 2007/02/27 11:05:52
> 母材同士の金属を融合させて接合させる技術です。
> 専門ではありませんが、その為
> 母材同士の一部を溶かす事もありので、縮むのです。

>僕も同じような者です :D(外国の絵文字です、笑ってます)。

ならば、専門家ですね(~_~;)
私も偉そうなことは書けませんが、
溶接の定義としては、母材同士のみの場合もありますが
一般的には母材と溶加材と合わせて溶接金属を生成しこれを介して
接合する、が正しいかと思います。
で、行叡弧字さんのご指摘の
> 溶接部の収縮のほうが大きいのでは?
は、ある意味正しいのですが、正確には
母材の熱影響部も含めて溶接部とするなら
溶接金属の部分の変形の方が支配的では?と言いかえれば、
なおよろしいかと思います。


>残留応力の解説は 産報出版 溶接技術の基礎 溶接学会偏に

これはWES1級のテキストですね。
私は1986年の初版を持っています。
同じく溶接学会の「溶接・接合技術概論」は確か特別級で
配布されたテキストですが、SN材についても触れていて
より詳細な解説になっています。
ただし、溶接が問題になるのは極厚板やステンレス、アルミなどで、
建築鉄骨の溶接は、溶接の世界ではランクが低いというか
軽く扱われていますね。
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Re: 鉄骨の製作について
心配だらけ 2007/02/27 11:08:49
こういうのは如何でしょうか。
・大ばりサイズが異なるときに通しダイアフラムを複数用いる場合、一次加工機でコラムをはさむサイズと長さには限界があるため、長さが短い場合は手作業となる。
・同上、UT検査をしようにも探触子を動かせなくてUT検査が出来ない場合がある。
・大梁が鉛直ハンチの時、同時組立BHの場合、施工方法によってはフランジ端部に残留応力が生じる。
・大梁が鉛直ハンチの時、複合円型スカラップでも特に指定がなければプレート挿入で処理する。
・BHで製作する場合、板の関係でSN490Bになることが多い。
・□-500、□-550でBCR295で設計されると困る。
・隅肉溶接でトーチの角度が45度では隅肉溶接サイズが不等脚となる。
・亜鉛メッキどぶ付けの場合、冷間コラムではR部の内側に割れが発生しやすい。でも見えないから検査が通る。
・内ダイアフラムでコラムR部を避けるために、R寸法だけ大梁を内側によせてもR部に熱が入る。
・内ダイアフラムでは、コラム内側R部に沿った形状とした方が施工しやすい。
・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。
・小ばりの片側フランジカットは手間がかかる。
・CT-125×125は、1個 250円
・大ばりは継手部で垂れる。むくりの寸法を決定する際には、継手部での変形角を考慮しないと、設計値以上の撓みとなる。
・ALCの補助鉄骨。シーリングポケットを考慮しないアングルを用いると雨漏りの原因となる。
・鉄骨の値段はトンいくらのため、重量のある既製品柱脚を使ってくれたほうが儲かる。
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Re: 鉄骨の製作について
行叡弧字 2007/02/27 11:55:24
 鉄骨の製作現場に詳しい方と思いますが、以下の点について詳しく聞かせて頂けませんか。

>・大梁が鉛直ハンチの時、複合円型スカラップでも特に指定がなければプレート挿入で処理する。
>・□-500、□-550でBCR295で設計されると困る。
>・内ダイアフラムでは、コラム内側R部に沿った形状とした方が施工しやすい。
>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。
>・CT-125×125は、1個 250円
>・鉄骨の値段はトンいくらのため、重量のある既製品柱脚を使ってくれたほうが儲かる。

よろしくお願いします。
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Re: 鉄骨の製作について
もぐら 2007/02/27 12:19:02
>・□-500、□-550でBCR295で設計されると困る。
>・内ダイアフラムでは、コラム内側R部に沿った形状とした方が施工しやすい。
>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。

私もこの辺を詳しく知りたい。
現在□-500をBCR295で設計中です
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Re: 鉄骨の製作について
鉄骨屋 2007/02/27 12:37:03
>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。


私もこれを知りたい。
良い方法があるのなら標準ディテールにしたいです。

思いつくのは、重くなるけど片持ち梁を大梁サイズに合わせるとか、
フランジをカットしたくないので、大梁側にウェブを溶接しておいて、それに直切りの片持ちを溶接するとか、、、
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Re: 鉄骨の製作について
鉄骨屋 2007/02/27 12:40:44
>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。

ちなみに、「しずらい」→「しづらい」ですね。
よく見かける、基ずく→基づく なんだけど、
どうして漢字変換してまで間違うのか不思議です。(~_~;)

関係ない話ですが、、
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Re: 鉄骨の製作について
(no name) 2007/02/27 13:19:28
>どうして漢字変換してまで間違うのか不思議です。(~_~;)
>関係ない話ですが、、

漢字変換とは関係ないと思いますが
発音で「づ」と「ず」の区別のない地域の方でしょう。
私もよく間違います。
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Re: 鉄骨の製作について
(no name) 2007/02/27 13:31:18
>漢字変換とは関係ないと思いますが
>発音で「づ」と「ず」の区別のない地域の方でしょう。
>私もよく間違います。

基本的に DU・・・づ
     ZU・・・ず

ZU使用の時は 基づく は変換されませんでした。

皆さんはいかがですか。
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Re: 鉄骨の製作について
(no name) 2007/02/27 13:36:51
>皆さんはいかがですか。
>

motozuku → もとずく → 基ずく
変換されます。一度やれば後々も違ったまま変換されます。
個人の特性に合わせる能力があるんですね。最近の漢字変換は

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Re: 鉄骨の製作について
もぐら 2007/02/27 14:12:37
>ZU使用の時は 基づく は変換されませんでした。
>
>皆さんはいかがですか。
>
ど−でもいい。
軌道を修正してくれ
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Re: 鉄骨の製作について
鉄図くん 2007/02/27 14:34:52
鉄骨屋さんは 僕よりすごいそうな感じがしますね。^^;)

>・大ばりサイズが・・・・。

大きい梁サイズに合わせて、もらうか、小さい梁側にハンチ梁を設けるか、FLGの開先面を表裏反対にするとか工夫できます。(外開先と内開先)

>・同上、UT検査・・・・・。

出来ないのは未熟の証拠だと思います。
最新技術では可能になっています。
探傷角度を45度にしたり、2個の探傷器を使用したり、ダイヤフラム面から 垂直探傷を施したり。
非破壊検査の会社に問いあわせた方がいいですね。

