新入社員となりました皆様、ご就職おめでとうございます。
建築の構造設計と言う職業を選んで頂いた事を大変嬉しく思っております。これから構造設計を仕事として行っていく皆さんに役立つ書籍を紹介します。
以下の5冊は構造設計業務を行う上で最も良く読まれている書籍です。先輩社員も日常的に使用している書籍であり、皆さんが入る会社、事務所にも一冊ずつは必ずあるでしょう。
しかし、新入社員のあなたが独占するのも気が引けると思います。ぜひ、自分で購入して机に並べて置きましょう。「やる気がありそうな新人だな。」とあなたの評価も上がります。
監 修:国土交通省住宅局建築指導課
出版社:全国官報販売協同組合
価 格:9,900円(税込)
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この基準書は建築基準法そのものと言って良いほどの物です。構造設計を業務で行う上でこれが無いと話になりません。
構造設計一級建築士資格取得講習のサブテキストにもなっています。
著 者:日本建築学会
出版社:日本建築学会
価 格:7,480円(税込)
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鉄筋コンクリート部材はどんな建物でも必ずあります。日本建築学会の規準の中でも一番読まれている書籍であり、一度は必ず全てに目を通す必要があります。
“RC規準”と呼ばれている書籍です。
著 者:建築構造ポケットブック編集委員会
出版社:共立出版
価 格:4,290円(税込)
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構造設計の規定、公式などが一通り掲載されています。大きさは、14.8 x 10.8 x 3.4 cmとポケットサイズになっています。
打合せなどで外出する時にかばんに入れて置くといざと言う時に便利です。
著 者:日本建築構造技術者協会
出版社:オーム社
価 格:6,380円(税込)
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鉄骨構造に関しての技術書、参考書として、最新の基準で最も良くまとめられているのが、 日本建築構造技術者協会JSCAの書籍です。鉄骨造のおススメ書籍を一冊選ぶとしたら、この書籍です。
著 者:上野嘉久
出版社:学芸出版社
価 格:7,260円(税込)
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上野先生の“実務から見た”シリーズの基礎構造設計編です。こちらも新人からベテラン社員まで幅広く読まれている本です。判らない事はまず、
この本で調べ、更に細かく調べたい時は最新の日本建築学会指針を読むのが良いでしょう。
著 者:寺本隆幸、長江拓也
出版社:森北出版
価 格:3,080円(税込)
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何よりもまず、大学1年で習った構造力学をもう一度、見直して下さい。完璧にして下さい。構造力学は構造設計の基本です。会社で学ぶ、教えてもらう事ではありません。
学生時代の教科書で良いですが、無い方は最新版の書籍を紹介します。
木造軸組工法住宅の許容応力度設計
著 者:(財)日本住宅・木材技術センター
価 格:9,900円(税込)
小規模建築物基礎設計指針
著 者:日本建築学会
価 格:4,950円(税込)
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著 者:建築構造設計べんりねっと
出版社:Booth
価 格:1,000円(税込)
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構造図の書き方は法令などで定められたものがなく、慣習的に決まっているものですが一定のルールはあります。
会社で先輩、上司からも教わると思いますが、構造図くらいは読めるようになっておきましょう。
他大学の学生さんも「東大の学生はどんな事を勉強しているのだろう?」と思っている構造設計の実務者の方もぜひ、どうぞ!
少し趣味が悪いと思われますが、構造家と呼ばれる人達の学歴を調べてみました。
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「スマホだけで建物まるごと構造設計ができるか?」を検証するためにスマホだけで建物の構造設計一式にチャレンジしてみました。