>・大梁が鉛直ハンチの時、同時組立BHの場合、施工方法・・・・。

溶接部を加熱するのと機械的に降伏?するとか。効果的なのが
逆ひずみといって 溶接すると、組み立てた時に精度の誤差が0となるようにする。

>・大梁が鉛直ハンチの時、・・・・。

うーーん。それは せん断破壊を考えて、平継手は避けて
K開先溶接するとか聞いたかな。

>・BHで製作する場合、・・。

その通りです。SSではXですね。仕口部は柱の心臓ですからね。

>・□-500、□-550で・・・・。

その理由を教えて頂けませんでしょうか。
ロボット回転溶接においての溶接熱の低下による溶接不良かと予想していますが、手溶接すれば、可能では?。

>・隅肉溶接でトーチの角度が45度では・・・。

のど厚が確保できればいいんじゃないかと思います。

>・亜鉛メッキどぶ付けの場合、冷間コラム・・。

心配なら問い合わせてはいかがでしょうか。
熱間成形角形鋼管を使いますが 値段が上がるとか。

>・内ダイアフラムでコラムR部を・・・。

外ダイヤフラムにしたらどうですか。
梁芯=柱芯にするとか。

>・内ダイアフラムでは、コラム内側R部に沿った形状とした方が施工しやすい。

確かにその通りですね。この場合は 中心にガス抜き孔を設けています。
切板屋さんが大変かも。

>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。
そりゃ 鉄骨の宿命かも。ベランダ部分とかお客さんが欲しがるからね。
大梁と同じ梁を使う、ハンチ梁にする、BH梁にする、見積段階で変更御願いするとか。

>・小ばりの片側フランジカットは手間がかかる。

確かに手間がかかりますが、指示があるなら理由を聞くとよいでしょう。
理由がなければ、H-175位までは有として、以上はないとしたとかの継手図を作って承認をもらってはいかがでしょうか。


>・CT-125×125は、1個 250円
何のことか・・・。

>・大ばりは継手部で垂れる。むくりの寸法を決定する際には、継手部での変形角を考慮しないと、設計値以上の撓みとなる。
打ち合わせの段階で話すといいでしょうか。
自分も経験ありますが、キャンバー梁として加工したことがあります。

>・ALCの補助鉄骨。シーリングポケットを考慮しないアングルを用いると雨漏りの原因となる。
鉄骨工事とALC工事とは別に考えてるので、だれかご教授願いします。

>・鉄骨の値段はトンいくらのため、重量のある既製品柱脚を使ってくれたほうが儲かる。
そりゃ儲かるけど、客はそこまで銭出してくれません。
使う理由がないと・・・。
以上ですがいかがでしょうか。
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Re: 鉄骨の製作について
行叡弧字 2007/02/27 15:04:29
 問題を提起された「心配だらけ」さんの意見が聞きたい。
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Re: 鉄骨の製作について
心配だらけ 2007/02/27 19:34:21
昼から外出していて、こんなに質問があるとは思いませんでした。

>>・大梁が鉛直ハンチの時、複合円型スカラップでも特に指定がなければプレート挿入で処理する。

複合円型が従来型になってしまった加工を数多く見てきました。(工場検査の段階です)

>>・□-500、□-550でBCR295で設計されると困る。

地域や規模によっても異なりますが、鋼材商社3社と打合せた結果、常時在庫があるのは□-450まで。□-500になると探せばどこかにある。BCRは少量ではロール対応してくれないしロールも毎月ではない。BCPは少量でもロール対応可。と聞きました。

>>・内ダイアフラムでは、コラム内側R部に沿った形状とした方が施工しやすい。

内ダイアフラムにスカラップを設けると、エンドタブが必要。この溶接端部処理の施工に手間がかかる。またコラムの径とスカラップサイズによってはエンドタブの取り付けが出来ないこともある。
なお、内ダイアフラムにスカラップを設けるか否かと、コラムR部の内側に溶接熱を加えても良いのか、だめなのかは議論することと思います。

>>・大梁から出る片持ち梁は加工しずらいため、そのような絵はなるべく描かないでほしい。相談してくれれば加工しやすい方法が提案できる。

この件に関しては、懇意にしているファブとの関係で具体的な仕様の公開は差し控えさせて頂きます。ファブの社長曰く「相談されれば、何でも教えてあげれるが、相談されないのが残念。お互いの専門分野のことは分からないので、もっと助けあえは良い建築物が造れるのにな。」ということです。

>>・CT-125×125は、1個 250円

横補剛、補助材、小さな小梁で□-100×100を選択し、端部をCT処理した時のCT材の単価。この材料代に溶接手間と、工場内移動の手間が加わる。手間というよりも時間ロス。

>>・鉄骨の値段はトンいくらのため、重量のある既製品柱脚を使ってくれたほうが儲かる。

これも地域差があるとは思いますが、鉄骨見積りのトン数に、何故か既製品柱脚の重量まで計上されている。ファブに指摘したら○○○。


以上、ファブとの研究会で得たものです。間違いがあれば指摘してください。研究会に持ち帰って調べてみます。なお、地域差に起因するものに関してはごめんなさい。
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Re: 鉄骨の製作について
心配だらけ 2007/02/27 19:45:43
>漢字変換とは関係ないと思いますが
>発音で「づ」と「ず」の区別のない地域の方でしょう。
>私もよく間違います。

その通りです。方言を愛する田舎もんです。
関東の学校に通っていたときにも、方言で通しました。
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Re: 鉄骨の製作について
心配だらけ 2007/02/27 20:06:39
>>・同上、UT検査・・・・・。
>
>出来ないのは未熟の証拠だと思います。
>最新技術では可能になっています。
>探傷角度を45度にしたり、2個の探傷器を使用したり、ダイヤフラム面から 垂直探傷を施したり。
>非破壊検査の会社に問いあわせた方がいいですね。

ありがとうございます。早速調べてみます。


>・亜鉛メッキどぶ付けの場合、冷間コラム・・。
>
>心配なら問い合わせてはいかがでしょうか。
>熱間成形角形鋼管を使いますが 値段が上がるとか。

今回改定された鉄骨工事技術指針・工場製作編の600ページに写真入りの説明文が記載されました。その他にも亜鉛メッキメーカーの要望がやっと明記されたな。という印象です。
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Re: 鉄骨の製作について
行叡弧字 2007/02/27 20:25:07
 「心配だらけ」さん、早速のご回答ありがとうございます。
 私には理解できない部分も有りますが、指摘がごもっともあるいはそういう考えがあるのかと考えさせられました。
 建築の鉄骨工事は鋼材重量に単価を掛けるだけの単純な見積もりが多いと思いますが、これが諸悪の根源でしょう。
 多少鋼材が増えても、内ダイアフラムを無くした方が経済的になる場合が多いかと思います。
 溶接量やHTBを考慮した合理的な方法の採用が望まれますが、如何せん構造図の突合せ溶接記号の矢印が正確に表現していない現状では仕方ないのでしょうか。
 自戒を込めて、感謝。
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Re: 鉄骨の製作について
鉄図くん 2007/02/28 16:27:22
・CT-125×125は、1個 250円

心配だらけさん。
上の部品はどこに売っていますか。
メーカー名を教えて頂けませんでしょうか。
コンドーテック会社の T型カットピースは800円くらいですが
安いね。
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こんなんどーよ
あーだこーだ 2007/02/26 22:08:34
http://www.mlit.go.jp/pubcom/07/pubcomt37_.html

S造 スパン12m 2Fの500m2以下(平屋3000m2かつ、
偏芯率クリアでルート1らしい
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Re: こんなんどーよ
あーだこーだ 2007/02/26 22:16:56
>http://www.mlit.go.jp/pubcom/07/pubcomt37_.html
>
>S造 スパン12m 2Fの500m2以下(平屋3000m2)かつ、
>偏芯率クリアでルート1らしい
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Re: こんなんどーよ
喰えないラーメン屋 2007/02/27 06:11:22
>>S造 スパン12m 2Fの500m2以下(平屋3000m2かつ、
>偏芯率クリアでルート1らしい

特定建築物に該当するしないにかかわらず、一定規模以下の建物は変形の把握をする必要がない・・・と読めたス。
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Re: こんなんどーよ
ぶたっこ構造 2007/02/27 08:48:48
>S造 スパン12m 2Fの500m2以下(平屋3000m2かつ、
>偏芯率クリアでルート1らしい

今までとは随分違いますね。

(仮称)保有水平耐力計算及び許容応力度等計算を定める件の中で、せん断耐力を求める荒川式がありますが、現在では0.053又は0.068を使用しているかと思いますが、0.068で統一するということなのでしょうか。
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Re: こんなんどーよ
work 2007/02/27 10:17:05
(仮称)保有水平耐力計算及び許容応力度等計算を定める件の中で、せん断耐力を求める荒川式がありますが、現在では0.053又は0.068を使用しているかと思いますが、0.068で統一するということなのでしょうか。

そのようですが、2項目の2.7が0.85になっているようです。
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Re: こんなんどーよ
喰えないラーメン屋 2007/02/27 11:30:02
>そのようですが、2項目の2.7が0.85になっているようです。

√tと√kNの違い。

続き・・・今日も昼抜きだった。
2.8√t=085√(9.8*t)
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Re: こんなんどーよ
work 2007/02/27 13:03:17
>√tと√kNの違い。

有難うございます。
気が付きませんでした。
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複数開口
エイヤー 2007/02/27 19:47:54
複数開口が或る場合は包絡するようですね。

「耐震設計法Q&A」「構造設計Q&A」に載っているような、耐力壁の左下隅と右上隅に小さな開口を設けると、包絡によって全開口扱いになるのでしょうか?
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Re: こんなんどーよ
(no name) 2007/02/28 12:56:30
剛性設定に複数の仮定がある場合は全ての
仮定に基づきって・・・・。

普通のRCの物件で4種類くらいの偏心率、応力等
を算出しなければいけないんでしょうか?
なんだか恐い・・・。
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Re: こんなんどーよ
まえの 2007/03/04 21:51:43
>http://www.mlit.go.jp/pubcom/07/pubcomt37_.html
>
>S造 スパン12m 2Fの500m2以下(平屋3000m2かつ、
>偏芯率クリアでルート1らしい

※スパン≧6mはルート1×では。なかったでしったっけ?S造は。
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はじめまして。
ska 2007/02/25 20:35:07
一般的に雑壁はどの程度の力まで負担できるのでしょうか?
面に対して垂直に100tf/m^2の圧力がかかったら壁は抜けてしまうのでしょうか?
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Re: はじめまして。
こ〜ちゃん 2007/02/25 21:32:15
>一般的に雑壁はどの程度の力まで負担できるのでしょうか?
>面に対して垂直に100tf/m^2の圧力がかかったら壁は抜けてしまうのでしょうか?

ん〜、この手の質問はなかなかはっきり回答むずい鴨。
スラブに重りを乗っけてどこまで耐えられるか?と同じような
質問でしょうか。
壁厚、階高、配筋、開口の様子、上下の梁の状況等がわかった上でFEMで応力解析して、、、、、、、、、
でもほんとに壁が抜けるかどうかは、実験かしら?
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Re: はじめまして。
喰えないラーメン屋 2007/02/26 03:20:48
>>面に対して垂直に100tf/m^2の圧力がかかったら壁は抜けてしまうのでしょうか?
>
>ん〜、この手の質問はなかなかはっきり回答むずい鴨。

普通の建築の雑壁なら直ぐに壊れるでしょうね。
1tf/m^2程度なら、こ〜ちゃんのレスの通りずら。
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学校建物の耐力度測定方法の壁のついて
見習い 2007/02/25 09:51:24
剛性率 ラ−メン架構内の補強コンクリ-トブロック壁の剛性は
1/5としてよい、あるが
補強コンクリ-トブロック壁の場合に開口が有る場合もおなじか
おしえてください
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Re: 学校建物の耐力度測定方法の壁のついて
もぐら 2007/02/26 07:33:51
私見ですが。
耐力度測定をやる建物→建替えが前提。
耐震診断をやる建物→補強が前提です。

ブロックの剛性も開口が有るのなら落とすべきかとは思いますが
上記に有るようなことを頭に入れつつ検討したらいかがですか。

ちなみに剛性率を計算しない場合は”満点”とする。
その程度の計算ですから
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Re: 学校建物の耐力度測定方法の壁のついて
喰えないラーメン屋 2007/02/26 07:59:12
>耐力度測定をやる建物→建替えが前提。

昨今違ってきましたよ。
点数も下がりました・・・4500点と聞いた。
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アングル 2007/02/25 07:26:50
はじめまして。

どなたか、教えて下さい。
国道などに設置されている、道路案内板(表示板)の
標準図はあるのでしょうか。

上部構造は、実測できるのですが、基礎が分からない
ので資料がありましたらお教え下さい。
また、計算書の資料もありましたらお教え下さい。

よろしくお願いいたします。
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道路案内板の標準図
ochaochag3 2007/02/25 09:53:40
>国道などに設置されている、道路案内板(表示板)の
>標準図はあるのでしょうか。
>


私は持っていませんが、以前国道、高速道路の表示板、防音壁等の構造設計を頼まれたことがありますが、そのときに参考資料としてそういった類の標準図を一式もらいました(全て返却要でした)、でそういう関係の仕事をしていらっしゃる方なら持っているかと思います。
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Re: 道路案内板の標準図
Mada 2007/02/25 10:21:08
「道路標識設置基準・同解説」社団法人 日本道路協会

 に計算方法がでています。
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Re: 道路案内板の標準図
アングル 2007/02/25 12:21:26
ochaochag3さん、Madaさん

日曜日にかかわらす、早速のご回答ありがとうごさいました。

「道路標識設置基準・同解説」を購入します。

いろいろとありがとう御座いました。
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Re: 道路案内板の標準図
marcos 2007/02/26 11:56:30
>標準図はあるのでしょうか。
http://www.city.sapporo.jp/zaisei/kojikansa/gijutsu/st_plan07.html

‘95道路標識ハンドブック
  ほとんど道路標識設置基準と重複していますが、ちょっとだけ詳しいかも。改訂版があるかどうかはわかりません。
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Re: 道路案内板の標準図
アングル 2007/02/26 18:44:20
marcosさん

たいへん、役に立ちます。

ありがとうございました。
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悩む必要あるのだろうか
TT.N 2007/02/24 18:48:15
悩む必要あるのだろうか
それとも職替え
先日新大臣認定プログラムと称する会に出て
国、国交省にがっかりしました


我が日本に職人は必要無い、私はその域で仕事に向かう気持ちでいたけれど・・・
構造設計は規格品なのか、材料合わせ、数字合わせそれで良いのでしょうか
今後構造設計を粋に感じ職業として選ぶ若者どれぐらいいるのだろうか
ちなみに、この講習会40才以上と思しき人がほとんどでした
構造設計・・・楽しいのだけれどナァ
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/25 22:45:52
同感です。
考え方、方法は複数あっていいはずなのですが、一律に規定しようというのは技術ではないと思います。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/25 23:55:27
嘘か本当かは定かでありません・・・。

昔聞いた話で、一連計算の市販ソフトで、現在でも多数のユーザーがいる「BUS」は、様々な考え方の混在する構造の先生方の計算の答え?結果を大筋で統一するために「皆をバスに乗せる」から命名されたと聞いたことがあります・・・

当時の洒落かも知れませんが、市販のソフトがあって助かる面と不都合な面がありますよね。

若い方には魅力の無い商売になりつつありますね。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 03:36:16
>考え方、方法は複数あっていいはずなのですが、一律に規定しようというのは技術ではないと思います。

間違った考え方、方法でなければそうですね。
偏心率や剛性率をOKにするため都合の良いように壁剛性をいじったり、袖壁雑壁を有開口耐震壁にして強度を落としている例があるので不信感をもたれているのです。
独りよがりでなく他人が納得できる説明をきちんと出来れば、従来と何ら変わりはないと思います。
計算で四苦八苦する夢を見ます。早く隠居したい・・・。(;_;)
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Re: 悩む必要あるのだろうか
ガウェイン 2007/02/26 03:36:19
本質的な話をすれば、計算方法なんてどんなものでも構わないはず。
完成した建物が一定の性能(構造の場合は、外力、劣化等に対して)を
もってさえいればいい。

ただそれを証明する手段がない。

構造設計者のいう、理論や技術はいまいちよくわからない。
あっているのか、間違っているのか技術者の間ですら喧々諤々。
だいたい構造設計者って、自分の設計した結果を、どうやって
確かめたの?

車は乗ってみればいい。
家電は使ってみればいい。
日本中で、何万台もの同じものを使っているのだから、
不具合があれば自ずと発見される。

建物は揺らしてみるわかにはいかない。
しかも、保証する性能は塑性域まで。
同じ建物など、世界中探しても存在しない。

今まで、一般の人は設計者や確認検査をあまりよく考えもせず
信用していたけれど、それが出来なくなった。
家は一生の買い物だ。
警察官や教師ですら不祥事を起こす時代だから、
より所は構造設計者の良心だけ、というのでは困る。

では、どうすればいい?
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Re: 悩む必要あるのだろうか
もぐら 2007/02/26 07:39:48
仮定で行っている計算なので正確な答えは誰にもわからない。
アネハ氏のせいで答がアナログからデジタル的に要求され、構造屋もますますの”理論武装”が必要ですね。

>では、どうすればいい?
ホント、どうすればいいんでしょうか。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
Lion 2007/02/26 09:30:30
>ホント、どうすればいいんでしょうか。

多分100年経っても解らない、構造屋が解らない
ましてや施主には解らない>本当の建物強度・・・
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Re: 悩む必要あるのだろうか
鉄図くん」 2007/02/26 09:56:21
>>ホント、どうすればいいんでしょうか。
>
>多分100年経っても解らない、構造屋が解らない
>ましてや施主には解らない>本当の建物強度・・・

営業部担当がしっかりしてもらった方がいいですよ。
簡単な事で、「大根を 二つのニンジンが支えています。
我々がのってる重さはこれ以上ですと折れますよ。
その計算をして下さるのがうちの会社にいる構造設計者です。
すごい方ですよ」
とか話せば、いいんじゃないの。。

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Re: 悩む必要あるのだろうか
2007/02/26 10:16:17
>ましてや施主には解らない>本当の建物強度・・・

何でも良いから、役所のハンコがあれば安心するのです。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 11:41:45
>その計算をして下さるのがうちの会社にいる構造設計者です。
>すごい方ですよ」
>とか話せば、いいんじゃないの。。

・・下さるのがうちの会社に・すごい方・・・(゚o゚) アゲアシ。スマソ。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 11:43:54
>より所は構造設計者の良心だけ、というのでは困る。

良心も技術もない・・・・σ(^^;)・・(;_;)
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Re: 悩む必要あるのだろうか
よんぶんのいち 2007/02/26 11:55:53
国は例えばQu/Qunが1を超える事、そのプロセスがある一定以上のルールに
のっとって行われている事等を求めているのであって、それ以上に何かすることを
規制している訳ではありませんから、そんなに悲観しなくてもよいのでは?

逆に曖昧な部分をある程度埋めてくれるなら歓迎してよい部分もあるはず。

と、楽観視してみるのは危険でしょうか。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
将来構造士? 2007/02/26 12:11:44
工学的判断で行ってきた部分を、国が決めてくれれば助かります。適合判定でも考えの相違がなくなるかも?
壁開口率の判断もこれでやりなさいとか、雑壁付き柱、梁の置換はこれでとか、保有耐力に使う係数はこれでとか全て統一すして考える余地なし・・・
そうしたら、ばらつきの無い建物が出切るかもよ・・?
 6月以降は構造審査が大混乱、書類の出しなおし続出、構造屋さん廃業なんて事に為らない事を願う。
( 若い後継者は育ちにくい世界に為って来た。)
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/26 12:49:04
例えば計算にごまかしがあっても、私なんかは、「ああ、この人苦労したんだな」なんて思ってしまう方ですから・・・。
どうも流れについていけなくなりましたね・・・廃業ですか?
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Re: 悩む必要あるのだろうか
ぶたっこ構造 2007/02/26 14:22:44
私たちは、工学的判断を下さなければならない場面が多々あり、
そのたびに勉強したり調べたりして、育ってきていると思います。

国や役所は、コンピュータで結果を出すことは凄いことだと思っているように思えます。つまりコンピュータで出た結果が全てであるように。

構造設計の業務を行っている方にとって、おそらくソフトを使用して計算を行うのは、手計算の変わりにコンピュータが計算をしてくれるに過ぎないと思います。(変位法を手計算で行うのは無理があると思いますが・・・)その出てきた結果に対して、妥当かどうかの判断をしなければならないと思います。そこで「工学的判断」が要求されるのだと思います。

以前姉歯問題になる前まで、計算書において審査に必要な部分を出力していましたが、問題勃発時に、認定番号が印字されていないので差し替えてくださいといわれて差し替えたことがありました。(数件分)問題視するところが違うんじゃないかと思いました。こちらでは今でもこのような状態です。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 14:49:13
>そうしたら、ばらつきの無い建物が出切るかもよ・・?

同じ建物で、Qu/Qun=1.1だったり0.6だったりの大差は小さくなりますね。

> 6月以降は構造審査が大混乱、書類の出しなおし続出、構造屋さん廃業なんて事に為らない事を願う。

構造設計料
=従来料金
 ×1.5 チェックのため
 ×1.2 確認再申請料負担のための余裕
 +チェックリスト作成費用 
を貰えないと廃業。(((( ;゚Д゚)))

鉄骨屋さんと平屋300m2倉庫の打ち合わせで、6月からはスパン6m以下にしないと大変なことになりますよと言っておきました。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
将来構造士? 2007/02/26 15:23:10
6月以降に確認を出す物件については、
構造設計料 = 従来料金 X 1.5〜2.0 以上と言って有ります。
廃業の道をたどるのか・・・
構造屋さんが廃業した後は、残った意匠屋さんも廃業の道をたどるのか・・・・
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Re: 悩む必要あるのだろうか
将来構造士? 2007/02/26 15:23:21
6月以降に確認を出す物件については、
構造設計料 = 従来料金 X 1.5〜2.0 以上と言って有ります。
廃業の道をたどるのか・・・
構造屋さんが廃業した後は、残った意匠屋さんも廃業の道をたどるのか・・・・
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Re: 悩む必要あるのだろうか
Lion 2007/02/26 16:02:30
喰えないサン

>構造設計料
>=従来料金
> ×1.5 チェックのため
> ×1.2 確認再申請料負担のための余裕
> +チェックリスト作成費用 
>を貰えないと廃業。(((( ;゚Д゚)))

多分世の中甘く無いですから、構造設計料のUPは
期待出来ないと思っております(--;)
延べ面積^0.6 くらいが精々でしょうねぇ。。。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
鉄骨屋 2007/02/26 16:07:21
>構造設計料
>=従来料金
> ×1.5 チェックのため
> ×1.2 確認再申請料負担のための余裕
> +チェックリスト作成費用 

十分チェックして、完璧な計算書であれば確認再審査料は発生しないだろうし、
確認再審査を覚悟しとけば、さらなるチェックは不要だし、
これでは2重取りではないですか?(~_~;)

6月からは、計算料はおおよそ2倍程に跳ね上がるようですが、
安くやる(あるいはやらされる)人はいつでもいるんですよね、、
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/26 16:17:53
>安くやる(あるいはやらされる)人はいつでもいるんですよね、、

UPする人も居れは、安く請ける人がいても良いのでは、それで業が成り立つので有ればです。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 17:03:12
>十分チェックして、完璧な計算書であれば確認再審査料は発生しないだろうし、
>確認再審査を覚悟しとけば、さらなるチェックは不要だし、
>これでは2重取りではないですか?(~_~;)

これで、どうだす。
構造設計料
=従来料金
 ×1.0 チェックは従来通り
 ×1.8 確認再申請料負担のための余裕
 +チェックリスト作成費用 
 +判定員との交際費

これを口にしたとたんに、受注0→倒産になりそう。(;_;) 
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/26 17:49:02
建築構造事務所は、「弱者である」という純然たる現実を再確認してしまいましたね。
本当に潮時かもしれません。
特に若い者は、やり直しが出来るのだから・・・そうしなさいと親心を示してあげる・・・
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Re: 悩む必要あるのだろうか
喰えないラーメン屋 2007/02/26 18:12:49
>建築構造事務所は、「弱者である」という純然たる現実を再確認してしまいましたね。
>本当に潮時かもしれません。

なんか暗い気持ちになって涙が・・・ん、花粉のせいか。
早いけど焼酎を飲んで寝よう・・・。(;_;)(;_;)

まじめなスレに対して・・・スマソ。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
サリー 2007/02/26 18:27:45
耐震偽装で構造設計士が広く認知され、構造設計1級建築士もでき(これから)、構造の地位が向上すると思ったら、再審査料負担で低収入の道へ。
意匠設計者談:構造の間違いを施主に請求できないよ。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
TT.N 2007/02/26 18:45:36
>耐震偽装で構造設計士が広く認知され、構造設計1級建築士もでき(これから)、構造の地位が向上すると思ったら、再審査料負担で低収入の道へ。
>意匠設計者談:構造の間違いを施主に請求できないよ。

だって、判定委員の講習会ですら弟3者の証明・・・?
自立の認められない構造君ですネ
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Re: 悩む必要あるのだろうか
(no name) 2007/02/26 20:48:26
国は、建築の設計士を馬鹿扱いしていると言うことですか・・・
まあ、地位向上なんて夢のまた夢ですね・・・
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Re: 悩む必要あるのだろうか
先が見えてきた者より 2007/02/26 23:05:42
今まで以上に手間が掛かってたら構造設計料を上げないのか不思議です。安く値切る様な相手でしたら、此方から切っていくのも一つの手段かと思います。どうせ、そんな所と付き合っていても赤字で廃業するのが目に見えています。
責任が重くなって、薄利多売では食えない法改正ではないでしょうか。ちなみに、私の付き合っている事務所の多くは、ある程度理解してもらっています。ダメなら付き合いを辞める覚悟をしています。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
鉄図くん 2007/02/27 08:29:51
>今まで以上に手間が掛かってたら構造設計料を上げないのか不思議です。安く値切る様な相手でしたら、此方から切っていくのも一つの手段かと思います。どうせ、そんな所と付き合っていても赤字で廃業するのが目に見えています。
>責任が重くなって、薄利多売では食えない法改正ではないでしょうか。ちなみに、私の付き合っている事務所の多くは、ある程度理解してもらっています。ダメなら付き合いを辞める覚悟をしています。
プランの変更があれば、変更代を頂きますとか、どうかな。
規模によるけど。
相手(設計でなく建築主にも)に理解してもらう必要が
あると思いますね。
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Re: 悩む必要あるのだろうか
ぶたっこ構造 2007/02/27 08:54:26
>耐震偽装で構造設計士が広く認知され、構造設計1級建築士もでき(これから)、構造の地位が向上すると思ったら、再審査料負担で低収入の道へ。
>意匠設計者談:構造の間違いを施主に請求できないよ。

私はサラリーマンですが、この先会社つぶれちまうんジャマイか。T_T
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ストラクチャー社コラム
天佑 2007/02/24 16:08:52
一貫計算VU等の進捗状況が全然解らない現在、一つの道標として参考になると思われるので読んでみて。

http://www.structure.jp/column5/topic601.html
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Re: ストラクチャー社コラム
やや 2007/02/24 18:09:41
天佑さん

情報、ありがとうごさいます。

法の改正は、未定のことが多いことと実務から離れた
所での議論がされていることで、6月以降は大混乱に
なるように感じています。

適合性判定機関と判定員がどのような資質をもった方
が審査するのかも不安があります。

法改正の主旨は理解できますが、このコラムにありま
すように、一貫計算プログラムの位置づけは、スール
としてのみ存在していたものが、絶対の価値あるもの
として法のお墨付きにより、使い方を誤ると法により
裁かれる状態になるのでしょうね。

また、審査で不可とされたときに、審査料の負担も含
めて構造設計者の待遇はかなり窮地に立たされること
が想像されます。

設計は、建物が完成するまで続くものと教えられてき
ましたが、今後は、確認申請が降りた以降は、設計図
書と構造計算書は絶対のものとなり、変更もままなら
なくなるはずです。
このあたりを意匠設計者や設備設計者は理解している
のでしょうか。

「所長先生方、もっとお勉強をしてください。」とお願
いしても、聴く耳は持たないのでしょうね・・・・。
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出力その1
Lion 2007/02/27 10:11:49
天佑サン

>http://www.structure.jp/column5/topic601.html

情報をありがとうございます、読んでいてあれ?と
思ったのですが、「構造計算書出力その1」のみで
確認申請が下りた事例はほとんど無いのでは・・・
と書かれています。

私は新認定以後全て「出力その1」のみで押し通して
おります、確認もちゃんと下りているのですが???

但し最近は「その3」も見たいだろうからと、PDF
にてCD焼きで副本に添付です、目下も確認申請中
ですが問題指摘は有りません、その3を見たい審査
機関では勝手に印字してチェックしているようです。
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Re: 出力その1
B反建築士 2007/02/27 11:50:40
>情報をありがとうございます、読んでいてあれ?と
>思ったのですが、「構造計算書出力その1」のみで
>確認申請が下りた事例はほとんど無いのでは・・・
>と書かれています。
>
>私は新認定以後全て「出力その1」のみで押し通して
>おります、確認もちゃんと下りているのですが???

Lion翁とは年季が違いすぎまーす。
自分も「その1+その2」のみにて「可」については、姉歯事件の1ケ月位前、機関からの指摘で初めて解りました。
機関からの一言/その3をつけられたら、見なくちゃいけないだろう、これからはつけないでくれ???。
事務所に帰って聞いたり、調べたりしてみたら「主事の求めに応じて提出」、知らない事もあったけど、結局周知徹底していなかった?。
でも、もし「その1+その2」だけだったら、審査する側もあまりにも薄っぺらで、見る見ないは別にして信用されなかったのでは(審査する側も認定の意味を知らなかった)
所詮、質より量であったり、役所の印をありがたる国民だもの。
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出力その1
ochaochag3 2007/02/27 20:08:59
>>私は新認定以後全て「出力その1」のみで押し通して
>>おります、確認もちゃんと下りているのですが???
>



世の中に疎いというのも恐ろしいですね、私は30年やっていますが、電電公社時代の「DEMOS」時代から使っていますが、計算書は全て添付するもので省略なんぞもってのほか、審査する側が分からんだろうと、堂々500−1000Pはざらに添付していました(前にもこの事は書いています)。
新しいソフト「アーキプロ1」に変えてからも全て打ち出しており、「その1」とかの言葉すら知りませんでした、又一昨年より「BUS−3」を導入しましたがそれでも、全て打ち出しで、「その1」とかは全く知らず、サポートに全て打ち出し出来ないなぜか?と迫ったくらいです、そもそも、「その1」出力があるというのはこのサイトで初めて知ったわけです、でも今も何ページであろうと全出力ですが、省略すると、チェックもできなくなるのに皆さんどうして省略するのか不思議に思っているこのごろです。
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Re: 出力その1
Lion 2007/02/28 11:55:05
ochaochag3サン

>皆さんどうして省略するのか不思議に思っているこのごろです。

あのねぇ、最近の事件で業界の動向が全く反転して
しまったからです、本来構造設計はその道のプロが
全て責任を持って実施すれば良い訳で、審査機関の
判定は大きな間違いが無ければ良しとすべきなのです、

ですから細部を省略した「その1」が私は本来の
姿、いや理想であると思っています、多分この6月
からは元の木阿弥で全て添付になるでしょうが・・・
私は、全く馬鹿な迷惑な事件だと思います。
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Re: 出力その1
B反建築士 2007/02/28 12:57:27
>ですから細部を省略した「その1」が私は本来の
>姿、いや理想であると思っています、多分この6月
>からは元の木阿弥で全て添付になるでしょうが・・・
>私は、全く馬鹿な迷惑な事件だと思います。

てぇー事は、全て添付するのであれば、認定の意味を成さなくなる?、そんな馬鹿な、無理くり認定の意味をもたすんでしょうね。
話がチョットそれますが、告示の改正が平成12年にやたら多いんですけど何か意味があるのでしょうか、色々な業界でもその年がターニングポイントだといわれていますが、最初にビックリしたのがSI単位でした。
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Re: 出力その1
ochaochag3 2007/02/28 13:18:15
Lion



>あのねぇ、最近の事件で業界の動向が全く反転して
>しまったからです、本来構造設計はその道のプロが
>全て責任を持って実施すれば良い訳で、審査機関の
>判定は大きな間違いが無ければ良しとすべきなのです、
>
>ですから細部を省略した「その1」が私は本来の
>姿



私は大阪ですが、検査機関が始まる前は全て、大阪府庁、大阪市役所、他厳しいところで、西宮市役所で経験積みましたが、全て出力省略可などの見解にお目にかかったことはありません、役所の見解は、全部出してもまだ分からん、説明せよ、任意形状のプログラム等でやつて安全を確かめてください等で、20年やってきました、それだけ構造審査は厳しかった(構造設計者を信用していない)ので、6月からの事に関してはあまり違和感はありません。
もっとも「アーキプロ1」のソフトに、「出力その1}という項目がありませんでした。

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Re: 出力その1
Lion 2007/02/28 14:17:00
ochaochag3サン

>私は大阪ですが、検査機関が始まる前は全て、大阪府庁、
>大阪市役所、他厳しいところで、西宮市役所で経験積み
>ましたが、全て出力省略可などの見解にお目にかかった
>ことはありません、

省略が出来るようになったのは、つい最近の事ですよ、
民間審査になってからだと記憶しています、ですから
私も役所には「その1」での申請は経験が無いです、
最近は役所に申請される方は希だと思います、関西は
95%程度民間だと聞いておりますが・・・

ちなみにわたしゃ45年以上この道を歩んでおりますが(笑)

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稲中 2007/02/23 14:05:29
 はじめまして。教えて頂きたいことがあって投稿させて頂きまし
た。既存の建物を撤去して新築する計画があります。既存建物には
地下階があり、新築建物には地下階がありません。新築建物の基礎
は杭基礎です。既存建物の撤去に伴って、どうしても既存建物地下
階部分は地盤が荒らされ、埋戻土となってしまいます。こういう場
合の水平方向地盤反力係数は、どう考えるべきだと思いますか?ち
なみに、既存建物の地下階は、平面上部分的に存在していて、新築
建物平面の約半分の面積を占めます。
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Re: 埋戻土の水平方向地盤反力係数
Lion 2007/02/23 14:15:28
>合の水平方向地盤反力係数は、どう考えるべきだと思いますか?

突出杭として設計すれば良いと思います、丁度電柱の上に
建物が乗っている感じかな・・・
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Re: 埋戻土の水平方向地盤反力係数
2007/02/23 16:17:32
表層改良の指定強度を逆算したN値で算定

確認申請がおりるかどうかは?
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Re: 埋戻土の水平方向地盤反力係数
匿名希望 2007/02/24 08:54:30
液状化防止の地盤改良をされてはいかがでしょうか?その上で地盤反力が地階のない部分に伝わると考え、Eoを適用されては?
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既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
toranosuke 2007/02/23 09:33:27
埋込み終了後、重機が突っかかり杭頭から500ほど掛ける様に折れてしまいました。杭を引き抜かずにこのままでの補強方法を教えてください。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
Lion 2007/02/23 09:38:36
>埋込み終了後、重機が突っかかり杭頭から500ほど掛ける様に
>折れてしまいました。杭を引き抜かずにこのままでの
>補強方法を教えてください。

フーチングを500下げる。。。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ぶたっこ構造 2007/02/23 12:32:32
>フーチングを500下げる。。。

多分これに尽きるでしょうね。
PHCであれば規定の高さで杭を止めるわけではないので、
必ず杭頭を切断しなければなりませんが、
その切断位置が500低いと考えればよろしいのではないのでしょうか。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ochaochag3 2007/02/23 12:46:37
えっ!!


>PHCであれば規定の高さで杭を止めるわけではないので、
>必ず杭頭を切断しなければなりませんが、


こんなことするのですか、PHCはよほどの事情がない限り、所定の位置まで、ドリルし杭頭は必ず合わせます、切断なんかすると、中に入っている、プレストレスの鉄筋が切れてしまい、杭の曲げ耐力がなくなってしまいます。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
(no name) 2007/02/23 13:00:38
>こんなことするのですか、PHCはよほどの事情がない限り、所定の位置まで、ドリルし杭頭は必ず合わせます、切断なんかすると、中に入っている、プレストレスの鉄筋が切れてしまい、杭の曲げ耐力がなくなってしまいます。

ですよね。
こんな時は1D根入れできるまでフーチングを下げるとなにかで読んだ記憶があります。(1D程度でプレストレスが復活している)
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
鉄図くん 2007/02/23 13:03:40
>えっ!!
>
>
>>PHCであれば規定の高さで杭を止めるわけではないので、
>>必ず杭頭を切断しなければなりませんが、
>
>
>こんなことするのですか、PHCはよほどの事情がない限り、所定の位置まで、ドリルし杭頭は必ず合わせます、切断なんかすると、中に入っている、プレストレスの鉄筋が切れてしまい、杭の曲げ耐力がなくなってしまいます。

長さが短くなるだけです。(端部をカットするようなもの)
後は 基礎とのつながりをきちんとすればよろしいじゃないかな。
パイル用のスパイラル筋を入れるとかするんです。
固い地盤はそんなに水平とは限らないからです。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ochaochag3 2007/02/23 13:33:38
そんな簡単に!!



>長さが短くなるだけです。(端部をカットするようなもの)
>後は 基礎とのつながりをきちんとすればよろしいじゃないかな。
>パイル用のスパイラル筋を入れるとかするんです。


PHCの中に異形PC鋼棒がプレストレスをかけた状態で入っています(9〜12Φ)断面をみても上下の鉄ワツカに固定されているのが分かります、それをカットすると当然固定度が緩み、PHCパイルがRCパイルになってしまいます、製品になった状態では、コンクリートの密度も高いので、それ程緩みませんが、切断した位置より、PC鋼棒の30倍程度(40〜60cm)はRC杭並になるので、曲げに対する補強は必要になります、曲げが全くかからない場合はこの限りではありません。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
toranosuke 2007/02/23 14:52:35
皆さんのご意見ありがとうございます。
こんなに早くこんなに白熱した回答がいただけるとは・・・

私の不安はやはり既製品として品質管理されたものがダメージを受け、建物本体に影響をあたえるのではないかと言うことです。

「所定より低く止まった場合(400Φ)」の方法で短くなった杭頭から100深い位置を基礎下端とし、補強筋3-D16を45°でちりばめてはいかがでしょうか?
補強になっているでしょうか?
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
2007/02/23 18:47:20
>補強になっているでしょうか?

算定必要です。
また杭周辺を掘り下げて杭の損傷範囲をご確認ください。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
サリー 2007/02/23 21:07:17
>PC鋼棒の30倍程度(40〜60cm)はRC杭並になるので、曲げに対する補強は必要になります、曲げが全くかからない場合はこの限りではありません。

知りませんでした。建築構造問題快答集2 P158にも同様な説明がありました。
補強というと(40〜60cm)基礎ふかしか何かでしょうか?杭の良い補強があれば良いけれど?
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
匿名希望 2007/02/24 08:51:19
単純な回答で申し訳ありません。フーチングを下げてはどうでしょうか?
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
青井空 2007/02/24 09:19:43
鉄板を巻くなんていかがでしょうか?
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既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ochaochag3 2007/02/24 09:41:49
>鉄板を巻くなんていかがでしょうか?



基礎を下げられないなら、鉄板を巻いて、10-D16程度を溶接して、コンクリートをつめた上で基礎に定着するのが一番です。
どの程度の補強が正確なのかは、雀さんがおっしゃる様に、算定すれば分かります(検査のこともあるので元請構造屋さんに相談するべきです)。
▲ page top
既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ochaochag3 2007/02/25 10:54:41
丸い杭の断面にどんな鉄板を巻くのでしょうか。 平面の鉄板では端部を溶接しなければなりません。 構造用鋼管を使うのでしょうか。
> 異形鉄筋を他の鋼材に溶接しても多分強度は確保出来ないでしょう。
> また鋼材や異形鉄筋の錆防止及びかぶり厚確保の為、外部にコンクリートを打たなければならないでしょう。 破損した杭と鋼材の応力伝達も明確ではありません。



おっしゃる通り、あくまでも気安めな補強です、根拠などはありませんが、構造用鋼管等を利用し、鋼管コンクリートとしてはどうかと言う案です。
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Re: 既製杭PHC(AC)が折れた場合の処置を教えてください
ochaochag3 2007/02/25 13:45:32
行叡弧字さん



> 構造用鋼管と現場打ちコンクリートとPHC杭が一体になるディデールはどの様なものでしょうか。 400ΦのPHC杭の場合、どれ位の鋼管径を使うのでしょう。
> 構造に対して厳しい目がある現在、気休めや根拠のない補強方法は採るべきではありません。



ここは、みんなの広場です、別に私がこうしなさいと言っているわけではありません、単なる見解の一つで、こうすればどうかなという意見です、どうこうするのは最初の質問者であつて私ではありません、こういうきっちりした意見を述べられるのであれば、揚げ足取る前に、あなたはまず自分ならこうしますと言う意見を先に述べるべきです。
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構造計算の手引き
もぐら 2007/02/23 08:43:48
http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/kentiku/kouzou/kouzoutebiki.pdf

調べ物をしていて見つけました。結構よくまとまっています。
早速印刷しました。

ご存じだったらごめんなさい。
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Re: 構造計算の手引き
B反建築士 2007/02/23 12:01:25
知りませんでした、もぐらさん、よくぞ見つけてくれました。
流して読んでみました、適判機関設置に懐疑的な自分にとってはこの程度で十分なのではないかと思っています。
長野県は、6月以降もこの方式でやるのでしょうか、多分暫定的なものなんでしょうね(審査の骨子に相違は無いと思いますが)
P11 に、プログラムバージョン最新版使用、可能な限り最新版使用とチョット苦しい表現をしていますが、無理強いも出来ないんでしょうね。
どのプログラムにてチェックしているかは、地元の方々は解っているのでしょうが、開示しているのでしょうか(市販・ビック3?だけなのでしょうか/認定106)大っぴらにソフトハウスの営業支援も出来ませんからね。
どうなるんでしょう???。
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構造計算の手引き
ochaochag3 2007/02/23 12:56:23
もぐらさん、参考になります。



流して読んでみました。
中で一部気になる事項がありましたので(私の勉強不足かも)
壁式に対してはなかなか詳しく書かれていますが、P8の下部に壁のない、上部の壁は、壁量に算入しないとありますが、今まで梁で受けるだけの壁も算入していましたが(ソフトもそういう風になっている)これはダメなんでしょうか、それとも長野県だけでしょうか、見識者の方ご意見願えませんでしょうか。
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Re: 構造計算の手引き
もぐら 2007/02/23 13:10:17
>ochaochag3さん
>壁のない、上部の壁は、壁量に算入しないとありますが、今まで梁で受けるだけの壁も算入していましたが(ソフトもそういう風になっている)これはダメなんでしょうか、それとも長野県だけでしょうか、見識者の方ご意見願えませんでしょうか。

これはいわゆる下階壁抜けの上部は壁量算入しないよって事ですね。
確か基準に書いてありました。
でも実際は1階の壁量で決まっているので抜けている1階でOKなら
2階もokかと思います。(2階が更に抜けていたら問題ですが)

私は”腰壁がある梁は腰壁を考慮して..”
なるほどなぁ..と納得して読んでました
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Re: 構造計算の手引き
喰えないラーメン屋 2007/02/26 03:42:17
Lionさん

>http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/kentiku/kouzou/kouzoutebiki.pdf

P16。S造は1/10変形まで確認するになってますよ。
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「建築物の構造関係技術基準解説書」P531の記述について
浦山 一人 2007/02/23 07:21:06
タイトルの解説書の該当箇所に、「D:腰壁、そで壁等を応力解析
に無視した場合の扱い」の記述がある。これはいったい何を意図して書かれたものなのか。FEM解析等で該当部材の挙動が明確に把握出来れば、一貫計算上は純フレーム(腰・そで壁無視)として扱って構わないという事なのだろうか?
(但し・偏芯・剛性率の算定に関しては別)
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Re: 「建築物の構造関係技術基準解説書」P531の記述について
2007/02/23 17:06:15
1.原則は変断面(柱は袖壁付、梁は腰垂壁付)で断面算定する。

2.長方形断面で算定する場合は剛性に応じて設計用応力を割増す。
  (割増した分で他の部材の応力の低減はできない)

0.剛性を評価し、耐力を評価しない部材についてはわかりません。
  どなたかご教授ください。
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Re: 「建築物の構造関係技術基準解説書」P531の記述について
ビルネ 2007/02/28 12:41:34
>FEM解析等で該当部材の挙動が明確に把握出来れば、一貫計算上は
>純フレーム(腰・そで壁無視)として扱って構わないという事なのだろうか?

この部分は、そんなFEM解析等の難しい追加検討を想定していないと思います。
単に、腰壁やそで壁を無視して応力解析することを完全否定しているわけではなく、別途に
設計用応力や剛性率、偏心率に、その影響を適切に評価できていれば認める、ということ
を述べているだけではないかと思います。結局、その別途の検討方法については、
具体的に何も示されていないので、設計者で適切に考慮するしかないのですけど。

しかし、技術基準解説書は間もなく改定されると思いますし、今、建築基準・審査指針
等検討委員会で、とにかくこういった工学的判断を要する部分について議論されて
いるみたいなので、このDの部分が今後どうなるか分からないです。最悪、認めら
れないこともあるかもしれないと思っています。
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tetuko73 2007/02/22 23:12:56
過去の記事で鉄骨の超音波検査の話題がありましたが、少しお話致します。
設計図書に検査率を指示するのは普通30%程度が多いですが、第三者機関が検査を行うのであれば、これは10%でも問題ありません。つまり受け入れ検査を行う場合は必ず鉄工所さんは自主検査100%行っているからです。そしてこの自主検査の信頼度は非常に高く評価できます。
検査費用節約はこの方法が良いと思います。また工場さんも責任がありますから自主検査を行うのが当たり前と普通は考えてます。ここでもし費用の事ばかり言い出すようでしたら、その工場は3流技術と思っていいでしょう。
設計者として配慮しなければいけないのは、突き合わせ溶接部が必ず下向きで作業できるディティールとしてあげる事です。
計画段階から無理なく溶接できる事が安心鉄骨を製作する条件でもあります。
▲ page top
Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
2007/02/23 12:40:27
>設計図書に検査率を指示するのは普通30%程度が多いですが、第三者機関が検査を行うのであれば、これは10%でも問題ありません。

私も第三者30%としていました。
しかも、第三者機関はゼネコンにお任せ、ゼネコンはファブにお任せというものでした。反省します。

10%でも良いとは知りませんでした。
▲ page top
Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
2007/02/23 16:37:37
>自主検査の信頼度は非常に高く評価できます。

良質の話をありがとうございます。

ノンスカラップ工法はどのように評価されますか?
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Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
(no name) 2007/02/23 19:48:05
>設計図書に検査率を指示するのは普通30%程度が多いですが、第三者機関が検査を行うのであれば、これは10%でも問題ありません。

耐力上は10%でも何でも良いのでしょうが、これでは建築主から
依頼されている監理責務を果たしているとは思えません。
パーセンテージは単なる確立論で加工場のよし良し悪しを監理者は
総合的に判断すべきです。
30%でも十分とは言えませんが、10%よりは良いでしょう。
そのために加工場の認定制度が有るのですから、それを信用せざる得ません。
社内検査は、所詮社内検査です。
監理者として何か問題があった時に一応一般的には30%の受け入れ検査
を行っているものに対して10%しかやっていなかった場合で
反論の余地がありますか?
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Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
鉄骨屋 2007/02/23 23:27:39
私も、社内検査を十分やってるから第三者検査のサンプリングを
甘めにして良いという話は本末転倒だと思います。

社内検査と第三者検査は全く別の性格のものです。

30%が妥当かどうかもまた別の問題だと思います。
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Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
KURI 2007/02/24 09:58:08
>社内検査と第三者検査は全く別の性格のものです。

前にこんなことがありました。
(このケースはけっこうあります。グレードに関係なく。 このへんだけかも)

第三者検査機関が、社内検査を請負い、
その内の30%を第三者検査として報告していました。

書類上は可能なことかもしれませんが、ダブルチェックになっていません。第三者検査が専門という検査業者は少ないのでは。

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Re: 鉄骨の超音波探傷試験について
世田谷の構造屋 2007/02/25 20:15:40
マンションの構造監理をしています。
建築士・構造士の資格を持っています。
JISZ3410 2級溶接管理技術者資格・JISZ2305 UTレベル2も持っています。
超音波探傷検査は非常に奥が深いです。構造屋が片手間で理解出来る検査でないです。
必ず検査に立会いますが、自主UTは問題があります。100パーセントと構造図に記入されていますが100パーセント実施されていないのが多々あります。原則自主UT検査の内容を信用していません。
第三者検査はなるべく検査会社を数社指定し、そこから建設会社に選ればさせます。
だけど、今の構造設計者の構造図は本当に納まらない図面を書いてきます。RC造は伏図・軸組図・断面リストがあれば現場で納めてくれますが、S造・SRC造はプラモデルと同じだから図面で納まらないのは製作現場でも納まりません。

愚痴をこぼして申し訳ありません。

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